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新型コロナウイルス収束後の観光にオススメ、群馬県庁31階展望サロン&32階展望ホール【連載:アキラの着目】

新型コロナウイルス収束後にはあそこに行きたいな、などと観光計画を立てている人もいることかと。

しかし、大抵の観光スポットは混雑して、三密状態であることが想定されるから、なるべくならば激混みしない観光スポットを選びたいものだ。

そうなると、やはり大都会・東京を避けて、関東でいえば、北関東3県(群馬・栃木・茨城)の中から選ぶのが無難だろう。

ということで、新型コロナウイルス収束後の観光スポットとしてオススメしたいのが、群馬県庁展望ホール。

33階建て153.8mで、道府県庁舎としては日本一の高さを誇る群馬県庁の31階展望サロンと32階展望ホールが群馬県民にしか知られていない観光スポットなのだ。

群馬県庁

32階展望ホールは、無料で前橋市を一望できる定番スポットで、この32階展望ホールに行くまでの約75秒間はシースルーエレベータから赤城山・榛名山・妙義山の上毛三山も見渡せる。

夜になると、利根川に架かるライトアップされた群馬大橋や群馬会館などの美しい夜景が眼下に広がり、粋なムードを演出したいデートなどにも最適だ。

群馬県庁からの夜景

各地で新型コロナウイルス感染者が過去最多を記録する現在に行くことは決してオススメしないが、新型コロナウイルス収束後には足を運んでほしい穴場の観光スポットだ。

【群馬県庁 31階展望サロン & 32階展望ホール 詳細】

 

・所在地:群馬県前橋市大手町1-1-1
・営業時間:31階展望サロン、32階展望ホールの利用時間
平日 8:30~22:00/土日祝日 9:00~22:00
・休業日:無休
・アクセス:関越自動車道前橋ICから国道17号経由約10分
JR両毛線前橋駅下車バス約6分
新前橋駅下車バス約7分
中央前橋駅下車バス約7分
・駐車場:2時間まで無料、以後30分毎に100円加算
・問合せ:027-223-1111

 

■群馬県 – 県庁のフロア案内・利用時間
https://www.pref.gunma.jp/01/a2710006.html

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

レインボーブリッジや東京タワーを一望できる穴場スポット・豊洲市場屋上緑化広場【連載:アキラの着目】

幾多の問題や困難を経て豊洲に市場が移転したのは2018年10月。

それ以降、メディアや観光客は、豊洲市場と共に築地から移転した飲食店等に感心を寄せてばかりいるが、それでは本当の豊洲市場を知っていないのと同じこと。

ザ・豊洲市場【公式】(http://www.toyosu-market.or.jp/)から引用
ザ・豊洲市場【公式】(http://www.toyosu-market.or.jp/)から引用

知る人ぞ知る、豊洲市場には東京屈指の穴場スポットが存在するのだ。

その穴場スポットが豊洲市場屋上緑化広場。
豊洲市場屋上緑化広場豊洲市場屋上緑化広場

地上6階程度の高さで決して高くはないのだが、対岸のレインボーブリッジや東京タワーを一望でき、目の前に広がる東京湾のパノラマが圧巻。

そのうえ、緑化広場というだけあって芝生が敷いてあり、開放的な気分になれてリラックスできる。
豊洲市場屋上緑化広場

この芝生は、ヒートアイランド防止の目的で屋上を覆い尽くされており、くつろぎの場所とエコの場所を兼ねているのだ。

コロナ禍の現在、豊洲市場屋上緑化広場に立ち入れるのは午前5時から午後3時までとなっているが、そもそも豊洲市場屋上緑化広場には人がほとんど存在しておらず、時間帯によっては貸切状態を味わえることだろう。

人がいなくて撮影しやすいというのがあってか、プロモーション・ビデオやミュージック・ビデオのロケ地としても時たま目にする。

以下のYouTubeは、豊洲市場屋上緑化広場で撮影された関ジャニ∞のミュージック・ビデオだ。

■関ジャニ∞ – キミトミタイセカイ [Official Music Video SING ver.]

