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「般若心経」の曲、中国SNS再生回数2000万回、”歌う僧侶”薬師寺寛邦さん【連載:アキラの着目】

”歌う僧侶”薬師寺寛邦さん YouTubeから引用時代が変われば、物事が変化するのは当然のこと。

流行やファッション、文化、思考形態、等々、全てのものは、時代に則して変わってきたわけだ。

それは宗教の分野にも及ぶ。

とりわけ佛教でも変化が起こっている。

日本社会は人口減少により過疎化が加速し、「限界集落」が出現している地方もあり、従来の檀家制度が立ち行かなくなっている寺院が増えているのだ。

そこで近年の佛教界では、こうした現状を打開するために変わった試みにチャレンジしている寺院や僧侶が現れるようになった。

高価な墓地ではなく、コインロッカー式墓地の販売を試みる寺院や、PCの画面上でバーチャルの寺院をお参りすれば、実際の寺院にお参りしたのと同じご利益があるというシステムを開発した寺院もあったりと、少しでも佛教人口を増やすために、あの手この手の挑戦をしているのだ。

そうした新たな挑戦の中でも、一際異彩を放つ僧侶がいる。

その方は、”歌う僧侶”といわれている薬師寺寛邦さんだ。

佛教の有名なお経である「般若心経」をメロディに乗せて歌い上げ、今ではアジア・ツアーを敢行するほどの勢いだ。

”歌う僧侶”薬師寺寛邦さん YouTubeから引用
”歌う僧侶”薬師寺寛邦さん
YouTubeから引用

この、薬師寺寛邦さんの音楽版「般若心経」は、中国SNSでは驚異の再生回数2,000万回を数え、佛教人口の拡大や、佛教への興味を増進させるのに大いに貢献されているのだ。

”歌う僧侶”薬師寺寛邦さん YouTubeから引用
”歌う僧侶”薬師寺寛邦さん
YouTubeから引用

■般若心経 cho ver. [テクノ法要Remix.2019] live act / 薬師寺 寛邦(キッサコ) × 朝倉行宣(テクノ法要)【@ニコニコ超会議2019】

”保守派”からすれば、佛教の伝統文化を歪めているように思えるのかもしれないが、何も動かなければ、何も挑戦しなければ、ジリ貧になりかねないので、薬師寺寛邦さんの「般若心経」は佛教にとって評価に値すべきアクションだと思われる。

薬師寺寛邦さんが「般若心経」をはじめとした、佛教にまつわる様々な楽曲を歌い続けることで、佛教が人々の身近な存在になったり、若い世代が佛教に興味を持ってくれたりすることだろう。

”歌う僧侶”薬師寺寛邦さん YouTubeから引用
”歌う僧侶”薬師寺寛邦さん
YouTubeから引用

■薬師寺寛邦 キッサコ /Kanho Yakushiji kissaquoチャンネル登録者数 4.45万人
https://www.youtube.com/channel/UCIzrjVw3rZfaoorzW75JOCA

