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生誕500年!「武田信玄の生涯」絶賛開催中!!(山梨県立博物館)【連載:アキラの着目】

今年2021年は、山梨県の英雄として今もなお語り継がれている戦国武将・武田信玄(1521~73)の生誕500年にあたる。

また、山梨県立博物館の開館15周年でもある。

ちょうどこれら2つを記念する年ということで、山梨県立博物館では3月13日から5月10日まで「開館15周年記念 特別展『生誕500年 武田信玄の生涯』」を開催中だ。

山梨県立博物館で3月13日から5月10日まで開催中の「開館15周年記念 特別展『生誕500年 武田信玄の生涯』」 山梨県立博物館HPから引用
山梨県立博物館で3月13日から5月10日まで開催中の「開館15周年記念 特別展『生誕500年 武田信玄の生涯』」
山梨県立博物館HPから引用

武田信玄の生涯がわかる展示物や武田信玄にまつわる講演会・講座・ギャラリートーク等々、充実したコンテンツ満載だ。

武田信玄自慢の家臣団から”推しメン(推しているメンバー)”ならぬ”推し武将”を投票するという、AKB総選挙をパロった「TKD総選挙」(「TKD=武田」の意味)や、武田氏に縁のある城郭の人気投票も開催するとあって、かなりの注目も集めている。

ちなみに、コンテンツの中でも記念講演会(無料)は、往復はがきによる事前申込が必要で、当日申し込むことはできないので、要注意だ。

念のため、一応、武田信玄について簡単に説明すると、武田信玄は甲斐国(=現・山梨県)から信濃(=現・長野県)、上野(=こうづけ 現・群馬県)、駿河(=現・静岡県)等に領国を拡大し、全国有数の実力派戦国大名だ。

戦の天才と言われた上杉謙信と5度も繰り広げた「川中島の戦い」や、信玄堤などの治水工事を始めとした政策など、武田信玄は後世にまで多大な影響を与えてきた。

病のため、戦乱の世で天下を統一して、覇権を握ることはならなかったものの、あまたいる戦国大名の中では最強の呼び声が最も高いのが武田信玄なのだ。

武田の領地と隣接していた戦国大名で、当時は当然天下人ではなく、まだ”ペーペー”だった徳川家康は武田軍に歯が立たず、「三方ヶ原の戦い」では立ち直れないほどの大敗を喫したことは有名だ。

そんな武田信玄をさらに知ることができる良いチャンスなので、コロナ対策を万全にして山梨県立博物館を訪れてみたいものだ。

【開館15周年記念 特別展「生誕500年 武田信玄の生涯」】

・会場:山梨県立博物館(山梨県笛吹市御坂町成田1501-1)
・開催期間:2021年03月13日(土)~2021年05月10日(月)
・休館日:毎週火曜日 ※会期中の5月4日(火・祝)開館、5月6日(木)休館
・観覧料:一般 1,000円(840円)、大学生 500円(420円)※()内の金額は20人以上の団体での1人分料金
・主催:山梨県立博物館、山梨日日新聞社、山梨放送
・後援:甲府市、甲州市、こうふ開府500年記念事業実行委員会、信玄公生誕500年記念事業実行委員会、朝日新聞甲府総局、エフエム甲府、エフエム富士、産経新聞甲府支局、テレビ朝日甲府支局、テレビ山梨、日本ネットワークサービス、毎日新聞甲府支局、山梨新報社、山梨中央銀行、読売新聞甲府支局
・協力:武田氏研究会、日本通運株式会社、山梨郷土研究会、山梨交通株式会社
・問合わせ:TEL 055-261-2631、メールアドレス kenhaku@pref.yamanashi.lg.jp
・詳細URL:http://www.museum.pref.yamanashi.jp/3nd_tenjiannai_20tokubetsu002.html

なお、以下に該当する人は入館できないのであしからず。

・発熱、風邪症状、味覚障害など体調に不安のある人
 ※展示室内で激しく咳きこむ人、風邪のような症状がある人も含む
・マスク非着用の人
・新型コロナウイルス感染症患者の濃厚接触者として現在経過観察中の人

■山梨県立博物館 -Yamanashi Prefectural Museum-
http://www.museum.pref.yamanashi.jp/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

”ナンバ術”や忍者映画流行の謎に迫る!「忍者・忍術学講座 in Tokyo」【連載:アキラの着目】

今や世界的に人気のある忍者。

外国人観光客の中には、忍者体験をするために訪日している人もいるくらいだ。

しかし、外国人観光客はもちろんのこと我々日本人ですら忍者の正確な実像を知らなかったりするものだ。
忍者

ニンジャ映画に登場する忍者の華麗な身のこなしばかりが印象に残ってしまい、忍者がどういった任務で何を遂行し、そのためにいかなる技術を駆使していたのかが見えてこないのだ。

そんな実はよくわかっていない忍者の実像に迫るべく開催されるのが「忍者・忍術学講座 in Tokyo」。

2部構成の同講座は、第1部が「日本発祥のナンバ歩きと武道」、第2部が「ブルース・リーからニンジャへ」となっている。

元来、日本人は日本古来の体の使い方「ナンバ術」を知らず知らずのうちに使いながら、己の身体を動かしてきた。

それは一般庶民から武士まで全ての階級において使われていた身体術であり、当然ながら忍者も「ナンバ術」を使っていたのだ。

しかし、明治になり、西洋的な身体の使い方に取って代わられ、現在に至っているため、筆者も含めた日本人のほとんどは「ナンバ術」を知らないし、だから「ナンバ術」で身体を動かせていないのだ。

忍者も使っていた「ナンバ術」、とりわけ「ナンバ歩き」と武道の関係性等について論じるのが第1部なのだ。

第2部はタイトル通り、ブルース・リーのカンフー・アクション映画から格闘アクションのあるニンジャ映画までを網羅しながら、なぜニンジャ映画が流行るようになったのかを考察する内容だ。
手裏剣

忍者の知識を得るだけでなく、日本古来の身体術「ナンバ術」を知ることができるのは多大なメリットだ。

「忍者・忍術学講座 in Tokyo」は、西洋的な身体の動かし方で限界を感じている人も、きっと役に立つことだろう。

【忍者・忍術学講座 in Tokyo 詳細】

・開催日時:12月3日(土)13:00~15:00(受付12:00 開場12:30)
・開催地:三重テラス東京都中央区日本橋室町2-4-1 浮世小路千疋屋ビル「YUITO ANNEX」2F 東京メトロ銀座線「三越前駅」A9出口すぐ
・費用:入場無料
・主催:三重大学伊賀連携フィールド、三重大学人文学部、上野商工会議所、伊賀市
・代表者名:三重大学人文学部チーム
・申込・問合せ先:三重大学人文学部チーム 総務担当
        〒514-8507 三重県津市栗真町屋町1577
        TEL 059-231-9194
        FAX 059-231-9198
        E-mail hum-somu@ab.mie-u.ac.jp
※事前申込み制:60名先着順【11月25日(金)〆切】

■忍者・忍術学講座 in Tokyo | 行事ガイド | 武道・武術の総合情報サイト WEB秘伝
http://webhiden.jp/event/detail/_in_tokyo_1.php

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099