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日本最大規模の可動橋だった勝鬨橋の裏側を観る「【勝鬨橋】バーチャル見学ツアー」【連載:アキラの着目】

銀座・築地エリアと勝どき・月島エリアを分けるように流れる隅田川。

この隅田川に架かる橋が勝鬨橋だ。

勝鬨橋は昭和15年(1940年)に隅田川河口部に築造された、日本最大規模を誇る可動橋。

かつては橋の中央部分を「ハ」の字型に開き、1,000トン級の大型船舶を通すことができ、その開閉が勝鬨橋及びその周辺地区の名物となっていた。

しかし、高度経済成長期のモータリゼーションにより、勝鬨橋の開閉可動は自動車交通を妨げることになるため開閉可動を中止することになり、現在に至っている。

もう2度と開閉可動をすることはないが、開閉可動をするための機械・電気設備やその他高度な技術的工夫がこらされた開閉の仕組み等を知ることはできるため、ちょくちょく勝鬨橋の橋脚内見学ツアーが開催されていたのだが、コロナ渦においてツアーは中止となった。

緊急事態宣言が明けた現在でも引き続き、勝鬨橋の橋脚内見学ツアーは中止のままで、その代わり公益財団法人東京都道路整備保全公社の公式サイトにて【勝鬨橋】バーチャル見学ツアーを閲覧できるようになっている。

アクセスし、順次クリックしながら進んでいくと、橋脚内部の様子を360°パノラマビューで観ることができるので、あたかも橋脚内見学ツアーに参加したかのような疑似体験ができる。

公益財団法人東京都道路整備保全公社 |【勝鬨橋】バーチャル見学ツアー から引用
公益財団法人東京都道路整備保全公社 |【勝鬨橋】バーチャル見学ツアー から引用

大都会東京のすぐ近くで日本最大規模を誇る歴史的可動橋が現役で活躍し、その裏側にある可動部分のからくりを紐解けるのは極めてありがたいこと。

現在はリアルな見学こそできないが、バーチャル見学ツアーで勝鬨橋の裏側をじっくり見廻せるので、ぜひアクセスしてみよう。

 

■公益財団法人東京都道路整備保全公社 |【勝鬨橋】バーチャル見学ツアー
https://www.tmpc.or.jp/Portals/0/virtualtour/pano0708/

 

■かちどき橋 橋脚内見学ツアー|公益財団法人東京都道路整備保全公社
https://www.tmpc.or.jp/06_info/kachidoki.html

 

 

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

人形町の老舗豆腐屋さんが作る2種類のソフトクリーム【連載:アキラの着目】

今回のニッポンニュースで取り上げるのは、豆腐屋さんが作る2種類のソフトクリームだ。

その豆腐屋さんは現在日本橋人形町に店を構える有限会社双葉商店。

創業が明治40年(1907年)というから、もうかれこれ114年の歴史を持つ老舗の豆腐屋さんだ。

元々は東京深川に店を構えていたのだそうだが、戦後の昭和23年(1948年)12月に現在の地・日本橋人形町に移ったとのこと。

二代目店主の時代に配達にも力を入れ、ご贔屓の銀座界隈の方々、水天宮・明治座帰りの客を対象に「がんものパック入り」を考案して売り出したところ、好評を得たのだとか。

三代目店主の時代では、「銀杏がんも」等の開発や製造・販売に心血を注いでいたのだそうだ。

その三代に渡る双葉商店のこだわりとしては、やはり豆腐の鮮度。

そのためには、何よりも原料と手作りにこだわり、絶対に手抜きをしないことを常々心がけて豆腐作りをしてきたそうで、その結果できたのが鮮度の高い豆腐。

鮮度の高い豆腐ならば、やはり最高の状態で頂きたいもので、今日作った豆腐を今日中に食べてもらうように伝えているのだそうだ。

そんな豆腐を作り、売っている双葉商店は豆腐だけでなく、新境地にもチャレンジしている。

それが冒頭で触れた2種類のソフトクリーム。

まず1つが豆乳ソフトで、2つ目が甘酒ソフト。

豆乳ソフト とうふの双葉 公式サイトから引用
豆乳ソフト
とうふの双葉 公式サイトから引用
甘酒ソフト とうふの双葉 公式サイトから引用
甘酒ソフト
とうふの双葉 公式サイトから引用

