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”青い目”の欧州オタも興奮!伝説のアンジュルム・仏パリライブ【連載:アキラの着目】

以前にも度々取り上げてきたハロー!プロジェクト(ハロプロ)のアイドルグループ・アンジュルム。

彼女達の素晴らしいパフォーマンスは数え切れないが、中でも2018年6月3日仏パリ「La Cigale」で行われたライブが圧巻だ。

めったに来ないアンジュルムのメンバー達によるライブを一目観ようと、”青い目”の欧州在住アンジュルム・マニア、ハロプロ・マニアが「La Cigale」に集結、その彼らの絶大な期待に応えるべく、アンジュルムはこれでもかというくらいの圧倒的なインパクトのあるパフォーマンスを見せつけたのだった。

アップロードされたアンジュルムの動画は無数なれど、この2018年6月3日仏パリ「La Cigale」で行われたライブ映像は皆無なので、一部分だけご紹介。

まずは以下の動画をご覧あれ。

■ ANGERME 1st Overseas Live Tour in Paris

・オープニング

・『魔女っ子メグちゃん』

・『七転び八起き』

・アンコール

欧州中の”青い目”のマニアも興奮し、両手に握りしめたサイリウムやペンライトをリズムに合わせ、振っている光景を確認できたことかと。

日本国内のアンジュルム・マニア、ハロプロ・マニアに勝るとも劣らないのめり込みようだ。

”青い目”のアンジュルム・マニア、ハロプロ・マニア達の推し曲も日本国内のアンジュルム・マニア、ハロプロ・マニアとほぼ同じで、エレキギターの奏でるロック調の『七転び八起き』が筆頭格だ。

この仏パリ「La Cigale」でのライブはDVD化されており、ネットで販売されているので、気に入った人はぜひ購入しよう。

ANGERME 1st Overseas Live Tour in Paris(仮) [DVD] DVD・ブルーレイ - アンジュルム Amazon.co.jpから引用
ANGERME 1st Overseas Live Tour in Paris(仮) [DVD] DVD・ブルーレイ – アンジュルム
Amazon.co.jpから引用

【『ANGERME 1st Overseas Live Tour in Paris』DVD 詳細】

・ディスク:1

1.OPENING
2.泣けないぜ…共感詐欺
3.マナーモード
4.愛のため今日まで進化してきた人間 愛のためすべて退化してきた人間
5.臥薪嘗胆
6.MC
7.恋ならとっくに始まってる
8.七転び八起き
9.出すぎた杭は打たれない
10.魔女っ子メグちゃん
11.MC
12.次々続々
13.愛さえあればなんにもいらない
14.乙女の逆襲
15.ドンデンガエシ
16.大器晩成
17.MC
18.Uraha=Lover
19.ENDING

・ディスク:2

1.Paris
2.Seoul
3.Hong Kong
4.Taipei

■Amazon.co.jp | ANGERME 1st Overseas Live Tour in Paris(仮) [DVD] DVD・ブルーレイ – アンジュルム
https://www.amazon.co.jp/ANGERME-Overseas-Live-Tour-Paris/dp/B07HSJ89HR

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

アイドルグループ・アンジュルム、アイドルおたくのフランス・ギャル達を観賞!【連載:アキラの着目】

アイドル天国の日本には、わかっているだけでもおよそ3,000組のアイドルグループが存在しているという。

そんな”アイドル戦国時代”真っ只中の現在、やはりなんといっても国民的認知度が高いのはAKB48やその関連グループだろう。

その一方で、最近でこそテレビでの露出が少なくなりはしたものの、相変わらず根強い人気を誇っているのが、シャ乱Qのつんく♂氏が手がけるハロー!プロジェクト(通称:ハロプロ)に所属するモーニング娘。’18やアンジュルム(Angerme)、JUICE=JUICE(ジュース・ジュース)などといったアイドルグループだ。

一言でいえば、「人気のAKB、実力のハロプロ」といったところか。

筆者は、アイドルグループの曲だろうが、「●●音頭」だろうが、ロックだろうが、「■■節」だろうが、フォークだろうが、ユーロビートであろうが、気に入った曲であれば好んで聴く主義なので、アイドルグループの範疇であれば、たまたまハロプロ所属のアイドルグループの曲が自分の耳に合う。

筆者のような人間は特殊でも何でもなく、世界各地におり、フランスではハロプロに熱狂し過ぎたあまり、聴くだけでは物足りず、実際に自分たちで踊り出すギャルまで出現するほど。

