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芸能・芸術で隆盛を極めたいプロ、アマが参拝、芸能神社【連載:アキラの着目】

日本国内には神社が数多くあれど、芸能に特化した神社は少ない。

その少ない、芸能に特化した神社の中でも今回のFJ時事新聞ニッポンニュースでは京都市右京区嵯峨朝日町にある芸能神社を取り上げる。

京都市右京区嵯峨朝日町にある芸能神社 芸能神社公式HPから引用
京都市右京区嵯峨朝日町にある芸能神社
芸能神社公式HPから引用

芸能神社は文字通り芸能・芸術分野における上達やヒット祈願、公演成功、人気上昇、個展成功、コンテスト入賞、オーディション合格、等々を祈願しに訪れる人達が多い。

いわゆる「アーティストのパワースポット」的存在で、芸能・芸術で隆盛を極めたいプロ、アマが参拝するのだ。

モデルの押切もえさんをはじめ、モーニング娘’20のサブリーダー・生田衣梨奈さん、その他多くの芸能人やスポーツ選手が訪れており、公式HPでその時の参拝が紹介されている。

モデルの押切もえさん 芸能神社公式HPから引用
モデルの押切もえさん
モーニング娘'20のサブリーダー・生田衣梨奈さん 芸能神社公式HPから引用
モーニング娘’20のサブリーダー・生田衣梨奈さん
芸能神社公式HPから引用

普通、京都観光というと、定番の寺院、悪く言えばありきたりな寺院を訪れがちだ。

しかし、祈願の趣旨に沿って、訪れる寺院を選ぶのも祈願成就の観点からとても重要であるのはいうまでもない。

才能や特技を開花させたい人は、ぜひ京都にある芸能神社を参拝してみよう。

【芸能神社 詳細】

・所在地:京都市右京区嵯峨朝日町23番地 車折神社境内内
・アクセス:阪急電鉄京都線「大宮」駅前から京福電鉄「嵐山」行き「車折神社」駅下車、JR山陰線(嵯峨野線)「嵯峨嵐山」駅前から京福電鉄「四条大宮」行き「車折神社」駅下車、地下鉄東西線(京阪電鉄京津線と直通)「太秦天神川」駅前から京福電鉄「嵐山」行き「車折神社」駅下車
・ご祭神:天宇受売命(あめのうずめのみこと)
・由緒:車折神社の境内社の一社である芸能神社は、昭和32年に他の末社より御祭神・天宇受売命を分祀申し上げ創健した神社。天宇受売命が芸能・芸術の祖神として古来より崇敬される所以は<神代の昔、天照大御神が弟である素戔鳴尊の行いを逃れ、天の岩戸にお入りになり、固く扉を閉ざされたためにこの世が暗闇になった。その時、天宇受売命が岩戸の前で大いに演舞され、天照大御神の御神慮をひたすらにお慰め申されたところ、大御神は再び御出現になり、この世は再び光を取り戻した。>という故実に基づく。
・ご神徳(ご利益):あらゆる芸能・芸術の分野で活躍する人たちから強く信仰され、芸名、ペンネーム、劇団等の団名を記した朱塗りの玉垣が4,000枚以上奉納されている。

■【芸能神社】 芸能 芸術の神社/お守り オーディション合格・コンテスト入賞・公演成功・ヒット祈願
http://www.kurumazakijinja.or.jp/geinoujinja.html

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

明治時代刊行の美しい図案集「美術海」、驚きの無料ダウンロード【連載:アキラの着目】

古今東西の様々な芸術作品がアーカイブされているスミソニアン・ライブラリー。

そのスミソニアン・ライブラリーのアーカイブの中には、日本の貴重な美術絵画や図案もあるのだが、なんとそのうちのあるデータを無料ダウンロードできるというのだから、驚くしかない。

その無料でダウンロードできる日本の貴重な美術絵画や図案というのは、明治時代に刊行された図案集の「美術海」だ。

当時流行った図案からオーソドックスな古典的文様もあれば、オリジナリティ溢れる美しい図案も載っているという素晴らしい図案集なのだ。
明治時代に刊行された図案集の「美術海」

明治時代に刊行された図案集の「美術海」
明治時代に刊行された図案集の「美術海」

というのも、「美術海」は、神坂雪佳とその彼の後継者と目された新進気鋭のデザイナー・古谷紅麟が刊行に携わったこともあり、彩り豊かで動きのある図案が豊富に掲載されているのだ。

