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新鮮な三ケ日みかんを丸ごと包んだ「丸ごとみかん大福」(静岡県浜松市)【連載:アキラの着目】

2020年もFJ時事新聞ニッポンニュースを宜しくお願い申し上げます。

以前に八朔が入った大福を取り上げた(2019年11月29日「八朔の果実と白餡、みかん餅が華麗に融合、元祖はっさく大福【連載:アキラの着目】」)

今回のFJ時事新聞ニッポンニュースで取り上げるのは、三ケ日みかんを丸ごと包んだ大福だ。

静岡県浜松市にある三ケ日製菓が作る自慢の大福、「丸ごとみかん大福」がそれだ。

まるごとみかん大福 静岡・浜松の手作りお菓子のお店 三ヶ日製菓HPから引用
まるごとみかん大福
静岡・浜松の手作りお菓子のお店 三ヶ日製菓HPから引用

年間を通じて温暖な気候の静岡県三ケ日地域で育った早生の新鮮な三ケ日みかんをすべて手作業で包み込んでおり、大量生産はできない贅沢菓子だ。

冷凍で販売されている「丸ごとみかん大福」は好みのとけ加減で食べるのもいいが、店推奨の食べ方は半分解けたくらい(ハンシャリ)のシャーベット状で「丸ごとみかん大福」を食べるのがおすすめとのことだ。

「丸ごとみかん大福」は静岡県浜松市の三ケ日製菓のみならず、東京・浅草にある「まるごとにっぽん」(の四七商店)でも購入可能だ。

■静岡・浜松の手作りお菓子のお店 三ヶ日製菓|まるごとみかん大福 和菓子 銘菓|三ヶ日駅より徒歩3分
https://mikkabi-seika.com/71462/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

本物にしか見えぬ和菓子、フリーの和菓子作家・三納寛之さん【連載:アキラの着目】

最近SNSで話題となっているみかんがあるので、まずはご覧頂きたい。
フリー和菓子作家・三納寛之さんの作った和菓子みかんフリー和菓子作家・三納寛之さんの作った和菓子みかんフリー和菓子作家・三納寛之さんの作った和菓子みかん

ただ、みかんを見せてどうするんだよ、とイラつかないでほしい。

実はこのみかん、本物ではなく和菓子なのだ。

フリー和菓子作家・三納寛之さんの作った和菓子みかん 和菓子職人 三納寛之 Twitterから引用
フリー和菓子作家・三納寛之さんの作った和菓子みかん
和菓子職人 三納寛之 Twitterから引用

この本物のみかんと見間違うくらいに精巧に作り上げたのは、海外でも活躍するフリーの和菓子作家・三納寛之さんだ。

三納寛之さんのInstagramは、フォロワー数が3万人を超えている。

伝統と文化に現代の美的感覚を取り入れた創作和菓子を生み出している三納寛之さんは、菓子を通じて人を笑顔にすることを目的とし、現在は海外セミナーやデモンストレーション、国内ではレッスンや特注、イベント出店など、精力的に活動しているのだ。

先ほど紹介した、本物のみかんにしか見えないみかんの和菓子は、皮と実の部分も忠実に再現され、恐るべき完成度だ。

三納寛之さんのこだわりは、皮と果実の間の白い筋と、皮の薄さなのだとか。

白い筋にこだわっているのは素人でも気づきやすい点だが、皮の薄さへのこだわりは素人ではわかりにくい。

三納寛之さん曰く「この薄さで包餡するのは技術が必要」なのだそうだ。

気になる素材だが、着色には食紅を使い、みかんの中心は小豆漉餡、その他は全て練り切りでできており、ヘラを入れてみかんの房を表して果肉部分を作り、その後に黄色と白の練り切りで包むのだとか。

しかし、なぜ三納寛之さんは、特定の和菓子屋さんに勤めることなく、フリーの身なのだろうか?

