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プロからも高評価!モーニング娘。’21の圧倒的な歌&ダンスのパフォーマンス【連載:アキラの着目】

ここ数年はテレビよりもコンサートを中心に精力的なパフォーマンスを披露していた国民的アイドルグループのモーニング娘。

道重さゆみさんのリーダー時代より、グループ名「モーニング娘。」の後に現在の西暦末尾2桁を付けることが慣習化し、現在の正式名称は「モーニング娘。’21」(モーニングムスメ・トゥーワン)だ。

そのモーニング娘。’21とモーニング娘。OGが集う豪華なスペシャル特番が4月2日に放送された。

その特番はTBS系『中居正広のキンスマSP 2021年4月2日 モーニング娘。’21&OG!今夜限りうたばん秘蔵映像』。

とんねるずの石橋貴明さんと当時SMAPのメンバーだった中居正広さんがMCを務め、大変人気を博していた音楽バラエティ番組『うたばん』をこの日だけ復活させた形だ。

『中居正広のキンスマSP 2021年4月2日 モーニング娘。’21&OG!今夜限りうたばん秘蔵映像』では、その番組タイトル通り主役はモーニング娘。’21&OGのメンバー、MCは中居正広さん、番組途中からの乱入ゲストで石橋貴明さんが出演した。

■モーニング娘。OG

・石黒彩(1期)
・飯田圭織(1期)
・保田圭(2期)
・矢口真里(2期)
・高橋愛(5期)
・田中れいな(6期)

■モーニング娘。’21

・譜久村聖(リーダー)
・生田衣梨奈(サブリーダー)
・石田亜佑美(サブリーダー)
・小田さくら
・野中美希
・牧野真莉愛
・羽賀朱音
・加賀楓
・横山玲奈
・森戸知沙希
・北川莉央
・山崎愛生

※山崎の「崎」はたつさきが正式表記
※佐藤優樹と岡村ほまれは欠席

■中居正広のキンスマSP 2021年4月2日 モーニング娘。’21&OG!今夜限りうたばん秘蔵映像解禁

モーニング娘。OGからのモーニング娘。’21プレゼンもさることながら、プロの方々からの驚くべき高評価も見逃せない。

DA PUMPのISSAさんはモーニング娘。’21の持ち味であるフォーメーションダンスを「アイドルの域を超えている」、「マネできない」、「可愛いだけのアイドルじゃない」と大大大絶賛!
TBS系『中居正広のキンスマSP 2021年4月2日 モーニング娘。'21&OG!今夜限りうたばん秘蔵映像』から引用
TBS系『中居正広のキンスマSP 2021年4月2日 モーニング娘。'21&OG!今夜限りうたばん秘蔵映像』から引用
TBS系『中居正広のキンスマSP 2021年4月2日 モーニング娘。'21&OG!今夜限りうたばん秘蔵映像』から引用
TBS系『中居正広のキンスマSP 2021年4月2日 モーニング娘。'21&OG!今夜限りうたばん秘蔵映像』から引用
TBS系『中居正広のキンスマSP 2021年4月2日 モーニング娘。'21&OG!今夜限りうたばん秘蔵映像』から引用
TBS系『中居正広のキンスマSP 2021年4月2日 モーニング娘。'21&OG!今夜限りうたばん秘蔵映像』から引用
TBS系『中居正広のキンスマSP 2021年4月2日 モーニング娘。'21&OG!今夜限りうたばん秘蔵映像』から引用

TBS系『中居正広のキンスマSP 2021年4月2日 モーニング娘。'21&OG!今夜限りうたばん秘蔵映像』から引用
TBS系『中居正広のキンスマSP 2021年4月2日 モーニング娘。’21&OG!今夜限りうたばん秘蔵映像』から引用

モーニング娘。ファン歴24年のファッションモデル・市川紗椰さんは、観客6万人のド肝を抜いた『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019』での「体力おばけ」パフォーマンスを紹介。

初めての人のために簡単に説明すると、初参加の2018年『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018』では40分間のステージでノンストップパフォーマンスを繰り広げ、「体力おばけ」の異名がついたが、2019年はさらにパフォーマンス時間が延び50分に。

真夏の30℃を超える暑さの中で、休まずにひたすら自分たちの歌とダンスのパフォーマンスを披露する「体力おばけ」は、アイドルに疎い層にも確実にモーニング娘。のクオリティが届いたのだった。

高評価を与えたプロはまだおり、音楽クリエイターのヒャダインさんも。

「カッコよさと可愛さとパフォーマンス力と歌唱力の高さ」が凄いとこれまた大大大絶賛!

番組最後には、『中居正広のキンスマSP 2021年4月2日 モーニング娘。’21&OG!今夜限りうたばん秘蔵映像』のために用意したセトリが「金スマSPメドレー」

「恋愛レボリューション21(updated)」、「わがまま 気のまま 愛のジョーク」、「純情エビデンス」、「泡沫サタデーナイト!」を披露した。

「所詮アイドルでしょ?」なんて1回も観ずに言う人がいるが、騙されたと思って、まずはモーニング娘。’21の映像を観てみるといい。

初心者でも観やすいのが、前述の『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019』でのパフォーマンスだろう。

■JCD「アイドルのままロックフェスで勝利したモーニング娘。’19は過去最強になっています」

この『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』のダイジェスト映像ならば、誰でも観やすいはず。

これで貴方も今日からモーニング娘。ヲタ!

