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ラベンダーの丘にちょこっと顔を出す頭大仏殿(北海道札幌市南区)【連載:アキラの着目】

大仏様といえば、奈良・東大寺の大仏様や鎌倉の大仏様、茨城県牛久の大仏様が有名だ。

しかし、これらの有名な大仏様は人気観光スポットでもあり、常に観光客がごった返して、参拝するのが大変だ。

札幌市南区にあり、札幌中心部からクルマで約45分の真駒内滝野霊園・頭大仏殿は、前述した人気の大仏様とは異なって、かなり穴場で空いており、参拝しやすい。

そのうえ、大仏様としてはかなり異色の存在で、参拝客に幻想的なイメージを抱かせるのだ。

それというのも、ラベンダーの丘にちょこっと顔を出す大仏様だからだ。
ラベンダーの丘にちょこっと顔を出す真駒内滝野霊園・頭大仏殿

紫色に包まれた小高い丘に頭だけちょこっと出している頭大仏殿は、他に類を見ない大仏様だ。

では、真駒内滝野霊園・頭大仏殿を訪れてみる。

まず門を抜けると、何体ものモアイ像がお出迎えだ。
モアイ像

両脇がラベンダーの、真駒内滝野霊園・頭大仏殿正面入口。

さらにその先を進むと、「三途の川」をイメージしているかのような、流れる水面(みなも)に出くわす。

この「川」が、現世と仏界とを仕切る境界線の役割を表現しているのだろう、水で心を清め、日常から非日常へと心を切り替えるのだ。

左右いずれかに回り込んで「川」を回避し、頭大仏殿を目指す。

やがて平たいコンクリートのトンネルのような建造物の中に導かれるように入ってゆくと、その奥に鎮座しているのが頭大仏殿だ。

ドーム状のコンクリート建造物の中に鎮座している頭大仏殿は、頭部だけ天井部分がなく、自然光が頭から降り注ぐ構造になっている。
ドーム状のコンクリート建造物の中に鎮座している頭大仏殿ドーム状のコンクリート建造物の中に鎮座している頭大仏殿

木造建造物ではなく、ドーム状のコンクリート建造物の中に鎮座している大仏様は筆者の知る限り、この真駒内滝野霊園・頭大仏殿だけではあるまいか。

未来的というか、ハイパーというか、とにかく全体としては歴史的部分を感じさせないところが、真駒内滝野霊園・頭大仏殿の最大の特徴であるかと。

ドーム状建造物が覆いかぶさっているので、話し声も反響し、それがさらに幻想的イメージを増幅させている。

賽銭は、頭大仏殿の真下に据えられた賽銭箱に入れても、あるいはその手前の階段下に敷かれたゴザに置いてもよい。

筆者は、敷かれたゴザの上に賽銭を置くことにした。

定番の観光スポットを巡るのも悪くはないが、まだそんなに知られていない真駒内滝野霊園・頭大仏殿に行くと、自慢もでき、心も清められ、穏やかな心持ちになるので、札幌観光の際は訪れることを推奨する。

【頭大仏殿 詳細】

・所在地:〒005-0862 札幌市南区滝野2番地
・頭大仏:高さ 13.5m 総重量 1,500t(原石4,000tより選別・加工)
・拝観時間:4月~10月 9:00~16:00 11月~3月 10:00~15:00
・閉殿日:年末年始(12月29日~1月4日)ならびにメンテナンス日は閉殿
・問い合わせ:TEL.011-592-1223(受付時間 9:00~16:00)
※水庭は冬期(11月~4月頃)凍結のため、参拝不可
※路線バスで頭大仏にアクセスする場合は、札幌中央バス真108便を利用のこと(地下鉄「真駒内」駅2番乗場より出発)
 路線バス運賃 370円(年末年始運休)4~11月・12~3月でダイヤ異なる
※自家用車でのアクセスは頭大仏周辺の南駐車場・北駐車場を利用のこと(245台)

■頭大仏殿(Hill of the Buddha)_English|【公式】真駒内滝野霊園
https://www.takinoreien.com/publics/index/108/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

