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無料で地上約105mから富士山、東京を眺望、文京シビックセンター展望ラウンジ【連載:アキラの着目】

文京区HPから引用東京を観光するとなると、東京スカイツリーが定番となっているが、人気だけにコロナ禍の現在、人が多く集中しそうだ。

そうなると、穴場の観光スポットに行くしかないのだが、FJ時事新聞ニッポンニュースがオススメするのが、文京シビックセンター展望ラウンジだ。

文京区HPから引用
文京区HPから引用

文京シビックセンターとは要するに文京区役所のことなのだが、25階の東・西・北側は展望ラウンジとして公開され、しかも無料!

地上約105mから眺める富士山や筑波山、新宿副都心をはじめとした東京の街並みは見応え充分だ。

文京区HPから引用
文京区HPから引用

ちなみに、南側には展望レストランがあるので、展望ラウンジで観光した後に食事をとることもできる。

年末年始の間、文京シビックセンター展望ラウンジは閉所しており、初日の出を拝むことは残念ながらできないが、人混みを避ける観光をしたいのならば、ぜひ選択肢に入れておきたい穴場観光スポットだ。

文京区HPから引用
文京区HPから引用

【文京シビックセンター 展望ラウンジ】

・所在地:文京区春日1-16-21
・アクセス:東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園」駅徒歩1分
      都営三田線・大江戸線「春日」駅徒歩1分
      JR総武線「水道橋」駅徒歩8分
※文京区コミュニティバス「Bーぐる(千駄木・駒込ルートおよび目白台・小日向ルート)」「1番:文京シビックセンター(春日駅前)」バス停下車
・開所時間:9時00分~20時30分(無料)
・休所日:年末年始(12月29日~翌年1月3日)、文京シビックセンター全館休館日(5月第3日曜日)
・問合わせ:03-5803-1162(施設管理課)

文京区HPから引用
文京区HPから引用

■文京区 文京シビックセンター展望ラウンジ
https://www.city.bunkyo.lg.jp/bunka/kanko/osusume/lounge.html

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

果実を食しているかのようなソルベ&ジェラート、スペールフルッタ(東京都文京区)【連載:アキラの着目】

今日は、久々に東京都文京区茗荷谷にあるジェラート&ソルベの名店・スペールフルッタを取り上げる。

これまでにもスペールフルッタをニッポンニュースで2度取り上げたが(2018年9月24日ニッポンニュース「安定剤使わぬ自然な味わいのジェラート&ソルベ(スペールフルッタ・東京都文京区)【連載:アキラの着目】」2017年8月8日ニッポンニュース「ジェラート&ソルベのオススメ名店 スペールフルッタ(東京都文京区茗荷谷)【連載:アキラの着目】」)、相変わらず美味であり、良い意味で後味を残さず、食後に喉が渇かない素晴らしいソルベ&ジェラートなので、また取り上げた次第だ。

今回筆者は、1回の来店で2度食した。

今回はサワーコーンではなく、紙製カップに盛ってもらっている。

まず1度目は、恋しおり(りんご)と梨のソルベ。
恋しおり(りんご)と梨のソルベ 東京都文京区茗荷谷 スペールフルッタ

恋しおりは、あまり馴染みのないりんごの品種だが、店主さん曰く、ジャムであったり、ジュースであったり、そういった加工で専ら使われる品種なのだとか。

なぜ恋しおりは加工用なのかというと、酸味が強く、デザート用で食すには不人気だからだ。

「どのくらい恋しおりの酸味は強いのですかね?」と店主さんに訊いたら、わざわざ1切れスライスして頂いて、食すことができた。

酸味大好きの筆者にとっては、全然酸っぱくなく、普通に食すことができたのだが、一般の人だと甘さがない酸っぱいりんごに感じることだろう。

恋しおりのソルベは、細かく千切りにした皮を含ませ、氷とは別の食感をあえて作り出していた。

上手な例えではないが、粒餡の小豆がもっと主張し、でしゃばってきたような歯触りとでもいえばよいのか。

ソルベだと酸味も抑え気味で、酸っぱいのが苦手な人でも全然OKだ。

ちなみに、写真右側に写っている姫りんごのような恋しおりは、スペールフルッタの店主さんから撮影用に拝借したものだ。

梨のソルベの方は、梨本来のジューシーな甘さを損なうことなく、でもわざとらしい梨の味ではないという絶妙なバランスが、市販の梨味アイスと最も大きく異なる点で、やはりプロの職人芸を感じずにはいられない。

