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今日3月29日は志村けんさんの1周忌【連載:アキラの着目】

今日3月29日は志村けんさん(享年70歳)の1周忌。

志村けんさんが他界されてから、もう1年が経つとは、信じられないくらい時の過ぎゆくのが速い。

しかし、時間経過の速さを感心している場合ではない。

というのも、1987~96年にフジテレビ系で放送された志村けんさんの冠番組『志村けんのだいじょうぶだぁ』の再編集版動画10本が来月4月17日に公開終了してしまうからだ。

『志村けんのだいじょうぶだぁ』から誕生した変なおじさん 「イザワオフィス」公式YouTubeチャンネルから引用
『志村けんのだいじょうぶだぁ』から誕生した変なおじさん
「イザワオフィス」公式YouTubeチャンネルから引用

動画の公開元は、志村けんさんが生前に所属していた芸能事務所「イザワオフィス」の公式YouTubeチャンネル。

ある程度以上の年齢を重ねている人ならばご存知かと思うが、『志村けんのだいじょうぶだぁ』は志村けんさんのコント番組。

日本国民全員が知っていると言っても過言ではない「変なおじさん」は、この『志村けんのだいじょうぶだぁ』から誕生したキャラなのだ。

『志村けんのだいじょうぶだぁ』から誕生した変なおじさん 「イザワオフィス」公式YouTubeチャンネルから引用
『志村けんのだいじょうぶだぁ』から誕生した変なおじさん
「イザワオフィス」公式YouTubeチャンネルから引用

もちろん、この「変なおじさん」が『志村けんのだいじょうぶだぁ』再編集版動画に含まれているのでご安心あれ。

■【公式】志村けんのだいじょうぶだぁ #1

ちなみに、『志村けんのだいじょうぶだぁ』再編集版動画10本の中でタイトルに「#1」が付記されている動画は「広告のない動画」、「#2」~「#10」が付記されている動画は「広告付き動画」として公開され、再生回数で得られる収益から必要最低限の経費を除いた全額を日本赤十字社に寄付するとイザワオフィスは発表済みだ。

いまだに「まだ志村けんさんが生きているような気がする」といったようなコメントもあったりで、志村けんさん人気は永遠に不滅だ。

■YouTubeチャンネル IZAWA OFFICE / イザワオフィス
https://www.youtube.com/channel/UCcEUYzjrepHbAe0ytBqKFDA

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

志村けんさんのコント・アーカイブ的番組「志村友達」【連載:アキラの着目】

昨年3月29日に新型コロナウイルスに伴う肺炎のため他界された志村けんさん。

志村けんオフィシャルブログから引用
志村けんオフィシャルブログから引用

その志村けんさんを偲びながら、フジテレビで深夜に放送された「志村X」から「志村でナイト」までの20年・1000を超える放送回の中から、珠玉の“志村流コント”を蔵出ししている番組が「志村友達」(フジテレビ系・毎週水曜日0:55~1:25)だ。

志村けんさんが存命でないのに、志村けんさんの冠番組がいまだに存在するという不思議さがあるが、「志村友達」はどのような番組かというと、志村けんさんのコント・アーカイブ的な番組ということだ。

もちろん番組名「志村友達」の名に違わず、志村けんさんのコントに登場した著名人の「友達」を毎回ゲストに迎え、志村けんさんに纏わるエピソードも披露されるのだ。

放送時間帯が深夜ということもあり、子供向きではない爆笑コントもセレクトされ、散りばめられているが、基本的にはどのコントも志村けんさんが腕を振るったコントばかりで笑いが絶えない。

MCは、志村けんさんが他界する直前まで放送されていた「志村でナイト」で志村けんさんと共演していた大悟さん(千鳥)と柴田英嗣さん(アンタッチャブル)。

実際にコントで志村けんさんと絡んだこの2人だからこそ、志村けんさんの冠番組のMCをしっかりとオモシロ可笑しく務められるのだ。

まだ「志村友達」を観ていない貴方、必ず録画して視聴することをオススメする。

録画すれば、何度でも見返せすことができ、何度でも笑えるからだ。

■志村友達 – フジテレビ
https://www.fujitv.co.jp/b_hp/shimuras_friends/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

50年近く前のコントでも色褪せず笑えてしまう「コント55号」【連載:アキラの着目】

最近はテレビでお目にかかることが少なくなった萩本欽一さん。

2015年4月には、当時73歳で駒澤大学仏教学部の学生となり、通学する様子がワイドショーに取り上げられたのは記憶に新しい。

萩本欽一さんはご存知の通りコメディアンで、元々は浅草喜劇の人だ。

1966年に萩本欽一さんは坂上二郎さんとコンビを組んで「コント55号」を結成、それ以降、破壊力抜群のコントで、日本中から爆発的な人気を獲得したのだった。

その「コント55号」のコントは現在でも動画サイトで視聴することが可能だ。

大抵のコントは、伝統芸能の落語とは異なり、時代が変わると、流行と同じで陳腐化してしまうものだから、笑えなくなる。

なのに、萩本欽一さんと坂上二郎さんの「コント55号」は、令和元年の現在に観ても色褪せることなく全然笑えるのだから、驚異的だ。

FJ時事新聞ニッポンニュースでは、時代を超越した笑いを放つ「コント55号」のコントの中から特に面白いコントをピックアップしてみたので、ご覧頂きたい。

コント55号(萩本欽一・坂上二郎)のコント「個展」 YouTubeから引用

1.コント55号のコント・ネタ「個展」

2.コント55号のコント・ネタ「バドミントン」

「個展」は、坂上二郎さんのドタバタぶりが実にバカバカしく、つい笑ってしまう。

また、会場客の野次や声も含めて、ネタだけでなく楽しめるのも良い。

「バドミントン」は、見えない羽をあたかも見えているかのように演じ、バドミントンを指導するネタだが、理不尽さを笑いに変えているところが良い。

当時は、飛ぶ鳥を落とす勢いのコント55号であったが、お互いにピン(ソロ)での活動が増えたり、ドリフターズ(加藤茶や志村けんが所属していたグループ)の台頭や、同じ浅草喜劇出身のビートたけしの出現により、萩本欽一さんの冠番組は姿を消していった。

しかし、萩本欽一さんのコント55号の活躍や隆盛の軌跡は消滅しないし、今後も語り継がれてゆくことだろう。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099