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プロレス団体のノアとDDT、経営統合で新会社CyberFightに【連載:アキラの着目】

7月27日、渋谷のAbema TowersにてプロレスリングノアとDDTプロレスリングによる合同会見7月27日、渋谷のAbema TowersにてプロレスリングノアとDDTプロレスリングによる合同会見が行われた。

株式会社DDTプロレスリング、ノア・グローバルエンタテインメント株式会社、株式会社DDTフーズの3社が経営統合し、新たにプロレス事業会社として株式会社CyberFightが2020年9月1日付で設立される。

これにより所属&フリー定期参戦選手を含め、100人近い規模のプロレスカンパニーが誕生することになる。

株式会社CyberFightの社長は、ノア&DDTの社長である高木三四郎選手が、副社長には丸藤正道選手と彰人選手が就任することに、取締役にはCyberグループの山内隆裕氏と前ノア代表の武田有弘氏が就任することになった。

合同会見には、高木三四郎選手、丸藤正道選手、彰人選手以外にも武田有弘選手(ノア)、潮崎豪選手(ノア)、中嶋勝彦選手(ノア)、秋山準選手(DDT)、遠藤哲哉選手(DDT)、クリス・ブルックス選手(フリー)、大家健選手(ガンバレ☆プロレス)、坂崎ユカ選手(東京女子プロレス)が出席した。

プロレス団体のノアとDDTが今回経営統合する背景には、やはり新型コロナウイルスの影響がある。

2017年にDDT、2020年2月にはノアがサイバーエージェントグループ傘下となり、テレビ&ビデオエンターテインメント「ABEMA」での試合配信やブログ・SNSによる拡散を両社とも取り組んできたものの、新型コロナウイルス感染拡大によって興行の延期・中止や無観客試合の実施を強いられてきた。

そこで、株式会社CyberFightへの統合によって管理業務を一本化し、人材配置の最適化を図り、新時代のプロレス経営を展開しようということなのだ。

高木三四郎・DDT社長といえば、知る人ぞ知る、プロレス業界ではアイデアマンの経営者プロレスラーとしても有名だ。

現在のような人気を得る以前は弱小インディー団体だったDDT。

旗揚げした頃、プロレスラーと合鍵屋さんの「二足の草鞋」だった高木三四郎社長は、斬新な試合形式を取り入れたり、今ではメジャー団体・新日本プロレスでも活躍中の飯伏幸太選手を発掘したりで、みるみるうちに人気のプロレス団体に成長させた。

経営統合後も高木三四郎・DDT社長は、株式会社CyberFightの社長になるので、メジャープロレス団体・新日本プロレスの牙城をいかに崩すか見ものだ。

【株式会社CyberFight 会社概要】

・社名:株式会社CyberFight
・統合日:2020年9月1日
・所在地:東京都新宿区新宿二丁目1番2号
・役員:代表取締役社長 高木規(リングネーム:高木三四郎)
    取締役副社長 丸藤正道
    取締役副社長 西垣彰人(リングネーム:彰人)
    取締役 山内隆裕
    取締役 武田有弘
・事業内容:スポーツ等興行団

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

真夏はこれ!ハードコアチョコレートの超個性的Tシャツ【連載:アキラの着目】

すっかり夏になったものの、梅雨の間はさほど気温が上昇せず、まだなんとかしのげる現在の東京。

これが、梅雨明けすると、本格的な真夏の到来だ。

そうなると、連日34~37℃くらいの気温になること必至で、ほぼTシャツに頼らざるを得ない季節となる。

元々普段は、Tシャツをアンダーウェア代わりに着用していて、外行きに適したデザインのTシャツがないからどうしよう。

そんなふうに思っている人がいたら、ハードコアチョコレートのサイトにアクセスしてみよう。

映画、プロレス、ゲーム、アニメ・マンガ、特撮、レディース、スポーツなどといった幅広いジャンルのデザインを有したTシャツを販売しており、それら1枚1枚が超個性的なのだ。

