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「筒美京平の世界 in コンサート」、4月17日(土)&18日(日)両日開催!【連載:アキラの着目】

昨年10月に他界された昭和歌謡のヒットメーカー・筒美京平さん。

このFJ時事新聞・ニッポンニュースでもその件について取り上げた(2020年10月13日ニッポンニュース「昭和歌謡のヒットメーカー・筒美京平氏死去【連載:アキラの着目】」)。

偉大な筒美京平さんを偲び、29組の豪華出演者と日本を代表するミュージシャンによる最初(!?)で最後(!?)の全曲・筒美京平作品でお贈りする奇蹟のコンサートが開催されることに!

筒美京平の世界 in コンサート|2021年4月17日(土)18日(日)東京国際フォーラム ホールA ~筒美京平 オフィシャル・トリビュート・プロジェクト~  公式サイトから引用
筒美京平の世界 in コンサート|2021年4月17日(土)18日(日)東京国際フォーラム ホールA ~筒美京平 オフィシャル・トリビュート・プロジェクト~ 公式サイトから引用

「筒美京平の世界 in コンサート」と題されたそのコンサートは4月17日(土)と翌18日(日)の両日に開催され、出演者は以下の通り。

「筒美京平の世界 in コンサート」出演者(29組・50音順)

麻丘めぐみ、浅田美代子、伊東ゆかり、稲垣潤一(4/17のみ)、岩崎宏美(4/18のみ)、太田裕美、大友康平、大橋純子、郷ひろみ、斉藤由貴、ジュディ・オング、庄野真代、C-C-B、中村雅俊、夏木マリ、乃木坂46(伊藤純奈 & 樋口日奈)(4/18のみ)、野口五郎、NOKKO、野宮真貴、早見優、平山三紀、藤井隆、ブレッド&バター、松崎しげる、松本伊代、武藤彩未、森口博子、Little Black Dress、ROLLY

次にご紹介するのは、コンサート当日に演奏&歌唱される筒美作品で、以下の通り。

「筒美京平の世界 in コンサート」演奏&歌唱される筒美作品

青い地平線、赤い風船、あなたを・もっと・知りたくてNEW、甘い生活、雨がやんだらNEW、AMBITIOUS JAPAN!、さらば恋人NEW、時代遅れの恋人たち、17才(4/17)NEW、セクシー・バス・ストップ、セクシャルバイオレットNo.1、センチメンタル・ジャーニー、卒業NEW、抱きしめてTONIGHT、たそがれマイ・ラブ、東京ららばい、ドラマティック・レイン(4/17)、飛んでイスタンブール、夏色のナンシー、なんてったってアイドル(4/18)NEW/ にがい涙、人魚、ブルー・ライト・ヨコハマ、また逢う日まで、真夏の出来事、魅せられて、芽ばえ、木綿のハンカチーフ、よろしく哀愁、リップスティック、ロマンス(4/18)、Romanticが止まらない、WAKU WAKUさせてNEW、Oneway Generation
※都合により曲目が変更になる場合あり

■ドラマティック・レイン

なお、コンサート開催中は「筒美京平の世界 in コンサート」限定Tシャツも販売される。

「筒美京平の世界 in コンサート」限定Tシャツ 筒美京平の世界 in コンサート|2021年4月17日(土)18日(日)東京国際フォーラム ホールA ~筒美京平 オフィシャル・トリビュート・プロジェクト~ 公式サイトから引用
「筒美京平の世界 in コンサート」限定Tシャツ
筒美京平の世界 in コンサート|2021年4月17日(土)18日(日)東京国際フォーラム ホールA ~筒美京平 オフィシャル・トリビュート・プロジェクト~ 公式サイトから引用

若い世代の人たちには、あまり馴染みがないかもしれないが、でも最低でも1度は耳にした曲ばかりかと思う。

曲を聴けば、ああ、この曲かと。

かつてのアイドルだけでなく、現在進行形で活躍しているアイドルたちも出演するので、若い世代の人たちはこの機会に筒美京平作品にしっかりと触れてみてはいかがだろうか。

【筒美京平の世界 in コンサート 詳細】

・開催日/開場/開演:2021年4月17日(土)開場16:00/開演17:00
          2021年4月18日(日)開場16:00/開演17:00
・会場:東京国際フォーラム ホールA
東京都千代田区丸の内3-5-1
・問合せ:050-5533-0888(平日12:00~15:00)
     http://diskgarage.com/
・主催:DISK GARAGE、PROMAX、TBSテレビ、朝日新聞社、BS朝日、TBSラジオ
・後援:TOKYO FM、FMヨコハマ
・特別協力:日音、筒美音楽事務所
・協力:ソニー・ミュージックレーベルズ、ソニー・ミュージックダイレクト、日本コロムビア、ビクターエンタテインメント、ユニバーサル ミュージック
・企画製作/制作運営:DISK GARAGE、PROMAX
・券種/料金:全席指定:¥15,000(税込)※未就学児入場不可
・一般発売:2021年4月3日(土)10:00~

