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お仏飯の「おすそわけ」と仏様のお慈悲をお届けする「おてらおやつクラブ」【連載:アキラの着目】

おてらおやつクラブ Twitterから引用貧困母子の心中事件や、ダブルワークやトリプルワークで子供との時間を取ることができず、親不在中に子供が事件に巻き込まれてしまうといったことがいつの頃からか頻発している現代・日本。

また、日本国内における子供の7人に1人が貧困状態にある。

そんな状況を見るに見かねて立ち上がったのが「おてらおやつクラブ」だ。

「おてらおやつクラブ」は、全国の寺院と支援団体、そして檀信徒及び地域住民が協力して、慈悲の実践活動を通じ、貧困問題の解決を目指す団体だ。

具体的にどのような活動をしているのかというと、寺院にお供えされる様々な「おそなえもの」を、仏様からの「おさがり」として頂戴し、子供支援団体の協力の下、経済的困難を極める家庭に「おすそわけ」するのだ。

おてらおやつクラブ公式HPから引用
おてらおやつクラブ公式HPから引用

ちなみに「おすそわけ」は、菓子や果物、食品・日用品など多岐にわたる。

おてらおやつクラブ Twitterから引用
おてらおやつクラブ Twitterから引用

貧困状態に陥る要因は様々で、行政や民間団体なども貧困に対する施策を展開しているものの、決して十分とはいえず、経済的困窮者を自己責任論で見捨ててしまうことはできないという観点から、「おてらおやつクラブ」は物資の支援だけにとどまらず、経済的困窮者の状況を想像し、寺院が地域住民らと共に模索しながら慈悲の実践活動もおこなっている。

おてらおやつクラブ Twitterから引用
おてらおやつクラブ Twitterから引用

こうした活動は、全国に7万以上あるといわれる、どの寺院も容易に参加することが可能な取り組みだ。

無理のない範囲で支援活動をスタートして、活動参加をきっかけとして貧困問題に接し、檀信徒、地域住民らと共に寺院の存在価値や仏教の利他精神などを考えることに繋がる良い機会にもなっているとのことだ。

今後、参加寺院が増えることを願うばかりだ。

■おてらおやつクラブ 貧困問題に取り組む 寺院の社会福祉活動
https://otera-oyatsu.club/

■おてらおやつクラブ Facebook
https://www.facebook.com/oteraoyatsu/

■おてらおやつクラブ Twitter @otera_oyatsu
https://twitter.com/otera_oyatsu

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

中世城郭・世田谷城のあった招き猫発祥の地・豪徳寺(東京都世田谷区)【連載:アキラの着目】

豪徳寺招福殿脇にある大小様々で数え切れぬほどの招き猫たち今回のニッポンニュースで取り上げるのは、知る人ぞ知る東京都世田谷区にある豪徳寺。

台東区・浅草今戸神社、新宿区落合南長崎・自性院と並び、「招き猫発祥の地」としても有名な寺だ。

1633年に現在のこの地・世田谷領が彦根藩の管轄となり、彦根藩2代当主・井伊直孝が井伊家の菩提寺としてこの寺の伽藍等を整備した。

豪徳寺という名の由来は、その井伊直孝の戒名「久昌院殿豪徳天英居士」の「豪徳」から拝借したとのこと。

江戸藩邸で暮らしていた井伊直孝がある日、鷹狩りの帰路、この付近を通りがかった際に、自分を招いているような1匹の猫を見かける。

井伊直孝がその猫の招きで門内に入るや否や、急な激しい雷雨となった。

この猫のおかげで、雷雨を回避でき、そのうえ和尚さんのありがたい法話も聴くこともでき、井伊直孝は大変喜んだとのこと。

その逸話が「招き猫発祥の地」として今日まで言い伝えられているのだ。

そんな微笑ましい逸話のある「招き猫発祥の地」豪徳寺だが、元々この地は、世田谷に本拠を置き、代々居を構えた奥州吉良氏によって築かれた世田谷城があった。

世田谷城の縄張り(敷地の範囲)は現在の豪徳寺と世田谷城址公園を含む辺りと推測され、世田谷城の空堀及び土塁の幾つかは現存している。

世田谷城の城郭構造(推定)
世田谷城の城郭構造(推定)