「百聞は一見に如かず」で、とにかく見てもらおう。

手塚治虫「ブッダ」Tシャツ ハードコアチョコレート公式サイトから引用
手塚治虫「ブッダ」Tシャツ
ハードコアチョコレート公式サイトから引用
アントニオ猪木Tシャツ ハードコアチョコレート公式サイトから引用
アントニオ猪木Tシャツ
ハードコアチョコレート公式サイトから引用
アニメ「いなかっぺ大将」Tシャツ ハードコアチョコレート公式サイトから引用
アニメ「いなかっぺ大将」Tシャツ
ハードコアチョコレート公式サイトから引用
映画「仁義なき戦い」Tシャツ ハードコアチョコレート公式サイトから引用
映画「仁義なき戦い」Tシャツ
ハードコアチョコレート公式サイトから引用
アニメ「伝説巨神イデオン」Tシャツ ハードコアチョコレート公式サイトから引用
アニメ「伝説巨神イデオン」Tシャツ
ハードコアチョコレート公式サイトから引用
初代タイガーマスクTシャツ ハードコアチョコレート公式サイトから引用
初代タイガーマスクTシャツ
ハードコアチョコレート公式サイトから引用
映画「必殺女拳士」Tシャツ ハードコアチョコレート公式サイトから引用
映画「必殺女拳士」Tシャツ
ハードコアチョコレート公式サイトから引用

いかがだろうか?

映画のワンシーンや試合のワンカット、マンガの1コマを切り取ったようなビジュアル、また、目を引くタイポグラフィ(=活字デザイン)が圧倒的存在感を放ち続けるTシャツなのだ。

各Tシャツには枚数に限りがあり、ある意味で早い者勝ちだから、「欲しい!」と思ったらすかさず購入しないと後の祭りだ。

蒸し暑い真夏を個性でふっ飛ばしたい人は、ぜひハードコアチョコレートの超個性的Tシャツを着るべし!

■ホラーにプロレス!カンフーにカルト映画!アパレル界の悪童 ハードコアチョコレート
https://core-choco.shop-pro.jp/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

今は”鬼嫁”、かつては「デンジャラス・クイーン」、元女子プロレスラー・北斗晶さん【連載:アキラの着目】

”鬼嫁”の異名もすっかり全国に浸透し、バラエティ番組で活躍される北斗晶さん。

夫で元プロレスラーの佐々木健介さんとの夫婦円満ぶりも、誰もが知るところ。

北斗晶オフィシャルブログ「そこのけそこのけ鬼嫁が通る」から引用
北斗晶オフィシャルブログ「そこのけそこのけ鬼嫁が通る」から引用

そんな北斗晶さんだが、彼女が元女子プロレスラーだったということを知っている人は、経年に比例して減少している。
北斗晶選手

それもそのはず、冒頭で述べたようにバラエティ番組での活躍ぶりから、ちょっとクチが悪くて、ガタイの良いおばさんとしか思われていないからだ。

高校生の頃、プロレス大好き少女だった北斗晶さんは、元プロレスラー・格闘家である前田日明さんの追っかけをしていた。

そのため、後に全日本女子プロレスでリングネームを付ける際に、前田日明さんの「日明」にあやかって、「日明」を一文字にしたような漢字の「晶」にしたのだ。

1985年に前述の全日本女子プロレスで北斗晶さんはデビュー、1987年のWWWA世界タッグ王座防衛戦では、ロープ2段目からのツームストン・パイルドライバーという大技を受けた際に、頚椎周辺の首の骨を折る重傷を負い、以後長期欠場を余儀なくされる。

回復するまでの数ヵ月間はベッドに寝たまま首を動せない状態で、担当医からはプロレスラーからの引退を勧告されるも、プロレスを続けたいという強い意思とファンからの後押しによってプロレスラーに復帰した。

北斗晶さんのプロレス時代の異名は「デンジャラス・クイーン」だが、これ以外にも「女猪木」がある。

アントニオ猪木さん同様に、リング上では常に「戦い」を見せ、ゆえにファンは北斗晶さんに魅せられていったのだった。

般若の面でリングインする北斗晶選手
般若の面でリングインする北斗晶選手

昭和50年代の女子プロレスは、長与千種さんとライオネス飛鳥さんの「クラッシュ・ギャルズ」が社会現象にもなるほど女性ファンから大人気を博し、極悪同盟(ダンプ松本、ブル中野、他)との抗争がウリとなっていた。

