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テレビとYouTubeの差【連載:アキラの着目】

30年に渡って放送されていたフジテレビ系バラエティ番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』が終焉を迎えたのは2018年3月。

自身の番組を失ったとんねるず・石橋貴明さんは「”戦力外通告”されて、テレビ大好きだったのにできなくなっちゃって、つまんねーなーって」とコメントした。

失意のどん底にいた石橋貴明さんは、その後、懇意にしているディレクターとタッグを組み、YouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」を立ち上げ、動画の配信を開始する。

YouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」から引用
YouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」から引用

すると、”戦力外通告”を食らった同一人物とは思えない快進撃で、あれよあれよとチャンネル登録者数、再生回数が増えてゆき、2021年3月29日現在、チャンネル登録者数は158万人、再生回数は1億2594万35回を数えるに至っている。

やはりテレビとYouTubeの間に差や違いがあるのは歴然だ。

以下、テレビとYouTubeの差や違いを挙げてゆく。

1.テレビは要免許、YouTubeは免許不要で新規参入障壁低し

そもそもテレビ事業は、電波や放送を主管する総務省の許認可を受けた免許が必要で、新規参入に対しては制限が設けられている。

それゆえに、テレビは”公共の電波”だから勝手なことをして放送するのは許されないし、一部の視聴者からクレームが来ても真摯に受け止め、最悪の場合は番組を終了させてしまうこともあるのだ。

一方のYouTubeは免許要らずで、新規参入障壁が低いから、基本スタンスとして誰でも動画配信を開始することができる。

また、”公共の電波”ではないYouTubeは、YouTubeの規則から逸脱さえしなければ、誰かを忖度することなく自分の思い通りに動画を配信することができる。

2.テレビは要「枠」、YouTubeは「枠」不要

テレビには「枠」があり、テレビ局、スポンサー、芸能事務所などといったパワーバランスや視聴者の属性に配慮しながら「枠」を獲得したりするのだが、とりわけ「ゴールデン枠」を獲得するのは並大抵のことではない。

一方のYouTubeにはテレビのような「枠」がないため、前述したようなパワーバランスへの配慮や慣習的な縛りもなく、自分自身が面白いと思ったら自分で勝手に枠を作って、動画配信をすればいいだけなのだ。

その配信した動画の再生回数が上がれば、広告を付ける効果があると見込まれ、その結果、稼ぎとしてお金が入り、テレビ局のおかげでも芸能事務所のおかげでもなく、純粋に自分の手柄で得た稼ぎとなる。

反対に再生回数が伸びなかったとしても、その反響がダイレクトに自分に返ってくるので、現状を把握しやすく改善しやすい。

テレビ局担当者やスポンサー担当者が集まって視聴率云々を論じる会議と異なり、自分自身で把握・改善ができるということだ。

3.テレビは一過性のコンテンツとして消費され、YouTubeはコンテンツがアーカイブとして蓄積、”資産形成”も可

再放送やDVD化されることもたまにあるが、基本的にテレビは一過性のコンテンツとして消費され、終了した番組を視聴することができない。

何度も繰り返し視聴したければ、番組を録画し保存するしかないのだが、ハードディスク等の容量にも制限があり、視聴したい番組全てを保存するのは難しい。

YouTubeは、公開したコンテンツを運営者側が特に削除しなければ、そのままアーカイブとして蓄積されていくので、途中から動画を観始めた人でも時系列を遡って過去の配信動画を視聴することが可能だ。

それに、そのアーカイブとして蓄積された動画も再生回数を重ね続けてゆくので、”資産形成”できるのだ。

以上をまとめると、

1.テレビよりもYouTubeのほうが参入障壁や規制、既存の慣習などが低かったり、なかったりするから発信する自由度が高いこと

2.テレビよりもYouTubeのほうが自分の裁量で自由に発信でき、YouTubeはやった分だけ、プラスのことやマイナスのことも含めて、自分自身に直接返ってくるので、やり甲斐が生まれるし、改善もしやすいこと

3.YouTubeは、自分で作って配信した動画が、その後も再生回数を重ね続けてゆくから、”資産形成”できる利点があること

ということになる。

これだけの差や違いが、テレビとYouTubeの間に存在するから、YouTubeに参入する芸能人が後を立たないし、YouTubeに夢を抱くのだろう。

しかし、YouTubeで成功する芸能人は全体からすると僅か。

とんねるず・石橋貴明さんがYouTubeで成功を収めたのは、①コンプライアンスでガチガチのテレビよりも自由に自分の裁量で好きなことをYouTubeで発信できそうだと気づいたこと、そしてその通りに実践していること、②テレビとは異なる石橋貴明さんをYouTubeで視聴できるのではないかとネット民がYouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」にアクセスしたこと、これらが大きな要因かと思われる。

