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生の史料や「忍器」を通して「忍び」の実像に迫る令和3年度企画展「実相忍びの者」【連載:アキラの着目】

現代において小説やアニメなど世界的にポピュラーな題材となっている忍者(NINJA)。

忍者のルーツは、戦国時代から江戸時代にかけて活躍した「忍び」の存在がある。

ここでは一括で「忍び」と総称しているものの、実際には大名毎や地域毎に「忍び」の呼び方はまちまちで、「隠密」、「透破」、「軒猿」、「甲賀者」、「早道之者」、「黒脛巾組」、「風魔党」、「饗談」、「伊賀者」、「三雲流」、「村雲衆」、「根来衆」、「座頭衆」、「黒田流」、「山潜り」などと呼ばれていた。

武家社会の象徴のひとつである「忍び」は、戦国時代の軍事を理解するためには欠かせぬ要素でありながら、その実像はこれまで謎に包まれていた。

令和3年度企画展「実相忍びの者」では、戦国時代における「忍び」の活動を記録した生の史料や、「忍び」が用いた「忍器」と考えられる考古資料を展示し、「忍び」の実像に迫る。
令和3年度企画展「実相忍びの者」 埼玉県立嵐山史跡の博物館 公式サイトから引用

令和3年度企画展「実相忍びの者」 埼玉県立嵐山史跡の博物館 公式サイトから引用
令和3年度企画展「実相忍びの者」
埼玉県立嵐山史跡の博物館 公式サイトから引用

埼玉県立嵐山史跡の博物館が開催してきた企画展戦国三部作のラストを飾る、戦国ファン・忍者ファン必見の企画展とのことだ。

なお、令和3年度企画展「実相忍びの者」の展示構成は以下の通り。

令和3年度企画展「実相忍びの者」 展示構成

1.姿を現した「忍者」たち

現代のアニメや漫画、昭和の特撮に登場する忍者から、大正時代の忍び小説に至るまで、「忍者・忍び」のイメージがいかように形成されたのかを解説している。

2.忍びの自画像

江戸時代では「忍び」が創作のモチーフとして文学作品に取り上げられる一方で、幕府や大名に「忍び」として仕官することがまだ実在しており、物語の「忍び」と本物の「忍び」が併存する時代だった。

当時の庶民が「忍び」に対して抱いていたイメージを、当時の文学作品に登場する「忍び」から探りながら、さらに「忍び」自身が記した史料と実際の「忍器」から江戸時代における忍びの実態に迫る。

3.忍びの真実をあばく

「忍び」の起源は戦国時代にまで遡り、こうした乱世において「忍び」たちは特殊な戦闘技能を駆使して、様々な諜報活動や戦功を立てたりした。

葛西城(現 東京都葛飾区)と羽生城(現 埼玉県羽生市)をめぐる戦の中で活躍した北条氏・上杉氏それぞれの配下にあった「忍び」の実態を実存する記録から明らかにする。

4.忍びの足跡

「忍び」たちは手裏剣や鉤縄といった通常の武器や道具とは一線を画した特有の「忍器」を使用。

現存する忍器は、その時代性や真贋が疑われてきたが、城跡や陣屋等の発掘調査で出土した遺物の中に「忍器」としての機能が認められる武器が発見されるようになり、これまでは謎のベールに包まれてきた「忍器」のルーツとなった特殊武器群を公開している。

「忍び」、広義では忍者だが、そもそも「忍び」や「忍者」は黒装束で飛び回ったりはしていなかった。

そんな派手なアクションを起こせば却って目立ってしまい、敵に感づかれてしまい、諜報活動などを思うようにできなくなるからだ。

それゆえに、農民や町人などに扮して世間に紛れ込み、活動していたから、これまで詳細な実体を掴むことができなかったのだ。

しかし、この令和3年度企画展「実相忍びの者」でより詳細な「忍び」の実像が明らかになることだろう。

【令和3年度企画展「実相忍びの者」 詳細】

・会期:2021年8月7日(土)~9月20日(月)
・開館時間:9:00~16:30※入館は16:00まで
・料金:大人100円、高大生50円、中学生以下と障害者手帳持参者は無料
・休館日:月曜日※8/9は開館
・観覧時間の目安:90分
・会場:埼玉県立嵐山史跡の博物館
・所在地:〒355-0221 埼玉県比企郡嵐山町大字菅谷757
・問合せ:0493-62-5896

