「渋谷」タグアーカイブ

渋谷に来れば誰でも侍に ~Samurai Armor Photo Studio~【連載:アキラの着目】

2020年の東京五輪を控え、海外からの観光客が右肩上がりの日本国内。

相変わらず外国人観光客は、”ゴールデンルート”と呼ばれる東京・京都・大阪などの大都市観光が主流だ。

だが、せっかく外国人観光客が東京、それも渋谷に来ても、実際に観光するのは渋谷駅前のスクランブル交差点や、女の子なら109に行くくらいのもので、きっと物足りないはずだ。

そんな東京・渋谷観光に少しでも楽しい思い出ができればの一心でオープンしたのがサムライアーマーフォトスタジオ(Samurai Armor Photo Studio)だ。

このサムライアーマーフォトスタジオに来れば、老若男女問わず誰でも侍になれる。

好みの甲冑に身を固めることができ、そのうえ写真撮影もしてくれるのだ。

甲冑姿の写真撮影風景 Samurai Armor Photo Studio HPより引用
甲冑姿の写真撮影風景 Samurai Armor Photo Studio HPより引用

真田信繁の「赤備え」など、豊富なバリエーションが用意されているので、自分好みの甲冑が必ず見つかるはずだ。

真田信繁「赤備え」 Samurai Armor Photo Studio HPより引用
真田信繁「赤備え」
Samurai Armor Photo Studio HPより引用
Samurai Armor Photo Studio HPより引用
Samurai Armor Photo Studio HPより引用

渋谷に観光で来てみたはいいけど、なんか物足りないという人、実は戦国武将のコスプレをしてみたい人は、日本人外国人問わず、サムライアーマーフォトスタジオに足を運んでみるといい。

■サムライアーマーフォトスタジオ – Samurai Armor Photo Studio –
http://samurai.bz/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

ここは一体東京のどこ?【連載:アキラの着目】

世界でも有数の都市に数えられる東京。

しかし、東京といえども、一朝一夕でここまでの大都市になったわけではなかった。

江戸時代には100万人超の人口を抱えていた大都市ではあったが、現在の視点で捉えると、経済成長期前までは、まだまだローカル色の強そうな街だったのだ。

そこで今回は、まだまだローカル都市っぽかった頃の東京の街の写真3枚をピック・アップし、どこの街かあててみてみよう、というクイズにしてみた。

では早速問題へ。

Q1.ここは東京のどこの街なのか?

Q2.ここは東京のどこの街なのか?

Q3.ここは東京のどこの街なのか?

3枚の写真全てがわかった人はかなりの東京通(とうきょうつう)だ。

では順番に正解を発表しよう。

A1.渋谷道玄坂

渋谷道玄坂

ちょうどこの分岐点で左に上る坂が道玄坂だ。

いまでこそ若い女の子の圧倒的支持を受けた「渋谷109」が高く聳え立ち、ランドマークとして渋谷を象徴しているが、明治時代の道玄坂はなんとも長閑で、どこの田舎の宿場町なのかと思えるくらいだ。

ここまで変わることができるのか、という街の変遷サンプルに最もふさわしいスポットかもしれない。

A2.西新宿

西新宿

貯水池のようなエリアがヒントとなり、これから西新宿と判別できる。

この貯水池のようなエリアは、明治31年(1898年)に通水し、昭和40年(1965年)に廃止となった淀橋浄水場だ。

この広大な淀橋浄水場の跡地に高層ビルが次々に建てられ、平成2年(1990年)12月には東京都庁舎が建てられた。

現在の写真を見れば、もう一目瞭然で西新宿と判別できるだろう。

因みに昔の地図では西新宿という地名は存在せず、この淀橋浄水場一帯を「角筈(つのはず)」、また熊野神社よりも西側一帯を「十二社(じゅうにそう)」と呼んでいた。

A3.丸の内(東京駅前)

丸の内(東京駅前・三菱ヶ原)

クイズに適した明治期の写真が見つからなかったので、明治23年頃に描かれたといわれている作者不明の「三菱ヶ原」という絵画を設問の素材に使用したのだが、この丸の内も昔と現在がかけ離れすぎて、驚いたかと。

元々この丸の内の場所は、明治政府からの払い下げで財閥の三菱が購入したエリアで、そのため三菱が購入した原っぱなので、当時は「三菱ヶ原」と呼ばれていた。

東京駅が完成してからも丸の内は相変わらず原っぱのままで、近所の子供たちがバッタを追いかけて、捕獲して遊んでいたのだとか。

現在、オフィス街である丸の内からはとても当時バッタが飛び交っていた原っぱだったとは想像できない。

最後にあらためて渋谷道玄坂、西新宿、丸の内の今昔写真を並列して締めくくることにする。

渋谷道玄坂の今昔

渋谷道玄坂の今昔

西新宿の今昔

西新宿の今昔

丸の内(東京駅前)の今昔

丸の内の今昔

今後もクイズに適した写真が見つかれば、第2弾、第3弾と「東京のどこの街なのか?」をやってゆきたい。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