その彼女らの集団は「Amaitsuki」と名乗り、たぶん漢字をあてると「甘い月」になるのだろうが、グループの名称の由来については触れないでおき、まずは彼女らのダンス・パフォーマンスを観てみよう。

【Amaitsuki】 モーニング娘。’16 – 泡沫サタデーナイト!【踊って歌ってみた】

「ニッポンニュースといいながら、フランス人のニュースかよ!」と思うかもしれないが、最後までお付き合い願いたい。

フランス・ギャルによって結成された「Amaitsuki」は、ご覧のようにモーニング娘。’16(当時)の『泡沫サタデーナイト!』をしっかり日本語歌詞で歌い、なおかつダンスもしており、途中では着物を着たり、渋谷のスクランブル交差点を歩いたりと、日本のアイドルを好き過ぎたことで、ハロプロ愛だけでなく、副産物として日本愛までが溢れ出てしまっている。

その「Amaitsuki」のハロプロ愛は、とうとう海を超え、実際のハロプロ所属のアイドルグループ・アンジュルム(Angerme)にまで届き、アンジュルムの全メンバーが「Amaitsuki」のパフォーマンス動画を観賞するという逆転現象まで起きることとなった。

その観賞する様子を捉えた動画が↓だ。

ANGERME react to Amaitsuki

「Amaitsuki」がパフォーマンスしている曲は、ハロプロ所属のアイドルグループ・JUICE=JUICE(ジュース・ジュース)の『Fiesta! Fiesta!』。

YouTube 『ANGERME react to Amaitsuki』から引用
YouTube 『ANGERME react to Amaitsuki』から引用

アンジュルム(Angerme)のメンバーがアマチュア・グループに対し、上手いと批評しているのは貴重な光景だし、また、ここまで実力がある「Amaitsuki」もなかなかのものだ。

その実力を買われ、今年2018年6月フランス・パリで開催されたアンジュルム(Angerme)のコンサートでは、「Amaitsuki」はオープニングアクトを務めた。

【Amaitsuki】Angerme’s first live in PARIS – Opening act at LA CIGALE【踊って歌ってみた】

「Amaitsuki」がオープニングアクトでパフォーマンスしている↑の曲は、モーニング娘。’15(当時)の『Oh my wish!』。

「Amaitsuki」はこのパフォーマンスで会場をしっかり”温めた”後に、アンジュルム(Angerme)が登場、アンジュルム(Angerme)のライブ・コンサートが見事に成功する礎となった。

「Amaitsuki」のYouTubeチャンネルもあるので、興味のある人はアクセスしてみよう。

■amaitsukiland
https://www.youtube.com/user/amaitsukiland

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

今、最も勢いのあるアイドルグループ・アンジュルムの名曲5選【連載:アキラの着目】

他のアイドルグループからも一目置かれた存在だったアイドル・グループNo.1の℃-ute(キュート)が昨年2017年6月に解散してからは、ハロー!プロジェクト(シャ乱Q・つんく♂が手がけるアイドル集団)の頂点に立ったアンジュルム。

リーダーの和田彩花ちゃんを中心に、1人1人個性の強いメンバーで固められたこのグループは、第41回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞した女優・蒼井優さんがメディアで「アンジュルム推し」を公言したことで、さらにファンを獲得、ダンサブルで力強い楽曲を披露しながら今日までやってきた。

今年2018年6月3日には、フランス・パリ北部の「La Cigale」(ラ・シガール)にてライブ・コンサートを開催、ヨーロッパのアンジュルム・マニア、ハロプロ・マニアを熱狂させた。

ちなみにライブ・コンサート会場の「La Cigale」(ラ・シガール)は、これまでにエリック・クラプトン、コールドプレイ、ノラ・ジョーンズ、オアシス、プリンス、レディオヘッド、日本のアーティストでは坂本龍一、DIR EN GREY、きゃりーぱみゅぱみゅ、等々、錚々たるアーティストがプレイしており、ハロー!プロジェクトでは℃-ute(キュート)が2013年にライブ・コンサートを開催している。

以上からもおわかりのように、まさに今、最も勢いのあるアイドルグループなのがアンジュルムなのだ。

そこで今回のニッポンニュースでは、アンジュルムの楽曲から名曲と呼び声の高い5曲を紹介する。

フランス・パリ凱旋門前で勢揃いのアンジュルム 日本で発表されている、ポップス、ロックミュージック等をはじめとした音楽作品を紹介するサイト『BARKS』から引用フランス・パリ北部の「La Cigale」(ラ・シガール)にて大盛況のライブ・コンサートを成功させたアンジュルム 日本で発表されている、ポップス、ロックミュージック等をはじめとした音楽作品を紹介するサイト『BARKS』から引用