■企画展示 – 埼玉県立嵐山史跡の博物館
https://ranzan-shiseki.spec.ed.jp/展示/企画展示

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

「忍者の里」伊賀地域発展のため忍者の歴史・文化を研究&発信、国際忍者研究センター【連載:アキラの着目】

全国各都道府県に最低でも1つはある国立大学。

私立大学に比べ、お硬いイメージが先行したり、無難なことしかやっていない印象のある国立大学だが、実はユニークな研究をしている国立大学もあることはある。

中でも三重大学は、「忍者の里」伊賀地域の発展のために国際忍者研究センターを設立、忍者の歴史や文化を研究しており、その成果を広く国内外に日々発信しているのだ。
国際忍者研究センター

具体的な主活動としては、忍者や忍者の史資料に関するデータベースの構築や、史資料に関する調査研究がある。

忍術書の内容を科学的に実験検証したりなど、文系理系各専門分野の教員が一致協力し、以下に挙げる忍者研究の活動を進めている。

(1)忍者に関する学術的・学際的な研究活動
(2)忍者研究を基盤とした教育活動
(3)忍者に関する学術的な情報交流と情報発信活動

これら研究以外でも、忍術・忍者を身近に感じてもらうためか、ブログもこまめに更新されている。

研究にだけ没頭してりゃあいいんだ、という研究者気質に陥っていない”バランスの良さ”も兼ね備えられている方々ばかりの印象だ。

忍者研究に関する情報をいち早く入手したい人にとっては、実に重宝するサイトだ。

■国際忍者研究センター
http://ninjacenter.rscn.mie-u.ac.jp/

■ブログ|国際忍者研究センター
http://ninjacenter.rscn.mie-u.ac.jp/blog/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

忍者は「忍者」ではない!?【連載:アキラの着目】

世界に誇れる日本文化かどうかはわからないが、とにかく人気があるのが忍者(NINJA)だ。

ショー・コスギ主演の忍者映画(日本未公開)が全米で大ヒットし、そこから黒装束姿の忍者が世界の「NINJA」へと変貌したのだった。
忍者

しかし、本当の忍者は、映画に出てくるような黒装束姿ではない。

というのも、あのような黒装束姿だと、すぐに忍者だとバレてしまうからだ。

実際の忍者は、農民、町民、僧侶、等々、どこにでもいる人達の格好をして、諜報活動をしていたのだ。

また、当時、忍者は「忍者」という名称ではなかったのだ。

今でいうところの忍者は、各戦国大名毎に呼び名が異なっていたのだ。

戦国最強といわれた武田信玄の武田家では、忍者のことを「透破(すっぱ)」といい、織田信長の織田家では「饗談(きょうだん)」、徳川家康の徳川家では「隠密(おんみつ)」、上杉謙信の上杉家では「軒猿(のきざる)」、といったようにそれぞれの呼び名で忍者は呼ばれていたのだ。

ちなみに、武田家が忍者のことを呼んでいた「透破(すっぱ)」は、現代でも使う「すっぱ抜く」の語源だ。

「透破(すっぱ)」が、密かに行動し情報を収集して明るみに出したり、不意に刃物を抜くことになぞらえて、秘密や醜聞、不祥事などを突き止め、暴露することを「すっぱ抜く」といつしか言うようになり、現在に至っている。

■各戦国大名・地域などにおける忍者の名称

・武田家:透破(すっぱ)
・織田家:饗談(きょうだん)
・徳川家:隠密(おんみつ)
・上杉家:軒猿(のきざる)
・伊達氏:黒脛巾組(くろはばきぐみ)
・毛利氏:座頭衆(ざとうしゅう)
・島津氏:山潜り(やまくぐり)
・六角氏:甲賀者(こうかもの)
・伊賀国:伊賀者(いがもの)
・天皇家:村雲衆(むらくもしゅう)

このように、本物の忍者は、実は黒装束ではなく地味な存在で、呼び名も「忍者」ではなかったのだ。

訪日外国人観光客の中には、忍者に憧れて来日する人もいるかもしれないが、機会があれば、真の忍者はこういうものなのだと教えてあげよう。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

世界でここだけ、公式忍者組織公認忍術道場「忍道蜻蛉館」【連載:アキラの着目】

福井県若狭町の観光名所・熊川宿にオープンした「忍道蜻蛉館」。

福井県若狭町の観光名所・熊川宿にオープンした「忍道蜻蛉館」 忍道-NINDO- HPから引用
福井県若狭町の観光名所・熊川宿にオープンした「忍道蜻蛉館」
忍道-NINDO- HPから引用

