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「推定兵力」毎に分類された粋な武将家紋ロッカー(岐阜県不破郡関ケ原町)【連載:アキラの着目】

去る9月15日(日)は、日本の合戦史上最大である関ヶ原の合戦があった日。

記念イベントが開催されたりで、今もなお当時の合戦を偲ぶ歴史マニアが多い。

このニッポンニュースでもそのイベントについて触れたが(明日9月15日は関ケ原合戦記念日、足軽甲冑体験や土産プレゼントも【連載:アキラの着目】)、関ヶ原という所は、合戦記念日でなくとも常に歴史マニアが立ち寄る”聖地”であるので、記念日以外でもそこそこ歴史マニアがたむろっている。

なので、武将系のお土産や施設が充実していたりするのだ。

その中で今回のニッポンニュースで取り上げるのが、関ケ原駅前観光交流館(愛称:いざ!関ケ原)にある武将家紋ロッカーだ。

関ケ原駅前観光交流館(愛称:いざ!関ケ原)にある武将家紋ロッカー 関ケ原観光情報のポータルサイト SEKIGAHARA Tourismから引用
関ケ原駅前観光交流館(愛称:いざ!関ケ原)にある武将家紋ロッカー
関ケ原観光情報のポータルサイト SEKIGAHARA Tourismから引用

通常、駅にあるコインロッカーは小サイズのロッカーが大半を占め、大サイズのロッカーがほぼないという所もあったりする。

しかし、関ケ原駅前観光交流館の武将家紋ロッカーは大サイズのロッカーもしっかりあるのだ。

というのも、「推定兵力」毎にロッカーを分類しているからだ。

「推定兵力」毎にサイズ分類されている関ケ原駅前観光交流館の武将家紋ロッカー exciteニュースから引用
「推定兵力」毎にサイズ分類されている関ケ原駅前観光交流館の武将家紋ロッカー
exciteニュースから引用

関ヶ原の合戦の東軍大将・徳川家康のロッカーは大サイズ。

「推定兵力:30000」を要するから大サイズのロッカーなのだ。

西軍の毛利輝元、同じく西軍の宇喜多秀家、西軍から東軍に寝返った小早川秀秋、西軍の石田三成、東軍の福島正則らも大サイズのロッカー。

参考までに、黒田長政、細川忠興は中サイズのロッカー、島左近、大谷吉継は小サイズのロッカーだ。

「推定兵力」毎の分類が史実に基づいて忠実に”再現”されているのだ。

「推定兵力」毎に分類されるのはもちろんクールなのだが、なんといっても武将の家紋がロッカーの扉にデカデカと描かれているのが歴史マニアには堪らないことだろう。

前述の徳川家康ならば「葵の御紋」、石田三成ならば「大一大万大吉」が描かれ、全国広しといえどもコインロッカーで武将名と家紋を観ることができるのは、ここ関ケ原駅前観光交流館だけだ。

ちなみに、石田三成の家紋「大一大万大吉」の意味は「1人が万民のために、万民は1人のために尽くせば、天下の人々は幸福(=吉)になれる」というもの。

なお、関ケ原駅前観光交流館は関ケ原町の観光情報の発信拠点であり、観光案内所でもあり、土産ショップや休憩スペース等も兼備されている便利なスポットなので、ロッカー以外でも利用してみよう。

関ケ原町の観光情報発信拠点兼観光案内所兼土産ショップ兼休憩スペースの関ケ原駅前観光交流館 関ケ原観光情報のポータルサイト SEKIGAHARA Tourismから引用
関ケ原町の観光情報発信拠点兼観光案内所兼土産ショップ兼休憩スペースの関ケ原駅前観光交流館
関ケ原観光情報のポータルサイト SEKIGAHARA Tourismから引用

【関ケ原駅前観光交流館(愛称:いざ!関ケ原) 武将家紋ロッカー】

・料金
 小型(10口):100円/1日
 中型(12口):200円/1日
 大型(8口):300円/1日
※関ケ原駅前観光交流館営業時間内の利用に限る

■関ケ原観光情報のポータルサイト SEKIGAHARA Tourism
http://www.kanko-sekigahara.jp/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

明日9月15日は関ケ原合戦記念日、足軽甲冑体験や土産プレゼントも【連載:アキラの着目】

明日9月15日は、日本史における内戦で最も大規模な関ケ原合戦があった日だ。

五大老に1人である徳川家康が率いる東軍7万と、五奉行の1人である石田三成が率いる西軍8万が関ヶ原(現在の岐阜県)で激突!

これだけの大軍勢同士がぶつかるとあっては、そう簡単には決着がつかないだろう、1ヵ月くらいかかるのでは、と思われていたが、いざ蓋を開けてみれば、その日のうちに勝敗が決し、石田三成の西軍が敗北。

この関ヶ原の合戦に勝利したことで徳川家康はさらに盤石な権力体制を築き、3年後の1603年には征夷大将軍に任ぜられ、江戸幕府を開いたのだった。

なので、日本史を語る上で決して欠かすことのできぬ関ヶ原の合戦。

その関ヶ原の合戦のあった9月15日を記念して、毎年関ヶ原町では「関ケ原合戦記念日」というイベントを開催している。

関ケ原合戦記念日チラシ 関ケ原観光Webから引用
関ケ原合戦記念日チラシ
関ケ原観光Webから引用

朝8時には狼煙が上がり、町内の防災無線で”ほら貝”が鳴り響く、というにくい演出。

当日は毎年恒例の、神出鬼没な「金の家康」が現れ、缶バッチ(数量制限あり)を配布するので、必ずや見つけてゲットしよう。

関ヶ原という場所が場所だけに、足軽甲冑武者の募集もしている。

現時点では、もう少しで予約が埋まるとのことなので、足軽になりたい人はぜひ今から予約しよう。

また、飲食の屋台も多数出店するので、関ケ原ならではの様々な美味しいものをぜひ味わおう。

他には、関ケ原ふれあいセンターの前では午後14:00から大砲や太鼓の実演があり、晴天時ならば見学可能だ。

これら以外でも、駅前交流館と民俗資料館のミュージアムショップと笹尾山交流館の売店で買い物をすると、それぞれの店でプレゼントをもらえたりもするので、明日9月15日はぜひ関ケ原に行くべし!

■お知らせ 詳細:観光情報[関ケ原観光Web]
http://www.kanko-sekigahara.jp/jp/news/425_index_msg.html

■関ケ原町 観光ガイドブック「せきがはら巡歴手帖」(PDF:32MB)
http://www.kanko-sekigahara.jp/jp/pamphlet/pdf/all.pdf

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099