■筒美京平の世界 in コンサート|2021年4月17日(土)18日(日)東京国際フォーラム ホールA ~筒美京平 オフィシャル・トリビュート・プロジェクト~
https://kyohei-tsutsumi-live.com/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

昭和歌謡のヒットメーカー・筒美京平氏死去【連載:アキラの着目】

河合奈保子1968年~1989年までの22年間で作曲家年間売上TOP10にランクインしたりなど、第一線で名曲を作り続けた昭和歌謡のヒットメーカー・筒美京平(本名:渡邊榮吉)さんが10月7日、誤嚥性肺炎のため死去した、80歳。

筒美京平さんの生み出した名曲は数知れず、誰もが知るものばかり。

こういうと失礼な言い方になってしまうが、ご年齢の割には若者受けする曲が多く、近藤真彦さんの「スニーカーぶる~す」や少年隊の「仮面舞踏会」、河合奈保子さんの「エスカレーション」、小泉今日子さんの「ヤマトナデシコ七変化」などは、てっきりロッカー崩れの兄ちゃんが作曲しているものだとガキ時分の筆者は勝手に思っていたくらいだ。

そんなギュンギュン唸る曲ばかりかと思いきや、国民的アニメ番組「サザエさん」の主題歌も筒美京平さんが作曲していたのだから、振り幅が広過ぎる。

筒美京平さん作曲作品の総売り上げ枚数は7,500万枚以上、日本の作曲家としては文句なく歴代1位に君臨。

オリコンが集計を開始した1968年から約半世紀に渡り毎年ヒットチャートに名曲を送り込んだその才能は誰もマネできない。

以下、筒美京平さんの簡単なディスコグラフィとして名曲の数々を動画で見てもらいたい。

■ジュディ・オング – 魅せられて Live 1979年

■近藤真彦 スニーカーぶる~す 1980

■近藤真彦 / ブルージーンズ・メモリー

■少年隊 仮面舞踏会

■河合奈保子 エスカレーション

■小泉今日子 ヤマトナデシコ七変化 【1984】

いかがだろうか、令和の今に聴いても全然色褪せない曲ばかりだ。

筒美京平さんのご冥福をお祈り致します。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

昭和レトロ好きは全員集合!「第8回昭和レトロ市」(東京都中央区)【連載:アキラの着目】

今年3月で8回目の開催を迎える「昭和レトロ市」。

今回から開催会場が変わり、日本橋人形町に程近い綿商会館にて昭和レトロな調度品、小間物、昭和古着・アクセサリー、おもちゃ、家電、ファンシー文具、ホーロー看板、駄雑貨、昭和歌謡レコード等々が所狭しと並べられる。

「ああ、これあった、あった!」と懐かしさがこみ上げてくるグッズやアイテムに出会う度に絶叫したり、いつの間にか平成最後の年に自分がいることをすっかり忘れてしまい、昭和にどっぷりとハマってしまうこと間違いなしだ。
昭和レトロ市昭和レトロ市

昭和レトロ市公式サイトから引用
昭和レトロ市公式サイトから引用

昭和レトロ市公式サイト(http://www.mihonichi.com/showaretro)には、「お宝逸品などないけれど優しくキッチュな和みのアイテムに魅せられて・・・・」との記述があり、謙遜しているが、公式サイトや公式Facebook等に掲載された昭和レトロ市の写真を見る限り、むしろお宝逸品ばかりに見えて仕方がない。

かつてはどこの家庭にもあったはずの昭和レトロな家電製品やおもちゃは、壊れたり、用無しとなり、または後発の最新機に取って代わられたりして、姿を消していった。

しかし、中には丁寧に扱っていたのか、それとも偶然壊れなかったのか、あるいは捨てなかったのか知らないが、大事に保管する人がいたことで平成の現在でも昭和レトロな物が現存しているのだ。

昭和レトロなデザインは、丸みを帯びたフォルムで観る者の心を和ませるし、知っている者にとっては懐かしさを誘う一方、平成生まれの若者にとっては逆に真新しい”最新型”に見えるかもしれない。

瞬時に時が流れていく現代の時間経過と異なり、なんかゆったりのんびりな昭和レトロに身を委ね、精神の洗浄をするのもよいかもしれない。

【第8回昭和レトロ市 詳細】
・開催会場:綿商会館 http://www.mensyou.co.jp/images/map/map_walk.pdf
・所在地:〒103-0006 東京都中央区日本橋富沢町8-10
・アクセス:東京メトロ日比谷線・都営浅草線「人形町」駅A4出口徒歩約6分
     都営新宿線「馬喰横山」駅A3出口徒歩約6分
     都営浅草線「東日本橋」駅B2出口徒歩約6分
     JR総武快速線「馬喰町」駅1番出口徒歩約9分
・開催日時:2019年3月15日(金)・16日(土)の11:00~17:00
・入場料;500円(中学生以下無料)