「やはり自由に動ける事が長所ですし、他の和菓子屋さんとは異なることができると思います。SNSの発信にしてもそうですが、綺麗なお菓子が作れるという自分の長所を活かして、これからの時代にあったものを発信して行けたらと思います。」

他の和菓子屋さんとは異なる、三納寛之さん独自の和菓子は、2020年1月2日と3日、2月からは第2火曜日に「名古屋 星ヶ丘テラス」で販売される。

写真の和菓子みかんは1個500円(税別)とのことなので、興味のある人は馳せ参ずべし。

■和の菓 さんのう
https://wanoka-sanno003.stores.jp/

■和菓子職人 三納寛之 インスタグラム wagashi_sanchan
https://www.instagram.com/wagashi_sanchan/

■和菓子職人 三納寛之 Twitter @wagashi_sanchan
https://twitter.com/wagashi_sanchan

※価格は令和元年12月24日現在のもの

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

城マニアのご厚意によって作成された「全国城もなかマップ 2019/12版」【連載:アキラの着目】

先日のニッポンニュースでは、石垣の焼印が付いたせんべいを紹介した(2019年11月09日ニッポンニュース「切込み接ぎか打込み接ぎ?石垣の焼印付き「お城せんべい」(岐阜県恵那市)【連載:アキラの着目】」)。

この石垣焼印せんべいのように、城にまつわる菓子や酒などが頻繁に名産として目にするようになったが、その中でも全国各地の城周辺で見受けられる菓子が「城もなか」だ。

その名の通り城を模ったもなかで、幼児からお年寄りまで幅広く食べられるため、お土産の需要や消費が高いのだ。

そうした全国各地にある「城もなか」を1つの地図で確認できれば、城好きの甘党に重宝されるとよんだのかわからないが、城マニア「城葱@令和元年 城納めは何処に。」さんのご厚意で「全国城もなかマップ 2019/12版」なるものが作成された。

「城葱@令和元年 城納めは何処に。」さんのTwitterから引用
「城葱@令和元年 城納めは何処に。」さんのTwitterから引用

城もなかは城周辺や城下町ならあってもおかしくはないし、まあ、そこそこはあるのだろうなとは思っていたが、こんなにざっと数十もの「城もなか」があるとは想像もしなかった。

こんなに日本全国で「城もなか」が存在し、製造・販売されているのだから、日本人は城好きであり、甘党であることも再認識させられた。

この網羅の仕方はハンパなく、よくぞここまでこのマップを作成されたものだと感心しきりだが、作成者当人の「城葱@令和元年 城納めは何処に。」さんは謙遜されているのか、「今回は、新発見の追加、廃業や連絡つかないお店のは非掲載としました。載ってないけど売ってるよ!ってのあったらまた教えて下さい。まだまだ制覇には程遠い…」とのコメントが。

完璧さを追求するその姿勢には頭が下がる思いだ。

また、城マニアでなくとも、もなか好きマニアでも堪らないマップであろう。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

八朔の果実と白餡、みかん餅が華麗に融合、元祖はっさく大福【連載:アキラの着目】

千数百年の歴史を持つ和菓子。

その和菓子の中でも饅頭と並んで人気定番なのが大福餅だ。

本来の大福餅は、白い片栗粉でまぶされた餅の中に、粒餡または漉餡が入ったものなのだが、いつの頃からか苺1個がまるごと中に入った革新的な苺大福も出現し、日本全国至るところで見かけるようになった。

そんな苺大福に慣れてしまった日本国民でも、まだ驚く余地があったのか、と思い知らされる大福餅が近年新たに出現した。

それが、はっさく大福だ。

はっさく大福 元祖はっさく大福発祥のお店 - もち菓子のかしはらHPから引用
はっさく大福
元祖はっさく大福発祥のお店 – もち菓子のかしはらHPから引用

剥いたはっさく(=八朔)の果実を内皮となる白餡で包み、さらにそれらを外皮となるみかん餅で包み込んだ大福餅なのだ。

甘酸っぱいはっさく果実と白餡、みかん餅が華麗に融合したはっさく大福は、はっさくその物を表現しており、15℃~20℃くらいの気温だと、最も美味しく食べられる。

はっさく大福の噂を聞きつけ来店したワインソムリエの田崎真也氏や作家の内館牧子氏にも絶賛され、現在では広島自慢の商品となっている。

はっさく大福を考案し販売している「もち菓子のかしはら」では、このはっさく以外の柑橘類(レモン、甘夏、菊みかん、等々)でも大福餅を作って販売しており、食べ比べするのも良いだろう。

はっさく大福 元祖はっさく大福発祥のお店 - もち菓子のかしはらHPから引用
はっさく大福
元祖はっさく大福発祥のお店 – もち菓子のかしはらHPから引用

【元祖はっさく大福 詳細】

・価格:¥160円(税抜き)
・販売期間:10月から8月
・原材料:餅米、白餡、八朔果実、みかん、酵素、砂糖、食塩、水飴、加工澱粉
※販売期間はその年の気候等により変更あり

