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都心にケーブルカー!? あすかパークレール「アスカルゴ」【連載:アキラの着目】

都心でケーブルカーらしきものに乗れるスポットがあることをご存知だろうか?

実は、JR王子駅(≠JR八王子駅)近くにそのスポットはあるのだ。

それがあすかパークレール「アスカルゴ」だ。

関東でケーブルカーを乗ろうと思うと、ミシュランガイド★★★の高尾山や箱根になるが、わざわざ高尾山や箱根に行くのは時間や交通費がかかってしまうので、あすかパークレール「アスカルゴ」がかなりお得でおすすめだ。

自走式モノレールであるあすかパークレール「アスカルゴ」は、JR王子駅徒歩2分の「飛鳥山公園入口」駅から乗ることができ、もちろん無料。

あすかパークレール「アスカルゴ」 「飛鳥山公園モノレール 『あすかパークレール』と『アスカルゴ』」より引用
あすかパークレール「アスカルゴ」 「飛鳥山公園モノレール 『あすかパークレール』と『アスカルゴ』」より引用
あすかパークレール「アスカルゴ」 「飛鳥山公園モノレール 『あすかパークレール』と『アスカルゴ』」より引用
あすかパークレール「アスカルゴ」 「飛鳥山公園モノレール 『あすかパークレール』と『アスカルゴ』」より引用

ものの約2分で「飛鳥山山頂」駅に到着してしまうので、ややあっけなさはあるが、傾斜角度24度・標高差17.4mの飛鳥山を登ってゆくので、ケーブルカーの雰囲気は十分堪能できる。

あすかパークレール「アスカルゴ」の座席 「飛鳥山公園モノレール 『あすかパークレール』と『アスカルゴ』」より引用
あすかパークレール「アスカルゴ」の座席 「飛鳥山公園モノレール 『あすかパークレール』と『アスカルゴ』」より引用

ただし、花見の季節だと、都内屈指の花見スポットである飛鳥山は大混雑となるので、あすかパークレール「アスカルゴ」に乗るには、適さない時期かもしれない。

ちなみにその花見スポットとして名高い飛鳥山は、公園として整備され、また豊島氏の庶流・滝野川氏によって築かれた飛鳥山城のあった山でもあるので、中世山城好きの人も楽しめる東京観光スポットだ。

ぜひあすかパークレール「アスカルゴ」に乗ってみよう!

■あすかパークレール「アスカルゴ」 基本データ
形式:自走式モノレール
延長:レール延長48m(傾斜角度24度)
車両:16人乗り(座席数6、立ち席10)
走行区間:飛鳥山公園入口駅-飛鳥山山頂駅
走行速度:30m/分(片道2分)
標高差:17.4m
運行方法:無人運転(押しボタン運転方式)
バリアフリー:車イスおよびベビーカーでも利用可
運行中は係員が乗降場に常駐、防犯カメラ(車内1基、乗降場2基)、インターフォン(車内)設置

■飛鳥山公園へ行こう!! 「あすかパークレールの「アスカルゴ」が人気です」
https://www.city.kita.tokyo.jp/d-douro/jutaku/koen/asukayama.html

■飛鳥山公園モノレール 「あすかパークレール」と「アスカルゴ」
https://www.city.kita.tokyo.jp/d-douro/jutaku/koen/documents/attachment_5.pdf

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099