ラベンダーの絨毯と眼下の札幌絶景~幌見峠ラベンダー園~【連載:アキラの着目】

札幌時計台、円山動物園、白い恋人パーク…。

「札幌の名だたる観光地に行ってみたが、もっと他にないの?」

そんなふうに思っている人に今回紹介するのが、幌見峠ラベンダー園だ。

「え、ラベンダーを観るには富良野まで行かないとダメなんじゃないの?」と思っている人、それはただの先入観だ。

幌見峠ラベンダー園へは、なんと札幌中心部から車で約20分で行けるのだ。

位置的には、前述した円山動物園、円山公園の裏手にあたる。

幌見峠のクネクネとした連続カーブを登り切ると、「幌見峠ラベンダー園」の看板が現れるので、そこから80mも進めば、駐車場に到達する。

舗装のされていない駐車場に到達するのと同時のタイミングで、一面のラベンダー絨毯が目に飛び込んでくる。
幌見峠ラベンダー園幌見峠ラベンダー園

早速歩みを進め、ラベンダーを間近で観ると、これまた同時のタイミングで気づくことがある。

それは、ラベンダーの遥か向こうには、眼下に見渡せる札幌市街の絶景が、これまた目に飛び込んでくるのだ。
幌見峠ラベンダー園から眺める札幌市街地の絶景

「1粒で2度おいしい!」というキャッチフレーズのキャラメルがあったが、ラベンダーと眼下の札幌絶景という「2度おいしい!」ことを目前で体験できるのだ。

おいしいことは、これだけではない。

他の札幌の観光地とは異なり、圧倒的に観光客が少ないのだ。
幌見峠ラベンダー園

いわゆる穴場観光スポット。

駐車場のキャパシティを考えたら、人気観光地になってから行くと、車が入り切らず、入場制限がかかることは必至だ。

そうなる前に、今、幌見峠ラベンダー園に行くのがベスト・タイミングであるのは言うまでもない。

ぜひ、幌見峠ラベンダー園に行くのを大大大推奨する。

幌見峠のラベンダー園では、ラベンダーを観るだけでなく、「ラベンダー刈り取り体験」(1株500円・1,000円)もできるし、ラベンダーの苗(1苗250円~)を購入することもできる。
幌見峠ラベンダー園での「ラベンダー刈り取り体験」幌見峠ラベンダー園で購入できるラベンダーの苗(1苗250円~)

ラベンダーを観ただけでは思い出にしか残らないが、「ラベンダー刈り取り体験」やラベンダー苗の購入によって自宅でもラベンダーを鑑賞できるのも良い。

ひととおりラベンダーと札幌絶景を観たら、ソフトクリームを食べて休憩しよう。
幌見峠ラベンダー園のソフトクリーム・ショップ

筆者が訪れたのは夕方間近であったこともあり、変わり種のソフトクリームは売り切れていたが、喉の潤しには大きな問題ではない。
幌見峠ラベンダー園のソフトクリーム

むしろラベンダーを観ながら、またラベンダー越しに眼下の札幌を観ながら、ソフトクリームを食べるのが良いのだ、醍醐味なのだ。
幌見峠ラベンダー園で販売されている「練乳いちご」のソフトクリーム幌見峠ラベンダー園で販売されている「バニラ」のソフトクリーム

日本夜景遺産に認定された幌見峠ラベンダー園は、陽が落ちると駐車場は明け方3:00まで楽しめる展望駐車場となり、きらびやかな札幌の夜景も満喫できる。

ロマンティックなひとときを過ごしたいカップルには最適だ。

【幌見峠のラベンダー園 | 夢工房さとう 詳細】

・所在地:札幌市中央区盤渓471番地110(幌見峠頂上)
・営業期間:4月1日~11月30日
・駐車場:昼の部 03:00~17:00まで500円、夜の部 17:00~03:00まで800円(ゲート式清算システムにより24時間営業)
 ※ゲート式清算システムに伴い、オートバイ・自転車の入場不可
 ※徒歩での入場は、9:00~17:00まで
 ※気象状況により変更あり
・アクセス:地下鉄円山公園駅から車で10分(円山西町簡易郵便局前の信号で、右手の細い道へ)

幌見峠のラベンダー園へのアクセス | 夢工房さとう 公式HPから引用
幌見峠のラベンダー園へのアクセス
幌見峠のラベンダー園 | 夢工房さとう 公式HPから引用

・問い合わせ:TEL:011-622-5167

■幌見峠のラベンダー園 | 夢工房さとう 公式HP
http://yumekoubousatou.com/lavender.htm

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

長野県だけでなく愛知県にも ~善光寺(東海別院)~【連載:アキラの着目】

今回のニッポンニュースは佛教関連だ。

佛教の良さを率先して世界に広めて発信するのがFJ NEWSなのだから、ニッポンニュースも佛教について取り上げるのは全然おかしくはない。

ということで、今回取り上げるのが、善光寺東海別院(愛知県稲沢市)だ。
善光寺東海別院(愛知県稲沢市)