どちらも通常のソフトクリームに比べると、純白というよりは落ち着きのある和紙のような白。

豆乳ソフトは通常のバニラよりも甘さ控えめなフレーバー。

甘酒ソフトは意外とサッパリして飽きがこない、甘酒風味といったらようようなフレーバーなのだとか。

この双葉は花見の季節になれば、桜ソフトなるものも売られたりで、季節ごとに楽しめる限定ソフトもあるので、人形町界隈に出かけた際には隣の森乃園のほうじ茶ソフトと合わせて堪能したいものだ。

 

【とうふの双葉 詳細】

・所在地:〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町2-4-9
・アクセス:東京メトロ日比谷線「人形町」駅下車、徒歩1分
・営業時間:月~土 7:00~19:00、日 10:00~18:00
・定休日:年中無休
・問合せ:TEL 03-3666-1028

 

■商品紹介|とうふの双葉
http://www.tofunofutaba.com/syouhin.html

 

 

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

東京の様々な地名の由来 ~日本橋馬喰町(東京都中央区)~【連載:アキラの着目】

「東京の様々な地名の由来」シリーズで今回取り上げるのは、東京都中央区にある日本橋馬喰町だ。

日本橋馬喰町は、すぐ隣の日本橋横山町と共に日本屈指の衣料問屋街を形成しており、小売してくれる店が少ないことから、一般人にとっては見えないバリアが張られてるような雰囲気の町だ。
東京都中央区日本橋馬喰町

そんな疎外感を漂わせている(!?)日本橋馬喰町だが、地方から来た人だと「ばくろちょう」とは読めず、「うまくいまち」と読んだりするといった話を時々耳にする。

字面だけ見ると、馬を食っていたから馬喰町という地名が付いたんだと短絡的に思ってしまいがちだが、さにあらず。

馬喰町という地名については、以下の由来があるのだ。

江戸時代のこの地には馬場があり、江戸幕府の博労(ばくろう)頭(かしら)である富田半七と高木源兵衛が管理していた。

ちなみに、博労(馬労とも表記)とは、牛馬の善し悪しを鑑定し、売買を行なう仲介業者のことだ。

その後、高木源兵衛の高木家がこの地の名主になったことにより、「博労町」と言われるようになった。

現在の「馬喰町」という表記に変わったのは、江戸時代の正保年間(1645年~1648年)の頃で、「馬に食わせてもらってる(=馬で稼がせてもらってる)」から馬に敬意を払って「馬喰町」に変えたという説が有力だ。

なので、馬を食べていた町ではなく、むしろ馬に感謝していた町なのだ。

その日本橋馬喰町も前述の通り、現在は「馬に食わせてもらってる」町から「衣料で食わせてもらってる」町へと変貌を遂げたのだから、時代の移り変わりは面白いものだ。

■横山町・馬喰町 – 協同組合 東京問屋連盟
https://e-tonya.or.jp/

■東京日本橋にこんな商店街が! 日本橋横山町馬喰町問屋街
https://tokyo-tonyagai.com/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

軽くて靭やかで使いやすい江戸箒(白木屋傳兵衛商店・天保元年[1830年]創業)【連載:アキラの着目】

東京・京橋に店を構える江戸箒の老舗・白木屋傳兵衛(しろきやでんべえ)商店(天保元年[1830年]創業)掃除機は便利なようで便利でない。

そんなふうに思う人もいるはずだ。

というのも、まず掃除機の電源コードをコンセントに差し込まなければならない。

調子よく掃除していると、コードが伸び切って、別の近いコンセントに差し替えねばならない。

掃除機の音がうるさい。

なので、筆者は掃除機よりも立派な座敷箒を買いたかったのだ。

それで足を運んだのが、東京・京橋に店を構える江戸箒の老舗・白木屋傳兵衛(しろきやでんべえ)商店(天保元年[1830年]創業)だ。

東京・京橋に店を構える江戸箒の老舗・白木屋傳兵衛(しろきやでんべえ)商店(天保元年[1830年]創業)
東京・京橋に店を構える江戸箒の老舗・白木屋傳兵衛(しろきやでんべえ)商店(天保元年[1830年]創業)