■薬師寺寛邦 キッサコ – Yakushiji Kanho Kissaquo Official Website
https://kanho.info/

■薬師寺寛邦 キッサコ|歌う僧侶 公式Twitter @yakushiji
https://twitter.com/yakushiji

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

ラベンダーの丘にちょこっと顔を出す頭大仏殿(北海道札幌市南区)【連載:アキラの着目】

大仏様といえば、奈良・東大寺の大仏様や鎌倉の大仏様、茨城県牛久の大仏様が有名だ。

しかし、これらの有名な大仏様は人気観光スポットでもあり、常に観光客がごった返して、参拝するのが大変だ。

札幌市南区にあり、札幌中心部からクルマで約45分の真駒内滝野霊園・頭大仏殿は、前述した人気の大仏様とは異なって、かなり穴場で空いており、参拝しやすい。

そのうえ、大仏様としてはかなり異色の存在で、参拝客に幻想的なイメージを抱かせるのだ。

それというのも、ラベンダーの丘にちょこっと顔を出す大仏様だからだ。
ラベンダーの丘にちょこっと顔を出す真駒内滝野霊園・頭大仏殿

紫色に包まれた小高い丘に頭だけちょこっと出している頭大仏殿は、他に類を見ない大仏様だ。

では、真駒内滝野霊園・頭大仏殿を訪れてみる。

まず門を抜けると、何体ものモアイ像がお出迎えだ。
モアイ像

両脇がラベンダーの、真駒内滝野霊園・頭大仏殿正面入口。

さらにその先を進むと、「三途の川」をイメージしているかのような、流れる水面(みなも)に出くわす。

この「川」が、現世と仏界とを仕切る境界線の役割を表現しているのだろう、水で心を清め、日常から非日常へと心を切り替えるのだ。

左右いずれかに回り込んで「川」を回避し、頭大仏殿を目指す。

やがて平たいコンクリートのトンネルのような建造物の中に導かれるように入ってゆくと、その奥に鎮座しているのが頭大仏殿だ。

ドーム状のコンクリート建造物の中に鎮座している頭大仏殿は、頭部だけ天井部分がなく、自然光が頭から降り注ぐ構造になっている。
ドーム状のコンクリート建造物の中に鎮座している頭大仏殿ドーム状のコンクリート建造物の中に鎮座している頭大仏殿

木造建造物ではなく、ドーム状のコンクリート建造物の中に鎮座している大仏様は筆者の知る限り、この真駒内滝野霊園・頭大仏殿だけではあるまいか。

未来的というか、ハイパーというか、とにかく全体としては歴史的部分を感じさせないところが、真駒内滝野霊園・頭大仏殿の最大の特徴であるかと。

ドーム状建造物が覆いかぶさっているので、話し声も反響し、それがさらに幻想的イメージを増幅させている。

賽銭は、頭大仏殿の真下に据えられた賽銭箱に入れても、あるいはその手前の階段下に敷かれたゴザに置いてもよい。

筆者は、敷かれたゴザの上に賽銭を置くことにした。

定番の観光スポットを巡るのも悪くはないが、まだそんなに知られていない真駒内滝野霊園・頭大仏殿に行くと、自慢もでき、心も清められ、穏やかな心持ちになるので、札幌観光の際は訪れることを推奨する。

【頭大仏殿 詳細】

・所在地:〒005-0862 札幌市南区滝野2番地
・頭大仏:高さ 13.5m 総重量 1,500t(原石4,000tより選別・加工)
・拝観時間:4月~10月 9:00~16:00 11月~3月 10:00~15:00
・閉殿日:年末年始(12月29日~1月4日)ならびにメンテナンス日は閉殿
・問い合わせ:TEL.011-592-1223(受付時間 9:00~16:00)
※水庭は冬期(11月~4月頃)凍結のため、参拝不可
※路線バスで頭大仏にアクセスする場合は、札幌中央バス真108便を利用のこと(地下鉄「真駒内」駅2番乗場より出発)
 路線バス運賃 370円(年末年始運休)4~11月・12~3月でダイヤ異なる
※自家用車でのアクセスは頭大仏周辺の南駐車場・北駐車場を利用のこと(245台)

■頭大仏殿(Hill of the Buddha)_English|【公式】真駒内滝野霊園
https://www.takinoreien.com/publics/index/108/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

長野県だけでなく愛知県にも ~善光寺(東海別院)~【連載:アキラの着目】

今回のニッポンニュースは佛教関連だ。

佛教の良さを率先して世界に広めて発信するのがFJ NEWSなのだから、ニッポンニュースも佛教について取り上げるのは全然おかしくはない。

ということで、今回取り上げるのが、善光寺東海別院(愛知県稲沢市)だ。
善光寺東海別院(愛知県稲沢市)

珍しいことに、特にどこかの宗派に属する佛教寺院ではなく、無宗派の佛教寺院なのだ。

以前から筆者は、何かの折でこの善光寺東海別院を知り、いつかお参りしたいと思っていた。

というのも、信濃の善光寺にお参りしたことがある筆者にとって、愛知県にもある善光寺も”お参り制覇”したいなと思っていたからだ。

筆者の家系は代々曹洞宗で、今回愛知県の寺院をお参りするにあたって、曹洞宗の寺院をお参りするという選択肢もあった。

しかし、前述の通り、愛知県の善光寺も”お参り制覇”したいという願望が勝り、宗派にとらわれずに善光寺東海別院を選択した次第だ。

この善光寺東海別院は、言い伝えによると、1582年(天正10年)に織田信長・信雄親子によって、善光寺ご本尊如来様が岐阜より尾張甚目寺へ御遷座の途中、祖父江付近に立ち寄られたことがあり、その地に明治42年・43年と蓮田であった境内地に1本の茎から2つの花が咲くという奇瑞を縁として、開基旭住上人が信州善光寺本坊大勧進より善光寺如来様を勧請して、創立したのが始まりだ。