しかし、クラッシュ・ギャルズが引退すると、女性ファンは一気にプロレス会場からいなくなり、客席がまばらになる時期が続くことに。

この状況を打開すべく、全日本女子プロレスを改革した中心人物が、ブル中野さんと北斗晶さんだったのだ。

女性プロレスファンはプロレスの試合を観るというよりも、ワーワーキャーキャーと目当ての選手を追いかけたいだけの人が多かったから、目当ての選手が引退すれば、会場からいなくなってしまったが、男性プロレスファンはしっかりと試合も観てくれるから、男性プロレスファンを惹き付けよう。

そういうコンセプトで、目の肥えた男性プロレスファンが試合会場に来てくれるように、全日本女子プロレスは真摯な魅了するプロレスを展開するようになったのだ。

その努力の甲斐もあり、全日本女子プロレスの試合会場には、熱心な男性プロレスファンの姿で覆い尽くされるようになった。

やがてこの現象は、全日本女子プロレスだけでなく、他の女子プロレス団体にも波及し、女子プロレスは凄い試合をしていると一般のマスコミ・メディアまで報じるようになったのだ。

女子プロレス全体のレベルが上がったことで、数ある女子プロレス団体同士による交流戦も開催されるようになり、とりわけ今も語り継がれているのが、1993年4月2日横浜アリーナでの「夢のオールスター戦」だ。

メインの「北斗晶 VS 神取忍」(北斗勝利)は、北斗晶さんのベストバウトととして異論を挟む余地がないものだ。

北斗選手が神取選手の左頬に右ストレートを打ち抜き、神取選手が昏倒するも、やられっ放しにされるかと逆上した神取選手は即座に北斗選手の左肩を脇固めで破壊、北斗選手の腕が直角に曲がったままになり、戦闘不能に陥りかけた。

1993年4月2日横浜アリーナ「夢のオールスター戦」のメイン「北斗晶 VS 神取忍」での北斗晶選手
1993年4月2日横浜アリーナ「夢のオールスター戦」のメイン「北斗晶 VS 神取忍」での北斗晶選手

リング場外では、実況席の机の上でツームストーン・パイル・ドライバーを放とうとした北斗選手を神取選手が切り返してパイル・ドライバーを食らわす。

両選手とも大流血する凄惨な戦いが続いたが、最後はグーパンチでの殴り合いとなり、クロスカウンターから北斗選手が神取選手に覆い被さって、30分37秒、北斗選手がなんとかフォール勝ちを収めたのだった。

「女子でも、ここまでの戦いをするんだ!」、「女子プロレスは男性プロレスを超えているんじゃないか!」などといった評価を受けるほどにまで発展した女子プロレス。

その中心軸に常にいたのが北斗晶だったのだ。

一時期における筆者は、全プロレスラーの中でNo.1プロレスラーは誰かという問に「北斗晶!」と答えていた頃があった。

観ている者に男女差を感じさせないくらい、圧倒的な凄い試合を北斗晶というプロレスラーはしていたのだ。

バラエティ番組に出演している北斗晶さんを観たら、凄いプロレスラーだった人と少しでも思ってもらえると幸いだ。

■神取忍 vs. 北斗晶 1/4 (93.04.02横浜アリーナ)

■神取忍 vs. 北斗晶 2/4 (93.04.02横浜アリーナ)

■神取忍 vs. 北斗晶 3/4 (93.04.02横浜アリーナ)

■神取忍 vs. 北斗晶 4/4 (93.04.02横浜アリーナ)

■北斗晶オフィシャルブログ「そこのけそこのけ鬼嫁が通る」
https://ameblo.jp/hokuto-akira/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