江戸箒は、江戸時代から、それも江戸の町で作られ、使われたことからその名が付いた。

江戸箒には江戸箒にしかない特色があり、「軽さ」、「コシ」、「シンプルな装飾(編み上げ)」の3点だ。

日々使うものだから箒は軽くなくてはいけない。

また、ゴミ・塵を掃いた際に、箒の先が靭やかに戻る「コシ」がなくてはいけない。

軽い箒にするには、複雑な編上げではなく、至ってシンプルなものにしなければいけない。

東京・京橋に店を構える江戸箒の老舗・白木屋傳兵衛(しろきやでんべえ)商店(天保元年[1830年]創業)の江戸箒
東京・京橋に店を構える江戸箒の老舗・白木屋傳兵衛(しろきやでんべえ)商店(天保元年[1830年]創業)の江戸箒

そのため、機械やセンサー、AIによる原料の判別はできないので、職人の目や手の感触によるホウキモロコシ1本1本の草を選り分ける作業が肝になってくるのだ。

江戸箒の職人 江戸箒(江戸ほうき)老舗|白木屋傳兵衛HPから引用
江戸箒の職人
江戸箒(江戸ほうき)老舗|白木屋傳兵衛HPから引用

ちなみに原料のホウキモロコシは、安定確保の観点から、筑波在住の農家に指導を仰ぎ、職人・社員一同がホウキモロコシ栽培の技術継承・維持・継続に努めているとのこと。

そうした地道な努力や作業でできた江戸箒は靭やかで、手首の負担や疲労度が軽減されるのだ。

江戸箒の職人さんは、江戸箒を「芸術品」として扱うことには抵抗がある、とのこと。

「使われてナンボ」、「消耗品だから」、「生活に根ざした道具(モノ)だから」芸術品ではないとの主張なのだ。

「だからといって粗末に扱ってほしくない。丁寧に扱ってほしい。長持ちもする物だし」。

そう言われる職人さんも現在はただ1人となってしまった。

江戸箒作りの後継者が出てくることを望むばかりだ。

【江戸箒老舗 白木屋傳兵衛 詳細】

・所在地:東京都中央区京橋3-9-8 白伝ビル1F
・アクセス:都営地下鉄浅草線「宝町」駅A3出口、東京メトロ銀座線「京橋」駅2番出口
・問合せ:TEL 0120-375389(ミナゴミハク)※フリーダイヤル
      03-3563-1771
    FAX 03-3562-5516
    MAIL info@edohouki.com
・営業時間:月~土祝10:00~19:00 日曜休
東京・京橋に店を構える江戸箒の老舗・白木屋傳兵衛(しろきやでんべえ)商店(天保元年[1830年]創業)

東京・京橋に店を構える江戸箒の老舗・白木屋傳兵衛(しろきやでんべえ)商店(天保元年[1830年]創業)
東京・京橋に店を構える江戸箒の老舗・白木屋傳兵衛(しろきやでんべえ)商店(天保元年[1830年]創業)

■江戸箒(江戸ほうき)老舗|白木屋傳兵衛
https://www.edohouki.com/

■そばに置いておきたい掃除道具 | 掃印(そうじるし)
https://www.sojirushi.com/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

