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残念な完成度の大谷翔平グッズを振り返る【連載:アキラの着目】

今シーズンのメジャーリーグにおける大谷翔平選手の活躍ぶりには日本人だけでなく、世界中の人達が歓喜の声を上げた。

それというのもご存知の通り、投手と打者の”二刀流”を実践したからに他ならないからだ。

大谷翔平選手の”二刀流”の効果でエンゼルスの試合が行われる球場に足を運ぶ野球ファンは確実に増えたとのこと。

どのくらいの経済効果があったのだろうか。

大谷翔平選手の今後1年間の経済効果について関西大学・宮本勝浩名誉教授は251億9247万円に上るとの試算を発表し、「1人のスポーツ選手がもたらす経済効果としては空前の金額」と評したほどだ。

大谷翔平選手のグッズも作れば飛ぶように売れ、その売上だけ捉えても莫大だ。

ところが、である。

大谷翔平選手のグッズであれば皆喜んで買うと思いきや、中には必笑モノもあり、買うのを躊躇するファンも出た大谷翔平グッズもあるのだ。

まずは百聞は一見に如かずなので、見てもらおう。

見れば確かにこれは”必笑モノ”で、なぜ”必笑モノ”なのかというと、大谷翔平選手とは似ても似つかぬ顔立ちに仕上がっているからだ。

おまけに左バッターの大谷翔平選手がフィギュアになると右打者のグリップになっていたりで、顔以外でもかなりの粗さが目立つ。

これはこれで笑いを誘発するので、それも良しとして購入するファンもいるのだろうが、大抵のファンは茶化すだけ茶化して、似てない大谷翔平グッズに手を出さないほうが圧倒的に大多数だろう。

でも大谷翔平選手に似てなくとも、大谷翔平選手の活躍にあやかって儲かりたい、稼ぎたいということは伝わってくるから、それくらい今シーズンの大谷翔平選手の活躍は尋常でなかったという証でもあるだろう。

来シーズンにはどのような似てない大谷翔平グッズが販売されるのか楽しみだ。

 

 

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

メジャーリーグ・エンゼルス・大谷選手、満票でMVPに選出される!今季オフの受賞8冠達成!!【連載:アキラの着目】

米国メジャーリーグ機構は11月19日(日本時間)、傘下放送局のMLBネットワークで今季におけるアメリカン・ナショナル両リーグのMVP(最優秀選手)を発表、アメリカン・リーグMVP(最優秀選手)にエンゼルス・大谷翔平選手(27歳)がアジア系選手で史上初の満票で選出されたと発表した。

日本人選手では、2001年のイチロー選手(当時マリナーズ)以来2人目の快挙。

満票でのMVP受賞はアメリカン・リーグでは2014年のマイク・トラウト選手(エンゼルス)以来。

 

■Ohtani on winning 2021 AL MVP | 11/19/2021 | MLB.com

シーズン中、大谷翔平選手が打席に入るや否や、観客が連呼していた「MVP」は、まさに今回、大谷翔平選手が選出されたMVPのこと。

今季の大谷翔平選手は打者で46本塁打・100打点・26盗塁・三塁打両リーグ最多タイの8本をマーク。

投手では9勝をマークし、投打の”二刀流”を実践したことが、全米野球記者協会(BBWAA)の会員30人の高評価に繋がり、満票でMVPに選出された。

今季オフの大谷翔平選手はこの日のMVP受賞までに、選手達の投票で選ばれる「年間最優秀選手」と「アメリカン・リーグ最優秀野手」をダブルで受賞したり、野球専門誌『ベースボール・アメリカ』の「年間最優秀選手」、同じく野球専門誌『ベースボール・ダイジェスト』の「野手部門最優秀選手」を受賞したり。

これだけに留まらず、ふさわしい選手がいなければ選出されぬという「コミッショナー特別表彰」もメジャーリーグ全体を通じて7年ぶりに大谷翔平選手が選出され、さらには老舗スポーツメディアサイト『スポーティング・ニュース』の「年間最優秀選手」、「シルバースラッガー賞」も受賞しており、受賞8冠を達成するほど。