この豊洲市場屋上緑化広場には以下の禁止事項がある。

・火気厳禁でタバコ禁止
・食事、アルコールも禁止(アルコール以外の飲料OK)

元々、豊洲市場屋上緑化広場はイベント会場を想定して造られているわけではないので上下水道が整備されておらず、トイレが同じ階に存在しない。

トイレに行きたくなったら、1階下の5階にある小さなトイレを利用することだ。

混雑する前に豊洲市場屋上緑化広場へ繰り出そう!

※情報は令和3年4月23日現在のもの

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

駅チカでアクセス抜群、ガラスの柵に囲まれたSHIBUYA SKY展望台【連載:アキラの着目】

YouTubeチャンネル SHIBUYA SKYから引用再開発が進行中の渋谷。

その渋谷で最も高い地上47階建てのビルがSHIBUYA SKYだ。

すでにオープンから1年以上が経っているものの、意外と認知されていないのが不思議だ。

オフィスでもあり、産業交流施設でもあり、商業施設も含まれる複合施設のSHIBUYA SKYだが、やはり一度は行っておきたいのが屋上にある展望施設だ。

西新宿にある都庁の展望台とは異なり有料なのだが、ガラスの柵に囲まれているから見通しが良いし、なんといっても若者の街・渋谷を眼下に見下ろせるのが良い。
YouTubeチャンネル SHIBUYA SKYから引用

YouTubeチャンネル SHIBUYA SKYから引用
YouTubeチャンネル SHIBUYA SKYから引用

池袋(サンシャイン60展望台)、新宿(都庁展望台)、芝公園(東京タワー)、吾妻橋(東京スカイツリー)の風景も決して悪くはないが、やはり若者が集う渋谷を上から眺めると、どのように見えるのかについて追求してきた建造物がこれといってなかっただけに、SHIBUYA SKY展望台の出現はよくぞやってくれた、という思いだ。

SHIBUYA SKYは駅チカの好立地でアクセス抜群だから、地方から来る人でも迷わずに行ける利点もあり、東京スカイツリーと張り合えるくらいの潜在能力を持っていると思われる。

今はまだまだ「知る人ぞ知る」の範疇だから、知られて混雑する前の今、SHIBUYA SKY展望台に行くのがオススメだ。

YouTubeチャンネル SHIBUYA SKYから引用
YouTubeチャンネル SHIBUYA SKYから引用

【SHIBUYA SKY】

・営業時間:10:00~23:00 ※最終入場22:00
・チケット料金(WEBチケット):大人(18歳以上)1,800円(当日2,000円)
        中学生・高校生1,400円(当日1,600円)
        小学生900円(当日1,000円)
        幼児(3歳~5歳)500円(当日600円)

■SHIBUYA SCRAMBLE SQUARE
https://www.shibuya-scramble-square.com/

■YouTubeチャンネル SHIBUYA SKY
https://www.youtube.com/channel/UCWs8rt4ofGmdV4N6KQpP10Q

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

穴場の東京散歩スポット、東京ゲートブリッジ【連載:アキラの着目】

東京の観光スポットは幾つかあるものの、浅草、東京スカイツリー、東京タワー、等々、どれも”ド定番”過ぎるし、人が多いしで、コロナ禍の現在では最適な観光スポットなのかは意見が分かれるところ。

それに何回も東京に来ている観光客からすれば、同じ”ド定番”の観光スポットをまた訪れるのも憚られ、新規の東京穴場観光スポットに行きたいと思っているはずだ。

そんなニーズにピッタリなのが東京ゲートブリッジだ。

東京ゲートブリッジ 東京都港湾局公式ホームページから引用
東京ゲートブリッジ
東京都港湾局公式ホームページから引用

有名なレインボーブリッジとは異なり、ややマイナー感があるのは否めないが、むしろそのマイナー感があるからこそ、穴場観光スポットに成りうるともいえよう。

レインボーブリッジのように歩いて向こう岸に渡り切ることはできず、途中で折り返さざるをえないのだが、それでもレインボーブリッジとは違った東京湾上の景色を観ることができる点は大いに評価されても良いかと。

