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手間要らず!卓上のお供にリアルな盆栽プラモデル【連載:アキラの着目】

先日のニッポンニュースでは盆栽について取り上げた(2019年02月26日ニッポンニュース「盆栽という小宇宙がさらに小さくなったミニ盆栽【連載:アキラの着目】」)

今回のニッポンニュースでも盆栽について取り上げるのだが、盆栽は盆栽でも普通の盆栽とは異なる盆栽プラモデルだ。

盆栽プラモデル外観 プラモデル・模型メーカー【有限会社プラッツ】|飛行機・戦車などの製造・販売|静岡 PLATZ Co.,Ltd. HPから引用
盆栽プラモデル外観 プラモデル・模型メーカー【有限会社プラッツ】|飛行機・戦車などの製造・販売|静岡 PLATZ Co.,Ltd. HPから引用

「盆栽は、素人や初心者にとってはハードルが高いな」、「上手く育てられなくて、盆栽を枯らしてしまうのでは…」と不安視している人でも、この盆栽プラモデルならば、これらの悩みは一切なく、常に卓上で観賞できる。

精密な金型を元にパーツが制作された盆栽プラモデルは、プラモデル初心者でも簡単に少量の接着剤や塗料を使って短時間で制作できるのも良い。

盆栽プラモデルのパーツ プラモデル・模型メーカー【有限会社プラッツ】|飛行機・戦車などの製造・販売|静岡 PLATZ Co.,Ltd. HPから引用
盆栽プラモデルのパーツ プラモデル・模型メーカー【有限会社プラッツ】|飛行機・戦車などの製造・販売|静岡 PLATZ Co.,Ltd. HPから引用

小ぶりな1/12スケールの盆栽プラモデルでも、葉の部分は製造・販売元プラッツの独自技術『スポット植葉技術』により、スケール感のある針葉が植え込まれており、生き生きとした表情を見せる葉の部分は精密かつ本物のような質感・雰囲気をリアルに再現している。

盆栽プラモデルの針葉 プラモデル・模型メーカー【有限会社プラッツ】|飛行機・戦車などの製造・販売|静岡 PLATZ Co.,Ltd. HPから引用
盆栽プラモデルの針葉 プラモデル・模型メーカー【有限会社プラッツ】|飛行機・戦車などの製造・販売|静岡 PLATZ Co.,Ltd. HPから引用

なので、針葉をハサミで剪定し、自分好みの盆栽に仕上げることができ、ちょっとした盆栽通みたいな気分に浸れるのだ。

盆栽プラモデル プラモデル・模型メーカー【有限会社プラッツ】|飛行機・戦車などの製造・販売|静岡 PLATZ Co.,Ltd. HPから引用
盆栽プラモデル プラモデル・模型メーカー【有限会社プラッツ】|飛行機・戦車などの製造・販売|静岡 PLATZ Co.,Ltd. HPから引用

今や盆栽は世界の「BONSAI」なので、日本はもとより盆栽に興味を持つ海外の人たちにも楽しめるよう、説明書等はイラストを多用し、言語不明でもイラストを見たただけで組み立てることが可能だ。
盆栽プラモデル プラモデル・模型メーカー【有限会社プラッツ】|飛行機・戦車などの製造・販売|静岡 PLATZ Co.,Ltd. HPから引用

盆栽プラモデル プラモデル・模型メーカー【有限会社プラッツ】|飛行機・戦車などの製造・販売|静岡 PLATZ Co.,Ltd. HPから引用
盆栽プラモデル プラモデル・模型メーカー【有限会社プラッツ】|飛行機・戦車などの製造・販売|静岡 PLATZ Co.,Ltd. HPから引用

まずは思いっきり低いハードルから盆栽をスタートしたい人や、多忙な日常を過ごしている人に盆栽プラモデルはおすすめだ。

■THE BONSAI 盆栽 プラスチックモデル : プラモデル・模型メーカー【有限会社プラッツ】|飛行機・戦車などの製造・販売|静岡 PLATZ Co.,Ltd.
http://www.platz-hobby.com/categories/231_233.html

■THE 盆栽 (完成品) : プラモデル・模型メーカー【有限会社プラッツ】|飛行機・戦車などの製造・販売|静岡 PLATZ Co.,Ltd.
http://www.platz-hobby.com/categories/231_232.html

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

うづくりで木目の質感や深みを再現・東大寺大仏殿模型【連載:アキラの着目】

うずくり大仏殿(完成品) - 小林工芸HPから引用2度(鎌倉時代・江戸時代)の焼失を経て再建された世界最大級の木造建築・東大寺大仏殿。
世界最大級の木造建築・東大寺大仏殿

その東大寺大仏殿が、昭和20年創業の小林工芸によって木製模型となって絶賛販売中だ。

もちろん、東大寺大仏殿だけではなく、その中に安置された盧遮那大仏(=奈良の大仏)も木製模型になっているのはいうまでもない。
東大寺大仏(盧遮那大仏)

寺社建築の繊細さ、屋根の勾配・反りを独自の方法で解析・実践している小林工芸は、うづくり(浮造)という技法も駆使して東大寺大仏殿と盧遮那大仏を再現している。
うずくり大仏殿(完成品) - 小林工芸HPから引用うずくり大仏殿(完成品) - 小林工芸HPから引用うずくり大仏殿(完成品) - 小林工芸HPから引用

うずくり大仏殿(完成品) - 小林工芸HPから引用
うずくり大仏殿(完成品) – 小林工芸HPから引用

うづくり(浮造)とは日本に元々ある技法で、木目の固い部分を残し、柔らかい部分をブラシで削ることにより、さらに木目の凹凸や陰影を強調できるようになり、木の表情が豊かになる技法をいう。