ゆえに、善光寺東海別院は信州善光寺の別院であり、山号を双蓮山、寺号を善光寺と称すのだ。

ちなみに善光寺東海別院にいらっしゃる善光寺如来様は、現当二世(この世もあの世も)お守り下さるありがたい仏様で、ご利益がある。

では早速、善光寺東海別院にお参りだ。

善光寺特有の撞木(しゅもく)造りで、間口8間奥行12間の総欅造りの大伽藍である善光寺東海別院本堂は、信州善光寺本堂の約3分の2の大きさを誇る。
信州善光寺本堂の約3分の2の大きさを誇る善光寺東海別院本堂

長野の善光寺にお参りした人ならば、おわかりになるかと思うが、一見すると、ああ長野の善光寺さんに似てるな、と思うはずだ。

ただし、長野の善光寺と異なるのは、日曜日にもかかわらず、かなり人が空いていたことだ。

お参りする前は、善光寺東海別院にはさぞかし参拝客がそれなりに大勢いて、混雑しているんだろうなと思いきや。

良い意味で拍子抜けを食らった形だが、列の後ろの人に急かされて、しっかり祈願することもできず、ただお賽銭をあげただけ、ということはなく、ゆっくりと落ち着いて祈願できるのは精神衛生的にも良いことだ。

なので、筆者は存分に祈願することができた。

寺院につきもののおみくじだが、通常のものの他に「恋みくじ」もあり、写真に収めたかったが、本堂内は撮影禁止ということで、写真はなく文章だけだ。

筆者は祈願した後は、両親、親戚縁者、大切な人のために通常のお守りや学業成就のお守り、交通安全のお守り、商売繁盛のお守りを購入したのだった。

通常のお守り
通常のお守り
学業成就のお守り
学業成就のお守り
交通安全のお守り
交通安全のお守り
商売繁盛のお守り
商売繁盛のお守り

現時点では、名前の割には穴場感があり、繰り返し言うが、ゆったりとお参りできる環境だ。

宗派を問わず受け容れる佛教寺院なので、東海地域に行った際には気軽にお参りしてみよう!

【善光寺東海別院 詳細】

・所在地:〒495-0001 愛知県稲沢市祖父江町祖父江南川原57-2
・アクセス:名鉄尾西線「森上」駅よりタクシーで5分、東海道新幹線「岐阜羽島」駅よりタクシーで15分
・参拝案内:先祖供養、永代供養、水子供養、ペット供養、人形供養、位牌供養、仏壇供養、墓供養、安産祈願、厄除け祈願、方位除け祈願、自動車交通安全祈願、初まいり祈願、その他祈願
・問い合わせ:TEL 0587-97-0043 FAX 0587-97-6043 メール info@zenkoji.com

■善光寺東海別院
http://www.zenkoji.com/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

当社代表・江東良一の般若心経動画、「Most viewed Heart Sutra video」でギネス申請!【連載:アキラの着目】

敬虔な佛教徒(曹洞宗)で魚を放生する、当社FJ NEWS代表・江東良一当社FJ NEWSの代表を務め、敬虔な佛教徒(曹洞宗)でもある江東良一は、常日頃より佛教の教義に則って生命の大切さを説き、生き物の放生(生きたままリリースすること)を実践している。

その放生の対象は、ある時は貝、ある時は魚、またある時は毒針を持つエイも含まれるなど、可能な限り身近で放生できうる全ての生き物だ。

敬虔な佛教徒(曹洞宗)で魚を放生する、当社FJ NEWS代表・江東良一
敬虔な佛教徒(曹洞宗)で魚を放生する、当社FJ NEWS代表・江東良一

どのような生き物であろうと、地球上に存在するからには生命は皆等しく、お互いに関わり合いながら地球上で共存共栄しているのだから、「人類の生命だけが尊い」とか「人類だけが生き延びれば良い」というわけにはいかないのだ。