それになんといっても、現時点では混雑とは無縁である点も東京ゲートブリッジが隠れた観光スポットとして評価されるところだろう。

しかし、東京ゲートブリッジにはトイレがないため、トイレに近い人は東京ゲートブリッジを訪れる前に予めトイレを済ましておこう。

東京ゲートブリッジの歩道の通行時間が午前10時からということで、初日の出を拝みに行くのには遅過ぎて適していないが、それでも一度は歩いてみると良いだろう。

【東京ゲートブリッジ】

・橋梁の高さ:A.P. +87.8m(海面からトラス最上部の高さ)
・航路限界高:A.P. +54.6m(船舶が下を通ることによる桁下の高さ制限)
・橋梁重量:約36,000t(うち主橋梁部 約20,000t)
・橋長:2,618m(うち主橋梁部 760m)
・幅員構成:往復4車線及び歩道(都心側のみ)
・規制:原動機付自転車、自転車通行不可
・通行料:無料
・歩道:若洲側昇降施設より橋上の歩道部へ昇り可(中央防波堤側への降り不可、若洲側に折返し)、ペット連れ不可
・歩道通行時間:午前10時~午後5時(最終入場午後4時30分まで)
        夏期(7月1日~9月30日)の金・土曜日は午前10時~午後8時(最終入場午後7時30分まで)
・歩道の休日:毎月第3火曜日及び12月第1火曜日(該当日祝日の場合その翌日)
・トイレ:無し

■東京ゲートブリッジ|観光レジャー|東京都港湾局公式ホームページ
https://www.kouwan.metro.tokyo.lg.jp/kanko/gatebridge/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

無料で地上約105mから富士山、東京を眺望、文京シビックセンター展望ラウンジ【連載:アキラの着目】

文京区HPから引用東京を観光するとなると、東京スカイツリーが定番となっているが、人気だけにコロナ禍の現在、人が多く集中しそうだ。

そうなると、穴場の観光スポットに行くしかないのだが、FJ時事新聞ニッポンニュースがオススメするのが、文京シビックセンター展望ラウンジだ。

文京区HPから引用
文京区HPから引用

文京シビックセンターとは要するに文京区役所のことなのだが、25階の東・西・北側は展望ラウンジとして公開され、しかも無料!

地上約105mから眺める富士山や筑波山、新宿副都心をはじめとした東京の街並みは見応え充分だ。

文京区HPから引用
文京区HPから引用

ちなみに、南側には展望レストランがあるので、展望ラウンジで観光した後に食事をとることもできる。

年末年始の間、文京シビックセンター展望ラウンジは閉所しており、初日の出を拝むことは残念ながらできないが、人混みを避ける観光をしたいのならば、ぜひ選択肢に入れておきたい穴場観光スポットだ。

文京区HPから引用
文京区HPから引用

【文京シビックセンター 展望ラウンジ】

・所在地:文京区春日1-16-21
・アクセス:東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園」駅徒歩1分
      都営三田線・大江戸線「春日」駅徒歩1分
      JR総武線「水道橋」駅徒歩8分
※文京区コミュニティバス「Bーぐる(千駄木・駒込ルートおよび目白台・小日向ルート)」「1番:文京シビックセンター(春日駅前)」バス停下車
・開所時間:9時00分~20時30分(無料)
・休所日:年末年始(12月29日~翌年1月3日)、文京シビックセンター全館休館日(5月第3日曜日)
・問合わせ:03-5803-1162(施設管理課)

文京区HPから引用
文京区HPから引用

■文京区 文京シビックセンター展望ラウンジ
https://www.city.bunkyo.lg.jp/bunka/kanko/osusume/lounge.html