”戦力外通告”でも、石橋貴明さんに対する期待感があったから、ネット民はYouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」にアクセスしたのであって、他の芸能人が石橋貴明さんと同じ結果をゲットできるかというと、それはまた別の話だ。

そこがYouTubeの難しいところなのだろう。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

芸能活動50年超え!3歳から芸能人の坂上忍さん【連載:アキラの着目】

歯に衣を着せぬ喋りで昼の情報番組の司会を務め、その他多くのバラエティ番組にも出演している坂上忍さん。

坂上忍さん Wikipediaから引用
坂上忍さん
Wikipediaから引用

来月の番組改編期では打ち切りとなってしまった出演番組もあるが、それでも現在の芸能界での活躍が色褪せることはない。

その坂上忍さんは今年で芸能活動が51年になる。

今年の6月で54歳になることから逆算すれば、3歳からの芸能活動ということだ。

そう、知っている人は知っているが、坂上忍さんは子役からスタートしているのだ。

その証拠映像が↓

■坂上忍の子役時代

また、当時の小学生が毎朝観ていたという日本テレビ系『おはようこどもショー』にも坂上忍さんの歌声が流れていたのだ。

時代は、ハンク・アーロン選手の持っていたホームラン755本の世界記録を王貞治選手が塗り替え、756本の世界新記録を樹立した頃。

偉大なホームラン・バッターを称える歌として『BIG1/王貞治』が作曲され、この曲を子役時代の坂上忍さんが歌ったのだった。

■BIG1/王貞治 -坂上忍-

当たり前といえば当たり前なのだが、我々が知る現在の坂上忍さんの低音声とは丸っきり異なる高い声で、同一人物とは思えない。

現在の坂上忍さんに至るまでには、こうした子役時代の芸能活動があって今があるのだ。

それにしても芸能活動50年超えとは、人生のほとんどが芸能界に身を置いているということであり、あらためて凄いことだ。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

芸能・芸術で隆盛を極めたいプロ、アマが参拝、芸能神社【連載:アキラの着目】

日本国内には神社が数多くあれど、芸能に特化した神社は少ない。

その少ない、芸能に特化した神社の中でも今回のFJ時事新聞ニッポンニュースでは京都市右京区嵯峨朝日町にある芸能神社を取り上げる。

京都市右京区嵯峨朝日町にある芸能神社 芸能神社公式HPから引用
京都市右京区嵯峨朝日町にある芸能神社
芸能神社公式HPから引用

芸能神社は文字通り芸能・芸術分野における上達やヒット祈願、公演成功、人気上昇、個展成功、コンテスト入賞、オーディション合格、等々を祈願しに訪れる人達が多い。

いわゆる「アーティストのパワースポット」的存在で、芸能・芸術で隆盛を極めたいプロ、アマが参拝するのだ。

モデルの押切もえさんをはじめ、モーニング娘’20のサブリーダー・生田衣梨奈さん、その他多くの芸能人やスポーツ選手が訪れており、公式HPでその時の参拝が紹介されている。

モデルの押切もえさん 芸能神社公式HPから引用
モデルの押切もえさん
モーニング娘'20のサブリーダー・生田衣梨奈さん 芸能神社公式HPから引用
モーニング娘’20のサブリーダー・生田衣梨奈さん
芸能神社公式HPから引用

