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初代タイガーマスクと神田明神コラボ、「勝守(かちまもり)」発売【連載:アキラの着目】

「初代タイガーマスク×神田明神 勝守(かちまもり)」初代タイガーマスクこと佐山サトル氏(62)主宰のリアルジャパンプロレスは去る6月10日、神田明神(東京都千代田区)にて記者会見し、「初代タイガーマスク×神田明神 勝守(かちまもり)」を明日6月13日から発売すると発表した。

記者会見には、神田明神から岸川雅範権禰宜、リアルジャパンプロレスからは新間寿会長が出席。

関係者を通じ佐山サトル氏と知り合ったという岸川雅範権禰宜は「プロレスのお守りは初めてだと思います」とお守りのコラボが実現した経緯を明かした。

「初代タイガーマスクは何千万人に1人しかいない力を持った男です。コロナのこの時代にこのお守りが出る。だからこそ、このお守りを1人でも多くの人に持ってもらいたい」と新間氏は閉塞的な現在に活路を開くべくアピールした。

神田明神では7月11日~8月30日までの期間、神田明神資料館にて「初代タイガーマスクの武道精神と日本文化展」(拝観料:大人300円、学生200円、中学生以下無料)を開催。

佐山サトル氏が歴史・思想へアプローチする特別展覧会が催され、初代タイガーマスクの変遷、佐山サトル氏創設の総合格闘技「修斗」、市街地型実戦コンセプト格闘技「掣圏道」、武道にまで昇華・完成させた「掣圏真陰流」、須麻比に関する資料、佐山サトル氏が尊敬する江戸時代の国学者・本居宣長、神道家・平田篤胤に関する資料等が展示される予定だ。

展覧会開催中の8月26日には「武道と日本文化」と題した佐山サトル氏による講演会も行われ、神田明神と佐山サトル氏から目が離せない。

江戸総鎮守 神田明神 公式HPから引用
江戸総鎮守 神田明神
公式HPから引用

■神田明神 @kanda_myoujin 公式Twitter
https://twitter.com/kanda_myoujin

■江戸総鎮守 神田明神 東京都千代田区外神田2-16-2
https://www.kandamyoujin.or.jp/

■EDOCCO 神田明神文化交流館
https://edocco.kandamyoujin.or.jp/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

長野県だけでなく愛知県にも ~善光寺(東海別院)~【連載:アキラの着目】

今回のニッポンニュースは佛教関連だ。

佛教の良さを率先して世界に広めて発信するのがFJ NEWSなのだから、ニッポンニュースも佛教について取り上げるのは全然おかしくはない。

ということで、今回取り上げるのが、善光寺東海別院(愛知県稲沢市)だ。
善光寺東海別院(愛知県稲沢市)

珍しいことに、特にどこかの宗派に属する佛教寺院ではなく、無宗派の佛教寺院なのだ。

以前から筆者は、何かの折でこの善光寺東海別院を知り、いつかお参りしたいと思っていた。

というのも、信濃の善光寺にお参りしたことがある筆者にとって、愛知県にもある善光寺も”お参り制覇”したいなと思っていたからだ。

筆者の家系は代々曹洞宗で、今回愛知県の寺院をお参りするにあたって、曹洞宗の寺院をお参りするという選択肢もあった。

しかし、前述の通り、愛知県の善光寺も”お参り制覇”したいという願望が勝り、宗派にとらわれずに善光寺東海別院を選択した次第だ。

この善光寺東海別院は、言い伝えによると、1582年(天正10年)に織田信長・信雄親子によって、善光寺ご本尊如来様が岐阜より尾張甚目寺へ御遷座の途中、祖父江付近に立ち寄られたことがあり、その地に明治42年・43年と蓮田であった境内地に1本の茎から2つの花が咲くという奇瑞を縁として、開基旭住上人が信州善光寺本坊大勧進より善光寺如来様を勧請して、創立したのが始まりだ。

ゆえに、善光寺東海別院は信州善光寺の別院であり、山号を双蓮山、寺号を善光寺と称すのだ。

ちなみに善光寺東海別院にいらっしゃる善光寺如来様は、現当二世(この世もあの世も)お守り下さるありがたい仏様で、ご利益がある。

では早速、善光寺東海別院にお参りだ。

善光寺特有の撞木(しゅもく)造りで、間口8間奥行12間の総欅造りの大伽藍である善光寺東海別院本堂は、信州善光寺本堂の約3分の2の大きさを誇る。
信州善光寺本堂の約3分の2の大きさを誇る善光寺東海別院本堂

長野の善光寺にお参りした人ならば、おわかりになるかと思うが、一見すると、ああ長野の善光寺さんに似てるな、と思うはずだ。

ただし、長野の善光寺と異なるのは、日曜日にもかかわらず、かなり人が空いていたことだ。

お参りする前は、善光寺東海別院にはさぞかし参拝客がそれなりに大勢いて、混雑しているんだろうなと思いきや。

良い意味で拍子抜けを食らった形だが、列の後ろの人に急かされて、しっかり祈願することもできず、ただお賽銭をあげただけ、ということはなく、ゆっくりと落ち着いて祈願できるのは精神衛生的にも良いことだ。