では早速、豪徳寺・世田谷城を散策してみよう。

豪徳寺の参道に入ってゆくと、向かって右側(参道東側)に世田谷城の土塁を観ることができる。

豪徳寺参道右側(参道東側)に現存する世田谷城の土塁
豪徳寺参道右側(参道東側)に現存する世田谷城の土塁

コンクリート塀からちょっと頭をのぞかせているので、誰でも視認できよう。

突き当たると右斜めに道が曲がるので、そこで振り返ると、世田谷城の城郭構造(推定)における「郭A(築城当時は「二の郭」もしくは「奥御所」とも)」を望める。

世田谷城「郭A(築城当時は「二の郭」もしくは「奥御所」)
世田谷城「郭A(築城当時は「二の郭」もしくは「奥御所」)

何もわからない人が見ると、ただの空き地にしか見えないが、所々に土塁を散見できる。

豪徳寺境内に足を踏み入れると、そこは世田谷城の「前郭」であったところで、進行方向左側に三重塔が姿を現す。

豪徳寺境内(世田谷城「前郭」)にある三重塔
豪徳寺境内(世田谷城「前郭」)にある三重塔

三重塔を越えた辺りに左側に行ける小径が現れるので、そこを歩くと招福殿や、その脇にある大小様々で数え切れぬほどの招き猫たちを観ることができる。
豪徳寺招福殿脇にある大小様々で数え切れぬほどの招き猫たち豪徳寺招福殿脇にある大小様々で数え切れぬほどの招き猫たち豪徳寺招福殿脇にある大小様々で数え切れぬほどの招き猫たち豪徳寺招福殿脇にある大小様々で数え切れぬほどの招き猫たち

豪徳寺招福殿脇にある大小様々で数え切れぬほどの招き猫たち
豪徳寺招福殿脇にある大小様々で数え切れぬほどの招き猫たち

豪徳寺境内の開けた場所には仏殿や社務所があり、ここでも招き猫が歓迎していた。

豪徳寺仏殿
豪徳寺仏殿
豪徳寺社務所
豪徳寺社務所前にある招き猫
豪徳寺社務所前にある招き猫

筆者の訪れた時間が夕方で閉館間際だったこともあって、社務所はすでに閉まっており、招き猫を購入できなかった。

あらためて次回にチャレンジして、招き猫をゲットしたい。

参拝も終え、豪徳寺境内を離れ、隣接する世田谷城址公園へ。

かなり整備され、当時の面影がないのではと期待していなかったが、実際に行ってみたら、郭や土塁、空堀が残っており、東京23区内にまだこれだけの城郭が残っていることに嬉しさを感じた。

世田谷城「郭F(南郭)」 現・世田谷城址公園
世田谷城「郭F(南郭)」
現・世田谷城址公園
世田谷城の空堀  現・世田谷城址公園世田谷城の空堀  現・世田谷城址公園
世田谷城の空堀  現・世田谷城址公園
世田谷城の空堀
現・世田谷城址公園

特に「郭F(南郭)」と空堀の高低差は想像以上にあり、中世城郭マニアにとっては十分なご馳走となろう。
世田谷城「郭F(南郭)」と空堀の高低差

世田谷城「郭F(南郭)」と空堀の高低差 現・世田谷城址公園
世田谷城「郭F(南郭)」と空堀の高低差
現・世田谷城址公園

世田谷区の閑静な住宅街にある一寺院に過ぎない豪徳寺なのだが、「招き猫発祥の地」という惹きが強いのか、海外からの訪問・参拝客もそこそこいたのには驚き。

やはり招き猫は日本のみならず世界で人気となりうる存在であることを認識した次第だ。

付け加えるとしたら、招き猫だけでなく、中世城郭・世田谷城の土塁・郭・空堀も併せて観ることを推奨したい。

【大谿山(だいけいざん)豪徳寺 詳細】

・所在地:〒154-0021 東京都世田谷区豪徳寺2-24-7
・アクセス:小田急線「豪徳寺」駅徒歩10分、東急世田谷線「宮の坂」駅徒歩5分
・宗派:曹洞宗
・文化財:彦根藩井伊家墓所(国の史跡)、井伊直弼墓(東京都指定史跡)、他多数
・お問合せ:03-3426-1437

