今日のニッポンニュースで取り上げるのは、東京の京橋にあるポリスミュージアム「警察博物館」だ。
日本が諸外国に比べ、犯罪件数が少ないのは、倫理的で高い民度の国民であることが影響しているが、もちろんそれだけではなく、警察力のおかげといっていい。
その警察力を日々実践している警視庁の活動について、様々な体験をしながら知ったり、学べたりできるのが、ポリスミュージアム「警察博物館」だ。
ポリスミュージアム「警察博物館」は、フロア毎に特色のある展示物や展示装置を駆使し、訪れる人達を飽きさせない。
6階はイベントホールで、各種イベントや企画展が開催される。
そのイベントや企画展の開催情報は、警視庁ホームページにて告知される。
5階は「警察のあゆみ」と題した、まさに日本警察の始まりから現在までの歴史資料を展示している。
明治から平成事件史コーナーや警視庁創設者・川路大警視コーナーがあり、警視庁草創期資料を通して、警視庁の創設から現在までの歴史を知ることができる。
4階は「首都をまもる 警視庁の今とこれから」と題したフロアで、制服や装備品の展示や、各分野で活躍する警察官の姿を映像で紹介、警視庁の今を知ることができる展示になっている。
3階は「事件・事故を解決する力」フロアで、交番疑似体験や指紋採取の疑似体験ができ、現場の警察官により近い視点で体験することができる。
2階フロアは「人と街をともにまもる」で、街のどういった場所に危険が潜んでいるかを理解できるジオラマシミュレーションや、正しい自転車の乗り方を身につける自転車シミュレーター、110番疑似体験等といった体験型コンテンツをこなすことで、防犯知識や安全知識を楽しく学べる。
1階は、警視庁のキャラクター・ピーポくんの名が付いた「ピーポくんホール」だ。
実物のパトカー、白バイ、白バイの前身である「赤バイ」、日本警察初のヘリコプター「はるかぜ」を展示しており、ヘリコプターと白バイは実際に乗ることができる。
また、幼児は、制服試着コーナーにて子供用制服を着用し、記念撮影も可能だ(※)。
原則として来館するのに電話予約等は必要ないが、曜日や日にち、またまさにこれからのGWとかだと、大変混み合う可能性も考えられるので、団体・多人数での来館(修学旅行や研修等)は、事前にポリスミュージアム(警察博物館)にその旨を連絡するのが無難だろう。
※土日祝日等の混雑時は、帽子・ヘルメット・上着だけの着用となる
■ポリスミュージアム「警察博物館」
・所在地:中央区京橋3丁目5番1号
・最寄駅:東京メトロ銀座線 京橋駅(2番出口から徒歩約2分)
東京メトロ有楽町線 銀座一丁目駅(7番出口から徒歩約4分)
都営浅草線 宝町駅(A4出口から徒歩約5分)
JR有楽町駅(京橋口から徒歩約7分)
JR東京駅(八重洲南口から徒歩約10分)
・開館時間:午前9時30分から午後5時
・休館日:月曜(祝日にあたる場合はその翌日)
年末年始(12月28日から1月4日)
・入館料:無料
・受付電話:03-3581-4321(警視庁代表)
・URL:http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/about_mpd/welcome/welcome/museum_tour.html