今年5月にインスタグラム(以降文中表記はインスタ)を開設してからすでに9.7万人のフォロワーがいるモーニング娘。’20サブリーダーの生田衣梨奈ちゃん(9期)。
女性アイドルやモデル、グラビアタレントのインスタにありがちな自撮りのメイク写真や動画を投稿するインフルエンサー的な発信が多いのかと思いきや、アイドル的な親しみやすさのある投稿文もあったりで、実は考えながら、試行錯誤しながらインスタやブログ等を発信しているのだそうだ。
インスタの投稿を始めたばかりの頃は、女性向けのメイクに寄せた内容だったそうだが、男性ファンからあまり面白くないという意見があり、それを踏まえてメイクだけの投稿にならないようにしたのだとか。
「アイドルのファンだからこそ知りたい」内容も織り交ぜるようにしたところ、たちまちネットニュースにも取り上げられるようになり、男性ファンの意見を取り込んだことで結果的に、最近女性ファンの方も増えてきたのだとか。
最初のインスタ投稿から1ヵ月間はとにかく無我夢中で周りが何も見えなかったのが、最近は余裕をもって個々の記事に自分の気持ちを込めたり、どういうことをファンの方は望んでるのか考えながらインスタの投稿文を書くようにしているそうだ。
また、生田衣梨奈ちゃんは、ターゲットをファンのみならず、ファンではない一般の人たちが見てくれることも念頭におきながら発信している。
モーニング娘。のファンが多数見てくれるツールのブログでは、握手会を親しみのある「盛りだくさん会」と表記し、ファン以外の人が多数見るインスタでは「特典会」、つまりCDの特典としてイベントの握手会を今日やりました、という表記にして、言葉を使い分けているのだとか。
細かい表記以外では、Twitterにおいて過去のツイートで「いいね」数が多かった呟きをもう1回インスタに投稿したり。
というのも、ブログやTwitterでは投稿当時は検索してもらえなかったが、インスタで同じものを投稿したら、注目されてネットニュースに取り上げられたりしたことがあったからだ。
なので、場合によっては1回だけでは気づいてもらえないから、もう1度投稿する重要性をやりながら知ったそうだ。
こうしたインスタを始めとするSNSでの投稿や発信を苦にしないのは、元々生田衣梨奈ちゃんがネットニュースを見るのがすごく好きだから。
同じモー娘。メンバーのインタビュー記事を読み、メンバーがどういうことを話してるのか、それに対してファンはどういう反応をしているのかをリサーチして研究するのが好きなんだそうで、自身のインスタのインサイト(=インスタのアクセス解析機能)を見て、今日はこの記事が1日で閲覧数何万伸びたとか、フォロワー数が何人増えたとか、そうした日々の情報をチェックして、「いいね」やフォロワー数を上げる投稿を決めるようにしているそうだ。
このような地道な分析や実践をしたことで、実際に反響が大きかったインスタの投稿が証明写真の投稿で、約30万人のインプレッション数(閲覧数)があったのだとか。
SNSへの探究心は絶えることなく、他人のSNSを見ていて「この投稿いいな」と思ったら、それと同じようなテイストの投稿をアップするようにもしているそうだ。
やはり自分が見ていいなと感じるものは、他人が見てもいいなと思ってくれることが多い傾向があるからだ。
ただし、インスタやTwitterの「あるある」でそこが難しい部分ではあるのだが、「いいね」数とフォロワー数は比例しないから、「いいね」だけで終わらずに、いかにフォロワー数の増加に繋げるかが現在の課題であり、戦略を構築中なのだそうだ。
研究しながら、気付きもあるようで、自身でインスタをやってて実感したのは、以下2つのこと。
1つは、インスタは画質が悪い写真だと「いいね」数が全然伸びず、画質が良い写真であればあるほど、「いいね」数が増え、コメントも付きやすくなるということ。
もう1つは、インスタの投稿時間で、調べてみたら昼12時と夜8時に投稿すると、アクセス数がかなり伸びるということ。
インスタを効果的に使うことで、アイドルに興味がない層にも拡散するように、試行錯誤していろいろチャレンジしていきたいそうだ。
現在のモー娘。をいかに知ってもらうか、ファンを獲得するかを考えるのが楽しくて仕方がないモー娘。サブリーダー・生田衣梨奈ちゃんなのだ。
【モーニング娘。’20 サブリーダー 生田衣梨奈】
●生年月日:1997年7月7日生、福岡県出身
●デビュー:2011年1月2日、9期メンバーとしてモーニング娘。加入
●趣味・特技:ゴルフ
■モーニング娘。’20 サブリーダー 生田衣梨奈 インスラグラム erina_ikuta.official
https://www.instagram.com/erina_ikuta.official/