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旬の美味しいぶどう勢揃い、輪投げ等のアトラクションも、10月2日(土)「ぶどうフェスタinアリオ上田」【連載:アキラの着目】

暦が10月に変わったことでますます秋の気配を深めてゆく季節に。

秋といえば、スポーツの秋だの何だのと言うが、やはり旬の果物にありつくのが最も幸せな気分になるものだ。

今この時期はぶどうが旬であり、ぶどうといえば甲州なのだが、ワイン用に栽培しているから、ここはワインとは切り離し、ぶどうそのもので勝負している信州・上田にターゲットを絞りたい。

ということで、上田の商業施設・アリオ上田では「ぶどうフェスタinアリオ上田」が開催される。

JA信州上田 ぶどうフェスタ アリオ上田|イベント情報|アリオ上田 から引用
JA信州上田 ぶどうフェスタ アリオ上田|イベント情報|アリオ上田 から引用

第13回JA信州うえだぶどう品評会で受賞&出品されたシャインマスカットをはじめとした巨峰、ナガノパープル、ピオーネ、クイーンニーナなど上田周辺地域で収穫された旬の美味しいぶどうが勢揃い!

各種ぶどうの即売会やクイズ&じゃんけん大会、シャインマスカットやJAオリジナルグッズが当たるガラポン大会も開催!

あらかじめ指定されたURLからダウンロードしたぬり絵のベースに塗っていったり、SNS投稿したり、輪投げをしたり、アトラクションやアクティビティにも参加しよう!

 

【「ぶどうフェスタinアリオ上田」 詳細】

・開催日時:2021年10月2日(土)9:00~16:00
・会場:アリオ上田1階 太陽のコート(長野県上田市天神3-5-1)
・内容:シャインマスカット品評会出展品販売
ブドウ即売会
クイズ&じゃんけん大会
ガラポン大会
・注意事項:来場時はマスク着用必須、体調の悪い人は無理な来場を控える
・主催:JA信州うえだ・JA信州うえだぶどう協議会
・協力:アリオ上田・長野県連合青果
・問合せ:JA信州うえだ営農販売部 0268-23-4084

 

■JA信州上田 ぶどうフェスタ アリオ上田|イベント情報|アリオ上田
https://ueda.ario.jp/event/2500002093/

 

■ぬり絵のダウンロードページ
https://www.ja-shinshuueda.iijan.or.jp/news/8112/

 

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

インパクト大!信州・善光寺の七味唐辛子店「八幡屋礒五郎」の配送車「くるま缶」【連載:アキラの着目】

くるま缶 根元 八幡屋礒五郎 公式サイトから引用
くるま缶
根元 八幡屋礒五郎 公式サイトから引用
日本料理のお供として辛味を味わいたい時に欠かせないのが七味唐辛子。

7種類の香辛料のうち唐辛子、黒ごま、山椒といった基本の香辛料は日本のどこでも共通なのだが、それら以外の香辛料は地方毎に微妙な差があり、例えば江戸と京都では含まれている香辛料が異なっていたりする。

元文元年(1736年)に信州・善光寺で創業した「八幡屋礒五郎」の七味唐辛子は、唐辛子、山椒、生姜、風味と香りのある麻種、胡麻、陳皮、紫蘇、以上7種類をセレクトしており、辛味と香りの調和がとれた独特の味わいの七味唐辛子だ。