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

茶摘み・抹茶挽き・茶道等の体験ができる博物館「ふじのくに茶の都ミュージアム」【連載:アキラの着目】

抹茶味のスイーツが世界に拡がりつつある現在、日本茶そのものも世界から注目を集めている。

しかし、他の日本の特産品同様に、普段接している日本人は意外と日本茶のことを詳しく知らなかったりする。

そんな人にオススメしたい観光スポットが、静岡県島田市にある「ふじのくに茶の都ミュージアム」だ。

「ふじのくに茶の都ミュージアム」は、日本茶の産業・歴史・文化を紹介する展示だけでなく、茶摘み体験・手もみ体験・抹茶挽き体験・茶道体験や、五感で感じる講座を充実させており、子供から大人まで幅広く日本茶について楽しく学べる機会を提供している。

ふじのくに茶の都ミュージアム公式サイトから引用
ふじのくに茶の都ミュージアム公式サイトから引用

そのうえ、国内外の茶業関係者やお茶愛好者を対象にした研修会等を開催したり、日本庭園や小堀遠州の綺麗さびお茶のイベント情報などの発信も行なっているのだ。

また、ふじのくに茶の都ミュージアムのエデュケーターが常設展示の見どころを分かりやすく解説してくれるミュージアムガイドツアーもあり、日本茶のことを詳しくならないわけがない。

ふじのくに茶の都ミュージアムのエデュケーターが常設展示の見どころを分かりやすく解説してくれるミュージアムガイドツアー ふじのくに茶の都ミュージアム公式サイトから引用
ふじのくに茶の都ミュージアムのエデュケーターが常設展示の見どころを分かりやすく解説してくれるミュージアムガイドツアー
ふじのくに茶の都ミュージアム公式サイトから引用

日本茶のことを詳しく知りたい人や、たまたま何かしらの用やレジャーで静岡を訪れた人は、ぜひ「ふじのくに茶の都ミュージアム」に足を運んでみよう。

【ふじのくに茶の都ミュージアム 詳細】

・所在地:静岡県島田市金谷富士見町3053番地の2
・アクセス:東名高速道路「相良牧之原IC」から車で約10分、新東名高速道路「島田金谷IC」から車で約10分、国一バイパス「大代IC」から車で約10分
・開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)、茶室9:30~16:00(入室は15:30まで)
・休館日:毎週火曜日(火曜日祝日の場合は開館、翌平日休館)、年末年始
・観覧料:一般(個人)300円・(団体)200円 ※20人以上
     大学生以下・70歳以上・障害者手帳持参者 無料
・TEL:0547-46-5588
・メール:chamuseum-kikaku@pref.shizuoka.lg.jp(企画総務課)

■ふじのくに茶の都ミュージアム|ふじのくに茶の都ミュージアム 静岡県にあるお茶のミュージアム 茶の体験、展示、日本庭園、イベント情報をお届け!!
https://tea-museum.jp/

■ふじのくに茶の都ミュージアム tea_museum_shizuoka 公式instagram
https://www.instagram.com/tea_museum_shizuoka/

■ふじのくに茶の都ミュージアム @fujinokuni.tea.museum 公式Facebook
https://www.facebook.com/fujinokuni.tea.museum/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

日本最長400mの人道吊橋「三島スカイウォーク」、特別プラン10/31(土)まで【連載:アキラの着目】

壮大な富士山を眺望できる、日本最長400mの人道吊橋「三島スカイウォーク」が開業したのは2015年。

5年の年月が経過したにもかかわらず、意外とまだ穴場観光スポットのようだ。

壮大な富士山を眺望できる、日本最長400mの人道吊橋「三島スカイウォーク」 三島スカイウォーク公式サイトから引用
壮大な富士山を眺望できる、日本最長400mの人道吊橋「三島スカイウォーク」
三島スカイウォーク公式サイトから引用

伊豆と箱根の中間に位置する「三島スカイウォーク」はその名の通り、吊橋を歩いて絶景を楽しむことができるのは当然なのだが、様々なアクティビティも揃っており、歩くだけではもったいない。