東京の様々な地名の由来 ~日本橋堀留町(東京都中央区)~【連載:アキラの着目】

久々の「東京の様々な地名の由来」シリーズで今回取り上げるのは、日本橋堀留町だ。

日本橋堀留町は御存知の通り東京都中央区の地名で、戦前の東京市では旧日本橋区に属していた。

日本橋堀留町の地名の由来は、江戸時代にまで遡り、東堀留川が現在の堀留町南端部で止まっていたからだ。

1896~1909 東京市日本橋区日本橋堀留町周辺
1896~1909 東京市日本橋区日本橋堀留町周辺

その当時は、現在の日本橋堀留町1丁目辺りのみを指す地名だったが、旧日本橋小舟町の一部を吸収合併し、現在は日本橋堀留町1丁目・2丁目を合わせたエリアを総称している。

現在の日本橋堀留町周辺
現在の日本橋堀留町周辺

日本橋堀留町では、江戸時代以降、東堀留川、西堀留川等の運河による水運を利用し、大商店や諸国物産を扱う船荷問屋が多く集結し、富くじで知られる椙森神社の門前町として賑わった。

また、日本橋堀留町は戦前頃までは鉄や銅を中心とした金属問屋の集中する街としてもその名を馳せていた。

前述した地名の元となった東堀留川も昭和24年(1949年)に埋め立てられてしまい、堀が止まっている(留まっている)姿を観ることができなくなってしまった。

地名や住居表示の変更に伴い、元の地名の頭に安直な東西南北を付けるのが当たり前になり、新地名や新町名の残念感は不思議でもなんでもなくなったが、地名は残っているのに、その地名の元となった堀がなくなってしまったというパターンの日本橋堀留町もやはり残念感は否めない。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

味もインスタ映えも良し!バナナジュース専門店「sonna banana」【連載:アキラの着目】

かつての筆者はマッ●シェイク(バニラ)が大好物だった。

都内を長距離散歩する際の休憩地点はマク●ナルドにし、疲れたらマッ●シェイク(バニラ)を買って飲み干す。

また歩き出して疲れたら、またマク●ナルドに入り、マッ●シェイク(バニラ)を買って飲み干す。

これのループだった。

しかし、ある時、マッ●シェイク(バニラ)が全然牛乳から製造されておらず、牛脂か何かを原材料にしていると聞き、それ以来マッ●シェイクを口にしていない。

なぜにマッ●シェイク(バニラ)が大好物だったのかというと、味はもちろんのこと、あの吸いづらい固体か液体かみたいなところが好きだったんだろうなと自己分析。

そんな”重たい液体”を飲みたい欲求が募っている日々だったが、なんとその”重たい液体”が実在していたのだ。

それも健康的な飲料だ。

それが東京・八丁堀のバナナジュース専門店「sonna banana」(そんなバナナ)のバナナジュースだ。

店名の「sonna banana」(そんなバナナ)は、当然ながら「そんなバカな!」という常套句からもじったのは言うまでもない。

バナナが苦手な人も、「sonna banana」(そんなバナナ)のバナナジュースならば、きっと飲めるかと。

というのも、バリエーション豊富なトッピングメニューが揃っているからだ。

黒ごまやきなこ、シナモン、コーヒー、宇治抹茶、ほうじ茶、ココア、ヨーグルト、レモン、ブルーベリー、ラズベリー、紅芋、等々、味もさることながら、彩りがインスタ映えして、楽しく飲むことができる。

色とりどりのバナナジュース sonna banana バナナジュース専門店 公式Twitterから引用
色とりどりのバナナジュース
sonna banana バナナジュース専門店 公式Twitterから引用

早い時間に行かないと、好みのトッピングが「SOLD OUT」になることもあり、朝に行くことを推奨する。

■sonna banana バナナジュース専門店 公式Twitter @sonnabanana877
https://twitter.com/sonnabanana877

■sonnabanana(@sonnabananatokyo) 公式Instagram
https://www.instagram.com/sonnabananatokyo/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

東京でもできる!和紙の手漉き体験【連載:アキラの着目】

現代人にとって日々欠かせない紙。

ちょっとした汚れにはティッシュペーパー、トイレではトイレットペーパー、PCからドキュメントを印刷したり、書類を複製するのにコピー用紙を使ったり、等々、紙とは切っても切れない日常だ。