長野を訪れた人ならばご存知かと思うが、市内のどの蕎麦屋に入っても、置かれている七味唐辛子はこの「八幡屋礒五郎」製ばかり。

それくらい地元で古くから愛されている七味唐辛子なのだ。

「八幡屋礒五郎」の七味唐辛子が愛されている理由は、長い歴史だけではない。

キャッチーな黄色と赤で描かれている七味唐辛子の缶も、愛される理由として挙げられるだろう。

七味唐からし 根元 八幡屋礒五郎 公式サイトから引用
七味唐からし
根元 八幡屋礒五郎 公式サイトから引用

筆者は「八幡屋礒五郎」の七味唐辛子を缶ごと購入し、中身の七味唐辛子がなくなっても缶を捨てずに、他社製の七味唐辛子を入れてそのまま使っている。

まあ、これは邪道な使い方で、中身の七味唐辛子がなくなったら、再度「八幡屋礒五郎」の七味唐辛子だけを購入し、その七味唐辛子を缶に入れて使うのが正しい使い方だ。

そのくらい「八幡屋礒五郎」七味唐辛子の缶に対して、愛着を持ってしまうのだ。

そうしたユーザー側の心理を読み取り尽くしたのか、なんと「八幡屋礒五郎」の商品配送車までが七味唐辛子の缶なのだ。

通称「くるま缶」と言われている「八幡屋礒五郎」の商品配送車は、黒いボディの軽トラックに巨大な七味唐辛子の缶を載せた外観で、一際目立つ。

巨大な七味唐辛子缶の内部は荷台になっており、通常サイズの七味唐辛子缶であれば、約6,000缶を積載することが可能だそうだ。

普段は主に善光寺や長野駅を中心に商品の配送をしている「くるま缶」。

街中で「くるま缶」見つけた人は、ぜひSNSにハッシュタグ「#くるま缶」をつけて投稿するよう「八幡屋礒五郎」は促している。

貴方も長野に行って「くるま缶」を見かけたら、迷わず速攻でハッシュタグ「#くるま缶」を付けて発信しよう!

■根元 八幡屋礒五郎
https://www.yawataya.co.jp/

■「くるま缶」発車! | お知らせ | 根元 八幡屋礒五郎
https://www.yawataya.co.jp/news/2020/03/post-123.php

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

クセになるちょっぴり塩味「ごまみそソフトクリーム」【連載:アキラの着目】

今はまさに紅葉の季節。

信州・諏訪湖の辺りも、赤・橙・黄の色たちが踊り煌めいていることだろう。

ついでと言っては失礼なのだが、諏訪湖に行った際にぜひ立ち寄ってみたいスポットがある。

それがタケヤ味噌会館だ。

かつて「ひと味ちがうタケヤ味噌♪」のテレビCMで、ある年齢以上にはお馴染みの、あのタケヤ味噌の無料観光スポットなのだ。

まさに諏訪湖湖畔で、タケヤ味噌工場に隣接し、味噌に関する展示スペースや飲食コーナーもあり、オススメなのだ。

さすがタケヤ味噌だけに味噌に関する商品が充実しており、特に飲食コーナーのとん汁(100円)と「ごまみそソフトクリーム」(300円)が人気の主軸商品だ。

「ごまみそソフトクリーム」については、「興味本意で食べてみたらなんと変わった味でクセになりました。確かにみその味があり、でも甘くて・・・・一度は食べてみる価値ありです」というコメントもあり、今までに味わったことのなかったフレーバーだけに、美味しいのかどうかわからず、半信半疑で食べてみたら、ハマってしまう人が後をたたないようだ。

ごまみそソフトクリーム タケヤみそHPから引用
ごまみそソフトクリーム
タケヤみそHPから引用

それに味噌自体、塩味だから、それをソフトクリームにすることで、甘塩っぱい味となり、バランスの良い味のソフトクリームとなったのであろう。

ごまみそソフトクリーム タケヤみそ 株式会社竹屋 公式Twitterから引用
ごまみそソフトクリーム
タケヤみそ 株式会社竹屋 公式Twitterから引用

諏訪湖をメインにドライブするのか、それともここでしか味わえない「ごまみそソフトクリーム」をメインにドライブするのか、いずれにしても今秋は信州・諏訪に繰り出すべし!

【タケヤ味噌会館 詳細】

・所在地:長野県諏訪市湖岸通り2丁目3
・営業日:年中無休(土曜・日曜・祝日も営業)
 ※ただし、年末年始や社内行事の際は休業することあり
・営業時間:9:30~16:30

■タケヤみそ
http://www.takeya-miso.co.jp/

■タケヤみそ 株式会社竹屋 Facebook
https://www.facebook.com/タケヤみそ-株式会社竹屋–279236462139006/

■タケヤみそ 株式会社竹屋 公式Twitter @miso_takeya
https://twitter.com/miso_takeya

※価格は、令和元年11月10日現在のもの

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

信州・上田城(長野県上田市)~FJ時事新聞おすすめ名城~【連載:アキラの着目】

上田城東虎口櫓門今回ご紹介する「FJ時事新聞おすすめ名城」が、真田昌幸・信繁(幸村)親子の居城として有名な信州の上田城だ。

ある程度、城に詳しい人からすれば、「なぜ今さら上田城を取り上げるんだ、ブームは2年前ではないか!」と叱責されるかもしれない。

というのも2年前は、真田信繁(幸村)を主人公とするNHK大河ドラマ『真田丸』が放送されており、上田城がそのドラマの影響やブームに乗っかって、大変な賑わいだったのだ。