4月29日は「前田日明 VS アンドレ」セメント試合があった日【連載:アキラの着目】

今日4月29日はプロレスファン、総合格闘技ファンにとって忘れられない日だ。

というのも1986年4月29日は三重県津市体育館にて格闘王・前田日明と大巨人アンドレ・ザ・ジャイアントのセメント試合があった日なのだ。
前田日明 VS アンドレ・ザ・ジャイアント セメント試合

“セメント”とは、昨今一般人でもやたら遣うようになった「ガチンコ」や「ガチ」と同義語だ。

でも「前田日明 VS アンドレ」セメント試合は、ガチンコなのかといったら、それは断じて違うと思う。

やはりこのプロレスの範疇を逸脱した、極めて奇形でいびつな「前田日明 VS アンドレ」セメント試合は、「ガチンコ」や「ガチ」ではなく、”セメント”でしか表現できない試合なのだ。

なぜならば、単なる実力測定やどちらが強いか弱いかを決めるのではなく、相手を壊す・潰すという要素が多分に含まれた試合だったからだ。

突如、何のサイドストーリーや脈絡もなく組まれた「前田日明 VS アンドレ」。

終始不穏な空気が流れていたが、試合開始早々から”セメントモード”で前田は戦っていたわけではなかった。

前田は努めて最初のうちは”プロレス”をしていたのだ。

そんなわけで”プロレスモード”で前田はアンドレと対戦し、「プロレス用の蹴り」を繰り出してた。

それに対しアンドレは、ロープの反動を使って突進してきた前田に対し、”セメントモード”で容赦なくエルボーを顔面に叩き込む。

またアンドレは、己の全体重(約236kg)を浴びせて、前田をガブり、前田を「コ」の字状の、極めて窮屈な体勢を強いらせる。

その後も全圧力をかけ、前田の背後からフルネルソンで絞り上げる。

並みのレスラーならこの時点で簡単にギブアップするところを、身体が人一倍柔軟な前田は、何とかこれを耐え忍ぶ。

そしてようやくUWFの十八番であるゴッチ流サブミッションで前田は反撃。

腕ひしぎ十字固めやアキレス腱固めは、アンドレがあまりにも規格外の身体であるがゆえに、思ったほどの効果を上げられなかったものの、当時まだ正式名称のなかったヒール・ホールドでアンドレの左膝を破壊。

グラウンドからスタンディングに移行した後のアンドレは、かすかに左足をかばい出した。
前田日明 VS アンドレ・ザ・ジャイアント セメント試合

やがて前田は、リングサイドで見ていた星野勘太郎に「本当に(セメントを)やっちゃっていいんですか?」と一応の確認をした後、覚悟を決め、ついに100%の「格闘家・前田日明」モードに切り替わる。

「タダではやられない、せめて1箇所でもアンドレを壊してからやられてやる!」

そう覚悟を決めた後の前田は、重いローキックや、膝の皿にブチ込む”タイマン”仕様の関節蹴りを多用、ついにアンドレを戦闘不能に陥れる。

ノー・コンテストの裁定が下った後、リング上で大の字になり、戦意喪失した大巨人アンドレに対し前田が問い詰める。

それに対しアンドレは、「This is not my business.」。

俺のしわざじゃない、と手を広げて弁明したのだ。

プロレスの試合でありながら、プロレスとして成立しなかった試合。

それは前田を潰すために仕掛けられた”公開処刑”だった。

当時の新日本プロレスにとって目の上のタンコブだったUWF(UNIVERSAL WRESTLING FEDERATION)勢。

そのUWF勢で最も”出る杭”であった前田日明を潰さんがために組まれた試合だった。

223cmの大巨人アンドレを遣って、大勢の観客の前で192cmの前田を壊し、前田に赤っ恥をかかすつもりだったのだ。

だからこの試合は「ガチンコ」や「ガチ」ではなく、”セメント”なのだ。

ゆえに、決して名勝負ではないし、感動を呼ぶ試合でもないし、好きな試合でもない!

