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岐阜・高山関連の古文書や古い生活道具・農具は高山市立博物館へぜひ寄贈!【連載:アキラの着目】

江戸期に建てられた商家の町並みが観光名所となっている岐阜県高山。

岐阜といえば、名古屋のお隣というイメージを思い浮かべるが、岐阜は岐阜でも高山だと富山県のほうが近いのだ。

そんな高山には数多くの小さな博物館もあったりする土地柄なのだが、今回のニッポンニュースで取り上げるのは高岡市立博物館。

高岡市立博物館は現在も高岡の歴史文化に関わる絵図・古文書等の「歴史資料」や古い生活道具、農具等の「民具」を収集中だ。

これらの資料は後世に高山の歴史や生活文化等を伝える貴重な「文化遺産」となり、教育や展示、研究等に広く活用されるのだ。

こうした資料をもし持っているのならば、ぜひ高岡市立博物館へ寄贈しよう。

資料のご寄贈をお願い申し上げます! 高岡市立博物館 から引用
資料のご寄贈をお願い申し上げます! 高岡市立博物館 から引用

 

■高山市立博物館へ寄贈してもらいたい資料の一例

・古文書、古書、絵図(和紙に墨で描かれたもの)
・昭和期以前の記録、地図、書籍、印刷物、絵葉書、写真等
・襖、屏風(古文書が下貼りに使用されている場合あり)
・民具(生活道具、農具等)
・高岡銅器、高岡漆器等の伝統産業の道具

 

なお、当たり前のことだが、高岡関連の資料に限るのであしからず。

 

■資料のご寄贈をお願い申し上げます! 高岡市立博物館
https://www.e-tmm.info/kizou_pos.jpg

 

■高岡市立博物館【公式】Twitter 臨時休館中 @takaoka_mm
https://twitter.com/takaoka_mm

 

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

ここは一体東京のどこ?~Part14~【連載:アキラの着目】

FJ時事新聞ニッポンニュース恒例の、昔の東京の街に関する写真や絵を見て、それがどこなのかをあてるシリーズの第14弾。

ではいつもの通り早速問題へ。

Q1.ここは東京のどこなのか?

Q2.ここは東京のどこなのか?

Q3.ここは東京のどこなのか?

おわかりになったであろうか。

では順番に正解を発表する。

A1.虎ノ門

虎ノ門(文化庁前)

正解は虎ノ門。

小林清親が描いた明治初年の虎ノ門で、洋風建築物は旧工部大学校の校舎。

今は同じ場所に文化庁東館が建つ。

外堀通りはその名の通り元々は江戸城の外堀だったところで、その外堀を埋めて道とした。

明治初年であれば外堀は”健在”で、水面に逆さの工部大学校校舎が映っているわけだ。

A2.御茶ノ水

御茶ノ水

正解は御茶ノ水。

この明治期における御茶ノ水の写真は有名。

この川は言わずと知れた、江戸城の外堀の役目も持つ神田川。

一見すると、自然な河川だが、この神田川は人力で掘られて造られた「人工物」。

徳川家康江戸入府の頃は、左右の陸地が繋がった駿河台で、2代将軍・徳川秀忠の命を受けた伊達政宗が1620年(元和6年)に仙台堀(神田川)を開削したことにより湯島台(写真左)と駿河台(写真右)とに分離されたのだ。

A3.新宿東南口

新宿東南口

正解は新宿東南口。

古い写真は昭和30年代に撮影されたもののようだ。

平成になったかならないか頃まで、この新宿東南口は変わらず、若い頃の筆者の記憶では、ガラの悪いパッとしない場所だった。

古い写真の180度正反対の側に、ヤクザ映画専門の映画館があったのも、この地のガラの悪さに拍車をかけてた。

では最後に恒例の今昔対比でおさらいを。

虎ノ門の今昔

虎ノ門の今昔

御茶ノ水の今昔

御茶ノ水の今昔

新宿東南口の今昔

新宿東南口の今昔

今後も気になる昔の東京の街の写真や浮世絵、錦絵、木版画を見つけたら、取り上げてみたい。

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責任編集:拡輪 明-HS099