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大谷翔平選手、「ベースボール・ダイジェスト」の年間最優秀選手に選ばれる【連載:アキラの着目】

世界最長の歴史を持つ米野球雑誌「ベースボール・ダイジェスト」(1942年創刊)は、10月7日(日本時間10月8日)、MVPにあたる同誌野手部門の年間最優秀選手に大谷翔平選手(27歳)が選ばれたと発表した。

ロサンゼルス・エンゼルス公式サイトから引用
ロサンゼルス・エンゼルス公式サイトから引用

長年メジャー・リーグに携わる記者やキャスター、元選手らで構成する選考委員会「ブルーリボン」(全米野球記者協会)の会員19人中16人が大谷翔平選手に票を投じ、圧倒的支持による受賞となった。

ちなみに、大谷翔平選手以外に投じられた票は、本塁打王を分け合ったゲレロ(ブルージェイズ)が2票、本塁打王&打点王二冠のペレス(ロイヤルズ)が1票だった。

メジャー・リーグ4年目の大谷翔平選手は今季、162試合中158試合に二刀流で活躍し、打者ではリーグ3位の46本塁打、100打点、26盗塁を挙げ、投手では9勝(2敗)、防御率3.18をマークし、1918年に記録されたベーブ・ルースの「2桁勝利、2桁本塁打」にあと1勝と迫る勢いだった。

勝利への貢献度の指標となる「WAR」は、投打合わせるとメジャー・リーグ最高ポイントの9.0をマークしており、投打共に充実した活躍をしているのがデータでも証明されている。

大谷翔平選手自身としては、2018年に同誌のア・リーグ新人王に選出されており、受賞は今回で通算2度目。

 

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099