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予め知りたい人向け、映画のネタバレ・あらすじ明かしのまとめサイト「hmhm」【連載:アキラの着目】

最近における日本の若い人たちの中には、様々なサプライズを拒絶する人たちがある程度存在するようだ。

サプライズ・プレゼントを好まなかったり、ドッキリを嫌がったり、感情を揺さぶれることを良しとしないのだ。

それは映画やドラマを観賞する際も同様だそうで、いきなりあらすじやストーリーを知らずに観るのはドキドキして耐えられないとのことで、事前に観たい映画やドラマのあらすじやストーリーを調べてから観るほうが楽しめるのだとか。

筆者からすれば、むしろ予めあらすじやストーリーを知らないから、映画やドラマを楽しめるのであって、ドキドキしたくて観ているのに等しい。

しかし、こうしたこれまでごく当たり前と思われていた、なんの予備知識を持たずに映画やドラマを観ることは、令和の現在では古くなりつつあるようだ。

そんな、事前にあらすじやストーリーを知りたい若い人たちにとって重宝するであろうサイトがある。

映画のネタバレやあらすじを明かすまとめサイトの「hmhm」だ。

映画ネタバレあらすじのまとめサイト「hmhm」
映画ネタバレあらすじのまとめサイト「hmhm」

映画のストーリーを結末・感想(ラスト)まで解説した文章を掲載しており、令和2年11月22日現在、7,000本を超える映画のネタバレ文章を掲載中だ。

もちろん、映画のカテゴリ一別にネタバレ文章を検索できるようになっており、そのカテゴリーはSF映画、アクション映画、アニメ映画、コメディ映画、サスペンス映画、ドキュメンタリー映画、ヒューマンドラマ、ファンタジー映画、ホラー映画、ラブストーリーに分類されている。

筆者を含めた世代は、この「hmhm」を頻繁に閲覧・利用することは、ほぼないかと思われるが、興味のある人はアクセスしてみるべし。

■hmhm – 映画ネタバレあらすじのまとめサイト。ストーリーをラストまで解説しています。
https://hm-hm.net/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

『大都会』、『西部警察』等で活躍の渡哲也さん、8月10日に死去【連載:アキラの着目】

ドラマ『西部警察』で大門刑事を演じた渡哲也さん映画『仁義の墓場』や、刑事ドラマ『大都会』での黒岩刑事役、『西部警察』での大門刑事役で活躍された俳優の渡哲也さんが、8月10日に肺炎のため死去されていた。

享年78歳。

最近のニッポンニュースでも『西部警察』関連の記事を頻繁にアップしていただけに、この突然の訃報には驚きを隠せない。

渡哲也さん 石原プロモーション公式サイトから引用
渡哲也さん
石原プロモーション公式サイトから引用

関係者によると、渡哲也さんは妻である俊子さんに対し、「自分の訃報は、葬儀など全てが終わるまで誰にも知らせるな」、「社葬も行うな」という旨の遺言を残していたという。

自身のことで人を巻き込みたくない、という“男気”から身内だけの葬儀となった。

舘ひろしさん、神田正輝さんら石原軍団には8月12日に渡哲也さんの死去が伝えられた。

渡哲也さんは「撮影所に行けば、石原裕次郎に会えるかもしれない」と友人から言われ、映画会社・日活の撮影所を訪問、その時にスカウトされ、1964年(昭和39年)に日活へ入社。

翌1965年(昭和40年)3月、映画『あばれ騎士道』で主演デビューし、エランドール賞新人賞を受賞した。

所属する日活の路線変更により日活を退社した後は、東映などの映画会社数社から専属オファーがあったが、石原裕次郎さんを尊敬していた渡哲也さんは1971年(昭和46年)、借金で倒産寸前の石原プロモーションへ入社、精力的に映画をこなし、石原プロモーションの大事な屋台骨となってゆく。

1973年(昭和48年)に大ヒットした任侠映画『仁義なき戦い』(主演:菅原文太さん)の主人公・広能昌三役は、元々最初にキャスティングされたのは渡哲也さんだったが、この時期、渡哲也さんは体調がすぐれず、広能昌三役の実現にまで至らなかった。

会社再建と経営安定を図る石原プロモーションは、テレビドラマへ本格進出し、『大都会 闘いの日々』、『大都会 PARTII』、『大都会 PARTIII』のシリーズ3部作を手掛け、いずれも渡哲也さんが主演を務めた。

