「観光客」タグアーカイブ

浅草寺、仲見世に続く第三の観光地・浅草バッティングセンター【連載:アキラの着目】

訪日外国人や地方からの観光客に人気の東京観光スポットといえば、まず浅草だろう。

浅草寺、仲見世、神谷バー、最近では舟和の羊羹以外に激ウマメロンパンの店にも観光客が集中しており、こうした定番化した浅草観光地を訪れるのが多いパターンだ。

しかし、そこに突如割り込むように第三の浅草観光地として人気をジワジワ上げているのが、浅草バッティングセンターだ。

浅草駅から徒歩5分にありながらも、意外と地元民以外には知られてないため、穴場の観光スポットだ。

バーチャルプロ野球選手と対戦できる東京の浅草バッティングセンター 公式HPから引用
バーチャルプロ野球選手と対戦できる東京の浅草バッティングセンター 公式HPから引用

この浅草バッティングセンター、バーチャルプロ野球選手と対戦でき、明治神宮外苑にあるバッティングドームと同じシステムだ。

レーン(=バッターボックス)は7レーンあり、第1レーンのバーチャル投手は阪神タイガース・藤浪晋太郎投手、以下第2レーンは元プロ野球投手(!?)、第3レーンは楽天イーグルス・則本昂大投手、そして第4・第5レーンはまたまた元プロ野球投手(!?)、第6・第7レーンはストラックアウト専用となっている。

3レーンもある元プロ野球投手が一体それぞれ誰なのか気になるが、逆に気になるからこそ、この浅草バッティングセンターに足を運びたくなるモチベーションになるのかもしれない。

当然ながら変化球を選択することもでき、またストレートも球速の遅いのから速いのまで選択できる。

ちなみに最高球速は、第1レーン・阪神タイガース・藤浪晋太郎投手の150km/hだ。

料金は、1ゲームがたったの400円で、複数回あるいは後日に再び楽しみたい人には回数券がお得。

4ゲームの回数券は1,000円(600円お得!)、9ゲームの回数券は2,000円(1,600円お得!)、14ゲームの回数券は3,000円(2,600円お得!)という驚異的な割引だ。

野球というスポーツは、米国、日本、韓国の他にキューバをはじめとする中南米、オセアニア、あと欧州でちょこちょこやっている「ローカル・スポーツ」に過ぎず、ワールドワイドなスポーツではないため、かなりの割合の訪日外国人観光客は、バッティングセンターを珍しがること間違いなく、きっとハマるはずだ。

日本のおもてなしで、訪日外国人観光客を浅草バッティングセンターに連れて行こう!

神スイングをする女性バッター

【浅草バッティングセンター】

・所在地:東京都台東区浅草1丁目27-5
・アクセス:浅草駅から徒歩5分

■バーチャルプロ野球選手と対戦できる東京の浅草バッティングセンター
http://www.asakusa-bs.com/

※料金は平成30年6月8日現在のもの

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

リピーター観光客は、観光地以外の町に繰り出そう!【連載:アキラの着目】

年々増加中の訪日外国人観光客は、2017年の最新データによると、2869万人とのことだ。

最初に訪日した外国人観光客は、大都市中心の”ゴールデンルート”を観光するのだが、2回目、3回目の訪日ともなると、あえて大都市を選ばずに地方都市を求めて観光する傾向が強いようだ。

東京の町を例に採ると、リピーター外国人観光客は、浅草、渋谷、築地といった主要観光地をあえて選ばず、庶民的で昭和以前の風情を味わえる谷中、根津、千駄木の通称「谷根千」(やねせん)を訪れたりするのだ。

だが、「谷根千」もすでに観光地化されているとも言える。

それというのも、「谷根千」は観光客だらけだからだ。

おまけに他の下町よりも物価が若干高めで、”観光地料金”になっている感は否めない。

ならば、まだそんなに観光客に認知されておらず、”観光地料金”になっていない下町を訪れた方が、マイナーな分だけ自慢しやすいとも言える。

そこで、FJ時事新聞がお勧めする東京の下町が白金だ。

白金というと、大抵の人は東京メトロ南北線「白金高輪」駅から同線「白金台」にかけてのエリアや、そのエリアに多く”生息”する「シロガネーゼ」といわれるセレブ達を思い浮かべるかと。

しかし、その「白金高輪」でも「白金台」でもなく、それらの近隣ではあるものの、白金なのだ。

[map address=”東京都港区白金6-1-2″ width=”100%” height=”300px” api=”AIzaSyDx5x5iOrZPu1mpBRlX-rp8qx9tdEdwSEM” theme=”” class=” dp-map-centered” zoom=”18″ draggable=”true” controls=”true”]東西に走る通り(都道305号線)及びその周辺が白金の町

この白金には、通りに面した場所や裏路地など、ここかしこに昔ながらの日本家屋がいまだに存在している。

東京都港区白金・都道305号線沿いにある昔ながらの商店東京都港区白金・都道305号線沿いにある昔ながらの商店東京都港区白金・都道305号線沿いにある昔ながらの畳屋さん東京都港区白金・都道305号線沿いにある昔ながらの商店

万葉仮名で「だんご」と書かれた看板を出している団子屋さんや、手作りで1日の製造本数及び販売本数が限られている、個人経営のカステラ屋さんもあったりするのだ。

東京都港区白金・都道305号線沿いにある昔ながらの団子屋さん
東京都港区白金・都道305号線沿いにある昔ながらの団子屋さん
東京都港区白金・都道305号線沿いにある昔ながらのカステラ屋さん
東京都港区白金・都道305号線沿いにある昔ながらのカステラ屋さん

また、このエリアは戦災に遭わなかったようで、戦前の住所番地のままの表札を掲げているお宅もあったりと、かなり昭和以前の風情・佇まいを残している貴重な東京の町の1つと言えよう。

戦前の住所番地のままの表札

東京の観光地を行き尽くした感のある人、観光客がワンサカいるような町にウンザリしている人は、この白金に足を運ぶのを推奨する。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099