そんな紙も古来の日本では大変貴重なものだった。

紙がない時代は竹や木に書いて文書とし、保存していた(竹簡、木簡)。

ようやく紙が中国大陸・朝鮮半島を経て日本に入ってきたが、現在のように大量生産ではなく、1枚1枚紙漉き職人が手作りしていた。

楮、みつまたといった、和紙の原料となる木を集め、次にそれらの皮を剥き、煮て、叩いて植物繊維をほぐし、ドロドロの液体にしてから、紙漉きの枠に流し込み、厚さが均等になるように枠を前後に傾けて揺らしながら紙を漉くのだ。

手間暇がかかる分、何百年も耐えうる丈夫さや、風格・上品さもあるのが和紙の良いところ。

現在では、そうした丈夫で長持ちする和紙への海外需要が高まりつつあるようで、海外の博物館から展示絵画の補修や裏地の補強として和紙が使われたりするようにもなった。

前置きが長くなったが、この良いことづくしの和紙を、手漉きの工程から、あるいは手漉きよりも前の工程から和紙作りの体験ができるスポットも出てきた。

それも地方だけでなく、東京でも和紙の手漉き体験ができるのだ。

承応二年(1653年)創業、東京・日本橋にある和紙専門店の小津和紙では、日曜日と年末年始を除く平日(月~土)に1日3~4回に分けて和紙の手漉き体験を実施しているのだ。

手漉き和紙体験工房 小津和紙HPから引用

それも、和紙の手漉き体験の参加料金はたったの500円。

また、東京でも都心ではないが日の出町にあるひので和紙でも紙漉き講座体験を実施している。

東京都心から日帰りで紙漉き講座体験 ひので和紙HPから引用

和紙を漉くだけでなく、自分だけのスマホケースやブックカバー等のオリジナル・アイテムを和紙で作ることも可能だ。

紙漉き講座体験で作ることができるスマホケース ひので和紙HPから引用
紙漉き講座体験で作ることができるブックカバー ひので和紙HPから引用

東京の観光スポットを巡るだけでなく、日本の伝統文化を直接体験できるスポットも巡ると、より一層日本を知ることができるので、和紙の紙漉き体験はまさにピッタリのアクティビティといえるだろう。

■小津和紙 – 手漉き和紙体験工房
http://www.ozuwashi.net/workshop.html

■ひので和紙東京都心から日帰りで紙漉き講座体験
https://hinodewashi.tokyo/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

昭和レトロ好きは全員集合!「第8回昭和レトロ市」(東京都中央区)【連載:アキラの着目】

今年3月で8回目の開催を迎える「昭和レトロ市」。

今回から開催会場が変わり、日本橋人形町に程近い綿商会館にて昭和レトロな調度品、小間物、昭和古着・アクセサリー、おもちゃ、家電、ファンシー文具、ホーロー看板、駄雑貨、昭和歌謡レコード等々が所狭しと並べられる。

「ああ、これあった、あった!」と懐かしさがこみ上げてくるグッズやアイテムに出会う度に絶叫したり、いつの間にか平成最後の年に自分がいることをすっかり忘れてしまい、昭和にどっぷりとハマってしまうこと間違いなしだ。
昭和レトロ市昭和レトロ市

昭和レトロ市公式サイトから引用
昭和レトロ市公式サイトから引用

昭和レトロ市公式サイト(http://www.mihonichi.com/showaretro)には、「お宝逸品などないけれど優しくキッチュな和みのアイテムに魅せられて・・・・」との記述があり、謙遜しているが、公式サイトや公式Facebook等に掲載された昭和レトロ市の写真を見る限り、むしろお宝逸品ばかりに見えて仕方がない。

かつてはどこの家庭にもあったはずの昭和レトロな家電製品やおもちゃは、壊れたり、用無しとなり、または後発の最新機に取って代わられたりして、姿を消していった。

しかし、中には丁寧に扱っていたのか、それとも偶然壊れなかったのか、あるいは捨てなかったのか知らないが、大事に保管する人がいたことで平成の現在でも昭和レトロな物が現存しているのだ。

