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”ナンバ術”や忍者映画流行の謎に迫る!「忍者・忍術学講座 in Tokyo」【連載:アキラの着目】

今や世界的に人気のある忍者。

外国人観光客の中には、忍者体験をするために訪日している人もいるくらいだ。

しかし、外国人観光客はもちろんのこと我々日本人ですら忍者の正確な実像を知らなかったりするものだ。
忍者

ニンジャ映画に登場する忍者の華麗な身のこなしばかりが印象に残ってしまい、忍者がどういった任務で何を遂行し、そのためにいかなる技術を駆使していたのかが見えてこないのだ。

そんな実はよくわかっていない忍者の実像に迫るべく開催されるのが「忍者・忍術学講座 in Tokyo」。

2部構成の同講座は、第1部が「日本発祥のナンバ歩きと武道」、第2部が「ブルース・リーからニンジャへ」となっている。

元来、日本人は日本古来の体の使い方「ナンバ術」を知らず知らずのうちに使いながら、己の身体を動かしてきた。

それは一般庶民から武士まで全ての階級において使われていた身体術であり、当然ながら忍者も「ナンバ術」を使っていたのだ。

しかし、明治になり、西洋的な身体の使い方に取って代わられ、現在に至っているため、筆者も含めた日本人のほとんどは「ナンバ術」を知らないし、だから「ナンバ術」で身体を動かせていないのだ。

忍者も使っていた「ナンバ術」、とりわけ「ナンバ歩き」と武道の関係性等について論じるのが第1部なのだ。

第2部はタイトル通り、ブルース・リーのカンフー・アクション映画から格闘アクションのあるニンジャ映画までを網羅しながら、なぜニンジャ映画が流行るようになったのかを考察する内容だ。
手裏剣

忍者の知識を得るだけでなく、日本古来の身体術「ナンバ術」を知ることができるのは多大なメリットだ。

「忍者・忍術学講座 in Tokyo」は、西洋的な身体の動かし方で限界を感じている人も、きっと役に立つことだろう。

【忍者・忍術学講座 in Tokyo 詳細】

・開催日時:12月3日(土)13:00~15:00(受付12:00 開場12:30)
・開催地:三重テラス東京都中央区日本橋室町2-4-1 浮世小路千疋屋ビル「YUITO ANNEX」2F 東京メトロ銀座線「三越前駅」A9出口すぐ
・費用:入場無料
・主催:三重大学伊賀連携フィールド、三重大学人文学部、上野商工会議所、伊賀市
・代表者名:三重大学人文学部チーム
・申込・問合せ先:三重大学人文学部チーム 総務担当
        〒514-8507 三重県津市栗真町屋町1577
        TEL 059-231-9194
        FAX 059-231-9198
        E-mail hum-somu@ab.mie-u.ac.jp
※事前申込み制:60名先着順【11月25日(金)〆切】

■忍者・忍術学講座 in Tokyo | 行事ガイド | 武道・武術の総合情報サイト WEB秘伝
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