普通、京都観光というと、定番の寺院、悪く言えばありきたりな寺院を訪れがちだ。

しかし、祈願の趣旨に沿って、訪れる寺院を選ぶのも祈願成就の観点からとても重要であるのはいうまでもない。

才能や特技を開花させたい人は、ぜひ京都にある芸能神社を参拝してみよう。

【芸能神社 詳細】

・所在地:京都市右京区嵯峨朝日町23番地 車折神社境内内
・アクセス:阪急電鉄京都線「大宮」駅前から京福電鉄「嵐山」行き「車折神社」駅下車、JR山陰線(嵯峨野線)「嵯峨嵐山」駅前から京福電鉄「四条大宮」行き「車折神社」駅下車、地下鉄東西線(京阪電鉄京津線と直通)「太秦天神川」駅前から京福電鉄「嵐山」行き「車折神社」駅下車
・ご祭神:天宇受売命(あめのうずめのみこと)
・由緒:車折神社の境内社の一社である芸能神社は、昭和32年に他の末社より御祭神・天宇受売命を分祀申し上げ創健した神社。天宇受売命が芸能・芸術の祖神として古来より崇敬される所以は<神代の昔、天照大御神が弟である素戔鳴尊の行いを逃れ、天の岩戸にお入りになり、固く扉を閉ざされたためにこの世が暗闇になった。その時、天宇受売命が岩戸の前で大いに演舞され、天照大御神の御神慮をひたすらにお慰め申されたところ、大御神は再び御出現になり、この世は再び光を取り戻した。>という故実に基づく。
・ご神徳(ご利益):あらゆる芸能・芸術の分野で活躍する人たちから強く信仰され、芸名、ペンネーム、劇団等の団名を記した朱塗りの玉垣が4,000枚以上奉納されている。

■【芸能神社】 芸能 芸術の神社/お守り オーディション合格・コンテスト入賞・公演成功・ヒット祈願
http://www.kurumazakijinja.or.jp/geinoujinja.html

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

デヴィ夫人、はるな愛さんらも豆まきに!不動ヶ岡不動尊總願寺節分会(埼玉県加須市)【連載:アキラの着目】

豆まきに参加するデヴィ夫人昨日2月3日は「節分の日」。

一般的にこの「節分の日」には「鬼は外、福は内」と声を発しながら福豆(煎り大豆)を撒き、年齢の数(または年齢の数よりも1つ多い数)だけ福豆を食べることで厄除けをするといわれている。

元々「節分」は、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のことをいっていたり、「季節を分ける」ことを意味していたのだが、日本では江戸時代以降、特に立春(毎年2月4日頃)の前日を「節分」というようになったのだとか。

そんな「節分の日」には毎年全国各地の寺院で恒例の豆まきが盛大に行われる。

FJ時事新聞ニッポンニュースは、関東三大不動の一つに数えられる不動ヶ岡不動尊總願寺(埼玉県加須市)の節分会に行ってみた。
不動ヶ岡不動尊總願寺(埼玉県加須市)節分会

まず黒門をくぐることに。
不動ヶ岡不動尊總願寺黒門

くぐって、いくつか並んでいる出見世を通り抜けると、もう目の前が不動堂だ。
不動ヶ岡不動尊總願寺不動堂不動ヶ岡不動尊總願寺不動堂

安全確保のためにある緑の柵が、古式ゆかしい本堂とはミスマッチだが、大人数が殺到する「節分の日」なので致し方ない。

不動堂の反対側には、周囲の出見世の照明でややライトアップされたような山門が建つ。
不動ヶ岡不動尊總願寺山門

不動ヶ岡不動尊總願寺には早めに到着したので、市内小・中学校児童・生徒による武州加須囃子演奏を観賞できたり、地元の埼玉県立不動岡高等学校吹奏楽部による演奏も観賞できた。
市内小・中学校児童・生徒による武州加須囃子演奏埼玉県立不動岡高等学校吹奏楽部による演奏

意外にも女性部員が圧倒的に多い不動岡高等学校吹奏楽部は、か弱いかと思いきや実にパワフルな演奏で、参拝客の心を高揚させるには十分すぎるほどだった。
埼玉県立不動岡高等学校吹奏楽部による演奏

この演奏を聴いた人たちは皆、節分の豆まきに対する心の”戦闘モード”が整ったことだろう。

そしていよいよ演奏後から約2時間が経過した20時30分。

打ち鳴らされる半鐘の音を合図に、燃えさかる大松明を掲げた赤鬼、剣を振りかざす青鬼、こん棒を抱えた黒鬼が登場し、不動ヶ岡不動尊總願寺不動堂の回廊を駆け巡る。
燃えさかる大松明を掲げた赤鬼

ちなみにこの大松明の火の粉を浴びると「厄除け」になるそうだ。

これら3体の鬼の登場に合わせ、年男たちも回廊に登ると、「鬼追い豆まき式」がついにスタートだ。

21時過ぎにはいよいよ芸能人・著名人も現れ、司会担当のビートきよしさん(ビートたけしさんの相方)が豆まきに参加する芸能人・著名人を順番に紹介してゆく。
豆まきに参加する芸能人・著名人豆まきに参加する芸能人・著名人