というのも、空を飛ぶような感覚を味わえるロングジップスライド、小さなお子様でも体験できるキッズコースやキャノピーコースなど、15サイト87アクティビティの、関東エリア最大級アスレチックパークでもあるのだから。
壮大な富士山を眺望できる、日本最長400mの人道吊橋「三島スカイウォーク」 三島スカイウォーク公式サイトから引用

壮大な富士山を眺望できる、日本最長400mの人道吊橋「三島スカイウォーク」 三島スカイウォーク公式サイトから引用
壮大な富士山を眺望できる、日本最長400mの人道吊橋「三島スカイウォーク」
三島スカイウォーク公式サイトから引用

これら「三島スカイウォーク」のアクティビティは、GoToトラベルキャンペーン「地域共通クーポン」を利用することができ、10/31(土)まで利用できる特別プラン(GoToトラベル「地域共通クーポン」利用可)も用意されているので、行きたい人は今すぐにでも駆け込むほうがお得なのだ。

また、すぐそばには北条氏(=後北条氏)が築いた戦国屈指の山城・山中城があり、城好きの人にとっては「三島スカイウォーク」と山中城の2スポットを巡ることができ、かなりのお得感があることかと。

北条氏(=後北条氏)が築いた戦国屈指の山城・山中城の障子堀
北条氏(=後北条氏)が築いた戦国屈指の山城・山中城の障子堀

残り少ない10月をエンジョイしたいと考えている人は、必ず訪れるべし!

【三島スカイウォーク 詳細】

・所在地:〒411-0012 静岡県三島市笹原新田313
・アクセス:JR三島駅よりバスで約25分(三島駅南口5番バス乗場より東海バス乗車、「三島スカイウォーク」下車すぐ)

壮大な富士山を眺望できる、日本最長400mの人道吊橋「三島スカイウォーク」 三島スカイウォーク公式サイトから引用
壮大な富士山を眺望できる、日本最長400mの人道吊橋「三島スカイウォーク」
三島スカイウォーク公式サイトから引用

・営業時間:9:00~17:00(年中無休)
      ※イベントや天候等により変更あり
・入場料金(税込):大人1,100円、中高生500円、小学生200円
          ※幼児無料
          ※障害者割引制度あり
・問合せ:TEL:055-972-0084

■日本最長 富士を望む大吊橋 三島スカイウォーク
https://mishima-skywalk.jp/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

岡山城(日本100名城・岡山市北区)~FJ時事新聞おすすめ名城~【連載:アキラの着目】

岡山城天守久々の「FJ時事新聞おすすめ名城」は、以前に筆者が訪れた際の写真で岡山城を紹介する。

1570年(元亀1)宇喜多直家が金光宗高を滅ぼし、南北朝時代に造られた石山城(後の岡山城)を手に入れ大改修に着手、その後、嫡男・秀長が豊臣政権下57万石の大名となり、豊臣秀吉の全面的協力のもと1590年(天正18)、新規の築城と城下町の整備を開始し、1597年(慶長2)に五重六階の望楼型天守の城が完成、城名を石山城から岡山城と改めた。