投手を兼任してのシーズン40本塁打、20盗塁以上の達成が「ベーブ・ルースでさえ成し得なかった」偉業として認められたことも大きいかと。

そんな大谷翔平選手は野球界以外でも選ばれしお方で、9月には米国タイム誌から「世界で最も影響力がある100人」の1人として選出されたり、日本国内では他の方々と並び「服部真二賞」を受賞した。

「服部真二賞」といえば、スポーツ&音楽の分野で活躍する人を支援する「服部真二文化・スポーツ財団」が、世界に挑戦する若者を表彰する賞。

大谷翔平選手は、セイコーホールディングス・服部真二会長をして「誰からも愛される野球人としての素晴らしさを感じる」といわしめるほどの存在なのだ。

MVP受賞で本人以上に日本国民が喜んでいる状況だが、大谷翔平選手自身はすでに来季に向け、自信を深めていることだろう。

来季の大谷翔平選手の活躍にも期待したい。

 

■Ohtani on winning 2021 AL MVP | 11/19/2021 | MLB.com
https://www.mlb.com/video/ohtani-on-winning-2021-al-mvp

 

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

大谷翔平選手の2021年全ホームラン動画【連載:アキラの着目】

2021年のメジャー・リーグ公式戦が終了。

トップに惜しくも2本差でホームラン王の栄冠に届かなかったが、それでも投手との二刀流で46本ものホームランを打ったことを考えれば、全然胸を張っていい成績だ。

そこで今回のニッポンニュースでは大谷翔平選手の2021年全ホームランの動画をご紹介。

以前に取り上げた大谷翔平選手のホームラン(1~28本)動画よりもコンプリートされているし、壮大なBGMが大谷翔平選手の偉業をさらに引き立ててくれているから、必見だ。

■「なんて1年だ、この男は!」大谷翔平 ホームラン集 2021 1号~46号

こうして大谷翔平選手のホームランを振り返ってみると、ライナー性の当たりもあれば、討ち取られたのかなというようなフラフラと上がった当たりもあったり、実にバリエーションに富んで、観ていて全然飽きない。

見逃せばストライクではなくボールの球種もホームランにしてたりで、大谷翔平選手の動体視力が良いことも十分に認識できる映像でもある。

来季こそは日本人初のホームラン王と、二桁ホームラン&二桁勝利を達成してほしいと願うばかりだ。

 

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

大谷翔平選手、「ベースボール・ダイジェスト」の年間最優秀選手に選ばれる【連載:アキラの着目】

世界最長の歴史を持つ米野球雑誌「ベースボール・ダイジェスト」(1942年創刊)は、10月7日(日本時間10月8日)、MVPにあたる同誌野手部門の年間最優秀選手に大谷翔平選手(27歳)が選ばれたと発表した。

ロサンゼルス・エンゼルス公式サイトから引用
ロサンゼルス・エンゼルス公式サイトから引用

長年メジャー・リーグに携わる記者やキャスター、元選手らで構成する選考委員会「ブルーリボン」(全米野球記者協会)の会員19人中16人が大谷翔平選手に票を投じ、圧倒的支持による受賞となった。

ちなみに、大谷翔平選手以外に投じられた票は、本塁打王を分け合ったゲレロ(ブルージェイズ)が2票、本塁打王&打点王二冠のペレス(ロイヤルズ)が1票だった。

メジャー・リーグ4年目の大谷翔平選手は今季、162試合中158試合に二刀流で活躍し、打者ではリーグ3位の46本塁打、100打点、26盗塁を挙げ、投手では9勝(2敗)、防御率3.18をマークし、1918年に記録されたベーブ・ルースの「2桁勝利、2桁本塁打」にあと1勝と迫る勢いだった。

勝利への貢献度の指標となる「WAR」は、投打合わせるとメジャー・リーグ最高ポイントの9.0をマークしており、投打共に充実した活躍をしているのがデータでも証明されている。

大谷翔平選手自身としては、2018年に同誌のア・リーグ新人王に選出されており、受賞は今回で通算2度目。

 