一言でいうと、うづくり(浮造)をすることで、木に高級感が漂い、重厚な雰囲気になるのだ。

このうづくり(浮造)をリアルな建築物に駆使するのではなく、あえて模型に駆使しているところにリアリティやラグジュアリーも感じるのだ。

実際、東大寺大仏殿の模型を観てみると、「実物はおそらくこうなんだろうな」と思わせるに足りる、木製模型ならではの質感で、プラモデルだとこうはいかなかったことだろう。

この東大寺大仏殿の木製模型を観ながら、観光した時の思い出に浸るという、回想目的で購入するのもありかも。

ちなみに東大寺大仏殿木製模型は完成品で販売されているのであしからず。

■うずくり大仏殿(完成品) – 小林工芸
http://kobayashikougei.shop-pro.jp/?pid=133895162

※平成31年3月1日現在、海外発送を行っていない

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

「俺たちの」シリーズのプラモデル!【連載:アキラの着目】

最近街中でやたらと目につくのが「俺の」シリーズの飲食店。

「俺のイタリアン」に始まり、以下「俺のフレンチ」、「俺のフレンチ・イタリアン」、「俺のスパニッシュ」、「俺のBakery & Cafe」、「俺の割烹」といった具合に、「俺の株式会社」が運営する「俺の」チェーンはどこも繁盛しまくりだ。

そんな「俺の」シリーズに影響を受けたのか、模型業界でも数年前から「俺たちの」シリーズのプラモデルが登場していたのだ!

その「俺たちの」シリーズのプラモデルのうちの1つが「俺たちの1/12 洋式便所」(発売元:株式会社マイルストン)だ。

「俺たちの」シリーズプラモデル「俺たちの1/12 洋式便所」-株式会社マイルストンHPより引用
「俺たちの」シリーズプラモデル「俺たちの1/12 洋式便所」-株式会社マイルストンHPより引用

「俺たちの」シリーズプラモデル「俺たちの1/12 洋式便所」と付属品のアクションフィギュア-株式会社マイルストンHPより引用
「俺たちの」シリーズプラモデル「俺たちの1/12 洋式便所」と付属品のアクションフィギュア-株式会社マイルストンHPより引用

そもそも洋式便所は、どの場所のものでも外観、機能等でそんなに大差はなく、大々的に「俺たちの」と限定感や愛着感を出さなくてもいいのにね、と筆者は思うのだが、「ウチらの」、「アタシたちの」というのではコンセプト上マズい部分がきっとあるのだろう。

とにもかくにも、「俺たちの」シリーズのプラモデルについて話の先を急ごう。

この「俺たちの」シリーズのプラモデルは、”アクションフィギュア情景用プラモデル”と銘打っているので、その名の通りアクションフィギュア1体が付属品として付いている。

このアクションフィギュアに対し、組み立てる各人が好みの関節角度やポーズをつけて、「俺たちの1/12 洋式便所」に座らせたりするのだ。

プラモデルでも手を抜くことなく、便座・便座カバーは開閉可能になっており、たかが洋式便所といえどもしっかりとリアリティを追求している。

しかしながら、この「俺たちの1/12 洋式便所」および「俺たちの」シリーズのプラモデルは、ターゲットをどの層に置いているのだろうか?

「俺たちの」というくらいだから男性であるのは確実だが、中学・高校時代を振り返ることができるくらいの年齢層で、なおかつその時代における学校の便器が和式でなく、洋式であった世代なのだろう。

そうなると、上限は40代とみていいのかもしれない。

「俺たちの1/12 洋式便所」は、実に意表を突かれたプラモデルだ。

■俺たちの1/12 洋式便所 プラモデル
http://www.mile-stone.jp/ja/original/373

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

ジオラマならぬ「城ラマ」!【連載:アキラの着目】

一口に鉄道マニアといっても「乗り鉄」(鉄道に乗るのが趣味の人)、「撮り鉄」(鉄道写真を撮るのが趣味の人)、等々、様々な鉄道マニアに分かれるのだそうだ。

それと同じように、城マニアでも分かれたりする。

今回紹介するのは、城を模型で再現する「城ラマ」だ。

もちろん「城ラマ」は、ジオラマにかけているのは言うまでもない。

「城ラマ」マニアは、城好きなのは当然なのだが、「日本100名城を全制覇するんだ!」とか、週末は必ず城巡りするといった城マニアとは趣きが異なる城マニアで、模型マニアも兼ねている。

城を模型で再現するのだから、その再現しようとする城の隅々まで知り尽くしていることは間違いない。

城ごとに呼び名が変わるが、各郭や堀(空堀・水堀)、土塁等の配置構成や、地形そのものの形状も把握した上で製作し、再現しているのだ。

高天神城 城郭復元ジオラマ「城ラマ」を手がける、お城ジオラマ復元堂の公式サイトより引用
高天神城 城郭復元ジオラマ「城ラマ」を手がける、お城ジオラマ復元堂の公式サイトより引用

「城ラマ」の中には、スマホアプリで3DCG映像が楽しめるものもあり、「城ラマ」に臨場感を味わえるとのことだ。

城ラマARアプリ
城ラマARアプリ

城ラマARアプリ

ただいかんせん、AKBの握手会付きCDを買い求めるファンのように、夥しい数のファンやマニアが城というジャンル、それもさらにニッチな「城ラマ」というジャンルには存在していないので、どうしても「城ラマ」の販売価格が高い。

ゆえによっぽど城と模型が好きな人しか手が出せないのが現状だ。

老若男女問わず、城と模型に興味がある人は、一見の価値あり!

■城郭復元ジオラマ「城ラマ」を手がける、お城ジオラマ復元堂の公式サイト
http://joukaku-fukugen.com/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099