まさに果実そのまま、梨をそのまま食しているかのようで、何度もいうが、甘いのに食後に喉が渇かないという不思議なマジックに皆かかってしまうのだ。

2度目は、ネクタリン(桃)のソルベとヨーグルトアナナス(ヨーグルト・パイナップル)のジェラート。
ネクタリン(桃)のソルベとヨーグルトアナナス(ヨーグルト・パイナップル)のジェラート 東京都文京区茗荷谷 スペールフルッタ

これらももちろん、甘いのに食後に喉が渇かないのはいうまでもない。

ネクタリンは、やや熟した桃を思い起こさせるようなフレーバー。

これまた世の中に氾濫している「桃の天●水」のような桃味とは異なり、本物の桃を味わっているかのようなリアルな体験ができる。

ヨーグルトアナナスは、新しい味。

過去に数々のソルベやジェラートをスペールフルッタで食してきたが、ヨーグルトとパイナップルの組み合わせがこんなに美味しい組み合わせだとは思わなかった。

大抵、ヨーグルトにはブルーベリージャムやマーマレード、蜂蜜をかけたりし、これらが黄金ユニットといわれたりするのだが、実はヨーグルトにパイナップルも前述のブルーベリージャム等に負けずと劣らぬ黄金ユニットなのだ。

これまた適切な例えではないが、いつまでも食せる爽やかなバター飴のようなフレーバーとでもいえばよいのか。

バター飴は、筆者にとっては飽きてしまう味なので、そう立て続けに多くを食せないが、ヨーグルトアナナスはくどくなくすっきりしており、エターナルなのだ。

以上のように、スペールフルッタのソルベ&ジェラートは、人工的ではなく自然なフレーバーであり、また日替わりでメニューも様変わりしているので、頻繁に足を運び、多くの種類を味わうことを推奨する。

■スペールフルッタ
http://www.s-frutto.tokyo/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

池袋からほど近い心安らぐ寺院・護国寺(東京都文京区)【連載:アキラの着目】

今回FJ時事新聞ニッポンニュースで紹介するのは、池袋からほど近い、東京都文京区にある護国寺だ。

天和元年(1681)2月、5代将軍徳川綱吉によって建立された、真言宗豊山派の護国寺は、正式名を「神齢山悉地院大聖護国寺」という。

明治16年と大正15年の火災で堂宇の多くを失うも、元禄期の観音堂(本堂)、近江三井寺より移築された桃山期の月光殿(重文)は、震災、戦災2度の大災害では罹災せず、今日までその建築美を伝えており、どちらも国指定重要文化財に指定されている。

護国寺に行ったことがない人でも、この寺院の存在を知っているのは、この寺院に眠る著名人や、この寺院で催された著名人の葬儀によるものだろう。

三条実美、大隈重信、山縣有朋といった明治の元勲や極真空手創始者・大山倍達が護国寺に眠っており、熱狂的な信者が現在もいるシンガー・ソングライター尾崎豊の葬儀は護国寺で執り行われ、歴史好きや極真空手好き、尾崎信者が今でも”聖地”として訪れたりしている。

ちなみに筆者は、尾崎豊と同じ埼玉県居住ではあるが、名前を知る程度だ。

では、早速護国寺を巡ってみよう。

都道437号線に面し、入口としての役目を担ってるのが仁王門だ。
護国寺仁王門

観音堂(本堂)よりやや後の時代に建てられたと考えられ、両脇に金剛力士像、背面(北側)の両脇には二天像(右側は増長天・左側は広目天)の仏法を守る仏像が安置されている。

この仁王門をくぐると、奥に階段が見え、その先にまた門が見えてくる。
奥の階段上にある護国寺不老門

この門が、不老門だ。

不老門は、護国寺の境内にある建造物の中では比較的新しい昭和13年(1938)4月に三尾邦三氏の寄進によって建立された。

階段を登り、不老門をくぐると、左手に現れるのが多宝塔だ。
護国寺多宝塔

五重塔などを見慣れた人間からすると、重なりが少なく、物足りないと思うかもしれない。

逆にいえば、その重なりが少ないところが馴染みやすい雰囲気を醸し出しているともいえよう。

多宝塔の反対側には、大仏(毘盧遮那仏)がある。
護国寺の大仏(毘盧遮那仏)

護国寺の大仏は、筑波権現(現在の筑波山神社)の別当寺だった護持院が、明治維新の政策「廃仏毀釈」で廃寺となった際に、金剛力士像、地蔵菩薩像、銅製多宝塔と共に筑波山から移したものだ。