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

エンゼルス・大谷翔平選手、最終試合で46号ホームラン放つ【連載:アキラの着目】

メジャーリーグのロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手(27歳)は現地時間10月3日(日本時間10月4日)に「1番・DH」で出場し、いきなり第1打席で右翼席中段に叩き込む46号先頭打者ホームランを放った。

ペレス(ロイヤルズ)とゲレロ(ブルージェイズ)のホームラン48本には2本及ばずリーグ3位の成績で今シーズンは幕を閉じ、日本選手初のホームラン王には残念ながらわずかに届かなかった。

だが、46号ホームランは、2000年に記録したトロイ・グラースの47本に次ぐチーム歴代単独2位の成績。

また、中継局BSウエストによれば、アメリカン・リーグ史上初の「45ホームラン、100打点、100得点、25盗塁」を大谷翔平選手は達成したとのこと。

この日の大谷翔平選手の打撃は、3打数1安打、2四球、2三振だったが、初回1打席目のホームランによりシーズン100打点の大台に乗せることもできた。

ちなみに、日本人選手による100打点達成は、で2007年ヤンキースの松井秀喜(同年まで4度達成)以来、14年ぶり2人目。

試合は、大谷翔平選手のホームランで主導権を握ったエンゼルスがそのまま7-3でシアトル・マリナーズを押し切り、プレーオフ進出に望みをかけたマリナーズを粉砕した。

大物には凡人にはあり得ぬ試練が待ち構えているからこそ、今年のホームラン王や、ベーブ・ルースの持つ「投手2桁勝利&ホームラン2桁本数」の記録を破ることができなかったのだと解釈したい。

来シーズンには必ずやこれらの記録を打ち破ってもらいたいと願う。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

五輪開催中も大谷翔平選手を観続けるルーティンワークを忘れずに【連載:アキラの着目】

連日連夜、五輪中継を観て寝不足気味の人が多いことだろう。

それもそのはず、2021年7月29日朝現在、国別金メダル獲得数がなんと日本が1位だから、当然観入っちゃうはずだ。

五輪中継に夢中になるのは構わないのだが、五輪開催前からのルーティンワークを忘れないように継続してもらいたい。

五輪開催前からのルーティンワークとは、もちろん野球メジャーリーグ・エンゼルス・大谷翔平選手の活躍を観続けることだ。

昨日(日本時間7月28日)も大谷翔平選手によるバットの快音が途絶えることはなかった。

その快音はまさに正真正銘の快音中の快音。

アーモンドを齧った時に発せられるような心地よいカリッしたようなバット音だった。

■⚾大谷翔平141m超特大36号ホームラン!大歓声でスタジアムが揺れまくる現地映像まとめw(7/28 エンゼルス 3-12 ロッキーズ)

苦しげな表情もなく、いとも簡単にボールをバットに乗せて、レフトスタンドに運び込んだようにしか見えないホームラン。

欧米人と比べて、いや他のアジア人と比べても非力な体格の日本人が、屈強な欧米人が集うメジャーリーグで彼らをパワーで凌駕するような日本人が出てくるとは正直なところ思ってもみなかった。

そんな日本人が出てくるとしても、何百年も先のことくらいにしか思ってなかった。

ところが、現実は想像やフィクションを超えたのだ。

この先も怪我をせずに、これまでのペースで大谷翔平選手には活躍し続けてほしいとただただ願うばかりだ。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

松井秀喜選手(当時)と並んだ!日本人離れしたパワーでホームラン量産、大谷翔平選手【連載:アキラの着目】

日本時間の6月30日、敵地ニューヨークでのヤンキース戦に「2番・DH」で先発出場し、第2・第3打席連続で27号・28号のホームランを打ち放ったロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手。

Twitter上では「朝起きたらホームラン打ってる。ルーティンだわ」、「もはやモーニングルーティン」、「朝起きたら大谷の結果のニュース見るのが日課」といった呟きがされるくらい、日本で朝を迎えると、大谷翔平選手のホームランニュースが飛び込んでくる有様だ。