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

長野県だけでなく愛知県にも ~善光寺(東海別院)~【連載:アキラの着目】

今回のニッポンニュースは佛教関連だ。

佛教の良さを率先して世界に広めて発信するのがFJ NEWSなのだから、ニッポンニュースも佛教について取り上げるのは全然おかしくはない。

ということで、今回取り上げるのが、善光寺東海別院(愛知県稲沢市)だ。
善光寺東海別院(愛知県稲沢市)

珍しいことに、特にどこかの宗派に属する佛教寺院ではなく、無宗派の佛教寺院なのだ。

以前から筆者は、何かの折でこの善光寺東海別院を知り、いつかお参りしたいと思っていた。

というのも、信濃の善光寺にお参りしたことがある筆者にとって、愛知県にもある善光寺も”お参り制覇”したいなと思っていたからだ。

筆者の家系は代々曹洞宗で、今回愛知県の寺院をお参りするにあたって、曹洞宗の寺院をお参りするという選択肢もあった。

しかし、前述の通り、愛知県の善光寺も”お参り制覇”したいという願望が勝り、宗派にとらわれずに善光寺東海別院を選択した次第だ。

この善光寺東海別院は、言い伝えによると、1582年(天正10年)に織田信長・信雄親子によって、善光寺ご本尊如来様が岐阜より尾張甚目寺へ御遷座の途中、祖父江付近に立ち寄られたことがあり、その地に明治42年・43年と蓮田であった境内地に1本の茎から2つの花が咲くという奇瑞を縁として、開基旭住上人が信州善光寺本坊大勧進より善光寺如来様を勧請して、創立したのが始まりだ。

ゆえに、善光寺東海別院は信州善光寺の別院であり、山号を双蓮山、寺号を善光寺と称すのだ。

ちなみに善光寺東海別院にいらっしゃる善光寺如来様は、現当二世(この世もあの世も)お守り下さるありがたい仏様で、ご利益がある。

では早速、善光寺東海別院にお参りだ。

善光寺特有の撞木(しゅもく)造りで、間口8間奥行12間の総欅造りの大伽藍である善光寺東海別院本堂は、信州善光寺本堂の約3分の2の大きさを誇る。
信州善光寺本堂の約3分の2の大きさを誇る善光寺東海別院本堂

長野の善光寺にお参りした人ならば、おわかりになるかと思うが、一見すると、ああ長野の善光寺さんに似てるな、と思うはずだ。

ただし、長野の善光寺と異なるのは、日曜日にもかかわらず、かなり人が空いていたことだ。

お参りする前は、善光寺東海別院にはさぞかし参拝客がそれなりに大勢いて、混雑しているんだろうなと思いきや。

良い意味で拍子抜けを食らった形だが、列の後ろの人に急かされて、しっかり祈願することもできず、ただお賽銭をあげただけ、ということはなく、ゆっくりと落ち着いて祈願できるのは精神衛生的にも良いことだ。

なので、筆者は存分に祈願することができた。

寺院につきもののおみくじだが、通常のものの他に「恋みくじ」もあり、写真に収めたかったが、本堂内は撮影禁止ということで、写真はなく文章だけだ。

筆者は祈願した後は、両親、親戚縁者、大切な人のために通常のお守りや学業成就のお守り、交通安全のお守り、商売繁盛のお守りを購入したのだった。

通常のお守り
通常のお守り
学業成就のお守り
学業成就のお守り
交通安全のお守り
交通安全のお守り
商売繁盛のお守り
商売繁盛のお守り

現時点では、名前の割には穴場感があり、繰り返し言うが、ゆったりとお参りできる環境だ。

宗派を問わず受け容れる佛教寺院なので、東海地域に行った際には気軽にお参りしてみよう!