江東の理想は、こうした生命の大切さを世界中の多くの人々が共感し、江東のように実践してくれることだ。

いくら生命の大切さを説き、実践しても、江東一人だけでは、あまりにも力不足であるからだ。

そのために江東は、世界中の多くの人々に伝え、賛同を得られるようにSNSを効果的に活用している。

光回線によるインターネットの普及に伴い、テキスト&画像のみならず、動画も発信することは当たり前となったご時世。

ご多分に漏れず、江東も「放生動画」や「般若心経を唱える動画」、さらには日本語版動画、中国語版動画も発信し、着実にターゲットを拡げ、賛同も徐々に得ている。

正式な賛同数を推し量ることは難しいが、単純に動画再生回数を賛同数とみなせば、おおよその数がわかろうというものだ。

それは言い換えれば、「いかに多くの人達の賛同を集められるか」は「いかに多くの人達に動画を観てもらえるか」ということになろう。

幸い、江東の発信した数ある動画の中で、前述の「般若心経を唱える動画」の再生回数が、一流芸能人でないにもかかわらず、476万回(2019/03/15現在)を数えた。

「この程度の再生回数かよ」と思う人がいるかもしれない。

確かに世界中には1,000万単位、億単位の再生回数を誇る驚異的な動画があることは重々承知だ。

しかし、江東の発信している動画はエンタメ動画ではなく、「般若心経を唱える動画」なのだ。

「般若心経を唱える動画」で再生回数476万回は、手前味噌になるが、凄いことなのではなかろうか。

般若心経関連動画で、ここまで再生回数が多い動画は2019年3月15日現在、見当たらない(当社調べ)。

つまり、「般若心経」部門に限ってみれば、動画の再生回数が世界一ということだ。

こうなると、ギネスに申請するしかない。

ということで、「般若心経関連動画で最も再生回数が多い動画」すなわち「Most viewed Heart Sutra video」として2019年3月14日ギネスに申請した。

↓が「ギネスワールドレコーズ公式サイト | Guinness World Records」(日本語版サイト)における申請完了後の確認画面だ。

「ギネスワールドレコーズ公式サイト | Guinness World Records」(日本語版サイト)における申請完了後の確認画面
「ギネスワールドレコーズ公式サイト | Guinness World Records」(日本語版サイト)における申請完了後の確認画面

2019年3月14日に申請し、約12週間の記録申請受理期間を経てから審査が行われる。

その後、記録認定となるのか、はたまた記録却下となるのか、というフローだ。

もし幸運にも記録が認定されたとしても、あくまでも再生回数のギネス記録というのは、江東にとっては最終目的ではなく、通過点に過ぎない。

世界中の多くの人達が、江東の「般若心経を唱える動画」を観たきっかけで、佛教および生命の大切さに共感し、興味を持つようになって、江東のように実践するくらいまでになるのが最終目的なのだから。

■ギネス申請動画 ※再生476万回(2019/3/15現在)
https://www.facebook.com/www.fjnews.jp/videos/244137182924494/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

お地蔵さんをお洒落にする地蔵服マニア&デザイナー【連載:アキラの着目】

大抵の日本の町・村で見かけるお地蔵さん。

お地蔵さんと庶民の距離は昔からかなり近く、信仰の対象であった。

信仰の対象であったから、お地蔵さんは地域住民から手厚く保護され、お地蔵さんは赤い服を着せてもらったりしていた。
お地蔵さん

現在でもそうした光景は、頻繁に見るものの、年々地域住民も高齢化し、お地蔵さんの服を新調するサイクルが長くなったりしているようだ。

そうなると、真紅の綺麗な服も、時が経つにつれ、薄茶けたボロ布の服に劣化していたりで、みすぼらしいお地蔵さんを見てしまうことになる。

そんな状況を実際に目のあたりにし、憂いて、地蔵服を作るようになったのが、地蔵服マニア&デザイナーの木本マユさんだ。

NHK G放送『さし旅』(1月12日放送回「仏像マニアと巡る新春!御利益ツアー」)の後半に、地蔵服をフィッティングする木本さんの姿が映し出され、地蔵服マニア、地蔵服デザイナーの存在を世間に知らしめたのだった。

