三重県伊賀市上野愛宕町にある愛宕神社(「阿多古神社」とも表記)。
天正伊賀の乱で灰燼と帰した社殿を修験者・小天狗清蔵の勧進により再興され、その勧進を知った藤堂高虎公が多額の資金を提供し、現在の愛宕神社本殿が創建された。
その愛宕神社の境内には忍者神社が鎮座している。
再興から約400年の平成29年、「ニンニンニン」で「忍者の日」ということで2月22日に、伊賀市が「伊賀流忍者発祥の地」として忍者の歴史や精神を国内外に広めるべく「忍者市」を宣言した際に、忍びの先人「雉子の御霊」と修験者「小天狗清蔵坊の御霊」が奉斎され、忍者神社「忍之社」が創建されたからなのだ。
鳥居の脇にわかりやすい「忍者神社」の立て札が、物珍しい神社名と、思わず手裏剣を投げつけてしまいたい綺麗な木目の板であることから、忍者神社はインスタ映えスポットとして人気上昇中だ。
忍者神社ということで、世界的にも人気のある忍者にまつわることから、ご丁寧にも日本忍者協会公認の「忍者ゆかりの神社仏閣での参拝方法」案内板も掲げられている。
英語・中国語での説明もしっかり書かれた案内板は、忍者が参拝するイラストも交えており、これを観て参拝方法がわからない人はいないはずだ。
外国人にもやさしい神社といえるだろう。
忍者の里を訪れた際には、立ち寄ってみよう。
■愛宕神社(忍之杜) – 伊賀忍者ゆかりの神社仏閣 ご朱印めぐり 伊賀忍者回廊
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