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ハロプロのアイドルグループ「Juice=Juice」リーダー・金澤朋子ちゃん、横アリコンサートで卒業【連載:アキラの着目】

ハロー!プロジェクト所属の10人組アイドルグループ「Juice=Juice」(ジュース=ジュース)のリーダー・金澤朋子ちゃん(26歳)が、11月24日横浜アリーナで開催された「Juice=Juice Concert 2021~FAMiLiA~ 金澤朋子ファイナル」をもって「Juice=Juice」及びハロー!プロジェクトから卒業した。

元「Juice=Juice」リーダー・金澤朋子ちゃん Wikipediaから引用
元「Juice=Juice」リーダー・金澤朋子ちゃん
Wikipediaから引用

金澤朋子ちゃんは2013年2月グループ結成時からの生え抜きメンバーとして約9年間活動し、2019年からは前リーダー・宮崎由加ちゃんから引き継いでリーダーに就任。

金澤朋子ちゃんの卒業理由は、2016年に発表された子宮内膜症の療養に専念するためで、卒業のタイミングは、金澤朋子ちゃんの強い意志により、此度の横アリでのコンサートが選ばれた。

約6,500人のファンが詰め掛けた横アリには、開演前から金澤朋子ちゃんのメンバーカラー「リンゴ色」のペンライト一色に。

「イジワルしないで抱きしめてよ」でスタートしたコンサートでは、金澤朋子ちゃんは階段ステージを縦に活かしたフォーメーションから華やかに登場。

2曲目は金澤朋子ちゃんラスト参加の最新曲シングル「Future Smile」が続き、「Juice=Juice」が世に出たメジャーデビュー曲「ロマンスの途中」へと繋がってゆく。

前半ブロックは、2021年7月に加入した新メンバー(有澤一華ちゃん、入江里咲ちゃん、江端妃咲ちゃん)を除いた7人で「DOWN TOWN」、「Va-Va-Voom」、「好きって言ってよ」、「素直に甘えて」、「ポツリと」の5曲を連続で歌とダンスのパフォーマンス。

大人の魅力を発しながらの「Va-Va-Voom」、魅力的な満面の笑顔で知られる段原瑠々ちゃんが「好きって言ってよ」を切なく歌い上げた。

その後は前述の新メンバーも加わり、最新シングルに収録される竹内まりやの「プラスティック・ラブ」をコンサートで初披露。

今度は有澤一華ちゃん、入江里咲ちゃん、江端妃咲ちゃんの3人が「如雨露」をフレッシュに歌い上げ、先輩達とは異なるパフォーマンスで横アリを魅了した。

その後はコンサートでの人気ナンバー「プラトニック・プラネット」、「TOKYO グライダー」で畳み掛け、「Juice=Juice」初のオリコンウイークリーチャート1位を獲得した「Wonderful World」、最後に同期の生え抜きメンバー・植村あかりちゃんと「シンクロ」をデュエットした。

新メンバーを除く7人での『「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?』から、コンサートは後半ブロックに突入、「私が言う前に抱きしめなきゃね」、「Fiesta! Fiesta!」、「CHOiCE & CHANCE」、「Magic of Love」という怒涛の展開でファンは最高潮に達した。

本編ラストでは、夢に向かって突き進む歌詞が琴線に触れる「Goal~明日はあっちだよ~」を金澤朋子ちゃん歌い、アンコールでは、1人赤いドレスでステージに佇む金澤朋子ちゃん1人が「あなたを想う通り道」をしっとりと歌い上げ、昨年卒業した宮本佳林ちゃんも歌っていた「続いていくSTORY」も披露した。

「ハロー!プロジェクトが大好きな普通の女子高校生だった私は、サイン入りポスター欲しさに応募したカラオケコンテストがきっかけとなり、今ここにいます。人前に出ることが決して得意ではなく、安心や安定を好み、冒険、挑戦といったことが大の苦手だった私にとって、この世界は無縁だと思ってました。ひょんなきっかけと奇跡の連続で、約9年間の活動に繋がり、本来ならあるはずのなかった多くの出会いに恵まれたこと、心から感謝しています。Juice=Juiceの金澤朋子として活動することができたこれまでの期間、私の人生にとって誇りであり、宝です。他の何にも変えることのできない大切で尊い時間でした。私は1人では何もすることができない人間でした。ここまで頑張ってくることができたのは、本当にたくさんの方の支えがあって、そして心強い仲間いてくれたからです」と金澤朋子ちゃんは締めくくった。

この後、金澤朋子ちゃんはJuice=Juiceの次期リーダーに最後の生え抜きメンバーの植村あかりちゃんを指名すると、植村あかりちゃんは各メンバーから1人ずつ金澤朋子ちゃんへのサプライズ祝辞を伝えさせた後に、こう語った。

「卒業おめでとうございます。朋子とは本当にいろんな時間を過ごせて、本当に嬉しかったです。リーダー・朋子のようにはできないかもしれませんが、私らしく頑張ってバトンを繋いでいきたいと思います。でも安心しないで下さい。だってリーダーが私です。それにメンバーは朋子が思っているよりみんな朋子のことが大好きなので、明日にも連絡が来るかも(笑)。いつの間にか後輩達もいっぱいできました。これからのJuice=Juiceも絶対、カッコいいよね!」と一転してメンバー達に植村あかりちゃんが呼びかけると「はい!」と答えるメンバー達。

引き続き植村あかりちゃんの「安心して下さい。本当におめでとうございます。そして皆様、ここへ来てくれて本当にありがとうございました」との語りには会場からも大きな拍手が。