フランス・パリ北部の「La Cigale」(ラ・シガール)にて大盛況のライブ・コンサートを成功させたアンジュルム 日本で発表されている、ポップス、ロックミュージック等をはじめとした音楽作品を紹介するサイト『BARKS』から引用
フランス・パリ北部の「La Cigale」(ラ・シガール)にて大盛況のライブ・コンサートを成功させたアンジュルム
日本で発表されている、ポップス、ロックミュージック等をはじめとした音楽作品を紹介するサイト『BARKS』から引用

1.次々続々

女の子を評価するのに「カッコイイ」というのは何か憚れる思いがするのだが、そうはいっても実際にアンジュルムはカッコイイのだからカッコイイと言うしかない。

連鎖的なダンスや力強く行進するような曲調が、一般ウケするはずと思い、1番目に挙げた。

サビの「次々続々~」のメロディは、ビージーズの『Stayin’Alive』(ステイン・アライブ)のサビに似ている感があるのは否めないが、それがあっても世間に聴いてもらいたい曲だ。

2.七転び八起き

最近は、聴いても印象に残らない平板なメロディラインの曲が多い中、この曲は印象に残るメロディラインだ。

特に「七転び八起き~」からと、エンディング間近で3’18″からの「WOW、WOW、WOW、WOW、WOW、WOW、WOW、WOW、WOW…」のメロディラインは秀逸で、口ずさみやすくて馴染みやすい。

3.恋ならとっくに始まっている

オープニングの台詞を言い終わった後からのイントロは、単純なメロディなんだけど、繰り返しによって耳に心地よく残る。

また、腕を上下に振り、身体を左右に跳ねるダンスもイントロのメロディと上手くシンクロして視覚的にも聴覚的にも調和している。

全体の曲調は、どことなく昭和のフォーク・テイストが振りかけられているような仕上がりで、平成の曲なんだけど、懐古的雰囲気を感じさせる。

4.カクゴして

これまたオープニングは台詞があり、その直後からエレキサウンドがギュンギュンに炸裂し、威勢の良さがウリとなる。

「愛しちゃってんじゃないの? 恋しちゃってんじゃないの?」の辺りのダンスが手を互い違いに上下に巻くような振り付けで、やはりメロディラインとテンポとダンスの三位一体が申し分ない。

YouTubeではこの『カクゴして』をエレキギターでコピーしている人もおり、ロック調なメロディに惹かれているであろうことは想像に難くない。

5.マナーモード

マナーモードを歌っているメンバーを全体的に観ると、普通に見え過ぎてしまうのだが、1人1人のダンスを注視すると、指先までしなやかに、そして丁寧に踊っているのが観てとれる。

この曲もそうなのだが、いとも簡単にやってのけてるような、そんなに難しく見せていないところが、逆に凄いなと思わせるところで、パフォーマンスに定評のあるハロプロのアイドルだからこそできる芸当だろう。

曲そのものでは、間奏のエレキの音色が続いた後の「ずるい方法~」からのメロディ部分もキンキン響く声でなく、聴きやすい。

アンジュルムの曲は、メンバーの娘たちの個性が強いこともあって、その彼女たちに負けないメリハリの利いた曲がハロプロの他のグループに比べ、多いように思われる。

適切な例えではないけれども、「この力強いギトギトのスープに合わせるためには、スープに負けない、太くコシの強い麺でないとダメ」みたいな感じだろうか。

他のアーティストが歌っても遜色ないレベルの曲を、ダンス付きでパフォーマンスしているのが、アンジュルムの評価が高い理由の1つであることも間違いないだろう。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

アイドル曲にハマるアマチュアのロック・ギタリストたち【連載:アキラの着目】

この約10年間においてYouTubeでやたらと目にするのが、自分の得意とする楽器で、気になる曲や好きなアーティストの曲を”完コピ”(「完全コピー」の略)する「~を弾いてみた」動画だ。

FJ時事新聞ニッポンニュースでもこれまでにこの「~を弾いてみた」動画を取り上げてきた(2018年01月03日「『◯◯◯を弾いてみた!』を取り上げてみた!」2018年05月13日「『◯◯◯を弾いてみた』を取り上げてみた ~Part2~」)。