珍しいことに、特にどこかの宗派に属する佛教寺院ではなく、無宗派の佛教寺院なのだ。

以前から筆者は、何かの折でこの善光寺東海別院を知り、いつかお参りしたいと思っていた。

というのも、信濃の善光寺にお参りしたことがある筆者にとって、愛知県にもある善光寺も”お参り制覇”したいなと思っていたからだ。

筆者の家系は代々曹洞宗で、今回愛知県の寺院をお参りするにあたって、曹洞宗の寺院をお参りするという選択肢もあった。

しかし、前述の通り、愛知県の善光寺も”お参り制覇”したいという願望が勝り、宗派にとらわれずに善光寺東海別院を選択した次第だ。

この善光寺東海別院は、言い伝えによると、1582年(天正10年)に織田信長・信雄親子によって、善光寺ご本尊如来様が岐阜より尾張甚目寺へ御遷座の途中、祖父江付近に立ち寄られたことがあり、その地に明治42年・43年と蓮田であった境内地に1本の茎から2つの花が咲くという奇瑞を縁として、開基旭住上人が信州善光寺本坊大勧進より善光寺如来様を勧請して、創立したのが始まりだ。

ゆえに、善光寺東海別院は信州善光寺の別院であり、山号を双蓮山、寺号を善光寺と称すのだ。

ちなみに善光寺東海別院にいらっしゃる善光寺如来様は、現当二世(この世もあの世も)お守り下さるありがたい仏様で、ご利益がある。

では早速、善光寺東海別院にお参りだ。

善光寺特有の撞木(しゅもく)造りで、間口8間奥行12間の総欅造りの大伽藍である善光寺東海別院本堂は、信州善光寺本堂の約3分の2の大きさを誇る。
信州善光寺本堂の約3分の2の大きさを誇る善光寺東海別院本堂

長野の善光寺にお参りした人ならば、おわかりになるかと思うが、一見すると、ああ長野の善光寺さんに似てるな、と思うはずだ。

ただし、長野の善光寺と異なるのは、日曜日にもかかわらず、かなり人が空いていたことだ。

お参りする前は、善光寺東海別院にはさぞかし参拝客がそれなりに大勢いて、混雑しているんだろうなと思いきや。

良い意味で拍子抜けを食らった形だが、列の後ろの人に急かされて、しっかり祈願することもできず、ただお賽銭をあげただけ、ということはなく、ゆっくりと落ち着いて祈願できるのは精神衛生的にも良いことだ。

なので、筆者は存分に祈願することができた。

寺院につきもののおみくじだが、通常のものの他に「恋みくじ」もあり、写真に収めたかったが、本堂内は撮影禁止ということで、写真はなく文章だけだ。

筆者は祈願した後は、両親、親戚縁者、大切な人のために通常のお守りや学業成就のお守り、交通安全のお守り、商売繁盛のお守りを購入したのだった。

通常のお守り
通常のお守り
学業成就のお守り
学業成就のお守り
交通安全のお守り
交通安全のお守り
商売繁盛のお守り
商売繁盛のお守り

現時点では、名前の割には穴場感があり、繰り返し言うが、ゆったりとお参りできる環境だ。

宗派を問わず受け容れる佛教寺院なので、東海地域に行った際には気軽にお参りしてみよう!

【善光寺東海別院 詳細】

・所在地:〒495-0001 愛知県稲沢市祖父江町祖父江南川原57-2
・アクセス:名鉄尾西線「森上」駅よりタクシーで5分、東海道新幹線「岐阜羽島」駅よりタクシーで15分
・参拝案内:先祖供養、永代供養、水子供養、ペット供養、人形供養、位牌供養、仏壇供養、墓供養、安産祈願、厄除け祈願、方位除け祈願、自動車交通安全祈願、初まいり祈願、その他祈願
・問い合わせ:TEL 0587-97-0043 FAX 0587-97-6043 メール info@zenkoji.com

■善光寺東海別院
http://www.zenkoji.com/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

伊豆諸島へのアクセスと穴場の展望台がウリの調布飛行場【連載:アキラの着目】

伊豆諸島へのアクセス手段として最もポピュラーなのが、竹芝桟橋から就航している船だ。

目的地までの所要時間がかかるものの、広々とした船内には売店やゲームセンター、浴場が完備され、天気が良ければデッキで日向ぼっこもできる開放感が他の乗り物とは全然異なる点だ。