地蔵服をお地蔵さんに着せる木本さん「グラフィックデザイナー・地蔵服 木本マユ - グラフィックデザイナー・地蔵服・お地蔵さんの服」から引用
地蔵服をお地蔵さんに着せる木本さん「グラフィックデザイナー・地蔵服 木本マユ – グラフィックデザイナー・地蔵服・お地蔵さんの服」から引用

これまでに「地蔵服マニア」、「地蔵服デザイナー」という存在がおそらく皆無だったであろうし、筆者自身、この2つのネーミングの響きを聴いたことがなかったものだから、かなり衝撃を受けた。

では、その先日放送された、木本さん出演回の『さし旅』を観てみよう。

22’46″から地蔵服マニア&デザイナーの木本さんがご登場だ。

■NHK G放送『さし旅』(1月12日放送回「仏像マニアと巡る新春!御利益ツアー」)

お地蔵さんといえば仏教だから、地味な地蔵服なのかと思いきや、結構ポップな色使いで、普段お地蔵さんの存在に気づかない人でも気づけるような存在感のある色彩の地蔵服だ。

地蔵服「グラフィックデザイナー・地蔵服 木本マユ - グラフィックデザイナー・地蔵服・お地蔵さんの服」から引用
地蔵服「グラフィックデザイナー・地蔵服 木本マユ – グラフィックデザイナー・地蔵服・お地蔵さんの服」から引用

派手過ぎず、でもカラフルな地蔵服によってお地蔵さんも気持ちが良いだろうし、木本さん自身も仏教に貢献しているのでご利益があるだろうし、地域住民も気分が明るくなって、さらにお地蔵さんを信仰する人も増えるかもしれない。

お地蔵さんの服を新調することで、様々なことが好転し、遠くの下手なパワースポットにわざわざ行くよりもプラス効果があるように思った次第だ。

こうした地蔵服への取り組みは、日本の隅々にまで拡散することを期待する。

■グラフィックデザイナー・地蔵服 木本マユ – グラフィックデザイナー・地蔵服・お地蔵さんの服
http://kimotomayu.jp/

■【ハンドメイド作家インタビュー】地蔵服デザイナー・クロッシェ(かぎ針編み)作家 木本マユさん – Handful[ハンドフル]
https://www.handful.jp/curation/25781

■さし旅 – NHK 過去の放送 1月12日放送回「仏像マニアと巡る新春!御利益ツアー」
http://www4.nhk.or.jp/P4386/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

寺院イベントの情報サイト「寺子屋ブッダ」【連載:アキラの着目】

我々おじさん・おばさん世代の中高における修学旅行では、京都・奈良の寺社巡りが主であった。

今でこそ寺院や神社に行くのは、最も日本らしい風景や文化の1つであるし、厳かな佇まいに触れることで、心が浄化されるような気がして、全然苦にならない。

しかし、中高生の頃は寺社巡りするのが解せなくて、「なぜもっと最先端のスポットを巡らないのだろう?つまらない!」と思っていたものだ。

現在は、訪日観光客の増加により、日本国内の様々な寺社が彼らに評価され、それが日本人にも伝えられ、あらためて寺社が日本人によって再評価され出したということもあるかと。

なので、現代の若者は、中高生時代の我々ほどの、寺社に対する”アレルギー”はないようだ。

むしろ、恋愛成就や縁結びのパワースポットとしての寺社がメディアで注目されるようになったことで、寺社巡りや御朱印集めに夢中になる若い女性が多く出現するようになった。

そうした流れに乗っかるように最近、お寺関連のサイトが多く見受けられるようになった。

その中で気になったのが、寺院イベントの情報サイトである「寺子屋ブッダ」だ。

寺院イベントの情報サイト「寺子屋ブッダ」トップページから引用
寺院イベントの情報サイト「寺子屋ブッダ」トップページから引用

学べるイベントや年中行事、身体を動かすヨガや、反対に身体を動かさない座禅、精進料理のイベントなど、カテゴライズされており、自分の気になる寺院イベントを探すことができ、便利なサイトだ。

実際に「寺子屋ブッダ」のトップページを見ると、「坐禅・マインドフルネス体験合宿」や「寺ヨガ&精進料理&ハイキング(自由参加)」、等々といった寺院イベントを掲載している。