その中には誰もが知るデヴィ夫人、ニューハーフ・タレントのはるな愛さん、MISONOさんらの姿も見られ、盛大な豆まきが行なわれた。
豆まきに参加するデヴィ夫人豆まきに参加するデヴィ夫人、ニューハーフ・タレントのはるな愛さん、MISONOさんら<img src="http://fjnews.jp/wp-content/uploads/2019/02/s-017.jpg" alt="豆まきに参加するデヴィ夫人、ニューハーフ・タレントのはるな愛さん、MISONOさんら" width="640" height="404" class="aligncenter size-full wp-image-172357" />

投げられてくるのは豆だけでなく、チョコレートやスナック菓子等も、またティッシュに来るんだ硬貨もあり、取り損なうと顔や手にぶつかり、結構痛かったりするのだが、気分が高揚し、投げられてくる物をゲットするのに躍起になっているためか、いちいち痛さにかまっていられないのが実情だ。
投げられてくる豆、チョコレート、スナック菓子等、またティッシュに来るんだ硬貨投げられてくる豆、チョコレート、スナック菓子等、またティッシュに来るんだ硬貨

とにかく目前に飛んでくる豆や菓子をゲットして、”戦利品”にしなければと、皆無我夢中なのだ。

こうした豆まきは22時頃まで続いた。

400年の歴史を持つ不動ヶ岡不動尊總願寺節分会に今回初めて参加してみたが、気分が明るくなるし、厄除けになるし、”戦利品”を頂けるし、芸能人・著名人を間近で観ることができるし、良いこと尽くし。

見るのと参加するのとでは大違い。

やはり実際に参加すると、見た目以上に幸せな気分になれた節分会だった。

まだ節分会に参加したことのない人は、来年こそは参加してみよう!

■埼玉県加須市 總願寺 初詣・節分会・火渡り式・厄除等の御祈願は不動ヶ岡不動尊へ。真言宗の寺院で関東三大不動のひとつです。
http://www.souganji.com/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

 

大御所芸能人の方々の若かりし頃【連載:アキラの着目】

現在でも活躍している大御所芸能人の方々。

もちろんデビューした頃は大御所のはずもなく、若手芸能人としてがむしゃらに活動していた。

そんな大御所芸能人の方々の若かりし頃を今回のFJ時事新聞ニッポンニュースでは取り上げる。

1.歯に衣着せぬ喋りが特徴の上沼恵美子さん

先日、某民放局で毎年放送される若手漫才大会にて、辛口審査が話題となったのが、お笑い界の大御所・上沼恵美子さんだ。

上沼恵美子[プロフィール] / TEICHIKU RECORDSから引用
上沼恵美子[プロフィール] / TEICHIKU RECORDSから引用

上沼恵美子さんは、若かりし頃は「海原千里・万理」(うなばらせんり・まり 千里:上沼恵美子さん、万理:実姉)として実姉と漫才コンビを組み、1970年代に絶大な人気を博した凄いお方なのだ。

海原千里・万理 出典:https://cdn-ak.f.st-hatena.com
海原千里・万理
出典:https://cdn-ak.f.st-hatena.com
海原千里・万理 出典:https://image.middle-edge.jp
海原千里・万理
出典:https://image.middle-edge.jp

売れまくっていたので、当然漫才だけでなく歌の世界にも進出、『大阪ラプソディー』をリリースして40万枚を売り上げるヒットを記録した。
海原千里・万理『大阪ラプソディー』

2011年に芸能界を引退した島田紳助さんは、漫才を始めるにあたって、”漫才の教科書”を作ることから始めようと考え、そのための題材として海原千里・万理の漫才を選んだのだった。

毎日演芸場に通いつめ、同い年でありながら当時お笑い界の大スターだった、海原千里・万理の漫才を録音しながらしっかり聴き、帰宅後は録音音声を活字に直す作業をし、漫才およびお笑いのメカニズムを解明していったのだとか。

かの島田紳助さんが”研究対象”として聴いていたくらい海原千里・万理の漫才は面白かったのだ。

2.重量級の毒舌が冴え渡るビートたけしさん

今や日本国民で知らぬ者がいないほど知れ渡っている存在のビートたけしさん。

ビートたけし
ビートたけし

若い世代の人たちは、面白いおじさんとして認知しているのだろうが、元々ビートたけしさんは、浅草のストリップ劇場のコメディー芸人からスタートしている。

浅草のストリップ劇場のエレベーター・ボーイのアルバイトをしていたところ、歴代のエレベーター・ボーイがストリップ劇場でのコメディーを志願していたこともあって、コメディー芸人の深見千三郎さんに「お前も芸人目指してるんだろ?」と声をかけられ、芸人になる気がなかったのに芸人を志すようになってしまったのだという。