しかし、「時は金なり」という格言があるように、時短移動をこよなく愛する人たちも世の中には存在する。

そういった人たちが伊豆諸島へのアクセス手段として利用しているのが、調布飛行場から離着陸する飛行機なのだ。

調布飛行場|東京都の離島・空港|東京都港湾局公式ホームページから引用

知っている人は知っているのだが、意外とこの調布飛行場の知名度はメジャー級ではない。

調布飛行場|東京都の離島・空港|東京都港湾局公式ホームページから引用

いや、むしろマイナー級だ。

それもそのはず、調布飛行場から伊豆諸島への就航は、最も古い調布飛行場~新島間でもたかだか40年。

調布飛行場~三宅島間ともなると、まだ15年しか経過していないのだ。

元々、調布飛行場は戦前に当時の東京府(現・東京都)が公共飛行場として開設したのが始まり。

その後、敗戦により米軍により接収されたが、昭和48年3月に調布飛行場地区全面返還により現在に至っている。

調布飛行場|東京都の離島・空港|東京都港湾局公式ホームページから引用

調布飛行場は利用客が少なく、前述のとおり知名度が低いため、混雑とは無縁の穴場スポットだ。

だからなのか、調布飛行場ターミナル内には総合案内所もないし、観光情報センターもないし、飲食店・物販店もない。

展望デッキはあるのだが、羽田空港や成田空港のような大型機が飛び立っては降りて、というような忙しさはないし、自撮りするのに赤の他人が一緒に映り込むような賑わしさもないから、ストレスフリーになれる。

調布飛行場展望デッキ 調布飛行場|東京都の離島・空港|東京都港湾局公式ホームページから引用

「Dornier 228-212 NG」という普段見慣れない小型機をじっくりと観ることができるので、せいぜい展望デッキにいるのはそれ目当ての飛行機マニアか、暇な近隣住民くらいのものだろう。

Dornier 228-212 NG

ありふれた言葉になるが、都会の喧騒を忘れたい人にはうってつけの穴場スポットといえるだろう。

【調布飛行場 詳細】

・所在地:東京都調布市西町290番3
・告示面積:389,546㎡
・着陸帯:920m×60m
・滑走路:800m×30m
・誘導路:92m×18m
・運用時間:平日8:30~17:00 日祭日10:00~17:00
・総合案内所:なし
・観光情報センター:なし
・ラウンジ:なし
・宅配便:なし
・手荷物預かり:なし
・車椅子貸出:なし
・レンタカー案内所:なし
・飲食店・物販店:なし
・喫煙所:あり
・展望デッキ:あり

調布飛行場へのアクセス 調布飛行場|東京都の離島・空港|東京都港湾局公式ホームページから引用

■調布飛行場|東京都の離島・空港|東京都港湾局公式ホームページ
https://www.kouwan.metro.tokyo.lg.jp/rito/tmg-airport/chofu/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

穴場の花見スポット・東品川海上公園屋上庭園【連載:アキラの着目】

東品川海上公園屋上庭園から眺める桜 東品川海上公園 屋上庭園 ガーデナ-ズ日記から引用今回のニッポンニュースで取り上げるのは、地元の人くらいにしか知られていない花見スポットだ。

その花見スポットとは、東京都品川区にある東品川海上公園屋上庭園だ。

2007年に造られた、天王洲アイル近くの運河に面した東品川海上公園は、南側と北側に分かれている。

南側に噴水広場、東品川ポンプ所があるのだが、この東品川ポンプ所の屋上が屋上庭園となっているのだ。

東品川海上公園屋上庭園から眺める桜 東品川海上公園 屋上庭園 ガーデナ-ズ日記から引用
東品川海上公園屋上庭園から眺める桜 東品川海上公園 屋上庭園 ガーデナ-ズ日記から引用
東品川海上公園屋上庭園 Google ストリートビューから引用
東品川海上公園屋上庭園 Google ストリートビューから引用
東品川ポンプ所 Google ストリートビューから引用
東品川ポンプ所 Google ストリートビューから引用

見晴らしの良い東品川海上公園屋上庭園は、天王洲アイルやレインボーブリッジ、お台場等を望むことができる。

屋上への階段を上ると、屋上とは思えない広々とした空間が眼前に現れる。

ベンチもあるので、寛いで座りながら、眼下に広がる東品川海上公園の桜を観賞しよう。

東品川海上公園屋上庭園の眼下に広がる東品川海上公園の桜 東品川海上公園 | しながわ観光協会HPから引用
東品川海上公園屋上庭園の眼下に広がる東品川海上公園の桜 東品川海上公園 | しながわ観光協会HPから引用

