「アナハイム・エンゼルス」タグアーカイブ

松井秀喜選手(当時)と並んだ!日本人離れしたパワーでホームラン量産、大谷翔平選手【連載:アキラの着目】

日本時間の6月30日、敵地ニューヨークでのヤンキース戦に「2番・DH」で先発出場し、第2・第3打席連続で27号・28号のホームランを打ち放ったロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手。

Twitter上では「朝起きたらホームラン打ってる。ルーティンだわ」、「もはやモーニングルーティン」、「朝起きたら大谷の結果のニュース見るのが日課」といった呟きがされるくらい、日本で朝を迎えると、大谷翔平選手のホームランニュースが飛び込んでくる有様だ。

この大谷翔平選手の27号・28号の2打席連続ホームランで6月に打ったホームラン数は13本となり、2007年7月にニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜選手(当時)が記録した日本人選手月間最多ホームラン記録に並んだ。

今日7月1日は、アメリカでは6月30日なので、今日も大谷翔平選手がホームランを打てば、日本人選手月間最多ホームラン記録を塗り替えることになり、大谷翔平選手に新記録の期待がかかる。

大谷翔平選手の凄さをあらためて振り返りたく、最新のホームラン28号までのホームラン量産まとめ動画を観てみよう。

■【2021】大谷翔平 ホームラン集 1号~28号 All of Shohei Ohtani’s Home Runs in 2021 (#1~#28)

もちろん、ピッチャーの失投による甘い球もあるが、一方で、これは投げたピッチャーを責めるよりも打った大谷翔平選手の上手さを褒めるべき、といったようなホームランも結構ある。

それに、ふらふらと打ち上がって、フライに打ち取られたのかなと思いきや、飛距離がかなり延びてスタンドに入ったホームランもあったりで、その日本人離れしたパワーも驚きだ。

長いシーズンにおいて、当然好不調の波が出てくるとは思うが、大谷翔平選手には怪我をせずに活躍する姿を願うばかりだ。

引き続き、大谷翔平選手を刮目して観よ!

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

大谷翔平投手の球速は、フィクションを超えている!【連載:アキラの着目】

今シーズンから米国メジャー・リーグに活躍の場を移した大谷翔平選手の快進撃が止まらないのは周知の通り。

3試合連続のホームランを打っただけでなく、今度はオークランド・アスレチックス相手に6回までノーヒットノーランに抑えるピッチングを披露。

メジャーリーグ・アナハイム・エンゼルスの大谷翔平選手

持ち前のMAX 165kmの速球と、”テーブルから転げ落ちる程の落差”と評されたフォーク・ボール(スプリットフィンガー・ファストボール)で、メジャーリーガーをバッタバッタと切り倒す様は、実に観ていて気持ちが良い。

しかし、前述したように日本人投手でMAX 165kmの速球は、昔の日本では考えられないほどの速さなのだ。

筆者が幼少時のプロ野球投手の球速は、大体MAX130km台の投手が多く、江川卓投手が140km台のストレートを投げた時は、結構速い投手だなという印象が個人的にはあった。

そういった時代だったからこそ、漫画家の水島新司先生は、自身の作品である漫画「ドカベン」の中で、速球が持ち味のクリーン・ハイ・スクール・影丸投手のMAX球速を145kmに、捕球するとキャッチャーが骨折してしまうほどの剛速球を投げる横浜高校・土門投手のMAX球速を155kmに、白新高校・不知火投手のMAX球速を162kmに設定していたのだ。

漫画「ドカベン」で山田太郎の好敵手・クリーン・ハイ・スクール・影丸投手 - (C)水島新司
漫画「ドカベン」で山田太郎の好敵手・クリーン・ハイ・スクール・影丸投手 - (C)水島新司
漫画「ドカベン」で山田太郎の好敵手・横浜高校・土門投手 - (C)水島新司
漫画「ドカベン」で山田太郎の好敵手・横浜高校・土門投手 - (C)水島新司
漫画「ドカベン」で山田太郎の好敵手・白新高校・不知火投手 - (C)水島新司
漫画「ドカベン」で山田太郎の好敵手・白新高校・不知火投手 - (C)水島新司

MAX球速130kmが当たり前だった時代に、MAX球速を145km~162kmに設定したことは、ある意味リアルの世界では、そうそうお目にかかれない、あるいは絶対にあり得ない球速だったことだろう。

それが平成30年の現在では、リアルな大谷翔平投手が、完全にそうしたフィクションの世界を超えてしまった。

昔の日本では考えられない球速であり、隔世の感を感じずにはいられない。

今後10月までメジャーリーグでの熱き戦いは繰り広げられることと思うが、その長丁場でどれだけ現状のペースをキープしながら、好成績を収められるか、大谷翔平選手には投手・打者ともにさらなる期待がかかる。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099