気軽に寺院に足を運んでもらおう、仏教を身近に感じてもらおう、というコンセプトが感じられ、これまで仏教に馴染みのなかった人でもクリックしたくなるような作りになっている。

事前にお寺関連のイベントを調べたい人、仏教に興味を持った人は、まずは「寺子屋ブッダ」にアクセスしてみよう。

貴方に合った寺院イベントがきっとあるはずだ。

■お寺イベントの情報サイト 寺子屋ブッダ
https://www.tera-buddha.net/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

ココロとカラダのデトックス・寺カフェに集おう!【連載:アキラの着目】

世の中には「猫カフェ」、「ハリネズミカフェ」等々、様々なカフェがあるが、今回のニッポンニュースで紹介するのは寺カフェだ。

寺カフェをつくった目的は「仏教を皆さまにとってもっと身近なものにしたい」ために、また、現代版駆け込み寺として機能させるためにつくったのだとか。

寺カフェ公式HPより引用
寺カフェ公式HPより引用

何かに思い悩んでいたり、誰に相談したらいいかわからないような時に、大抵の人は、まず寺に行こうとは思わないはずだ。

それに、そもそも寺に行くということがないから、敷居が高いのだ。

ならば、「皆さんが行きにくいなら、私たちから出かけて行こう」ということで、誰もが行きやすいように、街中につくったのが寺カフェなのだ。

「誰もが行きやすいとは言っても、男性のお坊さんばかりなんでしょ?」と思っている女性も中にはいるはずだ。

心配ご無用!

寺カフェには女性僧侶も常駐しているから、その点については、女性でも全然安心して相談できる。

個別相談以外にも、寺カフェはイベントも開催している。

寺カフェ公式HPを見ると、大別して「寺カフェ[常設]イベント」と「寺カフェ[恒例]イベント」があり、それぞれのイベントはさらに幾つかのイベントに分類され、頻繁に開催されている。

■寺カフェ[常設]イベント

はじめての写経

実際にお経を筆で書く写経をすることで、心地よい緊張感と自らを振り返ることができる。

写経セットは寺カフェで準備し、使用した筆はプレゼントされるという特典付きだ。

はじめての写経 - 寺カフェ公式HPより引用
はじめての写経 - 寺カフェ公式HPより引用

腕輪念珠(数珠)作り

自分で自分のために念珠(数珠)を作る。

カラフルな念珠から、オーソドックスな念珠まで、楽しく作ることができ、決して難しくない。

作った念珠は、友達への心のこもったプレゼントとしても最適だ。

お坊さんと語ろう(法話会)

お坊さんと共に明るい未来を語るイベント。

お坊さんの経験に基づいた事実や、仏教の智恵を元に前向きに語る。

■寺カフェ[恒例]イベント

坊主BAR

入れ代わり立ち代わりで来るお坊さんと一緒に楽しく飲みながら、仕事の愚痴や将来の不安、恋愛、人間関係など、なんでも聞いてくれる。

寺カフェでいけばなレッスン

伝統ある小原流いけばなを通じて季節の花に触れ、自分自身と向き合う。

使用した花材は、一人ずつ包んでもらって、手さげ袋で持ち帰りできる。

これら以外でもまだ様々なイベントがあり、「癒し」と「安らぎ」と「美味しい」ひとときを過ごせる。

寺カフェは、まさにココロとカラダのデトックスを促してくれる空間ともいえよう。

【寺カフェ 浄土真宗本願寺派 生田山 信行寺 春秋苑】
・所在地:〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西1-33-15 EN代官山ビル1F
・TEL.:03-6455-3276
・FAX:03-6455-3275
・アクセス:代官山駅から徒歩2分、中目黒駅から徒歩5分、恵比寿駅から徒歩8分(JR/東京メトロ日比谷線)
・公式HP:http://tera-cafe.com/

