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本場・天城のわさび農家が作った「生わさびモナカ ニキロジュウハッポン」【連載:アキラの着目】

日本原産の薬味・調味料のわさび。

静岡県伊豆の天城がわさびの本場として有名だ。

その天城のわさび農家が、普通にわさびを栽培するのに飽き足らず、なんと生わさびを使ったスイーツを作ってしまった。

それが「生わさびモナカ ニキロジュウハッポン」だ。

ニキロジュウハッポン - すりたて伊豆生わさびモナカ公式HPから引用
ニキロジュウハッポン – すりたて伊豆生わさびモナカ公式HPから引用

なんか風変わりな名前のスイーツだが、なぜ「ニキロジュウハッポン」という名称なのか。

市場で一番高値が付くわさびは、わさびの出荷単位である1箱に2キロ・18本入る大きさのわさびであり、この最高峰のわさびをモナカで表現したかったから「ニキロジュウハッポン」と命名したのだ。

ゆえに、「生わさびモナカ ニキロジュウハッポン」は本物わさびの原寸大で作られている。

肝心の「生わさびモナカ ニキロジュウハッポン」の中身だが、その日の朝に擦りたてた本生わさびを、絶妙な塩梅でマスカルポーネチーズと合わせ、ふっくらと炊きあげた十勝産のあんこをたっぷり詰めたモナカだ。

ニキロジュウハッポン - すりたて伊豆生わさびモナカ公式HPから引用
ニキロジュウハッポン – すりたて伊豆生わさびモナカ公式HPから引用

日本で5本の指に入るほどの降雨量と、豊富な湧水の地である天城で栽培された最高峰のわさび。

大きく固く、擦ると辛さの中に程よい甘みを感じるのが特徴である、その天城産わさびを相性の良いマスカルポーネチーズに合わせた。

餡は、メインターゲットの若年層から幅広い世代にも受け入れられるよう、十勝産小豆を甘さ控えめに。

これらの原材料は、わさびの利点欠点を知り尽くしたわさび農家だからこそセレクトできたのだ。

新型コロナウイルス収束後は、わさびの一大産地・伊豆の天城で、わさびのスイーツを食べてみるのもいいだろう。

【生わさびモナカ ニキロジュウハッポン】

・価格:680円(税込)
・本体総重量:130g

■ニキロジュウハッポン – すりたて伊豆生わさびモナカ
http://wasabimonaka.com/http://wasabimonaka.com/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

八朔の果実と白餡、みかん餅が華麗に融合、元祖はっさく大福【連載:アキラの着目】

千数百年の歴史を持つ和菓子。

その和菓子の中でも饅頭と並んで人気定番なのが大福餅だ。

本来の大福餅は、白い片栗粉でまぶされた餅の中に、粒餡または漉餡が入ったものなのだが、いつの頃からか苺1個がまるごと中に入った革新的な苺大福も出現し、日本全国至るところで見かけるようになった。

そんな苺大福に慣れてしまった日本国民でも、まだ驚く余地があったのか、と思い知らされる大福餅が近年新たに出現した。

それが、はっさく大福だ。

はっさく大福 元祖はっさく大福発祥のお店 - もち菓子のかしはらHPから引用
はっさく大福
元祖はっさく大福発祥のお店 – もち菓子のかしはらHPから引用

剥いたはっさく(=八朔)の果実を内皮となる白餡で包み、さらにそれらを外皮となるみかん餅で包み込んだ大福餅なのだ。

甘酸っぱいはっさく果実と白餡、みかん餅が華麗に融合したはっさく大福は、はっさくその物を表現しており、15℃~20℃くらいの気温だと、最も美味しく食べられる。

はっさく大福の噂を聞きつけ来店したワインソムリエの田崎真也氏や作家の内館牧子氏にも絶賛され、現在では広島自慢の商品となっている。

はっさく大福を考案し販売している「もち菓子のかしはら」では、このはっさく以外の柑橘類(レモン、甘夏、菊みかん、等々)でも大福餅を作って販売しており、食べ比べするのも良いだろう。

はっさく大福 元祖はっさく大福発祥のお店 - もち菓子のかしはらHPから引用
はっさく大福
元祖はっさく大福発祥のお店 – もち菓子のかしはらHPから引用

【元祖はっさく大福 詳細】

・価格:¥160円(税抜き)
・販売期間:10月から8月
・原材料:餅米、白餡、八朔果実、みかん、酵素、砂糖、食塩、水飴、加工澱粉
※販売期間はその年の気候等により変更あり

■元祖はっさく大福発祥のお店 – はっさく大福 もち菓子のかしはら
https://www.mochigashi-kashihara.co.jp/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

地域密着型、スバルお膝元の菓子「スバル最中」【連載:アキラの着目】

和菓子といえば、あんこの存在を抜きに語れない。

饅頭や太鼓饅頭、鯛焼き、人形焼などがあんこの入った和菓子の代表格だが、それらの和菓子に負けぬ個性を発揮している風変わりな菓子を今回のニッポンニュースではご紹介。

その菓子とは「スバル最中」だ。

群馬県太田市にある伊勢屋のスバル最中 ぐんまを愉しむための情報発見サイト|ちょびぃグルメから引用
群馬県太田市にある伊勢屋のスバル最中
ぐんまを愉しむための情報発見サイト|ちょびぃグルメから引用

そんじょそこらの最中とは異なり、自動車のスバルを象っているのだ。

なぜ最中がスバルなのか?

この「スバル最中」を作っている伊勢屋(創業:昭和9年2月1日)が、富士重工業群馬製作所本工場正門前にあるからだ。

スバルのお膝元である菓子屋さんが地域密着型の菓子として、「スバル最中」を考案し、作り出したというわけだ。

群馬県太田市にある伊勢屋のスバル最中 ぐんまを愉しむための情報発見サイト|ちょびぃグルメから引用
群馬県太田市にある伊勢屋のスバル最中
ぐんまを愉しむための情報発見サイト|ちょびぃグルメから引用

北海道産小豆を使用し、丁寧な手作業で練り込んだ餡は、上品な甘さと懐かしさが感じられる味わい。

形こそ奇抜な「スバル最中」だが、シンプルで昔ながらの製法を守り続けている正統派の最中だけに美味なのだ。

アットホームな雰囲気の伊勢屋は、1人でも気兼ねせずに入りやすく、女性にも人気で、テイクアウトもできる。

地域とともに盛り上げてゆく老舗の味を「スバル最中」を通して、味わってみよう。

【スバル最中の伊勢屋 詳細】

・所在地:太田市東本町24-23
・営業時間:9:00~19:00
・定休日:毎週水曜日(不定期も有り)
・TEL.:0276-22-2858

■伊勢屋 ぐんまを愉しむための情報発見サイト|ちょびぃグルメ
http://chobee.jp/shop/6222858/index.html

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099