ただし、この東品川ポンプ所の屋上庭園は、閉園時間が21時なので、夜桜を観賞したい人は頭の隅に閉園時間を入れておこう。

東品川海上公園は、子どもに人気のくじらの形をした滑り台やミッフィーが描かれた遊具、ミッフィーを形作った花壇等があり、花見以外でも家族連れが楽しめる。

さらに、東品川海上公園全体に芝生が敷かれており、レジャーシートを持参し、春風を感じながらのゴロ寝もできるので、”使える”スポットだ。

【東品川海上公園 詳細】

・所在地:東京都品川区東品川2-6-22、3-9-21
・電話番号:【品川区公園課公園維持担当】03-5742-6789 ※この電話番号は、品川区公園課公園維持担当の番号です。カーナビの設定にはご注意ください。
・入場料:無料
・アクセス:京急本線「新馬場」駅徒歩15分、京急本線「青物横丁」駅徒歩15分、東京モノレール「天王洲アイル」駅徒歩8分、りんかい線「天王洲アイル」駅徒歩7分
「東京モノレール天王洲アイル駅」から徒歩10分
・その他:近隣にタイムズ駐車場あり(有料)

■東品川海上公園 屋上庭園 ガーデナ-ズ日記
http://kaijyoukouen.blog105.fc2.com/

■東品川海上公園 | しながわ観光協会
https://shinagawa-kanko.or.jp/spot/higasishinagawakaijoukouen/

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責任編集:拡輪 明-HS099

初詣で比較的空いている神社・寺院3選【連載:アキラの着目】

毎年行く初詣、参拝するまでに長い行列を並ぶのは嫌だな。

そんなふうに思っている貴方!

筆者の経験上、他の神社・寺院よりも比較的空いていると感じたり、思われる神社・寺院を3つおすすめする。

1.赤坂氷川神社

赤坂の某テレビ局からさほど離れていない距離にある赤坂氷川神社。

天暦5年(951年)武州豊島郡一ツ木村(人次ヶ原)に祀られたのが始まりといわれていることから、都内でもかなり古い神社だ。

なぜ空いているのかというと、筆者の浅はかな分析だが、雑木林に覆われ、赤坂といえども赤坂の繁華街からはやや離れ、住宅街にあるため、目立たないことがまず1つの要因として挙げられよう。

もう1つの要因は、近隣に大神社の日枝神社や、芸事に御利益のある豊玉稲荷が大通りに面し、有名なこともあって、それらの神社に参拝客が押し寄せることが挙げられよう。

個人的には都内で1番好きな神社で、実をいうとここで紹介したくないくらいだ。

■赤坂氷川神社
東京都港区赤坂6-10-12

・赤坂氷川神社 オフィシャルサイト
https://www.akasakahikawa.or.jp/

2.芝大神宮

JRの駅でいうと浜松町が最寄り駅で、第一京浜の西側に位置する芝大神宮。

こちらの芝大神宮も由緒あるお社で、寛弘二年(1005年)一条天皇の御代に創建されたとのこと。

この芝大神宮が比較的空いているのは、芝大神宮境内の西側200m先に増上寺があるからだ。

浜松町・大門に来る人の大多数は増上寺に参拝し、増上寺-大門-浜松町の参道から外れた、参道北側裏手の路地に入って、芝大神宮に参拝する人は圧倒的に少ないのだ。

しかし、この芝大神宮も個人的には好きで、地元に根づいているお社さんだなという、東京なのにローカルな雰囲気を感じられるところが良い。

■芝大神宮
東京都港区芝大門1-12-7

・芝大神宮ホームページ
http://www.shibadaijingu.com/

3.瀧泉寺(目黒不動尊)

瀧泉寺と訊かれても「は?」とほとんどの人が反応する寺が通称・目黒不動尊。

目黒不動尊と訊かれたら、名前くらいは知っているはずだ。

大同3年(808年)に慈覚大師・円仁が、師の広智阿闍梨と共に下野国(現・栃木県)から比叡山伝教大師・最澄の元へ向かう途中でこの目黒の地に立ち寄り、像を彫刻して安置したことから始まったとされる。

江戸時代の浮世絵師・歌川広重の「江戸名所」には「目黒不動」として描かれているくらい、当時は参拝客で大賑わいだった瀧泉寺(目黒不動尊)だが、現在は穴場の寺院となっている。