■元祖はっさく大福発祥のお店 – はっさく大福 もち菓子のかしはら
https://www.mochigashi-kashihara.co.jp/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

小田原城主・北条家五代の印判を肖った和菓子「虎朱印最中」【連載:アキラの着目】

今回のFJ時事新聞ニッポンニュースで取り上げるのは、総業104年の小田原老舗和菓子店・正栄堂菓子舗が作る「虎朱印最中」だ。

総業104年の小田原老舗和菓子店・正栄堂菓子舗が作る「虎朱印最中」 正栄堂HPから引用
総業104年の小田原老舗和菓子店・正栄堂菓子舗が作る「虎朱印最中」
正栄堂HPから引用

神奈川県指定銘菓登録商品になっている「虎朱印最中」は、有機農法による新潟産小金餅米のみを使った最中に、北海道産の極上大納言小豆を丁寧に炊いた小倉餡を入れており、最中の中に求肥が入っているのがアクセントになっている。

商品名に「虎朱印」が入っているのは、小田原を本拠とした戦国大名・北条家の発給する文書に押印された印に因んでいるためだ。

まず永正15年(1518)に北条氏綱の発給した文書における「祿壽應穩(禄寿応穏)」の文字の上に虎の印が押され、以後、氏康・氏政・氏直と代々に渡って虎の印が押された。

永正15年(1518)に北条氏綱の発給した文書に押印された虎朱印
永正15年(1518)に北条氏綱の発給した文書に押印された虎朱印

「祿壽應穩(禄寿応穏)」は、禄(財産)と寿(生命)が応(まさ)に穏やかであるように、つまり小田原城下の人々が平和で暮らせるようにという願いが込められていると言われている。

その良き願いが込められている虎朱印と同じ大きさに「虎朱印最中」は仕上げているのだ。

「虎朱印最中」を食べることで、福にあずかれるような気分になれることから、パワースポットならぬパワースイーツともいえるだろう。

小田原に立ち寄った際には食べてみよう。

総業104年の小田原老舗和菓子店・正栄堂菓子舗が作る「虎朱印最中」 正栄堂HPから引用
総業104年の小田原老舗和菓子店・正栄堂菓子舗が作る「虎朱印最中」 正栄堂HPから引用

■小田原和菓子屋 正栄堂
https://www.shoeidokashiho.com/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

最適な和菓子の贈り物をアドバイス、あんこソムリエ【連載:アキラの着目】

そろそろお歳暮選びの季節。

毎年、お世話になっている人へ何を贈ったらいいか、頭を悩ます人が多いようだ。

去年と同じ物を贈ると「芸がない」と思われるかもしれない。

ならば、以前に贈っていない新しい和菓子が良いかな、と思って手にとってみたら、あれ、この和菓子は数年前に贈ったのと同じ和菓子だ、なんてことも。

過去に贈ったものとダブらずに、マンネリを避けたいのだが、新しい和菓子を探すことができないし…。

そんな人に必ず役立ちそうなのが、あんこソムリエだ。
まんじゅうの中のあんこ

どのような和菓子ギフトを贈れば、お世話になっている人に喜ばれるのか、用途、予算、受取人様の年齢や性別、味の好み、贈り主との関係、等々をあんこ百貨店スタッフが聞き出し、最適な和菓子ギフトを相談者と共に選んでいくという、Eメール相談型コンシェルジュサービスがあんこソムリエの任務なのだ。

あんこソムリエに相談しよう! あんこ百貨店HPから引用
あんこソムリエに相談しよう!
あんこ百貨店HPから引用

和菓子の選び方以外にも、熨斗の表書きや水引きの種類等、贈る際に留意すべきポイントも丁寧にアドバイス。

ただし、自信と確信を持ってオススメする商品だけをアドバイスするため、あんこソムリエが食べたことのない和菓子、あるいは「あんこ百貨店」にない商品のアドバイスはしておらず、「あんこ百貨店」での取り扱い商品のみとなるため、予めその点は了承しておこう。

Eメール相談型コンシェルジュサービスといっても、要するに問い合わせフォームからの相談となるので、あまり堅っ苦しく思わずに気楽に送信して、相談してみよう。

■あんこソムリエに相談しよう! | あんこ百貨店
https://anko-dept.jp/anko-sommelier/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