これまた先程の多宝塔同様にやや小ぶりな大きさの大仏であるのが馴染みやすい印象を参拝客に与えているといえよう。

今来た参道を振り返ったのが↓の写真だ。
参道を振り返った写真@護国寺

植木職人の手入れがゆき届いた樹木が適度にあり、灯籠・門がうるさくもなく、樹木がうるさいわけでもなく、程よく共存しているのが何気に良かったりした。

後ろを振り返ったあとは、真っ直ぐ前を見て進むのみで、もうそこには護国寺の観音堂(本堂)があるのみだ。
護国寺の観音堂(本堂)

元禄10年(1697)に建立された観音堂(本堂)は、江戸・元禄期における建築工芸の粋を結集した都内随一の大建造物と賞され、江戸時代の面影を現代に伝え、心の安らぎを与えている。

以上、今回は東京の都心にありながら長閑で心が和み、ほっこりするようなミニマム感のある多宝塔や大仏もある護国寺に行ってみた。

護国寺は、池袋から東京メトロ有楽町線で2駅ということもあり、アクセスが良くおすすめの寺院だ。

暖かくなったらぜひ!

■大本山 護国寺
http://www.gokokuji.or.jp/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

安定剤使わぬ自然な味わいのジェラート&ソルベ(スペールフルッタ・東京都文京区)【連載:アキラの着目】

今日は、東京都文京区茗荷谷にあるジェラート&ソルベの名店・スペールフルッタをご紹介。

スペールフルッタは、以前のニッポンニュース2017年08月08日ニッポンニュース「ジェラート&ソルベのオススメ名店 スペールフルッタ(東京都文京区茗荷谷)」でも取り上げたが、やはりこの店のジェラート&ソルベを多くの人たちに食べてもらいたいので、あえてまた取り上げた次第だ。

今回筆者がスペールフルッタで食べたのは以下の写真のジェラート&ソルベだ。

梅とリモーネのソルベ
梅とリモーネのソルベ
ヨーグルトのジェラートとブラッドオレンジのソルベ
ヨーグルトのジェラートとブラッドオレンジのソルベ

1枚目の写真から紹介すると、梅とリモーネを選び、サワーコーンに盛ってもらった。

梅酒のアルコールを抜いたような、でもほのかに香るくらいの按配に仕上げた梅フレーバー。

イタリア語で「レモン」を意味するリモーネは、まさにレモン味で、ただし思わず目をつぶってしまうほどの酸味はなく、口中で溶けた瞬間に高原の春風がそよぐような爽やかさがある。

通常、レモン系だと黄色のはずだが、スペールフルッタのリモーネは赤い。

なぜレモン系なのに赤いのか店主に訊いたら、あまりにもきれいな彩色である桃の赤い種を使えないかということで、リモーネに使ったのだという。

なので、リモーネの赤は、合成着色料ではなく桃の種の色素によるもので、天然由来なのだ。

2枚目の写真は、ヨーグルト・フレーバーとブラッドオレンジを選び、同じくサワーコーンに盛ってもらったもの。

ヨーグルトは、酸味も甘さも絶妙な必要最低限の量で調整しており、極々控えめだ。

ブラッドオレンジは、そのままブラッドオレンジの果実を食べているかのような味で、香料や砂糖などのいわゆる人工的なわざとらしい味が一切しない。

ゆえに食べている最中も飽きることはないし、食べ終わっても喉が渇くことは一切ないのだ。

スペールフルッタのジェラート&ソルベ全体に言えることなのだが、なぜこうも自然な味わい、素材本来の味を損なうことなくそのままの味を実現できているのか、店主に訊いてみた。

その理由は、安定剤を使用していないからなのだとか。

確かに、安定剤が含まれている市販のアイスクリームや一般的なソフトクリームは、人工的な味や食感になり、自然さを欠いてしまうものが多い。

しかし、スペールフルッタのジェラート&ソルベは、あえてその安定剤を入れないことで、自然の風合いを大事にした味わいや食感を実現させていたのだ。

正直にいうと、スペールフルッタのジェラート&ソルベを食べたら、他のアイスクリームやソフトクリームはもう食べられない。

良いものを知ってしまったら、もう以前のものに戻れないのだ。

戻れなくなってもいい人は、ぜひスペールフルッタのジェラート&ソルベを食べてみよう!

■スペールフルッタ
http://www.s-frutto.tokyo/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099