FJ時事新聞おすすめスマホアプリ・『東京古い地図』【連載:アキラの着目】

新年早々、FJ時事新聞がおすすめするスマホアプリは『東京古い地図』だ。

このスマホアプリ『東京古い地図』は、明治時代の東京の街が、どのような町割りや区画だったのか、またそこは住宅地だったのか、畑だったのか、何だったのかがわかるのだ。

『東京古い地図』をインストールして起動すると、まずは東京駅周辺の古い地図(明治時代)が表示される。

『東京古い地図』を起動したら表示される東京駅周辺図

このスマホアプリでは「東京5000」という名称の地図なのだが、もっと後の時代の地図を見たい場合は、右上の「迅速測図」あるいは「地図」をクリックする。

「迅速測図」をクリックすると、戦前の軍による測量により作成されたと思われる地図が表示され、旧陸軍駐屯地なども載っている。

アプリ『東京古い地図』の「迅速測図」で表示された渋谷・恵比寿周辺

「地図」をクリックすると、現在の地図が表示される。

アプリ『東京古い地図』の「地図」で表示された渋谷・恵比寿周辺

「東京5000」、「迅速測図」、「地図」を見比べると、かなり異なる用途の土地に変わっていたりで、かなり楽しめる。

東京の街の歴史について知りたい時や、散策をして、昔を偲びたい時には、かなり重宝するスマホアプリだ。

ちなみにスクリーンショットしたこれら3枚の画像のうちの2枚目と3枚目は渋谷・恵比寿周辺を表示しており、今でこそ日本一の乗降客を誇る渋谷も「迅速測図」を見ると、長閑な田園風景が広がる村であったことがわかる。

今いる、今歩いている東京の街が昔はどうなっていたかを、この『東京古い地図』で確認しながら散策するのも楽しいかと思われる。

ぜひ『東京古い地図』をインストールして、使ってみよう!

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

おすすめ東京観光スポット! ~NHK放送センター(東京都渋谷区)~【連載:アキラの着目】

地方出身者や外国人旅行者の人たちは、東京観光というと大抵は浅草だったり、原宿、渋谷、等々に行くのではないかと。

確かにそれらの街に繰り出して、ブラブラ歩くのも悪くはないが、夏場なら外歩きは汗だくになるし、今みたいな冬だと寒かったりするので、ここはオールシーズンで楽しめる東京観光スポットをご紹介する。

その東京観光スポットとは渋谷区神南にあるNHK放送センターだ。

そう、あの国営TV放送局のNHKだ。

このNHKの中に見学できるエリアがあるのだ。

JR原宿駅からでも、JR渋谷駅からでも行くことができ、↓の建物がそうだ。

NHK放送センター

エントランス横の受付で入場料(一般200円、団体20名以上150円、こども・高校生以下・18歳未満・65歳以上無料)を払い、中に入ると、過去に放送したドラマのセットを見ることができる。

筆者が行った時は、昨年の大河ドラマ『真田丸』の写真やセット、また朝の連続ドラマの写真などが並べられていた。

大河ドラマ『真田丸』の真田幸村
大河ドラマ『真田丸』のセット

修学旅行で東京に来ていた女子高生も朝ドラのセットを見学
修学旅行で東京に来ていた女子高生も朝ドラのセットを見学

また、プロの放送機材を操作して、簡単な番組作り体験もできるコーナーもあり、子供からお年寄りまで楽しめるようになっている。

簡単な番組作り体験もできるコーナー
簡単な番組作り体験もできるコーナー

一筆書きのような見学コースなので、最後はお土産コーナーに到着するのだが、必ずしもお土産を買う必要はないので、用がなければそのまま通り過ぎて構わない。

小一時間くらいならば、時間を潰せることができるので、もう観光する場所がないという時は、このNHK放送センターに行ってみるといいかも。

■NHK放送センター
http://www.nhk.or.jp/kengaku/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

FJ時事新聞おすすめの”生アイス”~Shiroichi(東京都渋谷区)~【連載:アキラの着目】

FJ時事新聞がおすすめする”生アイス”がある。

アイスクリームに見えるが、アイスクリームに非ず、これは”生アイス”なのだ。

渋谷・Shiroichiの生アイス

この”生アイス”を製造・販売しているのが、東京・渋谷にある「Shiroichi」だ。

なぜアイスクリームではなく、”生アイス”なのか?