浅草のストリップ劇場でのコメディーの次は、ビートきよしさんと漫才コンビ「ツービート」を結成、重量級の毒舌が冴え渡るネタが大爆笑を生み、気づけば1980年代の漫才ブームでは一躍寵児となった。
ツービート

ピン活動(=ソロ活動)以降は、俳優、映画監督等でも大活躍したのはご承知の通りだ。
ビートたけし

3.マルチな活躍で奇才ぶりを発揮!所ジョージさん

やはり現在の民放番組では欠かせない存在となっているのが、所ジョージさん。

所ジョージ タレント名鑑から引用
所ジョージ タレント名鑑から引用

世の中が漫才ブームに明け暮れている頃、リーゼントでギターを演奏しながら唄い、またある時はマンガも連載していたりと、マルチな活躍で奇才ぶりを発揮していたのが、若かりし頃の所ジョージさんだ。
若かりし頃の所ジョージさん

その当時は、東京12チャンネル系(現・テレビ東京系)で『所ジョージのドバドバ大爆弾』というゲームバラエティ番組のMCを担当。
自身の初冠番組『所ジョージのドバドバ大爆弾』でMCを担当する所ジョージさん

つっぱった感じの兄ちゃんが司会してるんだ、と子供ながらに記憶している。

所ジョージさんの多彩な趣味が、頻繁に番組や専門誌に取り上げられたりもしており、いつまでも少年の心を持ち続けている方だ。

『所さんの世田谷ベース』|BSフジ から引用
『所さんの世田谷ベース』|BSフジ から引用

以上、もう40年くらい芸能界を第一線で突っ走っている大御所芸能人の若かりし頃について触れてみた。

今後も、時折大御所芸能人の若かりし頃について触れてみたい。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

こんなにいた、将棋が強い芸能人【連載:アキラの着目】

「頭のスポーツ」、「頭脳の格闘技」などといわれている将棋。

一時期は、「暗い」、「地味」、「年寄りがやるもの」とか揶揄されたが、近年、若手美人女流棋士の活躍や、将棋番組アシスタントへの将棋好きアイドルの起用、藤井四段の登場などにより、将棋は人気娯楽となっている。

筆者も中学生から将棋をやり始め、筆者の全盛期の棋力はアマ弐段位で、地元の市内大会「アマ初段&弐段の部」で4位に入賞したのが関の山だったが、芸能界を見渡すと、かなりの強豪ぞろいで驚いた。