これらの図案から当時の芸術センスを垣間見ることができ、デジタル全盛の現在、極めてアナログな手法で描かれた図案には、大変興味をそそられることだろう。

芸術分野やデザイン分野に携わっている人はもちろんのこと、ファッション分野の人にとっても、「美術海」からインスパイアするアイデアが多く出てくるはずだ。

「美術海」のダウンロード方法は、このページの最後のリンクをクリックするとボックスが開くので、そこで「PDF/ePub」というボタンから「PDF」をクリックするとPDFファイルで「美術海」をダウンロードできる。

日本の貴重な美術絵画や図案が無料でダウンロードできることで、時空を超え、次世代に過去の芸術や図案が継承され、新しいセンスの糧となったり、融合したりできるのは、今後の芸術・デザインにとってありがたいことだ。

なお、図案集「美術海」は芸艸堂(うんそうどう)の版権所有で、現在も図案集がオフセット印刷にて再販されている。

なお、図案を商用利用する際は、芸艸堂に念のため一度問い合わせてみるのが良いだろう。

■ Shin-bijutsukai v. 1 | Smithsonian Libraries
https://library.si.edu/digital-library/book/shinbijutsukai1

■ Shin-bijutsukai v. 2 | Smithsonian Libraries
https://library.si.edu/digital-library/book/shinbijutsukai2

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

和の美を意識したロックバランシング、「石花」【連載:アキラの着目】

ロックバランシングなるものをご存知だろうか?

ロックバランシングとは、石を積んだり、置いたりしてオブジェを作るアートをいうのだ。

さらに、そのロックバランシングでも、日本人が日本で楽しむロックバランシングを「石花」と呼ぶのだそうだ。

日本古来から存在する盆栽や生花を連想させるような「和の美」を意識しながら、石を置いたり、積んだりしている「石花」は、近年徐々にではあるが、知名度が上がっているようだ。

とにもかくにも、「一見は百聞に如かず」で、ロックバランシングや「石花」と呼ばれるものを観るのが、理解するのに最も手っ取り早い方法なので、以下にそれらの写真を並べてみる。

石花 以上「Chitoku.Balancing! – 石花(ロックバランシング)の紹介、石花師:石花ちとく(俺)と、その他石の諸々(笑)」サイトから引用

石花 ちとく | ストアカから引用

これらの「石花」作品は、石花ちとくさんという方が作ったものだ。

「石花」のための「石花会」を立ち上げ、「石花師」という肩書を持ち、もちろんこのお名前は「石花」に因んだ通名だ。

「石花」とは石花ちとくさん曰く「決して難しくなく、誰にでもできて、心から癒される、単純な石ころ遊び」なのだとか。

紙のようにどれも同じ整形されたものを重ねたりするのは誰でもできる。

しかし、それぞれの形や大きさがバラバラの自然石を幾つも置いたり、積んだりするのは絶妙なバランスが必要なのは誰が見ても明らかで、「決して難しくなく、誰にでもできて」という石花ちとくさんのお言葉を素直に信じることができない。

これまでに石花をやったことがなく、勝手な先入観で石花やロックバランシングは難しいものと決めつけている筆者でも、また石花ちとくさんのお言葉を借りれば、「一度、石ころを立ててみれば分かります」とのことで、実際に「石花」をやってみれば、難しいのか簡単なのかがわかるのだろう。

石花 ちとく | ストアカから引用

この夏、河原に行く機会がある人は、ぜひ「石花」にチャレンジしてみよう!

■Chitoku.Balancing! – 石花(ロックバランシング)の紹介、石花師:石花ちとく(俺)と、その他石の諸々(笑)
https://chitoku.balancing.jp/

■石花会ポータル – 石花(日本のロックバランシング)を日本中で流行らせたい!
https://ishihana.club/

■石花会 Twitter @ishihana_jp
https://twitter.com/ishihana_jp

■ROCKSPORTRAIT | 重力を無視するアート『ロックバランシング』
https://www.rocksportrait.com/

■「石花」と「散策写真」by石花杜水
http://tosui-ishihana.seesaa.net/

■ちとくの石花カフェ – ひとまずOPEN !! Twitter @kaspanchi
https://twitter.com/kaspanchi

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099