逆にいうと、その賑わいや混雑ぶりを避けたく、遅れること2年、ようやく今年になって筆者が上田城を訪城したというわけだ。

上田城の歴史について簡潔に説明しよう。

上田城は天正11年(1583)に、越後(現在の新潟県)の戦国大名・上杉景勝に対抗するための前線基地として、徳川家康の援助の下、真田昌幸が築城した平城だ。

その後、真田昌幸が自領の沼田(現在の群馬県沼田)を関東の戦国大名・北条氏に割譲するよう徳川家康からいわれたため、それを不服として徳川家康の下を離れ、上杉景勝につくことになり、それに怒った徳川家康が上田城に7,000の兵を差し向けたのが天正13年(1585)の第一次上田合戦だ。

また、慶長5年(1600)の関ヶ原の戦いで西軍についた真田昌幸・信繁は、中山道から進軍する徳川秀忠の大軍(38,000人)をわずか2,500~3,000の兵で撃退したのが第二次上田合戦で、これら二度の合戦で大大名の徳川をコテンパンにやっつけた城として有名なのだ。

小さな大名が少ない手勢で、大きな大名の大軍を二度も撃破した城は、上田城以外では例がない。

真田昌幸が属した西軍が関ヶ原の戦いで敗れたことで、真田昌幸は九度山に配流され、上田城主は真田信之となり、以後、仙石氏(三代)、松平氏(七代)と変わり、廃城後は公園となって現在に至っている。

では、実際に上田城を巡ってみよう。

上田城縄張図(考察=三島正之氏) - 真田期の上田城縄張り - 信州まちあるき から引用および番号付記
上田城縄張図(考察=三島正之氏) - 真田期の上田城縄張り - 信州まちあるき から引用および番号付記

市営野球場の対面の駐車場に車を駐車したため、筆者が最初に訪れたのが(1)の空堀だ。

小泉曲輪側から見た上田城空堀

小泉曲輪側から観た写真で、わかりにくいかもしれないが、向かって左へ直角にくびれた堀がめぐらされている。

これは、横からも矢や火器を敵に浴びせることができるように、直角に堀を曲げているのだ。

こうした仕掛けを「横矢掛り」という。

(2)は尼ヶ淵の崖から見た上田城西櫓だ。

尼ヶ淵の崖から見た上田城西櫓

現在は公園や駐車場になっているこの尼ヶ淵は、上田城築城当時は千曲川が流れる天然の要塞で、この上田城南側は鉄壁の守りとなっていた。

(3)は尼ヶ淵の崖から見上げた上田城南櫓だ。

尼ヶ淵の崖から見上げた上田城南櫓

やはり(2)同様に高低差があり、ここをよじ登って城内に侵入することは不可能だ。

二の丸橋を渡り、武者溜りを抜けると、(4)上田城東虎口櫓門が視界に現れる。

上田城東虎口櫓門

門に向かって右の石垣には、とてつもない大きさの「真田石」が積まれており、観る者を圧倒する。

東虎口櫓門をくぐると、そこは上田城の本丸だ。

本丸の周囲は小高い土塁があり、そこから(5)本丸を囲む百間堀を望むことができる。

上田城本丸土塁から望む百間堀

(6)は西櫓手前から見下ろす尼ヶ淵の崖だ。アスファルトの通路と青々とした芝生の領域は、前述の通り築城当時は千曲川が流れていた。

上田城西櫓手前から見下ろす尼ヶ淵の崖

二の丸へ向かい、本丸を囲む百間堀を見ると、(7)本丸の角が意図的に斜めに削られた箇所に出くわす。

上田城本丸隅欠きの土塁(本丸土塁の隅欠き)

この斜めに削られた箇所は「隅欠きの土塁(本丸土塁の隅欠き)」といい、鬼門除けのために北東隅の土塁を斜めに削ったものだ。

この「隅欠きの土塁(本丸土塁の隅欠き)」により、北東角の鬼門を無くし、万全な構えにしたということだ。

(8)は二の丸北虎口で、やはり直角に通路を折り曲げ、敵が一気呵成に直進してこないようにしているのと、横矢をかけられるようにしているのと、2つの意味がある。

上田城二の丸北虎口

最後に上田城から東へ10分ほど歩いたところにある大手門跡だ。

上田城大手門跡

現在この大手門跡は緩やかなカーブになっているが、これまた築城当時は直角に折れ曲がっていたのは言うまでもない。

以上、駆け足で信州・上田城を見てきたが、いかがであったろうか?

『真田丸』のブームが去った今だからこそ、ゆっくりと城内を観ることができるので、かなりおすすめだ。

■信州上田観光ガイド 上田城・上田城跡公園【信州上田観光協会】長野県上田市の大河ドラマ真田丸で知られる上田城
http://www.ueda-cb.gr.jp/uedajo/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099