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地上150mの天空で体験する東京タワー「朝茶の湯」【連載:アキラの着目】

東京のランドマークとして君臨し続けること60数年に渡る東京タワー。

東京タワーの展望台から東京の街を見下ろすと、殿様でもないのに天下を取ったような気分にさせてくれる。

そんな東京タワーの150m展望台のメインデッキで、朝の静かな時間を抹茶と菓子で楽しめるという「朝茶の湯」サービスが開催中だ。

【東京タワー】天空を楽しむ茶道体験「朝茶の湯」 東京タワーTokyoTower 公式サイトから引用
【東京タワー】天空を楽しむ茶道体験「朝茶の湯」
東京タワーTokyoTower 公式サイトから引用

東京タワー150m展望台のメインデッキで静かなお茶を楽しむためには、営業開始時間よりも前に東京タワーを訪れることになるが、そんなことは大した障害ではない。

東京タワーの「朝茶の湯」はいわゆる正式な茶室ではなく、展望台フロアに過ぎないが、むしろそれだからゆえに、茶道を知らない人でも気軽に参加できることかと。

予め用意する持参物はなく手ぶらで構わないし、「朝茶の湯」は椅子席も用意されており、正座が苦手な人でも安心して参加できるのもいい。

また、外国語による説明(英語・フランス語・スペイン語)にも対応しており、茶道に関心のある外国人観光客の人でも楽しめるようになっている。

【東京タワー】天空を楽しむ茶道体験「朝茶の湯」 東京タワーTokyoTower 公式サイトから引用
【東京タワー】天空を楽しむ茶道体験「朝茶の湯」
東京タワーTokyoTower 公式サイトから引用

「朝茶の湯」に欠かすことのできない茶道具は、日仏茶道交流会(2013年設立。木村英昭副代表・田原崇雄副代表)の全面的協力により、江戸時代から連綿と継承されてきた、全国から厳選された伝統工芸作家の作品を使用。

茶の湯と共に育まれてきた日本の工芸美を実際に手に取って体験することができる。

天空からの東京の景色に囲まれながらの茶の湯は、そうめったに味わえるものではないし、格別な爽快感を味わえるので、体験してみては。

【茶道体験「朝茶の湯」(1席限定20名)営業開始前の特別入館!展望台でお茶席体験~東京の上空で静かなひと時をあなたに~】

・日時:隔週土曜日 ※7月12日(月)のみ平日開催
    1席目 8:15集合 8:30開始(営業時間前のため特別出入口より入館)
    2席目 8:45集合 9:00開始(営業時間前のため特別出入口より入館)
・集合場所:東京タワー フットタウンビル1F 正面玄関(営業時間前のため、集合時間帯はシャッター閉鎖)
・会場:メインデッキ1階(150m)
・チケット料金:一般(4歳~) 3,330円、4歳未満 無料
・チケット内容:メインデッキ(150m)までの展望料、消費税、干菓子付き
・企画監修:森 宗勇(茶道裏千家准教授・当社史料室 兼 営業部副部)
※茶菓子に砂糖や卵およびグルテンが含まれることあり
※お点前中の動画撮影・および録音厳禁
※天候等の状況で視界が悪い場合あり
※営業開始前の入館でも、参加者の状況により営業開始時間を超える場合あり
※やむを得ぬ状況で、中止、延期、または内容が変更となる場合あり

■【東京タワー】天空を楽しむ茶道体験「朝茶の湯」 | 東京タワー TokyoTower
https://www.tokyotower.co.jp/event/attraction-event/chanoyu/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

世界でここだけ、公式忍者組織公認忍術道場「忍道蜻蛉館」【連載:アキラの着目】

福井県若狭町の観光名所・熊川宿にオープンした「忍道蜻蛉館」。

福井県若狭町の観光名所・熊川宿にオープンした「忍道蜻蛉館」 忍道-NINDO- HPから引用
福井県若狭町の観光名所・熊川宿にオープンした「忍道蜻蛉館」
忍道-NINDO- HPから引用

