日本は自動販売機天国。
訪日外国人が日本に来て必ず驚くことの1つに自動販売機の多さがある。
ペットボトル飲料はもちろんのこと、おしるこや味噌汁の自動販売機まであるのだから、日本人の我々でさえも驚かざるを得ない。
そんな日本の自動販売機だが、最近SNSで話題を集めているのが、戦国武将が喋る自動販売機だ。
戦国武将が喋る自動販売機は新東名高速道路の長篠設楽原パーキングエリア内にある。
これか。織田信長の声の自販機は。 pic.twitter.com/ra1vR5LFdy
— カズヨシ (@19811129ota) October 24, 2020
音声機能が付いた自動販売機はダイドードリンコのみがリリースしており、歴史マニアだけにとどまらず、一般客の間でもこの織田信長のメッセージを聴ける自動販売機はなかなか好評だ。
しかし、なぜこうした音声機能が付いた自動販売機が出現するようになったのだろうか。
それは以下の理由からだ。
1990年代後半から省スペース化とコストダウン化により、自動販売機のデザインがよりシンプルなものとなり、味気ないマシンになりつつあった頃、自動販売機が商品の提供以外にも何か楽しみを提供できないかと考えた末に出てきたのが音声機能のある自動販売機だったそうだ。
つまり音声機能は付加価値であり、音声機能が付いていない他の自動販売機との差別化ができ、他社よりも優位になれる要素でもある。
今後、こうしたエンタメ性のある自動販売機が飲料のみならず様々な商品にまで進むことが予想されよう。
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