しかし筆者にとって一番、「プロレスファンで良かった」、「前田日明ファンで良かった」と心底から思えた試合だ。

覚悟を決めるということ。

己を信じるということ。

これらが高濃度で凝縮されたのが、この「前田 VS アンドレ」のセメント試合だった。

元々この「前田日明 VS アンドレ」は地上波TVにてオンエアされる予定だった。

ところが、新日本プロレスの思惑に反し、前田日明がアンドレを戦意喪失させてしまったから、オンエアするとむしろますます前田やUWF勢の株が上がってしまい、これはマズイ。

たぶんそんな理由で結局この試合は、当時の新日本プロレス=テレビ朝日の判断でオンエアされずにお蔵入りしてしまったのだろう。

だからこの試合は伝説の”裏ビデオ”として極々一部のマニアにしか流通しなかった。

その”裏ビデオ”を、それもダビング5万回重ねたような、かなり粗い画質の”裏ビデオ”を、20年前にやっと入手できた時は、言葉では語りつくせぬ幸福感があった。

でも今では、このお蔵入り試合も鮮明な映像で公式に『秘蔵Ⅰ』としてDVD発売されてるし、YouTubeでも簡単に観ることができる。

「これまでの入手苦労は何だったんだ?」と言いたくなるが、それも時代の流れだから仕方あるまい。

とにかくこの時、もし前田日明がアンドレに負けていたら、その後のプロレス界・総合格闘技界の歴史は現在までの流れとは丸っきり異なっていたことだろう。

前田日明がアンドレに負けていたら、後の第2次UWF(新生UWF)は結成されなかっただろうし、さらにそこから分裂・派生するRINGSも、他のU系団体もなかったことだろう。

また、RINGSと提携し、興行ノウハウを得たことで大成功した正道会館のK-1も出現してくることもなかっただろうし、総合格闘技も生まれることなく、いまだにプロレスだけのままだったかもしれない。

それだけ「前田日明 VS アンドレ・ザ・ジャイアント」セメント試合の持つ意味は絶大で、プロレス・総合格闘技史上、最も重要な事件の1つとして後世まで語り継がれる試合だと筆者は思っている。
前田日明 VS アンドレ・ザ・ジャイアント セメント試合

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

トドのゆるキャラがプロレスラー!? ポコたん(DDTプロレス)【連載:アキラの着目】

町おこしや地域活性化のために採用され、全国至る所で目にするゆるキャラ。

お茶目な風貌のゆるキャラが多く、子供からお年寄りまで幅広く支持されるのが当たり前になってきた。

そんな温厚なゆるキャラばかりかというと、実はそうではないゆるキャラも存在する。

なんと戦うゆるキャラがいるのだ。

その名はポコたん。

ポコたん(POKOTAN) DDT ProWrestling 公式HPから引用
ポコたん(POKOTAN)
DDT ProWrestling 公式HPから引用

トドのゆるキャラのポコたんは、なんとDDTプロレスというプロレス団体でプロレスラーとして活躍しているのだ。

百聞は一見に如かず、なので、まずはその勇姿を観ることができるリンクをクリックしよう!

https://twitter.com/i/status/1216482509741006849

https://twitter.com/i/status/1097439676284059648

https://twitter.com/i/status/1191338292546957312

いかがだったろうか?

中に入っている人が見えてしまったポコたんだが、この着ぐるみを着用してのプロレスはハードの一言に尽きるだろう。

これだけ華麗なプロレス技をかけることができる俊敏さや体力は恐れ入る。

ポコたんには全国的な知名度のプロレスラーに成長して欲しいものだ。

【ポコたん プロフィール】

・所属:DDT
・生年月日:2019年2月17日
・身長:188cm
・血液型:不明
・体重:120㎏
・出身地:神奈川県相模原市の工房
・デビュー:2019年2月17日 東京・両国国技館
・得意技:DDP(デス・ドロップ・ポコたん)
・入場曲:ポコ・ボールのテーマ

■DDT ProWrestling ポコたん(POKOTAN)
https://www.ddtpro.com/wrestlers/281

■ポコたん 公式Twitter @pokotan2019
https://twitter.com/pokotan2019

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

マスク、フィギュア、Tシャツ、DVD等勢揃い!プロレス格闘技ファンの聖地・闘道館【連載:アキラの着目】

「プロレス格闘技の聖地といったらどこだ?」とファンに訊けば、皆、口を揃えて「後楽園ホール」と即答するだろう。

では、「プロレス格闘技ファンの聖地といったらどこだ?」という質問にファンは何と答えるだろうか?

