近年は、動物の飼育を認める賃貸アパートやマンションが出てきており、動物好きにとっては嬉しい潮流となっている。
今回のニッポンニュースで取り上げる「猫付きマンション」は、飼育するというよりは、大家さん・保護団体・入居者の三者による飼い主のいない猫の保護ボランティア活動をするマンションだ。
この「猫付きマンション」を運営するのがNPO法人東京キャットガーディアン(以下文中での表記はTCG)。
TCGは行政(保健所・愛護センター)などから猫を引き取り、飼育を希望する人に猫を譲渡する活動を展開している保護団体で、これまでにおける猫の譲渡実績は総数6,000頭以上にものぼる。
日本初の保護猫カフェと幸せの黄色い車(移動型譲渡会場車)を運営したり、また、TCG附属動物病院を運営している。
「猫付きマンション」には最初から猫がいるわけではなく、入居後、TCGで面接をクリアした人のみが、相性の合う成猫を”預かりボランティア”として迎え入れることができる。
面接をするのは、動物の命を預かるためにふさわしい人なのかを見極めるために行なう当然のことであり、行政の指導によるものだ。
なお、TCGでは猫の預かりを一切強要しておらず、「猫付きマンション」には、現在、自分で飼っているペットと入居することも可能だ。
「猫付きマンション」に入居する手始めとしては、まず「しっぽ不動産」にアクセスし、「猫付きマンション対応可」物件の中から済みたい物件を選び出し、入居の申込をしよう。
気に入った猫がいたら、正式な譲渡を得て、保護猫の里親にもなれるので、保護猫に愛情を注ぎたいネコ好きの人でアパート&マンションを賃貸したい人は「猫付きマンション」を利用してみよう。
■猫付きマンションについて | NPO法人東京キャットガーディアン
https://tokyocatguardian.org/faq/ms/
■NPO法人 東京キャットガーディアン~子猫の里親募集~
https://tokyocatguardian.org/
■猫付きマンション : しっぽ不動産
http://www.shippo-fudosan.com/tag/猫付きマンション