ちなみに岡山城は、別名「烏城(うじょう)」、「金烏城(きんうじょう)」ともいわれる。

岡山城の近辺には多くの駐車場があるが、濠そばの駐車場が良いだろう。

というのも、この駐車場だと大手門跡に近く、岡山城を攻め入る感覚に浸れるからだ。

大手門跡を抜け、右折すると、広々とした空間が出現する。

しばらく左に石垣を観ながら歩くと、階段が出現するので上がると、不明門(あかずのもん)に。

岡山城不明門下
岡山城不明門下
岡山城不明門
岡山城不明門

いきなりこの不明門をくぐってもいいのだが、今すぐにはくぐらずに、中段にある月見櫓や石垣の高さを確認しよう。

岡山城月見櫓
岡山城月見櫓
岡山城中段からみる石垣および周辺景色
岡山城中段からみる石垣および周辺景色

月見櫓や石垣の高さ、周辺の景色を確認したら、先ほどあえて避けた不明門をくぐる。

すると、そこは本段(いわゆる本丸)となり、漆黒色の重厚な岡山城天守が現れる。

岡山城天守
岡山城天守

末広がりで縁起が良さそうなフォルムの岡山城天守の中に入り、天守最上階まで登ると、眼下には隣の日本三大庭園の1つ・後楽園を観ることができる。

岡山城天守からの眺望
岡山城天守からの眺望

天守からの眺望を堪能した後は、廊下門を抜けると、先ほど本段から眺めたのとは異なる角度の岡山城天守がお待ちかねだ。

岡山城廊下門
岡山城廊下門
廊下門手前からみる岡山城天守
廊下門手前からみる岡山城天守

後楽園側から観た岡山城もしっかりと存在感を醸し出しており、城巡りの際は様々な方角・角度から天守の顔を観るべきだ。

橋からみる岡山城天守
橋からみる岡山城天守

なお、前述した後楽園が、岡山城とは旭川を挟んで対峙する位置にあるため、岡山城と併せて後楽園を観光しよう。
日本三大庭園の後楽園

日本三大庭園の後楽園
日本三大庭園の後楽園

現在は緊急事態宣言発令のため、岡山城は観覧できるのかどうか、またそもそも訪れるのは自粛すべきだが、緊急事態宣言が解かれたら、ぜひ訪れてみるべし。

■岡山城 | 日本100名城ガイド
https://www.100finecastles.com/castles/okayamajo/https://www.100finecastles.com/castles/okayamajo/

■岡山城(OKAYAMA CASTLE)|岡山市
http://www.city.okayama.jp/kankou/midokoro/shisetsu/okayamajo/ujo/http://www.city.okayama.jp/kankou/midokoro/shisetsu/okayamajo/ujo/

■岡山城(烏城)|観光スポット | 岡山観光WEB【公式】- 岡山県の観光・旅行情報ならココ!
https://www.okayama-kanko.jp/spot/10002https://www.okayama-kanko.jp/spot/10002

■岡山城天守閣(烏城) – おかやま観光コンベンション協会
https://okayama-kanko.net/sightseeing/sightseeing_area.php?id=32https://okayama-kanko.net/sightseeing/sightseeing_area.php?id=32

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

「柳生の三県境」のその後は?【連載:アキラの着目】

かつてはマニアしか足を踏み入れなかったスポットに一般人もどしどし押し寄せている。

城もそうだし、古墳もそうだ。

最近では、県境にもマニア以外の人たちが。

以前のニッポンニュースでは、埼玉県、群馬県、栃木県を一挙に3歩で巡ることができる県境を取り上げた(2017年08月08日ニッポンニュース『県境マニアのおすすめスポット「柳生の三県境」【連載:アキラの着目】』)

一見すると、ただの農地と用水路しか見当たらず、立て札の存在でようやくその地が知る人ぞ知る、埼玉県・群馬県・栃木県に跨がる「柳生の三県境」ということがわかる程度のスポットだった。

埼玉県・群馬県・栃木県に跨がる「柳生の三県境」
埼玉県・群馬県・栃木県に跨がる「柳生の三県境」

しかし、その後、三県境の関係市町が協力し合って測量を実施したり、「柳生の三県境」を観光資源として有効活用してゆこうということで整備されたのだ。

それが↓。

整備された、埼玉県・群馬県・栃木県に跨がる「柳生の三県境」 歩いて行ける!「三県境」 - 板倉町HPから引用
整備された、埼玉県・群馬県・栃木県に跨がる「柳生の三県境」
歩いて行ける!「三県境」 – 板倉町HPから引用

