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桜の開花情報で耳にする「●分咲き」って何?【連載:アキラの着目】

東京では、ついこの前まで寒い日が続いたかと思ったら、一転して20数℃にまで気温が上昇したりで、なんだかよくわからぬまま春に近づいている状況だ。

そんな東京でも、数日前に桜の開花宣言が出され、いよいよ今年も桜の季節がやってきた。

桜の花

しかし、毎年筆者は桜を堪能しようとしても、気づいた時には桜の花びらが散りかかっていたりで、日本人なのにしっかりと桜のことを把握していなかったりする。

そこで今回は、桜の開花にまつわる話をしようかと。

桜の開花宣言が出されてから、桜の花が散るまでの期間は、一体どのくらいなのか?

筆者は、まさにこれをしっかり頭に叩き込んでいないので、花見の「旬」を逃し、毎年「あ~あ…」の繰り返しなのだ。

この答えは「約10日~約2週間程度」だ。

この期間は、あくまでも一つの目安に過ぎないので、地域や気候により、長くなったり短くなったりする。

当然ながら、雨天や強風の天候だと、桜の花は長く持たずに散ってしまう。

「来週の土日のどちらかで花見をすればいいや」と先送りすると、あっという間に花見の「旬」が過ぎてしまうので、満開になったら、さっさと花見をしよう!

桜の花

ちなみに開花宣言してから満開になるまでの期間は、これまた地域で異なるのだが、九州から東海・関東地方では約7日、北陸・東北地方では約5日、北海道では約4日だ。

次は、桜の開花情報で耳にする「●分咲き」という表現についてだが、これは開いている桜の花の割合で判断されている。

桜の花

「三分咲き」は「3割の桜の花が開いて、残りの7割の桜の花がつぼみだよ」ということ。

同様に「五分咲き」、「八分咲き(=満開)」も同じで、割合が異なるだけだ。

桜の花の開花のプロセスは、まず「開花」、その後に前述の「三分咲き、「五分咲き」、「八分咲き(=満開)」となり、その後は「散り始め」さらに桜の花が散ってしまうと、「葉桜」(桜の花が散って、若葉が出始め、新緑で桜の枝が覆われた状態をいう)となる。

東京だと花見の名所として有名なのは、千鳥ヶ淵、中目黒、飛鳥山、等々、かなりあるが、近所の名も知れぬ公園でも全然桜の花を堪能することはできるので、とにかく筆者のように花見の「旬」を逃さぬようにしよう。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

都心にケーブルカー!? あすかパークレール「アスカルゴ」【連載:アキラの着目】

都心でケーブルカーらしきものに乗れるスポットがあることをご存知だろうか?

実は、JR王子駅(≠JR八王子駅)近くにそのスポットはあるのだ。

それがあすかパークレール「アスカルゴ」だ。

関東でケーブルカーを乗ろうと思うと、ミシュランガイド★★★の高尾山や箱根になるが、わざわざ高尾山や箱根に行くのは時間や交通費がかかってしまうので、あすかパークレール「アスカルゴ」がかなりお得でおすすめだ。

自走式モノレールであるあすかパークレール「アスカルゴ」は、JR王子駅徒歩2分の「飛鳥山公園入口」駅から乗ることができ、もちろん無料。

あすかパークレール「アスカルゴ」 「飛鳥山公園モノレール 『あすかパークレール』と『アスカルゴ』」より引用
あすかパークレール「アスカルゴ」 「飛鳥山公園モノレール 『あすかパークレール』と『アスカルゴ』」より引用
あすかパークレール「アスカルゴ」 「飛鳥山公園モノレール 『あすかパークレール』と『アスカルゴ』」より引用
あすかパークレール「アスカルゴ」 「飛鳥山公園モノレール 『あすかパークレール』と『アスカルゴ』」より引用

ものの約2分で「飛鳥山山頂」駅に到着してしまうので、ややあっけなさはあるが、傾斜角度24度・標高差17.4mの飛鳥山を登ってゆくので、ケーブルカーの雰囲気は十分堪能できる。

あすかパークレール「アスカルゴ」の座席 「飛鳥山公園モノレール 『あすかパークレール』と『アスカルゴ』」より引用
あすかパークレール「アスカルゴ」の座席 「飛鳥山公園モノレール 『あすかパークレール』と『アスカルゴ』」より引用

ただし、花見の季節だと、都内屈指の花見スポットである飛鳥山は大混雑となるので、あすかパークレール「アスカルゴ」に乗るには、適さない時期かもしれない。

ちなみにその花見スポットとして名高い飛鳥山は、公園として整備され、また豊島氏の庶流・滝野川氏によって築かれた飛鳥山城のあった山でもあるので、中世山城好きの人も楽しめる東京観光スポットだ。

ぜひあすかパークレール「アスカルゴ」に乗ってみよう!

■あすかパークレール「アスカルゴ」 基本データ
形式:自走式モノレール
延長:レール延長48m(傾斜角度24度)
車両:16人乗り(座席数6、立ち席10)
走行区間:飛鳥山公園入口駅-飛鳥山山頂駅
走行速度:30m/分(片道2分)
標高差:17.4m
運行方法:無人運転(押しボタン運転方式)
バリアフリー:車イスおよびベビーカーでも利用可
運行中は係員が乗降場に常駐、防犯カメラ(車内1基、乗降場2基)、インターフォン(車内)設置

■飛鳥山公園へ行こう!! 「あすかパークレールの「アスカルゴ」が人気です」
https://www.city.kita.tokyo.jp/d-douro/jutaku/koen/asukayama.html

■飛鳥山公園モノレール 「あすかパークレール」と「アスカルゴ」
https://www.city.kita.tokyo.jp/d-douro/jutaku/koen/documents/attachment_5.pdf

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099