なので、筆者は存分に祈願することができた。

寺院につきもののおみくじだが、通常のものの他に「恋みくじ」もあり、写真に収めたかったが、本堂内は撮影禁止ということで、写真はなく文章だけだ。

筆者は祈願した後は、両親、親戚縁者、大切な人のために通常のお守りや学業成就のお守り、交通安全のお守り、商売繁盛のお守りを購入したのだった。

通常のお守り
通常のお守り
学業成就のお守り
学業成就のお守り
交通安全のお守り
交通安全のお守り
商売繁盛のお守り
商売繁盛のお守り

現時点では、名前の割には穴場感があり、繰り返し言うが、ゆったりとお参りできる環境だ。

宗派を問わず受け容れる佛教寺院なので、東海地域に行った際には気軽にお参りしてみよう!

【善光寺東海別院 詳細】

・所在地:〒495-0001 愛知県稲沢市祖父江町祖父江南川原57-2
・アクセス:名鉄尾西線「森上」駅よりタクシーで5分、東海道新幹線「岐阜羽島」駅よりタクシーで15分
・参拝案内:先祖供養、永代供養、水子供養、ペット供養、人形供養、位牌供養、仏壇供養、墓供養、安産祈願、厄除け祈願、方位除け祈願、自動車交通安全祈願、初まいり祈願、その他祈願
・問い合わせ:TEL 0587-97-0043 FAX 0587-97-6043 メール info@zenkoji.com

■善光寺東海別院
http://www.zenkoji.com/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

三峯神社(埼玉県秩父市)、「白い氣守」頒布取りやめ【連載:アキラの着目】

関東最大のパワースポットといわれ、ここ数年、大人気の神社となっている埼玉県秩父の三峯神社。

埼玉県秩父の三峯神社

特に、毎月1日の混みようは半端なく、その1日に配布される「白い氣守」を購入しようと、多くの参拝客が押し寄せてしまう。

三峯神社の頒布していた「白い氣守」

その発端は、某テレビ番組にて浅田真央選手の姉・舞さんが「妹の分も」と、三峯神社の「白い氣守」を購入したことだ。

そこから人気に火がつき、全国各地から埼玉県秩父の三峯神社を目指す人が後を絶たない。

最も混んだ時は、「白い氣守」を購入するまでに、最大15時間待ちだったという。

したがって、秩父の山奥にあるというのに、三峯神社およびその周辺道路は大渋滞となってしまった。

三峯神社の頒布していた「白い氣守」の購入による大渋滞

当然、周辺住民はちょっと買い物に行こうにも、自分たちの生活道路が機能しなくなり、どこにも行けなくなってしまった。

「白い氣守」の発行元である三峯神社も、これまでに関係各所と道路渋滞の対策について、協議を重ねてきたのだが、根本的な解決策を見つけるまでには至らなかった。

そこでやむなく、三峯神社は苦渋の決断で、2018年6月1日から「白い氣守」の頒布を取りやめることとなった。

『白』い『氣守』頒布の休止について 秩父 三峯神社HPから引用
『白』い『氣守』頒布の休止について 秩父 三峯神社HPから引用

現代は、ひとたびメディアで取り上げられようものならば、瞬く間に全国に伝わり、鄙びた観光地が一夜でメジャーなスポットに変わってしまうことは、枚挙に暇がない。

まさに埼玉県秩父の三峯神社は、このパターンで大人気のスポットとなってしまった代表例だろう。

しかし、「白い氣守」の頒布を取りやめることになったこと自体は残念ではあるが、これまでに「白い氣守」の転売が問題となっていたこともあり、その沈静化という意味では、とりあえず良かった面もあるといえる。

お守りの転売等は罰当たりな行為であるとともに、神社本庁や宗教法人に課税義務が発生し、参拝者と神社に多大な迷惑がかかるのだ。

本来、賽銭や御朱印帳、御朱印、絵馬、今回の例にもあるお守り、等々に支払われた対価は、信教心からの寄付とみなされて、通常ならば課税対象外となる。

だが、御朱印帳、御朱印、絵馬、お守りなどの品を転売した場合、営利目的の品とみなされて、これらの品の発行元である宗教法人が税務署より課税の通達を受けて、多大な損害を被ることとなる。

ゆえに、転売者だけが罰せられるだけでは収まらず、神社本庁や宗教法人(寺院・神社)にまで実害が波及することを深く認識すべきだ。

そもそも、他人が購入し、転売したお守りをゲットするよりも、自分自身が直接足を運び、ゲットしたお守りの方が真のご利益があるのだから。

■秩父 三峯神社
http://www.mitsuminejinja.or.jp/

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