【善光寺東海別院 詳細】

・所在地:〒495-0001 愛知県稲沢市祖父江町祖父江南川原57-2
・アクセス:名鉄尾西線「森上」駅よりタクシーで5分、東海道新幹線「岐阜羽島」駅よりタクシーで15分
・参拝案内:先祖供養、永代供養、水子供養、ペット供養、人形供養、位牌供養、仏壇供養、墓供養、安産祈願、厄除け祈願、方位除け祈願、自動車交通安全祈願、初まいり祈願、その他祈願
・問い合わせ:TEL 0587-97-0043 FAX 0587-97-6043 メール info@zenkoji.com

■善光寺東海別院
http://www.zenkoji.com/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

デヴィ夫人、はるな愛さんらも豆まきに!不動ヶ岡不動尊總願寺節分会(埼玉県加須市)【連載:アキラの着目】

豆まきに参加するデヴィ夫人昨日2月3日は「節分の日」。

一般的にこの「節分の日」には「鬼は外、福は内」と声を発しながら福豆(煎り大豆)を撒き、年齢の数(または年齢の数よりも1つ多い数)だけ福豆を食べることで厄除けをするといわれている。

元々「節分」は、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のことをいっていたり、「季節を分ける」ことを意味していたのだが、日本では江戸時代以降、特に立春(毎年2月4日頃)の前日を「節分」というようになったのだとか。

そんな「節分の日」には毎年全国各地の寺院で恒例の豆まきが盛大に行われる。

FJ時事新聞ニッポンニュースは、関東三大不動の一つに数えられる不動ヶ岡不動尊總願寺(埼玉県加須市)の節分会に行ってみた。
不動ヶ岡不動尊總願寺(埼玉県加須市)節分会

まず黒門をくぐることに。
不動ヶ岡不動尊總願寺黒門

くぐって、いくつか並んでいる出見世を通り抜けると、もう目の前が不動堂だ。
不動ヶ岡不動尊總願寺不動堂不動ヶ岡不動尊總願寺不動堂

安全確保のためにある緑の柵が、古式ゆかしい本堂とはミスマッチだが、大人数が殺到する「節分の日」なので致し方ない。

不動堂の反対側には、周囲の出見世の照明でややライトアップされたような山門が建つ。
不動ヶ岡不動尊總願寺山門

不動ヶ岡不動尊總願寺には早めに到着したので、市内小・中学校児童・生徒による武州加須囃子演奏を観賞できたり、地元の埼玉県立不動岡高等学校吹奏楽部による演奏も観賞できた。
市内小・中学校児童・生徒による武州加須囃子演奏埼玉県立不動岡高等学校吹奏楽部による演奏

意外にも女性部員が圧倒的に多い不動岡高等学校吹奏楽部は、か弱いかと思いきや実にパワフルな演奏で、参拝客の心を高揚させるには十分すぎるほどだった。
埼玉県立不動岡高等学校吹奏楽部による演奏

この演奏を聴いた人たちは皆、節分の豆まきに対する心の”戦闘モード”が整ったことだろう。

そしていよいよ演奏後から約2時間が経過した20時30分。

打ち鳴らされる半鐘の音を合図に、燃えさかる大松明を掲げた赤鬼、剣を振りかざす青鬼、こん棒を抱えた黒鬼が登場し、不動ヶ岡不動尊總願寺不動堂の回廊を駆け巡る。
燃えさかる大松明を掲げた赤鬼

ちなみにこの大松明の火の粉を浴びると「厄除け」になるそうだ。

これら3体の鬼の登場に合わせ、年男たちも回廊に登ると、「鬼追い豆まき式」がついにスタートだ。

21時過ぎにはいよいよ芸能人・著名人も現れ、司会担当のビートきよしさん(ビートたけしさんの相方)が豆まきに参加する芸能人・著名人を順番に紹介してゆく。
豆まきに参加する芸能人・著名人豆まきに参加する芸能人・著名人