昭和レトロなデザインは、丸みを帯びたフォルムで観る者の心を和ませるし、知っている者にとっては懐かしさを誘う一方、平成生まれの若者にとっては逆に真新しい”最新型”に見えるかもしれない。

瞬時に時が流れていく現代の時間経過と異なり、なんかゆったりのんびりな昭和レトロに身を委ね、精神の洗浄をするのもよいかもしれない。

【第8回昭和レトロ市 詳細】
・開催会場:綿商会館 http://www.mensyou.co.jp/images/map/map_walk.pdf
・所在地:〒103-0006 東京都中央区日本橋富沢町8-10
・アクセス:東京メトロ日比谷線・都営浅草線「人形町」駅A4出口徒歩約6分
     都営新宿線「馬喰横山」駅A3出口徒歩約6分
     都営浅草線「東日本橋」駅B2出口徒歩約6分
     JR総武快速線「馬喰町」駅1番出口徒歩約9分
・開催日時:2019年3月15日(金)・16日(土)の11:00~17:00
・入場料;500円(中学生以下無料)

■昭和レトロ市
http://www.mihonichi.com/showaretro

■昭和レトロ市 公式インスタグラム midsyouwa
https://www.instagram.com/midsyouwa/

■昭和レトロ市 公式Twitter @kitanomarukouen
https://twitter.com/kitanomarukouen

■昭和レトロ市 公式Facebook 東京 昭和レトロ市 @syowaretroichi
https://www.facebook.com/syowaretroichi/

※料金は平成31年2月1日現在のもの

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

鏡開きでの餅の無料振る舞い・厳選6選【連載:アキラの着目】

2日連続で餅関連の記事となってしまったニッポンニュースだが、飽きずに本日もお付き合い願いたい。

近日中に鏡開きが行われ、無料で餅を振る舞うイベントを6つ厳選したので、ご紹介する。

1.ほんちょう通りの鏡開き(東京都練馬区)

東京都練馬区にある富士見台本町通り商店会(大東京信用組合前)にて、1月12日(土)14時より「ほんちょう通りの鏡開き」が開催される。

ほんちょう通りの鏡開き(2019)|イベント情報|とっておきの練馬HPから引用
ほんちょう通りの鏡開き(2019)|イベント情報|とっておきの練馬HPから引用

富士見台本町通り商店会(商店街)に来た人に、鏡開きの餅を使ったお汁粉を無料サービス(先着300杯)するという大盤振る舞い。

池袋からのアクセスも良い西武池袋線富士見台駅からすぐの商店街なので、甘いものに目がない人は行くべし!

【ほんちょう通りの鏡開き 詳細情報】
・日時:1月12日(土)14時~
・場所:富士見台本町通り商店会(大東京信用組合前)
・主催:富士見台本町通り商店会
・関連URL:https://fujimidai.web.fc2.com/

■ほんちょう通りの鏡開き(2019)|イベント情報|とっておきの練馬
https://www.nerimakanko.jp/event/detail.php?event_id=e000000622

2.四国村の鏡開き~ぜんざい振舞(香川県高松市)

1月13日(日)10時頃から四国村の河野家住宅前広場にて「ぜんざい振舞い」が行われる。

四国村の鏡開き~ぜんざい振舞い~情報と近くのホテル・旅館-BIGLOBE旅行から引用
四国村の鏡開き~ぜんざい振舞い~情報と近くのホテル・旅館-BIGLOBE旅行から引用

四国村「ぜんざい振舞い」のぜんざいは、年末に職員がついた餅を炭火で焼いたものを使用。

そのため、四国村のぜんざいを食べると、体内からポカポカと暖かくなるとのこと。

さらに、豊かな自然の中に指定文化財の古民家が建ち並ぶ四国村で、古くから継承される風習・習わしを体感しながら、身も心も充した新年のスタート幸先よく切ってみては?