こうした”完コピ”するアマチュアの人たちは、ピアノ演奏ならクラシックの曲、エレキギターならロックというように、概ね演奏する楽器で演奏曲が決まっていたようなところがあった。

しかし、いつの頃からか、楽器のイメージとはかけ離れたジャンルの曲を”完コピ”するのも多く目につくようになり、エレクトーンでアニメ主題歌や、エレキギターで特撮ヒーロー主題歌を演奏する人たちが現れた。

今回はそうした中でも、おそらくロックバンドのアマチュア・ギタリストであろう人たちがアイドル曲にハマり、エレキギターで演奏している動画を3つ取り上げてみた。

アイドル曲とはいっても曲調がロックだったり、完成度の高いノリノリなサウンドの曲もあるから、聴く側も結構違和感なく、曲そのものをロックみたいに楽しめるはずだ。

エレキギター

アマチュアのロック・ギタリストが演奏するJuice=Juice(ジュース=ジュース)『五月雨美女がさ乱れる(さみだれびじょがさみだれる)』

まず最初の、アイドル曲にハマったアマチュアのロック・ギタリストがエレキギターでジャカジャカ弾いている曲が、先日も取り上げた、世界で人気の女性アイドルグループ・Juice=Juice(ジュース=ジュース)『五月雨美女がさ乱れる(さみだれびじょがさみだれる)』だ。

『五月雨美女がさ乱れる』は、特にギュンギュンうなるイントロ部分からして一般的なアイドル曲とは思えず、曲全体を通して聴いても、これはどこかの1アーティストが歌っている曲にしか聴こえないほどの完成度といえる。

この『五月雨美女がさ乱れる』をあえて選び、エレキギターで弾くこの青年の右傍らには、少なく見ても他にまだ2つのエレキギターがあるのを確認できる。

エレキギターをこよなく愛する青年が弾く曲が、バリバリのロックではなく、バリバリのロック調のアイドル曲というのが興味深い。

アマチュアのロック・ギタリストが演奏するANGERME(アンジュルム)の『マナーモード』

次に紹介するアマチュアのロック・ギタリストによるアイドル曲の演奏は、やはり海外で人気のある女性アイドルグループ・ANGERME(アンジュルム)の『マナーモード』だ。

この『マナーモード』、既にどこかで聴いたことがあるような耳に馴染みやすいメロディラインの曲で、エレキギターの演奏でさらに気分が高揚してくる。

サビ部分や、3分ちょうどからの間奏では、指が忙しく弦を弾き、いわゆるアイドル、アイドルした曲とは無縁のメロディ展開だ。

その後また、ANGERMEメンバーの伸びのある声とエレキサウンドがシンクロしてゆく。

アマチュアのロック・ギタリストが演奏するBerryz工房『雄叫びボーイ WAO!』

最後に紹介するアマチュアのロック・ギタリストによるアイドル曲の演奏は、2015年3月3日をもって解散したBerryz工房『雄叫びボーイ WAO!』だ。

この『雄叫びボーイ WAO!』という曲は、「コブシ」みたいな歌い回しがある力強い曲であるがゆえに、ガンガンにエレキギターで弾くことに耐えうるような曲でもあるかと。

そもそもアイドルが「コブシ」を回すような歌い方をすることが稀だ(モーニング娘。「シャボン玉」はその代表例)。

そういう歌唱力だけではないパワフルな歌い方を必要とする曲は、まさにアイドル曲というよりもロック寄りの曲に感じられ、アマチュアのロック・ギタリストたちが演奏対象として、このBerryz工房『雄叫びボーイ WAO!』を選んだのではないか、という見方もできよう。

最後に

従来だと、「いい歳こいて、アイドル曲を聴くなんて変だ」という風潮があったが(現在もある?)、結構クリエイティブな分野や領域(デザイン事務所・WEB製作)で勤務する人たちの間では、音楽ジャンルに関係なく、「良い曲は良い」と自由なスタンスで聴いている傾向がある。

そうした人たちは、新たに何かを創り出す際に、世の中すべての物に対し門戸を閉ざすのではなく、むしろあえて開き、その中から創作ヒントを見つけるなり、インスパイアされるなり、といったことが当たり前となっているのだ。

それが音楽を聴く際にも当てはまり、「ロックミュージシャンの曲ではないけれど、アイドルの曲も聴いてみようか、あれ、聴いてみたら意外とこの曲スゲーじゃん!」ということもあったりするのだろう。

今回紹介したアマチュアのロック・ギタリストの人たちも、このような垣根を自分の中で置かない人たちなのではと思った次第だ。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099