世界唯一となる公式忍者組織が公認する忍術道場で、師範忍者の指導を受けながら忍者の技を学ぶことができる。

約2時間で忍者の教養や知識・剣術や手裏剣の投げ方等を体験できる「体験コース初級編」もあり、新たな観光スポットとして期待がかかり、外国人観光客の誘致にも切り札となろう。

回転扉の仕掛け等、時代劇のような世界が広がる「忍道蜻蛉館」の会場には、忍者装束を着用しての街並み散策やグッズ作り等を楽しめる。

なお、忍者道場は予約制なので、訪れる際は予約必須だ。

【忍道蜻蛉館 詳細】

・師範:大介氏(様々な武道を基本に忍道の理念・歴史・目指すところ等を教える)

大介氏(様々な武道を基本に忍道の理念・歴史・目指すところ等を教える)
大介氏(様々な武道を基本に忍道の理念・歴史・目指すところ等を教える)

・稽古場所:福井県三方上中郡若狭町熊川16-36
・稽古日時:最初は都度調整、師範または事務局まで要問合わせ
・公式LINE:
忍道蜻蛉館 公式LINE
忍道蜻蛉館 公式LINE

■忍道蜻蛉館(福井県ほか) | 忍道-NINDO-
http://nin-do.jp/seireikan/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

安全に楽しく手裏剣の腕を磨けるゴム製手裏剣『NINJA TRAINER』【連載:アキラの着目】

忍者に憧れる人たちは、次から次へと現れ、後を絶たない。

そういう人たちの中には、見様見真似でお手製の手裏剣を造ってしまう人もいたりする。

しかし、大抵の忍者マニアの人たちは、そこまでやる人はそうそういない。

でも、手裏剣を自作するのは難しいが、投げてみたい。

そんな思いを募らせている忍者マニアのためにあるようなのが、ゴム製手裏剣だ。

今回FJ時事新聞・ニッポンニュースで紹介するゴム製手裏剣は『日本忍者協議会』公認のもので、その名は『NINJA TRAINER(ニンジャトレーナー)』。

『NINJA TRAINER(ニンジャトレーナー)』は、『日本忍者協議会』が公認する唯一の柔らかいゴム製手裏剣で、ゴム製手裏剣3枚と刺さり心地抜群のボードがセットになっており、家庭で簡単に手裏剣バトルが楽しめたり、手裏剣術を極めるのにもってこいだ。
『日本忍者協議会』公認ゴム製手裏剣『NINJA TRAINER(ニンジャトレーナー)』 日本忍者協議会 公式Twitterから引用『日本忍者協議会』公認ゴム製手裏剣『NINJA TRAINER(ニンジャトレーナー)』 日本忍者協議会 公式Twitterから引用

『日本忍者協議会』公認ゴム製手裏剣『NINJA TRAINER(ニンジャトレーナー)』 日本忍者協議会 公式Twitterから引用
『日本忍者協議会』公認ゴム製手裏剣『NINJA TRAINER(ニンジャトレーナー)』
日本忍者協議会 公式Twitterから引用

【NINJA TRAINER ニンジャトレーナー 詳細】

・サイズ:277×30×315mm
・素材:ATBCーPVC

なお、ゴム手裏剣のみを購入したい人は、↓の商品をオススメ!

【ゴム手裏剣 3P ニンジャトレーナー 詳細】

・サイズ:90x90mm
・素材:ゴム製

『NINJA TRAINER(ニンジャトレーナー)』と同じゴム製手裏剣の3個セットで、ただボードがないだけだ。

ゴム手裏剣 3P ニンジャトレーナー 日本忍者協議会 公式Twitterから引用
ゴム手裏剣 3P ニンジャトレーナー
日本忍者協議会 公式Twitterから引用

ゴム製手裏剣だから、誤って人に当たっても怪我をしないし、ガラス等に当たっても割れないので、安全に楽しく手裏剣投げを訓練できる。

ゴム手裏剣を使って、手裏剣の腕を磨こう!