【ほんちょう通りの鏡開き 詳細情報】
・日時:1月13日(日)10時頃~
・場所:四国村 河野家住宅前広場(香川県高松市屋島中町91)
・予定数:約200杯
・料金:ぜんざい無料配布(要入村料 大人1,000円、高校生600円、小中学生400円)
・関連URL:https://www.facebook.com/shikokumura/

■2019年01月 四国村の鏡開き~ぜんざい振舞い~情報と近くのホテル・旅館-BIGLOBE旅行
https://travel.biglobe.ne.jp/family/event/detail/10330671.html

3.鏡開き2019~小正月 あずき粥で無病息災~ ひめのみち(兵庫県姫路市)

炊きたてのあんこと、つきたての餅で作ったぜんざいを、1年の健康を願って直会(なおらい)として頂けるイベントだ。
鏡開き2019~小正月 あずき粥で無病息災~ | イベント情報 | ひめのみち

鏡開き2019~小正月 あずき粥で無病息災~ | イベント情報 | ひめのみちHPから引用
鏡開き2019~小正月 あずき粥で無病息災~ | イベント情報 | ひめのみちHPから引用

入館料はかかってしまうが、ぜんざいは無料なので、あずきミュージアムに行く人はこの日に合わせて行くと良いだろう。

【鏡開き2019~小正月 あずき粥で無病息災~ ひめのみち 詳細情報】
・日時:1月13日(日)10時~15時30分
・場所:あずきミュージアム(兵庫県姫路市阿保甲611-1)
・料金:料金入館料 一般(高校生以上)1200円、小中学生600円、年間パスポート2500円 ※「鏡開き」参加は無料
・関連URL:http://www.gozasoro.co.jp/amuseum/

■鏡開き2019~小正月 あずき粥で無病息災~ | イベント情報 | ひめのみち
https://himeji-kanko.jp/event/369

4.榮太樓總本鋪日本橋本店 鏡開き「お汁粉」振舞い(東京都中央区)

文政元年(1818)創業、安政4年(1858)に日本橋西河岸町(現在の榮太樓總本鋪日本橋本店がある地)へ移転し、「榮太樓」と改名し、200年を超える老舗中の老舗・榮太樓總本鋪。

その榮太樓總本鋪の日本橋本店にて鏡開き「お汁粉」振舞いが開催される。

榮太樓總本鋪HPから引用
榮太樓總本鋪HPから引用

老舗菓子司の榮太樓總本鋪が振る舞う汁粉は、どのような味なのかかなり気になるところ。

さぞかし上品な味わいの汁粉なのだろうが、どうしても食べたい人は早めに榮太樓總本鋪日本橋本店に行くべきだ。

【榮太樓總本鋪日本橋本店 鏡開き「お汁粉」振舞い 詳細情報】
・日時:1月11日(金) 14時~
・場所:榮太樓總本鋪日本橋本店 店頭 (中央区日本橋1-2-5)

■イベント | 榮太樓總本鋪
http://www.eitaro.com/category/news/event/

5.道の駅の守り神 マモリくんの鏡開きとおしるこのふるまい 伊豆ゲートウェイ函南(静岡県田方郡函南町)

道の駅の守り神「マモリくん」が、鏡開きの由来や開き方を説明しながら鏡開きを行う。

鏡開きの餅は、汁粉に入れ、来場者に無料で振る舞われる。

道の駅の守り神 マモリくんの鏡開きとおしるこのふるまい  伊豆ゲートウェイ函南から引用
道の駅の守り神 マモリくんの鏡開きとおしるこのふるまい 伊豆ゲートウェイ函南から引用

これまた、やはり早めに行かないと、汁粉にありつけないと思われる。

【道の駅の守り神 マモリくんの鏡開きとおしるこのふるまい 伊豆ゲートウェイ函南 詳細情報】
・日時:1月12日(土)13時~13日(日)14時
・場所:道の駅 伊豆ゲートウェイ函南(静岡県田方郡函南町塚本887-1)

■道の駅の守り神 マモリくんの鏡開きとおしるこのふるまい 伊豆ゲートウェイ函南
https://www.izugateway.com/event/tribe_events-6049/