その答えは「闘道館」だ。

元々、プロレス格闘技の聖地・後楽園ホール最寄駅の水道橋にあった「闘道館」は、1年前に現在の東京都豊島区・JR巣鴨駅北口から徒歩1分の好立地に移転。

東京都豊島区・JR巣鴨駅北口から徒歩1分の闘道館 闘道館 Twitterから引用

おばあちゃんの多い巣鴨にもかかわらず、この「闘道館」だけはプロレス格闘技ファンが群がり、まさにプロレス格闘技ファンの聖地で桃源郷なのだ。

「闘道館」には、往年のプロレスラーや格闘家のサイン色紙やポスター、また実際に使用していたマスク等のお宝グッズがあったり、週刊プロレス、週刊ゴング、ゴング格闘技、等々の豊富なバックナンバーが揃っていたり、プロレスや格闘技の試合ビデオやDVD等もある。

アントニオ猪木のサインが入った皿 闘道館インスタグラムから引用
プロレスラーのお宝マスク 闘道館インスタグラムから引用
プロレスラー(武藤敬司)のフィギュア 闘道館インスタグラムから引用
タイガージムのTシャツ、トレーナー、スタジャン 闘道館インスタグラムから引用

さながらプロレス格闘技博物館のような「闘道館」だが、これら陳列物は販売しており、購入できる。

ただし、前述したようにお宝グッズだから、かなり値が張っているのは言うまでもない。

しかし、専門誌のバックナンバーやビデオ、DVDならば、目が飛び出るような高値が付いていることはほとんどなく、比較的手が届きやすい。

このように「闘道館」は、博物館のような店舗なのだが、それ以外にも現役プロレスラーのトークショーや対談、引退した往年の選手の懐古談、、握手&撮影会、等々のイベントを常時開催しており、ファンと選手等を繋ぐコミュニケーション・センターとしての役割も担っている。

実際に、来月7月14日(日)には、電流爆破デスマッチで有名な大仁田厚選手と、新日本プロレスにて長きに渡りリングアナウンサーを務めた「ケロちゃん」こと田中ケロさんが繰り広げるスペシャルトークライブも予定されている。

7月14日(日)闘道館で開催される、電流爆破デスマッチで有名な大仁田厚選手と、新日本プロレスにて長きに渡りリングアナウンサーを務めた「ケロちゃん」こと田中ケロさんが繰り広げるスペシャルトークライブ 闘道館HPから引用

かなりマニアックなスポットではあるが、興味のある人はぜひ1度、足を踏み入れてほしい。

■格闘技プロレス買取販売!世界最強の品揃え!- 闘道館
https://www.toudoukan.com/

■闘道館 Twitter @toudoukan
https://twitter.com/toudoukan

■闘道館さん(@toudoukan) ・ Instagram写真と動画
https://www.instagram.com/toudoukan/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

プロレス・格闘技関連の懐かしい曲3選【連載:アキラの着目】

今回のニッポンニュースは、プロレス・格闘技関連の懐かしい曲を3つ選んでみた。

1.坂本龍一『カクトウギのテーマ』

この曲を懐かしいと思っている人は、日本テレビ系で毎週放送されていた全日本プロレス中継を観てた人だ。

番組の終わりに次期シリーズに参戦予定の外国人レスラーが短編映像で紹介されるのだが、そのBGMとしてかかっていたのがこの『カクトウギのテーマ』なのだ。
全日本プロレス中継 次期シリーズ参戦予定選手

その当時は、まさかこの曲がYMOの坂本龍一さんの作曲とはつゆ知らずで、後にそれを知った時は「だから洗練された流麗な曲なのか!」と納得したものだ。

2.鈴木修『爆勝宣言』(前奏付き)