最後の最後に金澤朋子ちゃんからの「明日から植村がリーダーが引っ張っていくJuice=Juiceへの期待もこめて」という曲紹介で「未来へ、さあ走り出せ!」がラスト曲としてかかり、『Juice=Juice Concert 2021 ~FAMiLiA~ 金澤朋子ファイナル』が無事終幕を迎えるに至った。

今後の金澤朋子ちゃんは治療に専念し、体調が回復したらソロ歌手としてまた新たなスタートを切るとのことだ。

■『Juice=Juice Concert 2021 ~FAMiLiA~ 金澤朋子ファイナル』セットリスト
2021年11月24日(水)横浜アリーナ(神奈川)

1.イジワルしないで抱きしめてよ
2.Future Smile
3.ロマンスの途中
4.DOWN TOWN/金澤・植村・稲場・井上・段原・工藤・松永
5.Va-Va-Voom/金澤・植村・稲場・井上・段原・工藤・松永
6.好きって言ってよ/金澤・植村・稲場・井上・段原・工藤・松永
7.素直に甘えて/金澤・植村・稲場・井上・段原・工藤・松永
8.ポツリと/金澤・植村・稲場・井上・段原・工藤・松永
9.プラスティック・ラブ
10.DANCE NUMBER/金澤・植村・稲場・井上・段原・工藤・松永
11.如雨露/有澤・入江・江端
12.プラトニック・プラネット/金澤・段原・松永・江端
13.TOKYO グライダー/金澤・稲場・工藤・有澤
14.Wonderful World/金澤・井上・入江
15.シンクロ。/金澤・植村
16.「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?/金澤・植村・稲場・ 井上・段原・工藤・松永
17.私が言う前に抱きしめなきゃね/金澤・植村・稲場・井上・段原・工藤・松永
18.Fiesta! Fiesta!/金澤・植村・稲場・井上・段原・工藤・松永
19.CHOiCE & CHANCE
20.Magic of Love
21.Familia
22.Goal~明日はあっちだよ~

EN1.あなたを想う帰り道/金澤朋子ソロ
EN2.続いていく STORY
EN3.未来へ、さあ走り出せ!

 

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

プロが選んだ令和のアイドル界「スゴいボーカリスト10人」からハロプロ勢3人選出【連載:アキラの着目】

関ジャニ∞がメイン・パーソナリティを務めるバラエティ番組『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日)。

去る2020年11月1日放送回では、「プロが選んだ令和のアイドル界『スゴいボーカリスト10人』」と題し、数ある女性アイドルグループの中から歌唱力の優れたアイドルを選出。

「プロが選んだ」のプロは、松任谷由実など錚々たるアーティスト達のコーラスを務めてきた実力派ボーカリスト・今井マサキ氏と、ももいろクローバーZ等の人気アイドルに多数楽曲を提供してきた稀代の音楽プロデューサー・ヒャダイン氏だ。

気になる「令和のアイドル界『スゴいボーカリスト10人』」だが、ハロプロ(=ハロー!プロジェクト)からは3人が選出された。

ハロプロ所属のアイドルグループの中でも一際隙きのない完成度の「JUICE=JUICE」(ジュース=ジュース)から2人、モーニング娘。’20から1人という内訳だ。

はたして誰なのかというと、

■JUICE=JUICE

・高木紗友希ちゃん

ハロプロのアイドルグループ「JUICE=JUICE」メンバーの高木紗友希ちゃん 『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日)から引用
ハロプロのアイドルグループ「JUICE=JUICE」メンバーの高木紗友希ちゃん
『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日)から引用

・段原瑠々ちゃん

ハロプロのアイドルグループ「JUICE=JUICE」メンバーの段原瑠々ちゃん 『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日)から引用
ハロプロのアイドルグループ「JUICE=JUICE」メンバーの段原瑠々ちゃん
『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日)から引用

■モーニング娘。’20

小田さくらちゃん

ハロプロのアイドルグループ「モーニング娘。'20」メンバーの小田さくらちゃん 『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日)から引用
ハロプロのアイドルグループ「モーニング娘。’20」メンバーの小田さくらちゃん
『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日)から引用

ハロプロファンからすれば至極当然の結果であり、ある意味で驚かないのだが、ただ嬉しいことは嬉しいはずだろう。

というのも、高木紗友希ちゃん、段原瑠々ちゃん、小田さくらちゃん、さらにはJUICE=JUICE、モーニング娘。’20の凄さをある程度、一般大衆に知らしめることができたからだ。

AKB48らが登場しだしてからは、歌唱力やパフォーマンスも含めた総合力よりも、ルックス偏重の傾向が顕著になってきた感が否めなかったが、ここに来てやはりパフォーマンス力を正当に評価する場が関ジャニ∞の番組で設けられたことはハロプロファンにとってはありがたいことだったはずだ。

関ジャニ∞のメンバーも「この娘、スゴいな~!」と正直にコメントを発していたりで、ハロプロは看板に違わぬ実力をまたしても見せつける結果となったのだった。

残念ながら、この回の動画は2020年11月3日現在、YouTubeにアップされておらず、『関ジャム 完全燃SHOW』を観なかった人たちにとっては、彼女らの勇姿を確認する術がないのだが、個別に名前で検索してもらえると、ライブコンサート等での歌唱力の凄さを確認できるので、ぜひ観て頂きたいものだ。

■関ジャム 完全燃SHOW|テレビ朝日
https://www.tv-asahi.co.jp/kanjam/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099