越後高田城銘菓、家紋入り「七十五萬石最中」【連載:アキラの着目】

昨日のFJ時事新聞ニッポンニュースでは、家紋入りのラテを取り上げたが、本日は同じような家紋入りでも、飲み物ではなく、和菓子、それも最中を取り上げる。

その家紋入り最中が、越後高田城銘菓の「七十五萬石最中」だ。

越後高田城銘菓「七十五萬石最中」 越後新潟の餅 もちやHPから引用
越後高田城銘菓「七十五萬石最中」
越後新潟の餅 もちやHPから引用

徳川家康の六男で、伊達政宗の娘・五朗八姫を妻にし、越後高田城主七十五万石の大名となった松平忠輝を偲んで、高田開府400年に因んで作られた銘菓なのだ。

「第二回全国和菓子大品評会褒賞之証」や「9代目上野正夫特選技能賞」という輝かしい受賞歴のあるこの「七十五萬石最中」は、通常の最中とは異なり、表のかわには家紋が入っている。

その家紋は、前述の通り、徳川家親藩の松平家だから、葵の紋が最中のかわに刻まれているのだ。

「七十五萬石最中」の特徴はこれだけに非ず。

最中の中に入っている餡が2種類なのだ。

越後高田城銘菓「七十五萬石最中」 越後新潟の餅 もちやHPから引用
越後高田城銘菓「七十五萬石最中」 越後新潟の餅 もちやHPから引用

つまり、1個の最中で2度美味しいのだ。

なかなか贅沢な和菓子といえる。

2種類は最中の中身の餡だけではない。

包装紙も2種類あり、祝い、法事、土産にと使い分けて包むことができ、なかなか重宝しているからこそ、55年もの長き間に不動の人気を勝ち得てきたわけだ。

越後高田城銘菓「七十五萬石最中」 越後新潟の餅 もちやHPから引用
越後高田城銘菓「七十五萬石最中」 越後新潟の餅 もちやHPから引用

越後高田城を訪れた際には、米どころ新潟で作られている異色の家紋入り「七十五萬石最中」を手土産に買うべし。

【高田城 七十五萬石最中の注文】

●電話・FAX:025-523-3270
●電話受付時間:9:30~18:00
●FAX受付時間:8:30~18:30
●定休日:水曜日(観桜会等イベント開催時・年末は営業)
●メール:oisii-okasi@motiya.jp(急がない場合)

■高田開府400年 七十五萬石最中 もなか 高田城 松平忠輝
http://www.motiya.jp/monaka.html

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

地域密着型、スバルお膝元の菓子「スバル最中」【連載:アキラの着目】

和菓子といえば、あんこの存在を抜きに語れない。

饅頭や太鼓饅頭、鯛焼き、人形焼などがあんこの入った和菓子の代表格だが、それらの和菓子に負けぬ個性を発揮している風変わりな菓子を今回のニッポンニュースではご紹介。

その菓子とは「スバル最中」だ。

群馬県太田市にある伊勢屋のスバル最中 ぐんまを愉しむための情報発見サイト|ちょびぃグルメから引用
群馬県太田市にある伊勢屋のスバル最中
ぐんまを愉しむための情報発見サイト|ちょびぃグルメから引用

そんじょそこらの最中とは異なり、自動車のスバルを象っているのだ。

なぜ最中がスバルなのか?

この「スバル最中」を作っている伊勢屋(創業:昭和9年2月1日)が、富士重工業群馬製作所本工場正門前にあるからだ。

スバルのお膝元である菓子屋さんが地域密着型の菓子として、「スバル最中」を考案し、作り出したというわけだ。

群馬県太田市にある伊勢屋のスバル最中 ぐんまを愉しむための情報発見サイト|ちょびぃグルメから引用
群馬県太田市にある伊勢屋のスバル最中
ぐんまを愉しむための情報発見サイト|ちょびぃグルメから引用