これは言わずと知れた”破壊王”こと故・橋本真也選手の入場テーマ曲だ。

作曲は、数々のプロレス・テーマ曲を手がけた鈴木修さん。

元々、前奏なしバージョンが正式な『爆勝宣言』なのだが、実際の試合会場でかかる『爆勝宣言』は前奏有りバージョンばかり。

ちなみに前奏は、「フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド(Frankie Goes To Hollywood)」という英国バンドの『Welcome To The Pleasuredome(Into Battle Mix)』(洋画『トイズ』サウンドトラック収録、トレヴァー・ホーンによるリミックス)」という曲のイントロだ。

この曲を聴く度に”破壊王”橋本真也を思い出さずにはいられない。

3.桜庭伸幸『U.W.F.プロレス・メインテーマ』

『U.W.F.プロレス・メインテーマ』という名前からおわかりになるように、この曲はUWF(Universal Wrestling Federation)のテーマ曲。

UWFとは、従来のプロレスとは異なり、パンチ、キック、関節技、絞め技を駆使した、当時としては斬新で革命的な格闘スタイルのプロレスで、一世を風靡した。

まだ観戦眼が肥えていなかった当時のファンは、UWFを「真剣勝負」と思っていたが、あくまでもプロレスの範疇だ。

プロレス・格闘技ファンからすれば、この曲はどう聴いても『U.W.F.プロレス・メインテーマ』なのだが、最近ではももクロ(ももいろクローバーZ)のライブにおけるメンバー登場のテーマ曲に使われたこともあるようで、『U.W.F.プロレス・メインテーマ』というよりも、「ももクロメンバー登場テーマ曲」と思っている若い人もいるようだ。

■ももいろクローバーZのライブでかかる『U.W.F.プロレス・メインテーマ』 ※このライブでの日本語読み上げアナウンスは、実際にUWFのリングアナを務めた故・古田信幸さんが担当

以上、ニッポンニュースの独断で選出したプロレス・格闘技関連の懐かしい曲3つを取り上げてみた。

今後もこの手の曲を機会があれば、取り上げてみる。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

日常で知らずに使っていることも・プロレスの隠語【連載:アキラの着目】

「みんな気楽にボーリングしてたのに、あいつだけ”ガチ”なんだもん」

「あの店員の対応、”しょっぱい”よね」

これら日常会話の中にプロレスの隠語が使われている。

”ガチ”は「ガチンコ」のことで、すなわち真剣にやることだ。

2番目の”しょっぱい”は「客を満足させられない」、「つまらない」といったような意味合いで使うものだ。

このように、実は一般人でも知らずに日常でプロレスの隠語を使っていることがある。

というわけで、さらにもっと日常でプロレスの隠語が使われるように(!?)との期待を込めて、プロレスの隠語を挙げてみる。

プロレスラーの入場

プロレスの隠語1「アングル」

試合展開やリング外の抗争などに関して前もって決められる仕掛けや段取り、筋書き、戦略をいう。

(例)あの試合は、アングル通りにならなくて、ガチだったね。

プロレスの隠語2「ケーフェイ」

プロレスの試合をショーとして成立させる上で守らねばならないタブーや暗黙の了解のことをいい、いわゆる悪い一般的な言葉でいうと、「八百長」。

業界用語はよく言葉を前後ひっくり返し、銀座を「ザギン」、六本木を「ギロッポン」といったりするが、ケーフェイも「フェイク」をひっくり返したもの。

プロレスの隠語3「シュート」

客に見せることを無視し、本気で相手を潰そうとする行為で、ほぼガチンコと同義語だ。

なぜ「ほぼ」なのかというと、シュートの方が相手を壊す、潰す、相手がどうなってもいい、というようなニュアンスがガチンコよりも含まれているからだ。

ちなみにシュートの対義語は「ワーク」。

プロレスの隠語4「セメント」

セメントもガチンコ、シュートとほぼ同義の言葉だ。セメントもガチンコよりも相手を壊す、潰す、相手がどうなってもいい、という要素が多分に含まれる。

やはりセメントの対義語は「ワーク」。

プロレスの隠語5「ブック」

試合の進行に関する段取りやシナリオのことをさす。

通常プロレスというものは、ブック通りに試合をやるものだ。

それゆえに、ブック通りに試合をやるからこそ、プロレスはプロレスであるのだ。

プロレスの隠語6「ワーク」

予め筋書きが決められた試合や、それに沿う行為をいう。

段取り・シナリオ通りに”仕事”をしましたよ、ということから「ワーク」になったと考えられる。

ワークの対義語は「ガチンコ」、「シュート」、「セメント」。

(例)あの試合、ガチだと思ったら、ワークの試合だったね。

とりあえず今後、巷で流行らせそうな(!?)プロレスの隠語を取り上げてみた。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

