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熊本城・特別公開第2弾、被害状況や復旧過程を見学しよう!【連載:アキラの着目】

2016年4月に起きた熊本地震。

熊本市民の象徴的存在である熊本城が至る所で石垣が崩落したり、櫓が倒壊したのは記憶に新しい。

その熊本城が昨年、「特別見学通路」を完成させ、熊本城の地震被害状況や復旧の過程などを見学することができるようになった。

熊本城・特別公開第2弾 YouTube 熊本城・特別公開から引用
熊本城・特別公開第2弾
YouTube 熊本城・特別公開から引用

現在は「特別公開第2弾」として「特別公開 北ルート」、「特別公開 南ルート」の2ルートを公開、片方だけのルートを歩いて見学するのも、通しで両ルートを歩いて見学するのも可能だ。

熊本城「特別公開第2弾」の「特別公開 北ルート」と「特別公開 南ルート」 熊本城公式サイトから引用
熊本城「特別公開第2弾」の「特別公開 北ルート」と「特別公開 南ルート」
熊本城公式サイトから引用

■熊本城特別公開第2弾②

完全に復旧すると、この「特別見学通路」は撤去されるであろうから、逆に今こそ「特別見学通路」からの熊本城の眺めを観ておくべきだ。

とはいえ、完全復旧までにはあと最低でも20年を要すでろうとの試算が出ており、しばらくの間は「特別見学通路」は”安泰”だ。

「特別見学通路」を歩いて見学するにあたり、幾つかの注意点がある。

天守内部への入場ができない、事前予約ができない、カメラの三脚や自撮り棒の使用は不可、等々で、特別公開中は大変な混雑が予想されるため、余裕を持って早めに熊本城へ行こう。

【特別公開第2弾 入園料】

・高校生以上:500円(400円)
・小中学生:200円(160円)
・未就学児:無料

()の料金は団体料金 ※有料入園30名以上

※熊本市内に在学する小中学生、身体障がい者手帳などの交付を受けている方、熊本市内在住の65歳以上の方、城主手形をお持ちの方などは入園料免除
※入園料免除対象の方も券売所で無料券の受取が必要

■【公式】熊本城
https://castle.kumamoto-guide.jp/

復興中の熊本城 熊本城公式サイトから引用
復興中の熊本城
熊本城公式サイトから引用
FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

寄付で「城主」になり、地域も潤う熊本市ふるさと納税「城主証・城主手形」【連載:アキラの着目】

熊本城の復興城主として進呈される返礼品「城主証」と「城主手形」 ふるさと納税 [ふるさとチョイス]HPから引用応援したい好きな自治体へ寄附をすると、地域の特産物が寄附の返礼品として貰え、寄附金が税金から控除される制度が、ふるさと納税だ。

返礼品が地酒や高級食材など多種多様で、税金から控除されるので、数年前からふるさと納税の制度は人気だ。

そうした多種多様な返礼品を貰えるふるさと納税だが、城マニアだとそういったありきたりな返礼品では満足しない。

城マニアに人気のふるさと納税は幾つかあるが、今回のニッポンニュースでは熊本城の城主証・城主手形を取り上げる。
復興中の熊本城

熊本地震によって損壊した熊本城を復旧・復元するために、1万円以上の寄附をしていただいた人へ、熊本城の復興城主として「城主証」と「城主手形」(個人での寄附限定)を進呈するふるさと納税だ。

熊本城の復興城主として進呈される返礼品「城主証」と「城主手形」 ふるさと納税 [ふるさとチョイス]HPから引用
熊本城の復興城主として進呈される返礼品「城主証」と「城主手形」
ふるさと納税 [ふるさとチョイス]HPから引用