あの有名な女性歌手もこのお笑い芸人も将棋をやってたのかと。

そこで今回は、将棋が強い芸能人をピックアップしてみた。

※段級位は、日本将棋連盟認定もしくは相応のアマチュア段級位。

■華原朋美(歌手)
ジュニアクラス1級・一般クラス3級。

華原朋美Official Fan Club 『DREAM』より引用
華原朋美Official Fan Club 『DREAM』より引用

■神田沙也加(女優)
中学時代は囲碁将棋倶楽部の主将を務め、「それなりに強かった」とのこと。

SAYAKA KANDA Officialより引用
SAYAKA KANDA Officialより引用

■高梨臨(女優・タレント)
将棋初段で、たぶん女性芸能人最強といわれており、得意戦法は矢倉棒銀。

高梨臨オフィシャルブログ「StrawbeRin」より引用
高梨臨オフィシャルブログ「StrawbeRin」より引用

■岩崎ひろみ(女優)
六級。

岩崎ひろみオフィシャルブログ「育自日記」より引用
岩崎ひろみオフィシャルブログ「育自日記」より引用

■板倉俊之(お笑い芸人)
2級(?)で、BSフジ『四神将棋』に出演し、対局している。

板倉俊之公式Twitterより引用
板倉俊之公式Twitterより引用

■伊藤かりん(歌手・タレント 乃木坂46)
1級で、NHK Eテレ『将棋フォーカス』の総合司会を務めている。

乃木坂46 伊藤かりん 公式ブログより引用
乃木坂46 伊藤かりん 公式ブログより引用

■小籔千豊(お笑い芸人)
1級。

吉本興業株式会社HPより引用
吉本興業株式会社HPより引用

■来生たかお(歌手)
初段(?)。

来生たかお オフィシャルサイトより引用
来生たかお オフィシャルサイトより引用

■石井浩郎(元プロ野球選手・政治家)
初段。

参議院HP「議員情報」より引用
参議院HP「議員情報」より引用

■江川卓(元プロ野球選手)
初段。

江川卓
江川卓

■ザブングル加藤歩(お笑い芸人)
初段の実力があり、馴染みの将棋道場に通っているのを日本テレビ系『ダウンタウンDX』で取り上げられていた。

ワタナベエンターテインメントHPより引用
ワタナベエンターテインメントHPより引用

■井川慶(プロ野球選手)
初段。

井川慶オフィシャルサイトより引用
井川慶オフィシャルサイトより引用

■シャンプーハットてつじ(お笑い芸人)
初段。

吉本興業株式会社HPより引用
吉本興業株式会社HPより引用

■山崎バニラ(女優・活動弁士)
初段。

山崎バニラ公式Twitterより引用
山崎バニラ公式Twitterより引用

■神木隆之介(俳優)
初段。

アミューズ オフィシャル ウェブサイトより引用
アミューズ オフィシャル ウェブサイトより引用

■高津臣吾(元プロ野球選手)
初段。

東京ヤクルトスワローズHPより引用
東京ヤクルトスワローズHPより引用

■松山ケンイチ(俳優)
初段。

ホリプロオフィシャルサイトより引用
ホリプロオフィシャルサイトより引用

■東出昌大(俳優)
初段。

株式会社ユマニテHPより引用
株式会社ユマニテHPより引用

■今岡誠(元プロ野球選手)
弐段。

今岡誠 - Wikipediaより引用
今岡誠 – Wikipediaより引用

■広沢克美(元プロ野球選手)
弐段。

広澤克実オフィシャルブログ「トラさんのちょっと虎話」より引用
広澤克実オフィシャルブログ「トラさんのちょっと虎話」より引用

■渡辺徹(俳優)
弐段。

文学座HPより引用
文学座HPより引用

■波戸康広(元サッカー選手)
弐段。

波戸康広公式Twitterより引用
波戸康広公式Twitterより引用

■つるの剛士(俳優・タレント)
参段で、過去にテレビ東京系「田舎に泊まろう!」では、宿泊させてくれた家のご主人と将棋を指していたシーンが流れた。

つるの剛士オフィシャルサイトより引用
つるの剛士オフィシャルサイトより引用

■森田正光(気象予報士)
参段とも四段ともいわれており、BSフジ『四神将棋』では女流棋士をおさえて勝利した。

ウェザーマップHPより引用
ウェザーマップHPより引用

■岡田彰布(元プロ野球選手)
参段。

岡田彰布 - Wikipediaより引用
岡田彰布 – Wikipediaより引用

■古田敦也(元プロ野球選手)
参段。

古田敦也Facebookより引用
古田敦也Facebookより引用

■岡本信彦(声優)
参段。

プロフィットHPより引用
プロフィットHPより引用

■山倉和博(元プロ野球選手)
参段。

アンプロモーションHPより引用
アンプロモーションHPより引用

■荒木一郎(俳優・歌手)
四段。

荒木一郎
荒木一郎

■森本レオ(俳優)
四段。

日本タレント名鑑HPより引用
日本タレント名鑑HPより引用

■柴田ヨクサル(漫画家。「ハチワンダイバー」作者)
五段で相当に強く、佐藤康光元名人や渡辺明棋王との飛車落ち戦で勝利をおさめているほどの腕前で、藤田綾女流二段との平手戦でも勝利をおさめている。

http://blog.yomiuri.co.jpより引用
http://blog.yomiuri.co.jpより引用

■桂文枝(落語家)
五段。

吉本興業株式会社HPより引用
吉本興業株式会社HPより引用

■長嶋茂雄(元プロ野球選手)
名誉五段。

日本プロ野球名球会公式ホームページより引用
日本プロ野球名球会公式ホームページより引用

■萩本欽一(コメディアン)
六段の実力者で、ルービック・キューブをいとも簡単に6面揃えることができる頭脳を持っているだけあって、将棋も凄いらしい。

株式会社浅井企画HPより引用
株式会社浅井企画HPより引用

■団鬼六(小説家)
七段で、真剣師・小池重明氏と交流があったことでも知られている。

団鬼六公式サイトより引用
団鬼六公式サイトより引用

将棋は老若男女問わずできるゲームで、最近では子供の頭脳発達にも良いとのことで、将棋道場に通わせる親もいるようなので、ぜひ将棋をやって損はないだろう。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099