北海道産小豆を使用し、丁寧な手作業で練り込んだ餡は、上品な甘さと懐かしさが感じられる味わい。

形こそ奇抜な「スバル最中」だが、シンプルで昔ながらの製法を守り続けている正統派の最中だけに美味なのだ。

アットホームな雰囲気の伊勢屋は、1人でも気兼ねせずに入りやすく、女性にも人気で、テイクアウトもできる。

地域とともに盛り上げてゆく老舗の味を「スバル最中」を通して、味わってみよう。

【スバル最中の伊勢屋 詳細】

・所在地:太田市東本町24-23
・営業時間:9:00~19:00
・定休日:毎週水曜日(不定期も有り)
・TEL.:0276-22-2858

■伊勢屋 ぐんまを愉しむための情報発見サイト|ちょびぃグルメ
http://chobee.jp/shop/6222858/index.html

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

合掌もでき「お寺のおもてなし(お茶・和菓子)」あり、神谷町オープンテラス@光明寺【連載:アキラの着目】

「都心のオアシス」というワードを聞くと、街路樹が植えられ、オフィスビルとオフィスビルの間に人工的に整備された空間を思い描きがちだが、今回紹介する「都会のオアシス」はそんなところではない。

港区の神谷町にある光明寺が開いているオープンテラスなのだ。

神谷町オープンテラス@光明寺
神谷町オープンテラス@光明寺 東京・神谷町光明寺 / 光明寺 – 浄土真宗本願寺派光明寺HPから引用

光明寺本堂前のテラスにはイスやテーブルが設置され、誰でも気軽に立ち寄れ、お参りもできる憩いの場なのだ。

お茶・和菓子も頂ける「お寺のおもてなし」は、毎週水曜日・金曜日の11:00~14:00の時間帯限定。

前日までに予約した人にオープンテラスの指定席を設け、僧侶及びスタッフがほうじ茶またはコーヒー、そして僧侶による手作り和菓子が出されるのだ。

お茶・和菓子 神谷町オープンテラス@光明寺 / Kamiyacho Open Terrace in Komyoji Temple Tokyoから引用
お茶・和菓子 神谷町オープンテラス@光明寺 / Kamiyacho Open Terrace in Komyoji Temple Tokyoから引用

そのうえ、おもてなしの時に時間が空いていれば、僧侶が希望者に対し短時間の「傾聴」もしてもらえる。

「傾聴」をメインにしてもらいたい人は、月曜日と金曜日の11:00から行なっているので、そこでじっくり聴いてもらうのもよいだろう。

なお、ありがたいことにテラス席への飲食持ち込みは、持ち帰ることができるのならばという条件付きで可能だ。

おもてなしのある日には、おつとめ(読経。本堂にて12:30から約10分)もあり、こちらは予約不要で、自由参加だ。

ちなみに、「お寺のおもてなし」を必要としない人は、予約不要で平日9:00~17:00の間に本堂への参詣やテラス設備(イス、テーブル等)の利用が可能だから、散歩の休憩がてらに立ち寄って利用することも全然アリだ。

【神谷町オープンテラス@光明寺 詳細】

・参詣可能時間:平日9:00~17:00
・傾聴日時:月曜日、金曜日の11:00~12:00
・おもてなし日時:基本、水曜日と金曜日の11:00~14:00も、最新情報はブログにて要確認
・予約:kot@komyo.net に名前、人数、希望時間帯を明記の上、できるだけ前日までに要連絡

※日時等は令和元年7月25日現在のもの

■東京・神谷町光明寺 / 光明寺 – 浄土真宗本願寺派光明寺
http://www.komyo.net/web/kamiyacho.html

■神谷町オープンテラス@光明寺 / Kamiyacho Open Terrace in Komyoji Temple Tokyo
http://www.komyo.net/kot/

■神谷町オープンテラス@光明寺 / Kamiyacho Open Terrace in Komyoji Temple Tokyo: ご利用の手引きアーカイブ
http://www.komyo.net/kot/cat2/

■神谷町オープンテラス(@oteracafe) 公式Instagram
https://www.instagram.com/oteracafe/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

あんこを通じて世界平和を実現、日本あんこ協会【連載:アキラの着目】

あんこの愛好家だけで構成される、あんこ好きのための協会団体が日本あんこ協会だ。

あんこ嫌いの筆者からすれば、実に理解しがたい協会なのだが、ジャンルがなんであろうと、物好きやマニアと呼ばれる人たちをリスペクトする質なので、今回のニッポンニュースで取り上げてみた。