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

テレビとYouTubeの差【連載:アキラの着目】

30年に渡って放送されていたフジテレビ系バラエティ番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』が終焉を迎えたのは2018年3月。

自身の番組を失ったとんねるず・石橋貴明さんは「”戦力外通告”されて、テレビ大好きだったのにできなくなっちゃって、つまんねーなーって」とコメントした。

失意のどん底にいた石橋貴明さんは、その後、懇意にしているディレクターとタッグを組み、YouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」を立ち上げ、動画の配信を開始する。

YouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」から引用
YouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」から引用

すると、”戦力外通告”を食らった同一人物とは思えない快進撃で、あれよあれよとチャンネル登録者数、再生回数が増えてゆき、2021年3月29日現在、チャンネル登録者数は158万人、再生回数は1億2594万35回を数えるに至っている。

やはりテレビとYouTubeの間に差や違いがあるのは歴然だ。

以下、テレビとYouTubeの差や違いを挙げてゆく。

1.テレビは要免許、YouTubeは免許不要で新規参入障壁低し

そもそもテレビ事業は、電波や放送を主管する総務省の許認可を受けた免許が必要で、新規参入に対しては制限が設けられている。

それゆえに、テレビは”公共の電波”だから勝手なことをして放送するのは許されないし、一部の視聴者からクレームが来ても真摯に受け止め、最悪の場合は番組を終了させてしまうこともあるのだ。

一方のYouTubeは免許要らずで、新規参入障壁が低いから、基本スタンスとして誰でも動画配信を開始することができる。

また、”公共の電波”ではないYouTubeは、YouTubeの規則から逸脱さえしなければ、誰かを忖度することなく自分の思い通りに動画を配信することができる。

2.テレビは要「枠」、YouTubeは「枠」不要

テレビには「枠」があり、テレビ局、スポンサー、芸能事務所などといったパワーバランスや視聴者の属性に配慮しながら「枠」を獲得したりするのだが、とりわけ「ゴールデン枠」を獲得するのは並大抵のことではない。

一方のYouTubeにはテレビのような「枠」がないため、前述したようなパワーバランスへの配慮や慣習的な縛りもなく、自分自身が面白いと思ったら自分で勝手に枠を作って、動画配信をすればいいだけなのだ。

その配信した動画の再生回数が上がれば、広告を付ける効果があると見込まれ、その結果、稼ぎとしてお金が入り、テレビ局のおかげでも芸能事務所のおかげでもなく、純粋に自分の手柄で得た稼ぎとなる。

反対に再生回数が伸びなかったとしても、その反響がダイレクトに自分に返ってくるので、現状を把握しやすく改善しやすい。

テレビ局担当者やスポンサー担当者が集まって視聴率云々を論じる会議と異なり、自分自身で把握・改善ができるということだ。

3.テレビは一過性のコンテンツとして消費され、YouTubeはコンテンツがアーカイブとして蓄積、”資産形成”も可

再放送やDVD化されることもたまにあるが、基本的にテレビは一過性のコンテンツとして消費され、終了した番組を視聴することができない。

何度も繰り返し視聴したければ、番組を録画し保存するしかないのだが、ハードディスク等の容量にも制限があり、視聴したい番組全てを保存するのは難しい。

YouTubeは、公開したコンテンツを運営者側が特に削除しなければ、そのままアーカイブとして蓄積されていくので、途中から動画を観始めた人でも時系列を遡って過去の配信動画を視聴することが可能だ。

それに、そのアーカイブとして蓄積された動画も再生回数を重ね続けてゆくので、”資産形成”できるのだ。

以上をまとめると、

1.テレビよりもYouTubeのほうが参入障壁や規制、既存の慣習などが低かったり、なかったりするから発信する自由度が高いこと

2.テレビよりもYouTubeのほうが自分の裁量で自由に発信でき、YouTubeはやった分だけ、プラスのことやマイナスのことも含めて、自分自身に直接返ってくるので、やり甲斐が生まれるし、改善もしやすいこと

3.YouTubeは、自分で作って配信した動画が、その後も再生回数を重ね続けてゆくから、”資産形成”できる利点があること

ということになる。

これだけの差や違いが、テレビとYouTubeの間に存在するから、YouTubeに参入する芸能人が後を立たないし、YouTubeに夢を抱くのだろう。

しかし、YouTubeで成功する芸能人は全体からすると僅か。

とんねるず・石橋貴明さんがYouTubeで成功を収めたのは、①コンプライアンスでガチガチのテレビよりも自由に自分の裁量で好きなことをYouTubeで発信できそうだと気づいたこと、そしてその通りに実践していること、②テレビとは異なる石橋貴明さんをYouTubeで視聴できるのではないかとネット民がYouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」にアクセスしたこと、これらが大きな要因かと思われる。

”戦力外通告”でも、石橋貴明さんに対する期待感があったから、ネット民はYouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」にアクセスしたのであって、他の芸能人が石橋貴明さんと同じ結果をゲットできるかというと、それはまた別の話だ。

そこがYouTubeの難しいところなのだろう。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099