この大谷翔平選手の27号・28号の2打席連続ホームランで6月に打ったホームラン数は13本となり、2007年7月にニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜選手(当時)が記録した日本人選手月間最多ホームラン記録に並んだ。

今日7月1日は、アメリカでは6月30日なので、今日も大谷翔平選手がホームランを打てば、日本人選手月間最多ホームラン記録を塗り替えることになり、大谷翔平選手に新記録の期待がかかる。

大谷翔平選手の凄さをあらためて振り返りたく、最新のホームラン28号までのホームラン量産まとめ動画を観てみよう。

■【2021】大谷翔平 ホームラン集 1号~28号 All of Shohei Ohtani’s Home Runs in 2021 (#1~#28)

もちろん、ピッチャーの失投による甘い球もあるが、一方で、これは投げたピッチャーを責めるよりも打った大谷翔平選手の上手さを褒めるべき、といったようなホームランも結構ある。

それに、ふらふらと打ち上がって、フライに打ち取られたのかなと思いきや、飛距離がかなり延びてスタンドに入ったホームランもあったりで、その日本人離れしたパワーも驚きだ。

長いシーズンにおいて、当然好不調の波が出てくるとは思うが、大谷翔平選手には怪我をせずに活躍する姿を願うばかりだ。

引き続き、大谷翔平選手を刮目して観よ!

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

大谷翔平投手の球速は、フィクションを超えている!【連載:アキラの着目】

今シーズンから米国メジャー・リーグに活躍の場を移した大谷翔平選手の快進撃が止まらないのは周知の通り。

3試合連続のホームランを打っただけでなく、今度はオークランド・アスレチックス相手に6回までノーヒットノーランに抑えるピッチングを披露。

メジャーリーグ・アナハイム・エンゼルスの大谷翔平選手

持ち前のMAX 165kmの速球と、”テーブルから転げ落ちる程の落差”と評されたフォーク・ボール(スプリットフィンガー・ファストボール)で、メジャーリーガーをバッタバッタと切り倒す様は、実に観ていて気持ちが良い。

しかし、前述したように日本人投手でMAX 165kmの速球は、昔の日本では考えられないほどの速さなのだ。

筆者が幼少時のプロ野球投手の球速は、大体MAX130km台の投手が多く、江川卓投手が140km台のストレートを投げた時は、結構速い投手だなという印象が個人的にはあった。

そういった時代だったからこそ、漫画家の水島新司先生は、自身の作品である漫画「ドカベン」の中で、速球が持ち味のクリーン・ハイ・スクール・影丸投手のMAX球速を145kmに、捕球するとキャッチャーが骨折してしまうほどの剛速球を投げる横浜高校・土門投手のMAX球速を155kmに、白新高校・不知火投手のMAX球速を162kmに設定していたのだ。

漫画「ドカベン」で山田太郎の好敵手・クリーン・ハイ・スクール・影丸投手 - (C)水島新司
漫画「ドカベン」で山田太郎の好敵手・クリーン・ハイ・スクール・影丸投手 - (C)水島新司
漫画「ドカベン」で山田太郎の好敵手・横浜高校・土門投手 - (C)水島新司
漫画「ドカベン」で山田太郎の好敵手・横浜高校・土門投手 - (C)水島新司
漫画「ドカベン」で山田太郎の好敵手・白新高校・不知火投手 - (C)水島新司
漫画「ドカベン」で山田太郎の好敵手・白新高校・不知火投手 - (C)水島新司

MAX球速130kmが当たり前だった時代に、MAX球速を145km~162kmに設定したことは、ある意味リアルの世界では、そうそうお目にかかれない、あるいは絶対にあり得ない球速だったことだろう。

それが平成30年の現在では、リアルな大谷翔平投手が、完全にそうしたフィクションの世界を超えてしまった。

昔の日本では考えられない球速であり、隔世の感を感じずにはいられない。

今後10月までメジャーリーグでの熱き戦いは繰り広げられることと思うが、その長丁場でどれだけ現状のペースをキープしながら、好成績を収められるか、大谷翔平選手には投手・打者ともにさらなる期待がかかる。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099