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焼き芋自動販売機で障がい者の就労に貢献【連載:アキラの着目】

海外からの訪日外国人が日本に来て驚くのが自動販売機の多さと、その多彩さだそうだ。

我々日本人はどこにでも自販機がある風景を見慣れてしまっており、特段驚きもしないのだが、その我々でさえも「えっ!」と驚いたのが、焼き芋を購入できる自動販売機だ。

この焼き芋自動販売機を開発したのは、宮崎県にある和光産業(不動産業)の児玉雄二社長。

自身の畑で障がい者と野菜を栽培していた児玉社長は、収穫したさつま芋を売り捌けず、また障がい者の体調に左右されて計画通りに生産できないもどかしさもあり、利益確保という壁にぶち当たっていた。

その解決策として焼き芋自動販売機が誕生したのだ。
YouTube 沖縄タイムス公式動画チャンネル「焼き芋」の自販機が沖縄にもあった!【優しいぬくもり】から引用
YouTube 沖縄タイムス公式動画チャンネル「焼き芋」の自販機が沖縄にもあった!【優しいぬくもり】から引用
YouTube 沖縄タイムス公式動画チャンネル「焼き芋」の自販機が沖縄にもあった!【優しいぬくもり】から引用
YouTube 沖縄タイムス公式動画チャンネル「焼き芋」の自販機が沖縄にもあった!【優しいぬくもり】から引用

YouTube 沖縄タイムス公式動画チャンネル「焼き芋」の自販機が沖縄にもあった!【優しいぬくもり】から引用
YouTube 沖縄タイムス公式動画チャンネル「焼き芋」の自販機が沖縄にもあった!【優しいぬくもり】から引用

休みなく毎日24時間フル稼働で販売できるし、真空パックの焼き芋だから長期保存ができるので日々のさつま芋生産量にムラがあっても、売上げまでがムラになることはない。

沖縄県南城市の神谷産業玉城支店にこの焼き芋自動販売機を置いてみたところ、1ヵ月間で焼き芋缶250本を売り上げ、大成功。

その後、焼き芋自動販売機が普及し、今や全国に25台あり、焼き芋缶の販売数は1ヵ月間で5千本を超え、売行き好調だ。

今後2年以内に焼き芋自動販売機を20台にまで増やす計画で、県内に焼き芋の製造工場を建てて、障がい者の就労に繋げ、「県産イモで沖縄の福祉に貢献したい」(神谷産業・神谷善高代表)とのことだ。

なお、すでに宮崎県内の福祉施設3ヵ所と協力し、障がい者が焼き芋を生産・加工している。

■YouTube 沖縄タイムス公式動画チャンネル「焼き芋」の自販機が沖縄にもあった!【優しいぬくもり】

■YouTube 沖縄タイムス公式動画チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UC0RLIdpAp5u9CYEsiBAKX3Q

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099