6.【ふく福・寿庵・炉の蔵】鏡開きぜんざいふるまい(鹿児島県鹿児島市)

ふく福(空港店・中央駅店除く)・寿庵・炉の蔵では、本年の無病息災を願って、ぜんざいのふるまいをする。

【ふく福・寿庵・炉の蔵】鏡開きぜんざいふるまいのご案内から引用
【ふく福・寿庵・炉の蔵】鏡開きぜんざいふるまいのご案内から引用

北海道産小豆を使用したぜんざいは、甘さ控えめの仕上がりとのこと。

甘さ控えめのぜんざいならば、普段甘いものを口にしない人や、甘いものが苦手な人でもいけるかも。

【【ふく福・寿庵・炉の蔵】鏡開きぜんざいふるまい 詳細情報】
・日時:1月11日(金)11時~14時30分
・場所:ふく福(空港店・中央駅店除く)

■【ふく福・寿庵・炉の蔵】鏡開きぜんざいふるまいのご案内
http://www.jf-group.co.jp/2019/01/05/【ふく福・寿庵・炉の蔵】鏡開きぜんざいふるま/

※料金は平成31年1月8日現在のもの

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

水上バスで由緒ある神社を巡る初詣クルーズ【連載:アキラの着目】

毎年決まったお宮さんに参拝しているから、来年こそは例年とは異なる初詣がいいなと考えている貴方に朗報だ。

FJ時事新聞ニッポンニュースがおすすめするのが、水上バスで由緒ある神社を巡る初詣クルーズだ。

由緒ある神社とは、牛嶋神社(墨田区)、石浜神社(南千住)、波除神社(築地)の3社で、東京の下町界隈や築地をクルージングするコースだ。

牛嶋神社(墨田区)
牛嶋神社(墨田区)
石浜神社(南千住)
石浜神社(南千住)
波除神社(築地)
波除神社(築地)

初詣クルーズの水上バスは、平べったいフォルムの、誰もが最低一度は目にしたことのあるものだ。

初詣クルーズの水上バス 初詣クルーズ「牛嶋神社・石浜神社・波除神社」三社巡りで開運祈願 イベント便 | 水上バスで行こう! [東京都公園協会]から引用
初詣クルーズの水上バス 初詣クルーズ「牛嶋神社・石浜神社・波除神社」三社巡りで開運祈願 イベント便 | 水上バスで行こう! [東京都公園協会]から引用

出発は、平成31年1月2日(水)、1月3日(木)両日の11時に墨田区役所前集合し、水上バス乗船後は牛嶋神社、石浜神社と参拝し、最後に14:35頃に波除神社で開運祈願した後に自由解散となる。

まるまる一日を初詣クルーズに費やすわけではないので、自由開催後は銀座に繰り出すのも良し、日比谷に行くのも良し、日本橋に行くのも良し、これら以外の街に繰り出すのも良し、で自由に時間を使えるのもなかなかいい。

初春から水上バスに乗船し、海風にあたって清々しい気持ちになり、一年の始まりを迎えるのは、めったにない体験かと思うので、殺到する可能性がある。

定員90名とのことなので、乗船したい人は今から予約した方が良いだろう。

【初詣クルーズ スケジュール】

平成31年1月2日(水)、1月3日(木)

11:00 墨田区役所前集合
11:15~ 牛嶋神社で昇殿参拝
12:15 水上バス乗船・墨田区役所前発
12:30 水上バス下船・白鬚西防災船着場着
12:45~ 石浜神社で昇殿参拝
13:45 水上バス乗船・白鬚西防災船着場発
14:15 水上バス下船・明石町聖路加ガーデン前着
14:35~ 波除神社で開運祈願後、自由解散

■初詣クルーズ「牛嶋神社・石浜神社・波除神社」三社巡りで開運祈願 イベント便 | 水上バスで行こう! [東京都公園協会]
https://www.tokyo-park.or.jp/waterbus/event/detail/event_dt42193.html

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099