城主手形は、熊本市の管理する観光施設への入園が無料となる他、「城主手形協賛店」の表示がある店舗にて様々な特典を受けることが可能だ。

また、熊本城近くの観光交流施設「桜の馬場 城彩苑 湧々座」のデジタル芳名板に寄付したことの証として名前等が掲示されるのだ。

「城主」にもなれるし、地域も潤い、地域と寄付者が「WIN・WIN」の関係になれる熊本のふるさと納税「城主証・城主手形」。

城マニアでなくとも大歓迎のふるさと納税なので、熊本城復興に賛同できる人はぜひ寄付してみよう。

※城主証の発送・デジタル芳名板への名前の掲示までには、申込みしてから約3ヵ月間かかる
※城主手形は、寄附額に応じてそれぞれの有効期限あり

■城主証・城主手形 – 熊本県熊本市 | ふるさと納税 [ふるさとチョイス]
https://www.furusato-tax.jp/product/detail/43100/422649

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

レアかもしれぬ(!?)現在工事中の観光スポット3選【連載:アキラの着目】

久しぶりに訪れた観光スポットが、アルミパイプの足場が組まれた工事の最中で、景観が台無しだったという苦い経験は誰し(!?)もあるはず。

でも、よくよく考えてみてみると、アルミパイプの足場が組まれている有名な歴史的建造物はめったにお目にかかれないから、「レアだな、貴重だな、ラッキー!」と思った方が良いかもしれない。

そんなわけで今回のニッポンニュースは、レアな(!?)工事中観光スポットを3つ挙げてみたい。

1.熊本城

工事中の熊本城
工事中の熊本城

熊本地震により長塀約100メートルが倒壊、東十八間櫓は石垣ごと崩落、宇土櫓も一部損壊、小天守下の石垣も崩壊、等々、13の重要文化財建築物の全てが深刻な被害を受けたのは記憶に新しい。

そのため、熊本城の復旧には10年以上を要するとのことで、現在は立入り禁止区域もあり、熊本城を隅々まで観光したくても以前のように全部を観て廻ることができない状況だ。

しかし、工事中の熊本城には希少価値があるという見方をすることで、さらに熊本城に愛着を持てるようになるかもしれぬし、熊本への経済効果も上がることになるだろうから、積極的に熊本城に足を運ぶべきなのかもしれない。

2.京都・清水寺

工事中の清水寺
工事中の清水寺

京都の清水寺は、2017年2月より平成大修理の集大成として、本堂の檜皮屋根の葺き替え工事に入っている。

大抵の観光客は、あの清水の舞台を観ることができなくて、落胆すること間違いないが、ここでもよくよく考えてみると、足場を組まれた清水の舞台は、それこそ何十年どころか何百年に1回の割合で観ることができる貴重なありがたいことかもしれぬから、ポジティブに捉え、やはり「ラッキー!」と思うようにしよう。

ちなみに、ご本尊の十一面千手観世音菩薩は、本堂にてこれまでと変わりなくお参りできるとのことだ。

3.名古屋城

工事中の名古屋城
工事中の名古屋城

名古屋城は、天守閣を木造で復元することになり、それに伴う調査及び工事で平成30年5月7日(月)から入場禁止(閉館)となっている。

いつまで名古屋城の木造天守工事をするのかというと、具体的な日程は発表されておらず、「木造天守閣竣工まで」とのことだ。

したがって、名古屋城も普段見かける景観ではなく、「工事仕様」となり、レア感満載となっている。

もちろん工事は天守のみで中には入れず、天守を除く他の城施設は今まで通りだ。

まとめ

工事中だからツイてないなとは思わずに、普段観ることのできない姿だと思うことだ。

それに工事中の景観しか観ていないと、本来の景観を観たくなるのが人間の心理というもの。

つまり、工事が終わったら、また観光に来なさい、という天からのお言葉と解釈して、ポジティブに捉えよう。

■【公式】熊本城
https://kumamoto-guide.jp/kumamoto-castle/

■音羽山 清水寺
https://www.kiyomizudera.or.jp/

■名古屋城公式ウェブサイト
https://www.nagoyajo.city.nagoya.jp/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099