銀杏が採取できる古刹・慈光寺(埼玉県比企郡ときがわ町)【連載:アキラの着目】

毎年この時期になると、筆者が訪れる古刹がある。

それは、埼玉県比企郡ときがわ町の山にあり、坂東三十三観音霊場第九番札所になっている慈光寺(埼玉県比企郡ときがわ町)だ。

この慈光寺の歴史は古く、天武天皇の二年(637年)に千手観音堂を建て、観音霊場として開基し、奈良時代になってから鑑真和上の高弟、釈道忠によって創建された。

筆者の姪っ子がこの近辺に住んでいることから、筆者はこの3年間は毎年慈光寺を訪れている。

東松山方面から県道172号線で来た場合は、「宿(しゅく)」交差点を「慈光寺→」の看板通りに右折し、そのまま道なりに登ってゆく。

県道172号線を東松山方面から来たら、「宿(しゅく)」交差点を右折
県道172号線を東松山方面から来たら、「宿(しゅく)」交差点を右折

そのまま道なりに登る
そのまま道なりに登る

すると、「慈光寺駐車場」という看板と駐車場が出てくるが、さらに奥へ登ると、もっと広い駐車場が現れるので、そこに駐車しよう。

急な階段の参道を登ると近道だが、怖くて登れない人は、右手の車も通行できるアスファルトの幅広な道で登ろう。

慈光寺の参道
慈光寺(阪東九番観音堂)の看板

怖くて登れない人でも歩ける右手の幅広な道

筆者は急な階段で登った。

慈光寺参道の急階段

階段の途中から下を見下ろすと、↓な眺めだ

慈光寺参道の急階段途中から下を振り返る
慈光寺参道の急階段途中から下を振り返る

さらに階段の残り半分を登ると、慈光寺境内および本堂が視界に入ってくる。

慈光寺本堂

まずは階段上り口の右側にある手水舎で、手と口を濯ぎ清めてからお参りするのがごく自然な参拝手順だ。

慈光寺の手水舎

本堂の前にある縄で鐘を叩き、それから賽銭を入れてから、お祈りしよう。

慈光寺本堂

本堂の天井を仰ぎ見ると、綺麗に彫られた白馬や柱を支える木組み、また欄間などを観ることができる。

慈光寺本堂天井
慈光寺本堂 柱の木組み
慈光寺本堂

本堂はグルリと1周廻ることができるので、廻ってみよう。

たまたま筆者が廻った時は、風に揺られて落ちた銀杏の実を採取していた老夫婦がいた。

慈光寺本堂をグルリと1周

それを見た筆者は、自分も銀杏の実を採取しようと、負けず嫌いの魂に火がつき、銀杏の実を拾い始めたのだった。

銀杏の実は、写真のように地面に落ちている。

慈光寺境内に落ちている銀杏の実

この銀杏の実を丹念に手作業で1つ1つ拾っていくのだが、侮ってはいけない。

銀杏の採取について熟知しない人が多いかと思うので、一応説明しておくと、銀杏の実は独特の異臭を放つだけあって、実から出る汁もかなりきつい。

直接皮膚に触れると、皮膚がかぶれたりするので、使い捨て手袋か軍手が必要だ。

使い捨て手袋と軍手

これがあれば、銀杏の実の汁は怖くない。

しかし、銀杏の実は枝から落ちているとはいえ、いまだ”呼吸”はしているので、目がシバシバする。

玉ねぎのスライスで涙が出てきてしまうほどの強烈な刺激はないが、目がシバシバすることもあるので、覚悟しておこう。

40分くらいだろうか、バケツ1杯半とスーパーのレジ袋で1袋分の銀杏の実を採取することができた。

慈光寺境内にて採取した大量の銀杏の実

昨年の場合は10月下旬に採取し、数量的にあまり満足できなかったのだが、今年は雨天が続いたこともあり、採取に訪れる人が昨年ほど多くなかったのか、銀杏の実がかなり残っており、たくさん収穫できた。

採取した銀杏の実は、古新聞紙に並べて、しばらくの間、乾燥させ、それから外側の実と種子部分とに分ける。

もちろん種子の方を食べるので、実は捨てる。

種子の方は、硬い殻で覆われているので、この殻を砕き割り、中の柔軟な部分のみを茶碗蒸しに入れるなり、電子レンジで加熱するなりして食べるとなかなかイケる。

慈光寺は、都心からだと関越自動車道を使えば、2時間くらいでたどり着けるかと。

名の知れ渡った観光地ではないので、人混みを避けたい人や、未開的な雰囲気を味わいたい人には、ぜひともおすすめだ。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

■慈光寺
http://www.temple.or.jp/