■JAPAN NINJA COUNCIL OFFICIAL SHOP
https://shop.ninja-official.com/

■日本忍者協議会 公式Facebookページ @japanninjacouncil
https://www.facebook.com/japanninjacouncil/

■日本忍者協議会 公式Twitter @ninja_council
https://twitter.com/ninja_council

■NINJA TRAINER ニンジャトレーナー | 忍者グッズ・玩具 | JAPAN NINJA COUNCIL OFFICIAL SHOP
https://shop.ninja-official.com/shopdetail/000000000158/ct5/page1/order/

■ゴム手裏剣 3P ニンジャトレーナー | 忍者グッズ・玩具 | JAPAN NINJA COUNCIL OFFICIAL SHOP
https://shop.ninja-official.com/shopdetail/000000000159/ct5/page1/order/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

手裏剣の的中点数を競う「全日本忍者手裏剣打選手権大会」【連載:アキラの着目】

来年2020年2月1日・2日の両日に渡って、「全日本忍者手裏剣打選手権大会」(日本忍者協議会主催)のトーナメントが三重県伊賀市で行なわれる。

忍者の代名詞である手裏剣をスポーツ化し、誰もが楽しめる競技として普及させることを目的とした大会が「全日本忍者手裏剣打選手権大会」なのだ。

「全日本忍者手裏剣打選手権大会」のルールは、的の正面よリ男性は6m、女性は5mと定められた投擲距離の位置から定められた打ち方で、競技用の手裏剣を素手にて的に向かって投擲し、的の同心円圏内に刺さった位置により得た的中点数を競うというものだ。

全日本忍者手裏剣打選手権大会公式HPから引用
全日本忍者手裏剣打選手権大会公式HPから引用

「全日本忍者手裏剣打選手権大会」個人戦への申込みには、まず日本忍者協議会無料個人会員への登録が必要だ。

■個人戦の申し込みについて | 全日本忍者手裏剣打選手権大会
https://shuriken.ninja-official.com/entry

■出場資格
1 )中学生以上の男女であること
2 )医師等より運動を制限されていないこと
3 )粗暴な振る舞いの無い人であること
4 )他の出場者や観客、審判員等に迷惑をかけないこと
5 )競技を妨害、中傷する等のマナー違反を行わないこと

■参加費

・個人戦:2,000円(傷害保険料込)
・当日会場にて支払い
・衣装代:別途1,000円+税(本選のみ)※衣装貸出し希望のみ

「全日本忍者手裏剣打選手権大会」の予選大会は、日本全国各地で開催されるようになり、すでに個人戦予選を終えた地区もあるが、まだこれから個人戦予選が行なわれる地区があるので、以下に掲載。

【東京予選①】

・予選日時:2019/12/7(土)10:00~18:00
・受付可能時間:9:30~17:30
・定員:40名
・施設名:江戸隠密武蔵一族本陣
・住所:東京都港区芝公園3丁目5-8 B4
・申込締切日:2019/11/30(土)

【東京予選②】

・予選日時:2019/12/28(土)10:00~18:00
・受付可能時間:9:30~17:30
・定員:40名
・施設名:江戸隠密武蔵一族本陣
・住所:東京都港区芝公園3丁目5-8 B4
・申込締切日:2019/12/21(土)

【神奈川予選】

・予選日時:2019/12/1(日)10:00~15:00
・受付可能時間:9:00~
・定員:40名
・施設名:四季の森忍術道場
・住所:神奈川県横浜市旭区上白根町1306-8
・申込締切日:2019/11/24(日)

【伊賀予選】

・予選日時:2019/12/15(日)10:30~
・受付可能時間:10:00~14:00
・定員:50名
・施設名:うえせん白鳳プラザ
・住所:三重県伊賀市上野東町2957
・申込締切日:2019/12/8(日)

自分がどのくらい忍者適性があるのか、この手裏剣打ちでわかるかもしれない。

参加費は手頃な金額なので、腕試しをしたい人は参加すべし。

■全日本忍者手裏剣打選手権大会
https://shuriken.ninja-official.com/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

”ナンバ術”や忍者映画流行の謎に迫る!「忍者・忍術学講座 in Tokyo」【連載:アキラの着目】

今や世界的に人気のある忍者。

外国人観光客の中には、忍者体験をするために訪日している人もいるくらいだ。

しかし、外国人観光客はもちろんのこと我々日本人ですら忍者の正確な実像を知らなかったりするものだ。
忍者

ニンジャ映画に登場する忍者の華麗な身のこなしばかりが印象に残ってしまい、忍者がどういった任務で何を遂行し、そのためにいかなる技術を駆使していたのかが見えてこないのだ。