さらに『大都会』終了後にスタートした『西部警察』も主演を務め、“角刈りにサングラス”というスタイルは、渡哲也さんのトレードマークとなった。

ドラマ『西部警察』で大門刑事を演じた渡哲也さん
ドラマ『西部警察』で大門刑事を演じた渡哲也さん

なので、渡哲也さんをモノマネするとなると、“角刈りにサングラス”でライフルを持つというものが多い。

男も女も惚れた男・渡哲也さんは、天国で石原裕次郎さんと美味しい酒を汲み交わしていることだろう。

■西部警察 PARTⅠセレクション 大門BOX 1 予告編

■石原プロモーション | 渡 哲也
https://www.ishihara-pro.co.jp/actor/watari/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

真夏はこれ!ハードコアチョコレートの超個性的Tシャツ【連載:アキラの着目】

すっかり夏になったものの、梅雨の間はさほど気温が上昇せず、まだなんとかしのげる現在の東京。

これが、梅雨明けすると、本格的な真夏の到来だ。

そうなると、連日34~37℃くらいの気温になること必至で、ほぼTシャツに頼らざるを得ない季節となる。

元々普段は、Tシャツをアンダーウェア代わりに着用していて、外行きに適したデザインのTシャツがないからどうしよう。

そんなふうに思っている人がいたら、ハードコアチョコレートのサイトにアクセスしてみよう。

映画、プロレス、ゲーム、アニメ・マンガ、特撮、レディース、スポーツなどといった幅広いジャンルのデザインを有したTシャツを販売しており、それら1枚1枚が超個性的なのだ。

「百聞は一見に如かず」で、とにかく見てもらおう。

手塚治虫「ブッダ」Tシャツ ハードコアチョコレート公式サイトから引用
手塚治虫「ブッダ」Tシャツ
ハードコアチョコレート公式サイトから引用
アントニオ猪木Tシャツ ハードコアチョコレート公式サイトから引用
アントニオ猪木Tシャツ
ハードコアチョコレート公式サイトから引用
アニメ「いなかっぺ大将」Tシャツ ハードコアチョコレート公式サイトから引用
アニメ「いなかっぺ大将」Tシャツ
ハードコアチョコレート公式サイトから引用
映画「仁義なき戦い」Tシャツ ハードコアチョコレート公式サイトから引用
映画「仁義なき戦い」Tシャツ
ハードコアチョコレート公式サイトから引用
アニメ「伝説巨神イデオン」Tシャツ ハードコアチョコレート公式サイトから引用
アニメ「伝説巨神イデオン」Tシャツ
ハードコアチョコレート公式サイトから引用
初代タイガーマスクTシャツ ハードコアチョコレート公式サイトから引用
初代タイガーマスクTシャツ
ハードコアチョコレート公式サイトから引用
映画「必殺女拳士」Tシャツ ハードコアチョコレート公式サイトから引用
映画「必殺女拳士」Tシャツ
ハードコアチョコレート公式サイトから引用

いかがだろうか?

映画のワンシーンや試合のワンカット、マンガの1コマを切り取ったようなビジュアル、また、目を引くタイポグラフィ(=活字デザイン)が圧倒的存在感を放ち続けるTシャツなのだ。

各Tシャツには枚数に限りがあり、ある意味で早い者勝ちだから、「欲しい!」と思ったらすかさず購入しないと後の祭りだ。

蒸し暑い真夏を個性でふっ飛ばしたい人は、ぜひハードコアチョコレートの超個性的Tシャツを着るべし!

■ホラーにプロレス!カンフーにカルト映画!アパレル界の悪童 ハードコアチョコレート
https://core-choco.shop-pro.jp/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

今ではありえない!続100名城・品川台場での仮面ライダー格闘シーン【連載:アキラの着目】

10/1(火)から毎週TOKYO MXにて再放送が開始された「仮面ライダー」。

先日のニッポンニュースでも取り上げたばかりだ(2019年09月11日ニッポンニュース「令和に昭和の初代・仮面ライダー復活!10/1(火)から毎週TOKYO MX再放送!!【連載:アキラの着目】」)。