■昭和レトロ市
http://www.mihonichi.com/showaretro

■昭和レトロ市 公式インスタグラム midsyouwa
https://www.instagram.com/midsyouwa/

■昭和レトロ市 公式Twitter @kitanomarukouen
https://twitter.com/kitanomarukouen

■昭和レトロ市 公式Facebook 東京 昭和レトロ市 @syowaretroichi
https://www.facebook.com/syowaretroichi/

※料金は平成31年2月1日現在のもの

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

若者&外国人にも大人気!昭和レトロ歌謡【連載:アキラの着目】

先日NHK BS1で放送された『cool Japan』や、以前からも民放各局でも取り上げられたきた昭和レトロ歌謡。

昭和世代に親しまれているのは当然だが、最近は若者や外国人にも大人気なのだとか。

なぜ若者や外国人にも昭和レトロ歌謡はウケているのか?

「知らない曲=新しい曲」

現在のJ-POPは、かつてからあったニューミュージックや歌謡曲が土台となっている。

しかし、J-POPは、アップテンポの曲調だったり、耳にすぐ残るようなメロディラインの曲が少なかったり、等々、様々な要因で似たり寄ったりの曲に聴こえかねない現状があるようだ。

そんな現状に満足しない若者の何割かが、かつての高度経済成長期に流行った曲を、親経由なのか祖父・祖母経由なのか知らないが、たまたま接する機会があり、聴いてみたところ新鮮に感じ、それが若者の昭和レトロ歌謡人気に火が点いたきっかけとなった。

すでに以前から存在している曲にもかかわらず、その存在を知らなかったばかりに、古い曲でも知らなければ、新しく感じ、つまり「知らない曲=新しい曲」と現代の若者は捉えたのだ。

最も活気のあった日本の高度経済成長期を反映した昭和レトロ歌謡

これまでに昭和レトロ歌謡を取り上げた数々の番組内でも言及されていたが、昭和レトロ歌謡が全盛だった頃の昭和30年代後半~バブル期手前くらいまでの昭和期は、最も日本が上り調子で、希望に満ちて活気のあった時代だった。

それゆえに、その時代の曲も世相を反映し、明るい曲調だったり、前向きな歌詞・曲調だったり、余裕感のあるリズムだったり、耳に残りやすいメロディラインだったり、そんな曲が多かったのだ。

欧米に追いつけ、追い越せで、ひたすら働き蟻のように働いた当時の日本人を癒やすために、解放するために必要だったアイテムの1つが、昭和レトロ歌謡だったのではないだろうか。

外国人にもウケている昭和レトロ歌謡

そんな当時の日本人にもてはやされ、消化されてきた昭和レトロ歌謡だが、最近では外国人にもウケており、高評価を得ている。

米国のジャズオーケストラ「ピンク・マルティーニ」のリーダー、トーマス・ローダーデールが、ポートランドの古いレコードショップで『夜明けのスキャット』を”ジャケ買い”したことから見出され、最終的には彼らとコラボするまでになった由紀さおりさんの例は記憶に新しい。

そのような、中古レコード屋で日本の昭和レトロ歌謡のレコード盤を手に取り、ハマってしまった外国人は、今や増加傾向なのだ。

その人気の理由とは、やはり世界各国の音楽が流入したことで、そうした芳醇な音楽環境から日本独自の曲が進化・発達したことが挙げられよう。

外国人DJにより開催、『Showa Kayo Night』

通常のロックやJ-POP、フォーク、歌謡曲、演歌ならば、コンサートやライブがあるが、昭和レトロ歌謡を体感するには?

その疑問の答えが、渋谷区宇田川町にある『リズム・カフェ』だ。

この『リズム・カフェ』では頻繁に『Showa Kayo Night』が開催されている。

驚くべきことに、『Showa Kayo Night』の主催者は外国人DJの方なのだ。

この方、米国人のジャスティンさんも、日本の中古レコード屋で”ジャケ買い”した黛ジュンさんのレコードがきっかけで、昭和レトロ歌謡へとハマってしまったのだという。

ジャスティンさんが最初に購入した昭和レトロ歌謡のレコード、黛ジュン『天使の誘惑』。 しかしお気に入りはB面の『ブラック・ルーム』なのだとか。
ジャスティンさんが最初に購入した昭和レトロ歌謡のレコード、黛ジュン『天使の誘惑』。
しかしお気に入りはB面の『ブラック・ルーム』なのだとか。

この『Showa Kayo Night』には、様々な年齢層や人種が集結し、聴くだけの人もいれば、聴きながら自然と曲に身体を委ねたり、踊る人もいる。

実に心地よさそうな空間のようなので、筆者も一度は足を運びたいものだ。

■Showa Kayo Night
https://showakayonight.com/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099