そんな実はよくわかっていない忍者の実像に迫るべく開催されるのが「忍者・忍術学講座 in Tokyo」。

2部構成の同講座は、第1部が「日本発祥のナンバ歩きと武道」、第2部が「ブルース・リーからニンジャへ」となっている。

元来、日本人は日本古来の体の使い方「ナンバ術」を知らず知らずのうちに使いながら、己の身体を動かしてきた。

それは一般庶民から武士まで全ての階級において使われていた身体術であり、当然ながら忍者も「ナンバ術」を使っていたのだ。

しかし、明治になり、西洋的な身体の使い方に取って代わられ、現在に至っているため、筆者も含めた日本人のほとんどは「ナンバ術」を知らないし、だから「ナンバ術」で身体を動かせていないのだ。

忍者も使っていた「ナンバ術」、とりわけ「ナンバ歩き」と武道の関係性等について論じるのが第1部なのだ。

第2部はタイトル通り、ブルース・リーのカンフー・アクション映画から格闘アクションのあるニンジャ映画までを網羅しながら、なぜニンジャ映画が流行るようになったのかを考察する内容だ。
手裏剣

忍者の知識を得るだけでなく、日本古来の身体術「ナンバ術」を知ることができるのは多大なメリットだ。

「忍者・忍術学講座 in Tokyo」は、西洋的な身体の動かし方で限界を感じている人も、きっと役に立つことだろう。

【忍者・忍術学講座 in Tokyo 詳細】

・開催日時:12月3日(土)13:00~15:00(受付12:00 開場12:30)
・開催地:三重テラス東京都中央区日本橋室町2-4-1 浮世小路千疋屋ビル「YUITO ANNEX」2F 東京メトロ銀座線「三越前駅」A9出口すぐ
・費用:入場無料
・主催:三重大学伊賀連携フィールド、三重大学人文学部、上野商工会議所、伊賀市
・代表者名:三重大学人文学部チーム
・申込・問合せ先:三重大学人文学部チーム 総務担当
        〒514-8507 三重県津市栗真町屋町1577
        TEL 059-231-9194
        FAX 059-231-9198
        E-mail hum-somu@ab.mie-u.ac.jp
※事前申込み制:60名先着順【11月25日(金)〆切】

■忍者・忍術学講座 in Tokyo | 行事ガイド | 武道・武術の総合情報サイト WEB秘伝
http://webhiden.jp/event/detail/_in_tokyo_1.php

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

愛宕神社(忍之杜)境内にある忍者神社(三重県伊賀市)【連載:アキラの着目】

三重県伊賀市上野愛宕町にある愛宕神社(「阿多古神社」とも表記)。

天正伊賀の乱で灰燼と帰した社殿を修験者・小天狗清蔵の勧進により再興され、その勧進を知った藤堂高虎公が多額の資金を提供し、現在の愛宕神社本殿が創建された。

その愛宕神社の境内には忍者神社が鎮座している。

再興から約400年の平成29年、「ニンニンニン」で「忍者の日」ということで2月22日に、伊賀市が「伊賀流忍者発祥の地」として忍者の歴史や精神を国内外に広めるべく「忍者市」を宣言した際に、忍びの先人「雉子の御霊」と修験者「小天狗清蔵坊の御霊」が奉斎され、忍者神社「忍之社」が創建されたからなのだ。

鳥居の脇にわかりやすい「忍者神社」の立て札が、物珍しい神社名と、思わず手裏剣を投げつけてしまいたい綺麗な木目の板であることから、忍者神社はインスタ映えスポットとして人気上昇中だ。

忍者神社(三重県伊賀市) 愛宕神社(忍之杜) – 伊賀忍者ゆかりの神社仏閣 ご朱印めぐり 伊賀忍者回廊から引用
忍者神社(三重県伊賀市)
愛宕神社(忍之杜) – 伊賀忍者ゆかりの神社仏閣 ご朱印めぐり 伊賀忍者回廊から引用