歌川広重「江戸名所」 目黒不動

因みに山手通りからのアクセスが良いのだが、電車からのアクセスとなると、JR目黒駅より徒歩約20分、東急目黒線・不動前駅より徒歩約15分かかる。

逆に駅からのアクセスがやや不便だからゆえに、穴場寺院としての地位を保っているのかもしれない。

この目黒不動尊こと瀧泉寺も個人的には好きで、渋い参道には様々な店があり、大幹線の山手通りそばとは思えぬ静寂さが都会のギャップを感じさせてくれる。

■瀧泉寺(目黒不動尊)
東京都目黒区下目黒3-20-26

・泰叡山護國院 瀧泉寺(通称:目黒不動尊)
http://park6.wakwak.com/~megurofudou/

最後に

前述したように、筆者の好きな神社・寺院なので、本当は紹介したくないのだが、ケチケチ精神では御利益に授からないであろうから、思い切って紹介した。

みんなが行くことで、穴場スポットから大人気スポットになったら、それはそれでめでたいことだ。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

穴場観光スポットNo.1! 旧芝離宮恩賜庭園(国指定名勝・東京都港区)【連載:アキラの着目】

今日ご紹介するのは、東京の観光スポットの中でも穴場中の穴場で、FJ時事新聞が自信を持って「穴場観光スポットNo.1!」と断言する観光スポットだ。

その観光スポットが旧芝離宮恩賜庭園(国指定名勝・東京都港区)だ!

JR浜松町駅から徒歩でわずか1分で行けてしまう立地条件にもかかわらず、周辺に勤務するサラリーマンやOLですら気にも留めず、観光客も反対の方角の増上寺や東京タワーばかりに行ってしまうため、本当にビックリするくらい空いている観光スポットだ。

この旧芝離宮恩賜庭園は、文京区小石川にある小石川後楽園と並び、今に残る最も古い回遊式大名庭園の1つ。

元々この地は海面であったが、明暦の頃(1655~1658年)に埋め立てられ、徳川幕府の老中・大久保忠朝の邸地となり、その後数々の大名の邸地を経て、1871年に皇族・有栖川宮家の所有となった。

関東大震災の翌年の1924年に昭和天皇のご成婚記念として当時の東京市(現東京都)に下賜され、旧芝離宮恩賜庭園として一般に公開され、現在は国指定名勝となっている。

では、旧芝離宮恩賜庭園に足を踏み入れてみよう。

旧芝離宮恩賜庭園

さほど目立たない入口から奥へと歩いていくと、地図がある。

旧芝離宮恩賜庭園 地図

これで大まかな散策ルートを頭に入れても良し、とりあえずただ眺めるだけでも構わない。

地図を過ぎると、さらに入口があり、この先に受付がある。

旧芝離宮恩賜庭園

この受付で入場料を払うのだが、忘れずに窓口脇にあるパンフレットももらっておこう。

旧芝離宮恩賜庭園パンフレット

このパンフレットには園内の地図も載っているので、これを見ながらゆっくりと庭園散策をするといい。

旧芝離宮恩賜庭園パンフレット

庭園にある立派な松の木と池だけでももちろん申し分ないのだが、遠景のオフィスビルが借景となり、むしろ殺風景な空を埋めるべくして存在しているかのようだ。

旧芝離宮恩賜庭園
旧芝離宮恩賜庭園
旧芝離宮恩賜庭園

庭園内池の中央にある中島は、園景の要となる箇所で、中国で仙人が住み、不老不死の地といわれる霊山を模した蓬莱石組となっている。

旧芝離宮恩賜庭園 中島
中国で仙人が住み、不老不死の地といわれる霊山を模した蓬莱石組となっている中島

また、湖面に映った逆さ富士ならぬ「逆さビル」を観ることができるのも、都会の庭園ならではで面白い。

旧芝離宮恩賜庭園の逆さビル

汐留にある浜離宮に比べるとややコンパクトで人気度も低いが、それがかえって静かで自分のペースで庭園を散策でき、自分1人が貸し切ったかのような優越感を味わえるので、旧芝離宮恩賜庭園は超オススメ穴場観光スポットだ。

旧芝離宮恩賜庭園

■旧芝離宮恩賜庭園

・入場料:大人150円、20名以上の団体は1人120円、65歳以上70円、小学生及び都内在住・在学の中学生は無料
・公式ホームページ:https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index029.html
※料金は平成29年10月10日時点のものです。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099