世界唯一となる公式忍者組織が公認する忍術道場で、師範忍者の指導を受けながら忍者の技を学ぶことができる。

約2時間で忍者の教養や知識・剣術や手裏剣の投げ方等を体験できる「体験コース初級編」もあり、新たな観光スポットとして期待がかかり、外国人観光客の誘致にも切り札となろう。

回転扉の仕掛け等、時代劇のような世界が広がる「忍道蜻蛉館」の会場には、忍者装束を着用しての街並み散策やグッズ作り等を楽しめる。

なお、忍者道場は予約制なので、訪れる際は予約必須だ。

【忍道蜻蛉館 詳細】

・師範:大介氏(様々な武道を基本に忍道の理念・歴史・目指すところ等を教える)

大介氏(様々な武道を基本に忍道の理念・歴史・目指すところ等を教える)
大介氏(様々な武道を基本に忍道の理念・歴史・目指すところ等を教える)

・稽古場所:福井県三方上中郡若狭町熊川16-36
・稽古日時:最初は都度調整、師範または事務局まで要問合わせ
・公式LINE:
忍道蜻蛉館 公式LINE
忍道蜻蛉館 公式LINE

■忍道蜻蛉館(福井県ほか) | 忍道-NINDO-
http://nin-do.jp/seireikan/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

いつでもお祈りできる、おみくじ機能付き神棚マスコット【連載:アキラの着目】

メイド・イン・ジャパンで外国人観光客を喜ばせる物は数あれど、高いコストパフォーマンスを発揮している土産といえば、カプセルトイだろう。

ガシャポン1回が300円程度で格安な上に、精巧な造りともなれば、見かけたら購入しない選択肢は存在しないくらい、外国人観光客はコインを投入し、ハンドルを捻ってしまうのだ。

もちろん外国人観光客だけでなく、我々日本人でも思わず購入してしまうカプセルトイだが、実際にガシャポンを前にして微かに頭の中をよぎるのが、また同じカプセルトイが出てきやしないか、欲しくもないハズレのカプセルトイが出てきやしないか、というもの。

運任せでガシャポンを捻るのだが、期待したカプセルトイが出てこなくて、何度もチャレンジし、ようやくお目当てのカプセルトイをゲットした経験は誰にでもあるはずだ。

そうなってくると、1回300円程度でも何度もチャレンジすることで、むしろ割高感が生じることもなきにしもあらず。

そこで、欲しいカプセルトイのみをインターネット通販で購入することに行き着くのだ。

前置きが長くなってしまったが、今回のニッポンニュースで取り上げるカプセルトイは、現在カプセルトイ市場に出回っていない、発売予定のカプセルトイのインターネット通販サイトだ。

それも動物や植物の類でなく、神棚だ。

本物の神棚は、それこそ宮大工が職人の技を駆使した手作業で造るため、十万単位の値が付くが、カプセルトイの神棚であれば、たかだか数千円で済む上に、意外とこれまた精巧で、誰にでも”マイ神棚”を持てるのもカプセルトイならではのメリットだろう。

2020年1月発売予定の「神棚マスコット~弐式~」は、前作シリーズで大人気となった神棚シリーズに、なんとおみくじ機能付けたバージョン。

いつでもお祈り!神棚マスコット~弐式~(40個入り) ガチャガチャぽん!から引用
いつでもお祈り!神棚マスコット~弐式~(40個入り)
ガチャガチャぽん!から引用

年末に商店街でやる福引のガラガラを模ったようなおみくじなので、ハンドルを回せば色付き玉が出て、運勢を占えるというものだ。

さらに、「神棚マスコット~弐式~」には、お札を入れて立てかけることもできる仕切りがあるので、ぜひお札を入れてお願い事をしよう!

願い事が叶うかもしれない。

わざわざ神社に行かなくとも、自宅でいつでもお祈りできる「神棚マスコット~弐式~」を入手したい人は、締め切る前に今すぐ予約を急げ!