忍者神社ということで、世界的にも人気のある忍者にまつわることから、ご丁寧にも日本忍者協会公認の「忍者ゆかりの神社仏閣での参拝方法」案内板も掲げられている。

日本忍者協会公認の「忍者ゆかりの神社仏閣での参拝方法」案内板
日本忍者協会公認の「忍者ゆかりの神社仏閣での参拝方法」案内板

英語・中国語での説明もしっかり書かれた案内板は、忍者が参拝するイラストも交えており、これを観て参拝方法がわからない人はいないはずだ。

外国人にもやさしい神社といえるだろう。

忍者の里を訪れた際には、立ち寄ってみよう。

■愛宕神社(忍之杜) – 伊賀忍者ゆかりの神社仏閣 ご朱印めぐり 伊賀忍者回廊
https://www.igaueno.net/ninjaroad/?p=33

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

忍者(NINJA)が車内に!伊賀鉄道伊賀線「忍者列車」(三重県上野市)【連載:アキラの着目】

日本各地で戦国大名が争っていた戦国時代、裏で情報収集にあたっていたのが「忍者(NINJA)」だ。

今でいうスパイといえるだろう。

忍者にも流派があり、伊賀(現:三重県伊賀地方)と甲賀(滋賀県南部)が2大流派として有名だ。

そのうちの伊賀地方を走る伊賀鉄道伊賀線では、約10年前よりユニークな列車を運行させ、地域の活性化や観光化に一役買っているのだ。

その列車が忍者列車(忍者電車)だ。
伊賀鉄道伊賀線「忍者列車」伊賀鉄道伊賀線「忍者列車」

伊賀鉄道伊賀線「忍者列車」
伊賀鉄道伊賀線「忍者列車」
伊賀鉄道HPから引用

鉄道ファンの間では「くノ一号」や「忍者号」等の愛称でも親しまれている。

1997年(平成9年)10月、ゆめぽりす伊賀の街開きを記念し、近畿日本鉄道(近鉄)が860系2両編成(861編成)を漫画家・松本零士さんがデザインした忍者塗装(青色)に変更したのが始まり。

その後、ピンク色(くノ一)の866編成が追加され、861編成は青色から緑色に変更された。

車内には手裏剣柄のカーテンや木目調のシートが貼られており、床には石畳を模ったシートが敷かれている。

伊賀鉄道伊賀線「忍者列車」
伊賀鉄道HPから引用

また、網棚には忍者のマネキン人形が設置されており、パッ見、本物の忍者がいるのかと見間違うくらいリアルに存在感を醸し出している。

なお、忍者列車の運行有無および運行時間についての確認は、乗車日前日17時以降に直接上野市駅(0595-21-3231)へ問い合わせすること。

但し検査等、都合により急に変更する場合もあり。

■伊賀鉄道(伊賀線(いがせん)伊賀上野駅-上野市駅-伊賀神戸駅)路線図、時刻表など
https://www.igatetsu.co.jp/cat75/

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責任編集:拡輪 明-HS099

明日最終日、日本最大級「忍者の武器・道具大展示」(入場無料)【連載:アキラの着目】

8月11日(日)から今日現在も開催中の、「忍者の武器・道具 大展示」が明日最終日だ。

この「忍者の武器・道具 大展示」は、「岩櫃城 忍びの乱」の序盤における目玉企画の一つとして据えられた日本最大級の展示イベントなのだ。

手裏剣、棒手裏剣、苦無手裏剣、鎖鎌はもちろんのこと、鎖系、解体系、仕込み系、飛び系、防御系、ひるませ系、手錠系、玩具系、等々、多種多様でリアリティがあり、忍者の本場「伊賀・甲賀」にも引けを取らぬ点数を取り揃えている。
巻物 shinobinoran | 忍者の武器・道具 大展示会HPから引用

shinobinoran | 忍者の武器・道具 大展示会HPから引用
shinobinoran | 忍者の武器・道具 大展示会HPから引用

これら豊富な展示ラインナップは、前橋市在住の忍者コレクター・山岸氏の忍具コレクションがメインとなっており、それ以外にも、群馬県吾妻郡内の忍者関連道具を所蔵する歴史と民俗の博物館「ミュゼ」(群馬県吾妻郡中之条町)から全面的な協力を得て、並べられたコレクションだ。

日本最大級にして世界初の、質の高いエキシビジョンだ。

前述した前橋市在住の忍者コレクター・山岸氏が会場内にいらっしゃれば、詳細な解説を受けられるかもしれないし、直接所蔵品に触れることもできるかもしれないとのこと。

残すところ今日8月17日と明日8月18日の2日間しか開催日はないが、魅惑でクールな忍具の世界を体験しよう!

夏休みの自由研究に悩む小中学生は、忍者の武器・道具を研究するのが、クラスメートとの差別化にもなり、目立つこと間違いなし。

【忍者の武器・道具 大展示 詳細】

・開催期間:2019年8月11日(日)~8月18日(日)
・開会時間:午前10時17時(入場は16時30分まで)
・会場:東吾妻町コンベンションホール(〒377-0801 群馬県吾妻郡東吾妻町大字原町1046)
・入場料金:無料
・主催者:「岩櫃城 忍びの乱」実行委員会

■shinobinoran | 忍者の武器・道具 大展示会
https://www.shinobinoran.com/blank-11

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