筆者も録画をしかけて観たのだが、なんと本編以外にも気になるところが。

特撮ヒーローものに限らずなのだが、昔の映画・ドラマを観ていると、昔の東京の風景や流行等を見ることができ、なかなか興味深いのだ。

「仮面ライダー」もご多分に漏れず、ED曲が流れる格闘シーンのロケ地は、なんと今ではありえない続100名城・品川台場なのだ。

早速そのED曲が流れる格闘シーンを観てみよう。

最初の写真右側から、虎ノ門の霞が関ビル、浜松町の世界貿易センタービル、そして中央にいる仮面ライダーの背景には東京タワーを視認できる。

ちょうどこの初代・仮面ライダーが撮影された当時の東京は、高度経済成長時代といっても高層ビルはこれら霞が関ビルと世界貿易センタービルしか存在しなかったのだ。

だから逆にいうと、この2つのビルを確定でき、東京タワーとの位置関係もわかり、さらに撮影ロケ地の陸地が斜めに映っていることも決め手となって、ED曲の格闘シーンは現在の台場公園、すなわち品川台場で撮影されたことがわかるのだ。

ちなみに最初の写真と4枚目の写真は同じ場所だ。

昔と今で明らかに異なるのは、東京のビルの多さやレインボーブリッジの有無だろう。

当時のお台場は一般人が足を踏み入れるような場所では決してなく、貯木場だったり、ゴミ埋立地だったり、ただの空き地だったりしてたので、邪魔されずに撮影ができる絶好のロケ地だったことは想像に難くない。

現在では、品川台場こと台場公園は、前述の通り続100名城に選出された「城」であり史跡扱いだから、当時のような派手な格闘シーンやアクションシーンの撮影許可は容易に下りないことだろう。

過去の映画やドラマを観ると、面白い発見があるから、昔の映画・ドラマを追っかけるのを推奨したい。

■関連記事:
東京の様々な地名の由来 ~お台場(東京都港区)前編~【連載:アキラの着目】
東京の様々な地名の由来 ~お台場(東京都港区)後編~【連載:アキラの着目】

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

”エンタメ武術”として魅了するハンガー・ヌンチャク【連載:アキラの着目】

世界には様々な武術や格闘技が存在し、それらの中には武器を操るものも少なくない。

例を挙げると、空手はトンファ、カンフーはヌンチャクが知られている。

特にヌンチャクはブルース・リーが得意とし、映画でも度々ヌンチャクのシーンを披露していることから、世界的な知名度が抜群だ。

その流麗なヌンチャク捌きに世界中の男子は憧れて、ヌンチャクを上手く操りたいと練習し、ブルース・リー顔負けの腕前の人もいるくらいだ。

ちなみに弊社FJ時事新聞の社長もヌンチャクが得意だ。

そうした王道を行くヌンチャクの達人がいる一方で、王道から外れた、亜流的なヌンチャクの達人も存在する。

その亜流的なヌンチャクの達人とは、武田鉄矢さんだ。

服を掛ける木製ハンガーをヌンチャクに見立ててグルグルと振り回し、悪の人間たちをなぎ倒すシーンは、武田鉄矢さん主演映画『刑事物語』(1982~1987 計5作)の定番シーンだった。

ハンガー・ヌンチャクを披露する武田鉄矢さん 映画『刑事物語』より引用
ハンガー・ヌンチャクを披露する武田鉄矢さん 映画『刑事物語』より引用

「百聞は一見にしかず」なので↓に貼ったハンガー・ヌンチャクのシーンばかりを集めて編集した動画をまずはご覧頂きたい。

■刑事物語(武田鉄矢) ハンガーヌンチャクシーン hanger nunchaku

本当のヌンチャクを修得されている人から見たら、このハンガー・ヌンチャクは、チャンチャラおかしく見えてしまうことだろう。

しかし、それまでには存在しなかった”武術”なので、『刑事物語』が上映された当時はかなりウケが良く、1つの”エンタメ武術”として観客は魅了されたのだった。

ハンガー・ヌンチャクを披露する武田鉄矢さん 映画『刑事物語』より引用
ハンガー・ヌンチャクを披露する武田鉄矢さん 映画『刑事物語』より引用

実戦の有効性については、はたしてどうなのか専門家でないとわからないが、どこの家庭にもあり、身近なハンガーをヌンチャクばりに振り回して悪に勝利するシーンは、単純に楽しめたであろうことは想像に難くない。

初登場からすでに36年経過したハンガー・ヌンチャクであるが、後継者の俳優が現れて伝承してほしいと個人的には思う次第だ。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099