「柳生の三県境」に辿り着くまでの経路は畦道だったのが、現在は遊歩道が整備され、気軽にわかりやすく訪れることが可能となったのだ。
整備された、埼玉県・群馬県・栃木県に跨がる「柳生の三県境」 歩いて行ける!「三県境」 - 板倉町HPから引用

整備された、埼玉県・群馬県・栃木県に跨がる「柳生の三県境」 歩いて行ける!「三県境」 - 板倉町HPから引用
整備された、埼玉県・群馬県・栃木県に跨がる「柳生の三県境」
歩いて行ける!「三県境」 – 板倉町HPから引用

全国で40か所以上もある三県境。

そのほとんどが山の山頂や尾根、河川上にあり、気軽に歩いていける場所にはないことから、このような遊歩道や擬木コンクリートで整備されている三県境は稀であり、ありがたいことだ。

全国で唯一といえる、歩いて行ける平地に存在する「柳生の三県境」。

整備が功を奏し、県境マニアだけのものではなくなったのだ。

埼玉県・群馬県・栃木県へ旅に出かけたい人は、まさにこの「柳生の三県境」に行くべし。

■歩いて行ける!「三県境」 – 板倉町
http://www.town.itakura.gunma.jp/cont/s021000/d021010/20160609113735.html

■栃木県栃木市・群馬県板倉町・埼玉県加須市に跨る三県境について/加須市
https://www.city.kazo.lg.jp/soshiki/kitakawabenishi_shinkou/sankenkyou/6371.html

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

東京への憧れ強し!?千葉県なのに「東京」だらけ【連載:アキラの着目】

最近は、近隣の都道府県でどっちが発展している、といったネタが大流行りだ。

関東地方でいえば、群馬県と栃木県と茨城県が互いにライバル視して、我こそが「北関東の雄」だと主張しているし、東京に次ぐのは、やれ神奈川県だ、千葉県だ、いやいや埼玉県だ、などと昔から主張し合っている。

そんな風潮の中、あまりにも露骨なアピールをしているのが、もっぱら千葉県だと評判だ。

千葉県は東京のように発展したいという強い願望や憧れがあるのか、千葉県なのにもかかわらず、やたらと「東京」を名乗っているのだ。

以下は、千葉県なのに「東京」を名乗っている施設や企業だ。

・東京ディズニーランド

言わずとしれた某ネズミのキャラクターで有名なレジャーランドだが、所在地は東京ではなく、コテコテの千葉県浦安市。

・東京ドイツ村

東京ドイツ村

これまた千葉県の”東京かぶれ”の例として必ず挙げられるレジャー施設で、東京にかすりもしない千葉県袖ケ浦市にある。

・ららぽーとTOKYO-BAY

千葉県船橋市にある商業施設「ららぽーと」で、普通ならば「ららぽーと船橋」のはずなのだが、「TOKYO」を堂々と名乗ってしまうところがあつかましいと他県から言われてしまう。

・東京ベイシティ交通

千葉県浦安市にある路線バス・高速バスの会社。

同じ千葉県浦安市の東京ディズニーランドが「東京」を名乗っているのだから、ウチの会社も「東京」を名乗ってしまおう、ということなのだろうか。

・伊藤ハム東京工場

千葉県柏市にある工場なのだが、なぜかここも「東京」の工場と名乗っている。

・東京モーターショー、東京オートサロン

東京モーターショー

いずれも自動車関連のイベントで、開催会場は千葉県幕張市にある「幕張メッセ」。

さすがに「千葉モーターショー」、「千葉オートサロン」ではローカル色強めで、全国から人が来ないような気もするので、それぞれの頭に「東京」を付けるのは致し方ないところか。

千葉県なのに「東京」を名乗っていることを面白がって、わざわざ訪れる観光客もいるようだが、訪日外国人観光客の中には千葉県とは知らずに本当の「東京」だと思って訪れる人たちも少なくないようだ。

都心部から東に所要時間が1時間以上もかかる「東京」は存在しないので、「東京」と思い込んでいる外国人の人や地方から来た人には親切に教えてあげるのが良いかもしれない。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099