【神棚マスコット~弐式~(1個300円40個入りセット) 詳細】

・発売日:2020年1月発売予定
・商品内容(全5種):神棚A、神棚B、神棚C、神棚D、神棚E
・商品サイズ:約4cm
・販売価格:7,800円(税込 8,580円)

■いつでもお祈り!神棚マスコット~弐式~(40個入り)
https://gacha-gacha.net/toy/tsp/42901

※価格・日時は令和元年10月20日現在のもの

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

リピーター観光客は、観光地以外の町に繰り出そう!【連載:アキラの着目】

年々増加中の訪日外国人観光客は、2017年の最新データによると、2869万人とのことだ。

最初に訪日した外国人観光客は、大都市中心の”ゴールデンルート”を観光するのだが、2回目、3回目の訪日ともなると、あえて大都市を選ばずに地方都市を求めて観光する傾向が強いようだ。

東京の町を例に採ると、リピーター外国人観光客は、浅草、渋谷、築地といった主要観光地をあえて選ばず、庶民的で昭和以前の風情を味わえる谷中、根津、千駄木の通称「谷根千」(やねせん)を訪れたりするのだ。

だが、「谷根千」もすでに観光地化されているとも言える。

それというのも、「谷根千」は観光客だらけだからだ。

おまけに他の下町よりも物価が若干高めで、”観光地料金”になっている感は否めない。

ならば、まだそんなに観光客に認知されておらず、”観光地料金”になっていない下町を訪れた方が、マイナーな分だけ自慢しやすいとも言える。

そこで、FJ時事新聞がお勧めする東京の下町が白金だ。

白金というと、大抵の人は東京メトロ南北線「白金高輪」駅から同線「白金台」にかけてのエリアや、そのエリアに多く”生息”する「シロガネーゼ」といわれるセレブ達を思い浮かべるかと。

しかし、その「白金高輪」でも「白金台」でもなく、それらの近隣ではあるものの、白金なのだ。

[map address=”東京都港区白金6-1-2″ width=”100%” height=”300px” api=”AIzaSyDx5x5iOrZPu1mpBRlX-rp8qx9tdEdwSEM” theme=”” class=” dp-map-centered” zoom=”18″ draggable=”true” controls=”true”]東西に走る通り(都道305号線)及びその周辺が白金の町

この白金には、通りに面した場所や裏路地など、ここかしこに昔ながらの日本家屋がいまだに存在している。

東京都港区白金・都道305号線沿いにある昔ながらの商店東京都港区白金・都道305号線沿いにある昔ながらの商店東京都港区白金・都道305号線沿いにある昔ながらの畳屋さん東京都港区白金・都道305号線沿いにある昔ながらの商店

万葉仮名で「だんご」と書かれた看板を出している団子屋さんや、手作りで1日の製造本数及び販売本数が限られている、個人経営のカステラ屋さんもあったりするのだ。

東京都港区白金・都道305号線沿いにある昔ながらの団子屋さん
東京都港区白金・都道305号線沿いにある昔ながらの団子屋さん
東京都港区白金・都道305号線沿いにある昔ながらのカステラ屋さん
東京都港区白金・都道305号線沿いにある昔ながらのカステラ屋さん

また、このエリアは戦災に遭わなかったようで、戦前の住所番地のままの表札を掲げているお宅もあったりと、かなり昭和以前の風情・佇まいを残している貴重な東京の町の1つと言えよう。

戦前の住所番地のままの表札

東京の観光地を行き尽くした感のある人、観光客がワンサカいるような町にウンザリしている人は、この白金に足を運ぶのを推奨する。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