そもそも、日本あんこ協会は何のために存在するのかというと、「あんこを通じて世界平和を実現する」ためなのだとか。
あんこ

そのMissionを説明したのが以下の文章。

「人は自分自身に向けられた無条件かつ無限の愛を感じることができた時、何にでも挑戦でき、どこにでも行ける餡心を得ることができます。
これから何が起こるかわからない人生においても、いつでも餡心していられることで笑顔が生まれ、きっと大丈夫と思えることで未来に希望がもてます。
世界中の人たちがそんな気持ちでいられる状態こそ、世界平和そのものだと私たちは考えます」

無条件かつ無限の愛を感じることができた時に、どこにでも行ける”餡心”を得ることができ、その”餡心”によって笑顔が生まれ、未来に希望がもてるのだとか。

理解できるような、理解できぬような(微笑)。

上記説明文を即座に理解できぬ要因としては、あんこ好きにしかわからない専門用語が使われているからか。

”餡心”というワードは「安心」にかけたワードであるのは理解できるのだが、何せ”餡心”というワードは筆者にとってはお初、「あんこを純粋に想う心」という意味で解釈すればよいか。

日本あんこ協会のVisionでは、あんこを通じての地域振興や、家族愛を想い出せるきっかけとなる協会になること、やりたいことをやりつつ運営もできている協会となること、が謳われている。

要するに、あんこを想う心、すなわち”餡心”や、あんこそのものによって世界を笑顔にしよう、平和を実現させよう、それぞれの地域を盛り上げよう、家族愛を想い出すきっかけにしようという、ミクロ・マクロの両方からもあんこで盛り立てるという、壮大な考えのある日本あんこ協会なのだ。

ここまでを聴くと、なんか国連の機関のようなイメージを抱いてしまうが、普段はあんこ好きの人たちが集まり、あんこの和菓子を食べに出かけたり、食べ比べしたり、といった活動をちょくちょくしているとのこと。

直近でいうと、今週末の7月13日(土)には、池袋の日本あんこ協会本部(あんこ部の部室)にて「東京三大豆大福」の食べ比べが開催される。

東京の甘い物好きにとっては当たり前に知っている「東京三大豆大福」だが、一応ご紹介すると、護国寺「群林堂」、泉岳寺「松島屋」、原宿「瑞穂」だ。

「東京三大豆大福」の1店 護国寺「群林堂」 食べログから引用
「東京三大豆大福」の1店 護国寺「群林堂」 食べログから引用
「東京三大豆大福」の1店 泉岳寺「松島屋」 食べログから引用
「東京三大豆大福」の1店 泉岳寺「松島屋」 食べログから引用
「東京三大豆大福」の1店 原宿「瑞穂」 食べログから引用
「東京三大豆大福」の1店 原宿「瑞穂」 食べログから引用

一見、同じような豆大福でも、”あんバサダー”が見れば、これらの豆大福はそれぞれ丸っきり異なる豆大福だ。

甘い物好きから高評価を受けている「群林堂」、「松島屋」、「瑞穂」の豆大福を一人1個ずつ一気に食べ比べするのだから、こんな貴重な体験は普段したくてもできない。

”あんバサダー”のにしいあんこさん(日本あんこ協会会長)が、「群林堂」、「松島屋」、「瑞穂」の豆大福をどの順番で食べれば、最も美味しく食べることができるかも伝授することなので、甘い物に目がない人はぜひ参加すべし!

【参加受付中】7/13東京三大まめ大福食べ比べ at 池袋協会本部

7月13日(土)、池袋にある日本あんこ協会本部(あんこ部の部室)にて、東京三大まめ大福食べ比べ部活動を開催。

あんこ部 東京三大まめ大福食べ比べ 日本あんこ協会公式HPから引用
あんこ部 東京三大まめ大福食べ比べ 日本あんこ協会公式HPから引用

・昼の部:12時30分~14時30分
https://ikemameaft20190713.peatix.com/

・夕方の部:16時00~18時00分
https://ikemameeve20190713.peatix.com/

【日本あんこ協会 概要】

・名称:日本あんこ協会
・英語表記:Japan Anko Association
・代表:会長兼代表理事 にしいあんこ
・所在地:〒171-0014 東京都豊島区池袋2丁目23-4 池袋見真ビル3F
・代表番号:03-6912-5605
・アクセス:JR池袋駅 西口地下道C1出口より徒歩2分

■日本あんこ協会 | 日本あんこ協会|あんこを通じて世界平和を実現する
http://anko.love/