その中には誰もが知るデヴィ夫人、ニューハーフ・タレントのはるな愛さん、MISONOさんらの姿も見られ、盛大な豆まきが行なわれた。
豆まきに参加するデヴィ夫人豆まきに参加するデヴィ夫人、ニューハーフ・タレントのはるな愛さん、MISONOさんら<img src="http://fjnews.jp/wp-content/uploads/2019/02/s-017.jpg" alt="豆まきに参加するデヴィ夫人、ニューハーフ・タレントのはるな愛さん、MISONOさんら" width="640" height="404" class="aligncenter size-full wp-image-172357" />

投げられてくるのは豆だけでなく、チョコレートやスナック菓子等も、またティッシュに来るんだ硬貨もあり、取り損なうと顔や手にぶつかり、結構痛かったりするのだが、気分が高揚し、投げられてくる物をゲットするのに躍起になっているためか、いちいち痛さにかまっていられないのが実情だ。
投げられてくる豆、チョコレート、スナック菓子等、またティッシュに来るんだ硬貨投げられてくる豆、チョコレート、スナック菓子等、またティッシュに来るんだ硬貨

とにかく目前に飛んでくる豆や菓子をゲットして、”戦利品”にしなければと、皆無我夢中なのだ。

こうした豆まきは22時頃まで続いた。

400年の歴史を持つ不動ヶ岡不動尊總願寺節分会に今回初めて参加してみたが、気分が明るくなるし、厄除けになるし、”戦利品”を頂けるし、芸能人・著名人を間近で観ることができるし、良いこと尽くし。

見るのと参加するのとでは大違い。

やはり実際に参加すると、見た目以上に幸せな気分になれた節分会だった。

まだ節分会に参加したことのない人は、来年こそは参加してみよう!

■埼玉県加須市 總願寺 初詣・節分会・火渡り式・厄除等の御祈願は不動ヶ岡不動尊へ。真言宗の寺院で関東三大不動のひとつです。
http://www.souganji.com/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

 

寺院イベントの情報サイト「寺子屋ブッダ」【連載:アキラの着目】

我々おじさん・おばさん世代の中高における修学旅行では、京都・奈良の寺社巡りが主であった。

今でこそ寺院や神社に行くのは、最も日本らしい風景や文化の1つであるし、厳かな佇まいに触れることで、心が浄化されるような気がして、全然苦にならない。

しかし、中高生の頃は寺社巡りするのが解せなくて、「なぜもっと最先端のスポットを巡らないのだろう?つまらない!」と思っていたものだ。

現在は、訪日観光客の増加により、日本国内の様々な寺社が彼らに評価され、それが日本人にも伝えられ、あらためて寺社が日本人によって再評価され出したということもあるかと。

なので、現代の若者は、中高生時代の我々ほどの、寺社に対する”アレルギー”はないようだ。

むしろ、恋愛成就や縁結びのパワースポットとしての寺社がメディアで注目されるようになったことで、寺社巡りや御朱印集めに夢中になる若い女性が多く出現するようになった。

そうした流れに乗っかるように最近、お寺関連のサイトが多く見受けられるようになった。

その中で気になったのが、寺院イベントの情報サイトである「寺子屋ブッダ」だ。

寺院イベントの情報サイト「寺子屋ブッダ」トップページから引用
寺院イベントの情報サイト「寺子屋ブッダ」トップページから引用

学べるイベントや年中行事、身体を動かすヨガや、反対に身体を動かさない座禅、精進料理のイベントなど、カテゴライズされており、自分の気になる寺院イベントを探すことができ、便利なサイトだ。

実際に「寺子屋ブッダ」のトップページを見ると、「坐禅・マインドフルネス体験合宿」や「寺ヨガ&精進料理&ハイキング(自由参加)」、等々といった寺院イベントを掲載している。

気軽に寺院に足を運んでもらおう、仏教を身近に感じてもらおう、というコンセプトが感じられ、これまで仏教に馴染みのなかった人でもクリックしたくなるような作りになっている。

事前にお寺関連のイベントを調べたい人、仏教に興味を持った人は、まずは「寺子屋ブッダ」にアクセスしてみよう。

貴方に合った寺院イベントがきっとあるはずだ。

■お寺イベントの情報サイト 寺子屋ブッダ
https://www.tera-buddha.net/

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責任編集:拡輪 明-HS099