それは、食べ頃が極めて短く、「鮮度が命」だからだ。

店員さんから手渡しでもらってから、早速一舐めすると、食感がいい意味で裏切られる。

通常のアイスクリームを思い描いて舐めると、脳が一瞬イレギュラーを起こすのだ。

視覚情報を元に脳は粘りっ気があるアイスクリームだと勝手に情報処理をするが、実際は粘りっ気など一切なく、特選生乳で作られた氷の結晶が、舌や口内に対し、その存在を主張し始めるのだ。

筆者の脳では、ちょうどいい比喩が見つからず、新雪を頬張った際の食感に近いといえばよいのだろうか。

ミクロで繊細な氷の結晶によって構成されている”生アイス”であるがゆえに、「Shiroichi」のホームページでは、食べ頃を「巻き上がり10秒後」と謳っている。

店内には、レモン水を無料で飲むこともでき、単なるアイスクリーム屋さんというよりは、おしゃれなカフェテリアのようなコンフォタブル・スペースとなっている。

渋谷・Shiroichiの無料レモン水

渋谷の109やセンター街ももちろん良いが、この「Shiroichi」で”生アイス”を食べるのもおすすめだ!

■Shiroichi
http://www.shiroichi.com/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

FJ時事新聞選定「とりあえず行くべき東京の街5選」【連載:アキラの着目】

これから書くことは、あくまでも私個人が感じたり、思ったりする東京の様々な街や町についての感想だ。

街歩きの参考になるかどうかはわからないが、皆さんが実際に東京の街や町を検証するきっかけになればいいかなと。

1.渋谷

私が説明するまでもなく、皆さんご存知の渋谷だ。

今では渋谷駅前のスクランブル交差点が世界的に珍しがられたり、若い女の子から絶大な支持を集めている「マルキュー」(渋谷109)があったりで、とにかく10代・20代の若者が多い街だ。

かつて渋谷は大人の街であり、占領軍の米国男性にラブレターを渡したいという日本女性のニーズが多かったことから、ラブレターの代筆屋が大繁盛。

その代筆屋のあった路地が「恋文横丁」といい、今でもその路地名が残っている。

でも今ではすっかり前述の通り、若者、特に若い女の子の街になってしまった。

渋谷 スクランブル交差点

2.恵比寿

恵比寿は私からすると、特にこれといった名所やお目当ての店などがなく、「使いにくい街」なのだが、お洒落なブティックや隠れ家的な飲食店が多く、また代官山と隣接するエリアのため、20代~30代の女性が多いように見受けられる。

渋谷が若くてギャルギャルしてるのに比べ、恵比寿は美人が多いような印象だ。

恵比寿ガーデンヒルズ

3.新橋

私が1番好きな東京の街だ。

なぜ好きなのかというと、おもちゃ箱をひっくり返したような雑多感があり、見ていて飽きないからだ。

また、新宿歌舞伎町のような治安の悪さも感じられないし、サラリーマンが気軽に羽を伸ばして寛げるような居酒屋が多いのも良い。

裏の小路を歩くと、煮魚が美味しい飲み屋があったりするので、”探検”したい人にはたまらなく面白い街だ。

夜の新橋

4.神田神保町

以前は毎月2回のペースで足を運んでいたくらい、この神田神保町も面白い街。

古書街の神田神保町は欲しい本が見つかりやすく、かつてドラマ『探偵物語』や映画『●●遊戯』シリーズで主演を務めた松田優作にハマっていた私は、松田優作関連本をこの神田神保町の古書店で一気に買い漁ったりしたものだ。

浮世絵や歴史書といった硬い分野の書物から、音楽専門誌やアイドル本などの芸能関連のバックナンバーも、神田神保町にある様々な書店で入手可能なので、本好き・収集好きの人は行ってみる価値ありの街だ。

神田神保町の古書店

5.麻布十番

この麻布十番の歴史は古く、今から300年以上も前から商店街の通りが存在しているのだとか。

昔ながらのパン屋さんや瀬戸物屋さんがあったりで、下町風情が漂う麻布十番商店街だが、実際に歩いてみると、山の手の雰囲気や異国情緒も感じられる。

周辺には各国の大使館や高級住宅街があるため、外国人家族が歩いていたり、お洒落な装いのマダムが歩いていたりするのが、その要因だ。

ミリオンセラーを記録した曲『およげ!たいやきくん』のモチーフとなったたいやき屋さんもあり、脱力して散歩できる街だ。

麻布十番商店街

以上、私の独断と偏見で選んだ東京の5街だが、納得して頂いたであろうか?

今後も機会あれば、東京の様々な街を取り上げるつもりだ。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099