今観ても色褪せない「猛虎伝説」~初代タイガーマスク~【連載:アキラの着目】

どのようなものも日進月歩、技術が刷新され、今日の技術は過去に追いやられ、新たな技術に取って代わってゆくのが必然の流れだ。

それはプロレスにも概ね言えることができ、現代の必殺技は過去の必殺技に比べ、格段に難易度が高くなっていたり、複雑な動きを伴っていたりするのだ。

そんな時代趨勢の中、平成30年の現在でも、決して観ていても色褪せないプロレスが、初代タイガーマスクの試合だ。

初代タイガーマスク入場時のお決まりポーズ

初代タイガーマスクの活躍した時期は、1981年4月23日デビューから1983年8月10日までのわずかな期間しかなく、筆者の少年時代と重なるのだが、初代タイガーマスクは、日本プロレス史、いや世界のプロレス史に名をしっかり刻むほどの輝かしい活躍をしたプロレスラーの1人として語り継がれている。

気になる初代タイガーマスクの正体は、もうプロレスファンなら周知の事実になっているが、若き頃の佐山サトル氏(現・掣圏真陰流創始、日本須麻比協会会長)だ。

プロレスラーとしては、やや小柄な体躯の佐山サトル氏だが、抜群の運動神経で、アニメ「タイガーマスク」の実写版ではないかと言われたくらい、四角いリングを縦横無尽に動き回る四次元殺法で、子供からお年寄りまで大人気を博したのだ。

以下の動画は、プロレスを知らない人でも比較的退屈しないような尺で、視覚的にも次々に楽しめるものを選んでみた。

■The Best of Tiger Mask

■初代タイガーマスク(鬼身体能力)_tiger mask (super ability)

初代タイガーマスクの「猛虎伝説」は、今も色褪せない。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

爆驚の身体能力!プロレス・飯伏幸太選手【連載:アキラの着目】

今のプロレス界で最も輝いていて、プロレスを知らない人が観ても楽しめる選手が、”ゴールデン☆スター”こと飯伏幸太選手だ。

「プ女子」(=プロレス女子。プロレスを愛する女性をこう呼ぶ)からも圧倒的な支持を受け、さらに男性プロレスファンからも高評価を得ている飯伏幸太選手だが、その人気の秘密は一体何なのだろうか?

飯伏幸太選手人気の秘密は、驚異の、いや爆驚の身体能力から繰り出されるプロレス技の数々だ。

全身ゴムボールのような跳躍力、しなやかな柔軟性、俊敏な動きがハンパないのだ。

”ゴールデン☆スター”飯伏幸太の必殺技「ゴールデンスター・プレス」

普段プロレスを見慣れていない人、毛嫌いしている人、全くプロレスそのものを知らない人でも、ずっと観続けることができるのが飯伏幸太選手の試合でもある。

比較的短時間に編集された動画もアップされているので、まずはとにかく実際に観てみよう!

■”ゴールデン☆スター”飯伏幸太 対 内藤哲也

■飯伏幸太 vs Yoshihiko

■飯伏幸太 vs Cody

特に圧巻なのは、2番目の動画だろう。

対戦相手が人形でも、プロレスの試合を”成立”させてしまうのは、ただただ驚くしかない。

人形のYoshihiko選手から技を食らったかの如く受け身を取るシーンを筆者は何度も繰り返し観てしまうほど。

現在飯伏幸太は、メジャープロレス団体・新日本プロレスにも登場しているので、興味が湧いた人はぜひ観てみよう!

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099