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東京の様々な地名の由来 ~紀尾井町(東京都千代田区)~【連載:アキラの着目】

江戸時代と現代を合わせた紀尾井町の地図 スマホアプリ「大江戸今昔めぐり」から引用「東京の様々な地名の由来」シリーズで今回取り上げるのは紀尾井町だ。

紀尾井町の最寄駅は赤坂見附。

赤坂見附の交差点を北上し、江戸城の弁慶堀に架かる弁慶橋を渡り切ったら、そこから先は紀尾井町だ。

赤坂見附交差点 写真中央のビルが建つエリアは紀尾井町
赤坂見附交差点
写真中央のビルが建つエリアは紀尾井町

なぜ紀尾井町という地名になったのかというと、この地に紀伊和歌山藩徳川家上屋敷(きいわかやまはん とくがわけかみやしき)、尾張名古屋藩徳川家中屋敷(おわりなごやはん とくがわけなかやしき)、近江彦根藩井伊家中屋敷(おうみひこねはん いいけなかやしき)があったことによる。

各家の頭文字「紀」、「尾」、「井」を一字ずつ採り、併せたから「紀尾井町」なのだ。

明治5年(1872年)には、新たに「麹町紀尾井町(こうじまち きおいちょう)」という地名に生まれ変わり、明治44年(1911年)には紀尾井町となり、当時は麹町区に属した。

紀伊和歌山藩徳川家上屋敷跡は現在のグランドプリンスホテル赤坂・清水谷公園、尾張名古屋藩徳川家中屋敷跡は現在の上智大学、近江彦根藩井伊家中屋敷跡は現在のホテルニューオータニ付近にそれぞれあったとされている。

江戸時代と現代を合わせた紀尾井町の地図 スマホアプリ「大江戸今昔めぐり」から引用
江戸時代と現代を合わせた紀尾井町の地図
スマホアプリ「大江戸今昔めぐり」から引用

都会のど真ん中なのに清水谷公園があったり、弁慶堀のボートから自然を満喫できたりで、まさに都会のオアシスと呼ぶに相応しいエリアだ。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

現代地図と正確に重なる江戸古地図を閲覧できるアプリ!大江戸今昔めぐり【連載:アキラの着目】

「今歩いている東京の街は、昔はどのような場所だったのだろう?」

こんなふうに昔の東京を知りたい人もいるはず。

筆者もその1人なのだが、こうした人間にとって重宝するアプリを紹介する。

そのアプリが『大江戸今昔めぐり』だ。

この『大江戸今昔めぐり』が、類似する他の今昔マップ系アプリと最も異なる点は、現代地図と正確に重なる江戸古地図であることだ。

他の今昔マップ系アプリだと、昔の古地図を閲覧できるメリットがある反面、古地図は東西南北の正確性にやや難があり、見ながらの散歩だと、実際の現在地をいまいち把握しにくいデメリットがあった。

しかし、この『大江戸今昔めぐり』は、復元古地図をわざわざ書き起こしているため、現代地図と正確に重なり、東西南北の正確性には申し分なく、いにしえの東京・江戸探索散歩にはかなり重宝するのだ。

大江戸今昔めぐりHPから引用

大江戸今昔めぐりHPから引用
大江戸今昔めぐりHPから引用

また、寺社をはじめ、橋、江戸百景など約3,000以上のスポットを収録しており、これまた江戸探索散歩にはかなり重宝する。

大江戸今昔めぐりHPから引用
大江戸今昔めぐりHPから引用

江戸探索まではいかなくとも、今自分の勤めている会社のある場所は、江戸時代の頃は何の場所だったのかを簡単に知ることができるアプリなので、気軽にインストールしてみよう。

■大江戸今昔めぐり
https://www.edomap.jp/

■大江戸今昔めぐり アプリダウンロード
・Iphone用
https://itunes.apple.com/jp/app/id1296167809
・Android用
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.edomap.oedokonjakumeguri

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