築地には市場以外の魅力的なスポットが!【連載:アキラの着目】

今や日本の代表的な観光地として世界的に知られた東京・築地。

連日朝早くから外国人観光客が築地市場やそれに隣接した場外市場を訪れている。

そんな築地だが、市場にだけ行っているようでは非常にもったいないと言っておこう。

築地には市場以外にも魅力的な見所が存在するのだ。

それは築地本願寺と昔ながらの日本家屋だ。

むしろ市場に行くのがメインでなく、築地本願寺と昔ながらの日本家屋を観に行くのをメインにした方が良いくらいだ。

1.築地本願寺

一見すると、日本の寺院とは思えない外観の築地本願寺。

それもそのはず、インドの古代仏教建築を模しているからで、だから伝統的な日本寺院とは異なるのだ。

築地本願寺

1923年の関東大震災による火災で本堂を焼失、1934年に現在我々が観ている本堂が再建された。

本堂内部は、外観とは真逆で伝統的な真宗寺院の構造となっている。

意外と観光客が少ないのも魅力の1つで、築地に足を運んだ際は、必ず観ておきたいスポットだ。

築地本願寺
築地本願寺本堂内側から正門を望む

■築地本願寺
http://tsukijihongwanji.jp/

2.日本家屋

アメリカ軍の空襲により、築地一帯もその惨禍に見舞われたのだが、築地地区の一部が奇跡的に焼けなかった。

焼けなかったのは、近隣にキリスト教と関わりのある聖路加病院があったため、この病院を焼失させないようにアメリカ軍は空襲したからだといわれている。

その空襲を免れた貴重な日本家屋を現在でも観ることができる。

特に必見なのが、銅板建築(看板建築ともいう)の日本家屋だ。

これらの銅板建築の日本家屋は、昭和初期に建てられ、その名の通り外壁に銅板を貼ってある。

銅板建築の日本家屋
銅板建築の日本家屋
銅板建築の日本家屋
銅板建築の日本家屋
銅板建築の日本家屋

昭和初期の銅板建築を東京、それも銀座にほど近いエリアで観ることができるのはまさに奇跡で貴重なことだ。

以上、築地のまだそんなに知られていない見所を紹介してみた。

築地市場からさほど離れていないので、散策がてらに覗いてみてはいかがだろうか。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

山中城(静岡県三島市)は外国人観光客にも人気!【連載:アキラの着目】

城マニアの評価が高い静岡県三島市・山中城

城マニアの中で評価の高い城が静岡県三島市にある。

それは旧東海道を遮るように構えられた山中城だ。

人気観光地・箱根の西側に位置するのだが、意外と世間には知られていない。

この山中城は、城の分類では「山城」にカテゴライズされ、この山中城を観れば、当時最先端だった後北条氏の築城技術が詳細にわかるため、近年では城マニアの人気スポットになっている。

その後北条氏の最先端築城技術で真っ先に挙げられるのが、はしごを寝かせたようなフォルムの「畝堀」や、まるでベルギー・ワッフルのような格子状のフォルムをした「障子堀」だ。

山中城 畝堀山中城 畝堀
山中城 障子堀山中城 障子堀

敵がこれらの堀に侵入した場合、堀に仕切りが設けられているため、堀の中で横移動ができず、立ち往生している間に弓矢や鉄砲の餌食となる仕掛けだ。

また、堀の窪みに降りずに堀の仕切りを歩いたとしても、攻撃側は仕切り部分を歩く敵を1人ずつ狙い撃ちし、殲滅すればよいので、実に効率的な防御が可能なのだ。

地元の人達や日本人城マニアもびっくり!

こんな城マニアに高評価の山中城だが、近年風変わりな現象が起きている。

それは外国人観光客が山中城を訪れていることだ。

日本人でも城マニア以外で、山中城を理解し、訪れたいと思う人はそう多くはいない。

というのも大抵の日本人は、一般的に城というと、姫路城や松本城のような立派な天守のある城を思い浮かべ、「城=天守」と勘違いしている人が圧倒的に多いので、天守の存在しない山中城を訪れようとはそもそも思わないのだ。

そんな日本人でも理解しがたい山中城に外国人観光客が訪れるのだから、地元の人達や山中城を訪れた日本人の城マニアがびっくりして驚くのは言うまでもないだろう。

もちろん山中城を訪れる外国人観光客は、山中城の魅力を予め知った上で訪れているであろうから、おそらく城マニアだとの推測が成り立つ。

城マニアでなくても存分に楽しめる絶景スポット・山中城

まだまだ一般的な理解を得られにくい「山城」というジャンルに属する山中城ではあるが、現在は公園としてきれいに整備されているので、ロケーション的には富士山を眺望できる絶景スポットとして行くべき価値ある所だ。

山城というとハードルが高いように感じるが、実は城に詳しくない人でも、外国人の人でも存分に楽しめるのだ。

ぜひ箱根に行ったら、その隣に位置する山中城にも足を運んでみよう!
山中城から望む富士山

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099