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プロレスの力で復旧を応援、JR只見線列車内プロレス【連載:アキラの着目】

一昨日の10月3日(土)、JR只見線車内にてプロレスが開催された。

その名も只見線列車内プロレス。

只見線列車内プロレスは、2017年にJR線では初の列車内プロレスとして行われた(魚沼市青年会議所主催)。

なぜ只見線なのかというと、2011年の新潟・福島豪雨の被害により、只見線は廃線の危機に立たされたからだ。

「地域の宝である只見線で地域を盛り上げる」ために只見線列車内プロレスが始まったのだ。

只見線列車内プロレス公式サイトから引用
只見線列車内プロレス公式サイトから引用

追い込まれても、カウント2.9から不屈の闘志で立ち上がるのがプロレスだ。

その姿と廃線寸前まで追い込まれた只見線が、実にオーバーラップする。

大規模な災害に見舞われながらも、2021年の全線復旧に向けて着実に歩みを進める只見線をプロレスで応援するのが只見線列車内プロレスの主旨なのだ。

只見線列車内プロレス公式サイトから引用
只見線列車内プロレス公式サイトから引用

只見線列車内プロレスは、株式会社新潟プロレスの協力のもと試合が行われており、リングサイドよりも間近で迫力満点のプロレスを列車内で堪能できる。

只見線列車内プロレス公式YouTubeから引用
只見線列車内プロレス公式YouTubeから引用

ただし、新型コロナウイルス感染拡大防止により、マスク着用やアルコールによる手指の消毒が必須で、また、選手とのツーショット撮影や選手へのボディタッチ、ハイタッチ、握手などが禁止となっているので、エチケットやルールを守ろう。

申込や問合せは随時受け付けているので、ぜひ只見線列車内プロレスを観てみたいという人は事務局まで問合せてみよう。

只見線列車内プロレス公式サイトから引用
只見線列車内プロレス公式サイトから引用

【只見線列車内プロレス申込・問合せ】

・事務局:一般社団法人 魚沼市観光協会
・電話:025-792-7300
・Mail:kanko@iine-uonuma.jp

■只見線列車内プロレス
https://tadamisenpuroresu.localinfo.jp/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

地震体験や消火訓練もできる東京消防庁・立川防災館【連載:アキラの着目】

世界の温暖化現象により、温帯気候だった日本も次第に熱帯気候に変わりつつあるような昨今。

そうした影響を受けて、台風の大型化や莫大な降雨量をもたらすゲリラ豪雨なども頻発し、これまでに直接的な被害のなかった地域でも、河川の氾濫や浸水、土砂崩れが起こっており、台風19号のよる被害は我々の記憶に新しい。

「そんなに大したことはないだろう」、「今までも大丈夫だったから」という楽観的な心構えだと、場合によっては生命の危険を招く恐れすらある。

実際に地震や台風が来てから、「こんなに凄いとは思わなかった」と言わないためにも、事前にシミュレーションしたり、どのくらいの凄さなのかを知っておくと、知らないよりは数段、危険回避に繋がるはずだ。

そこで今回のニッポンニュースで紹介するのが、地震体験や消火訓練もできる東京消防庁・立川防災館だ。

この東京消防庁・立川防災館では、昨年にオープンした、国内初「救出救助コーナー」がある。

昨年にオープンした、国内初「救出救助コーナー」 東京消防庁<防災館・博物館><立川防災館>から引用
昨年にオープンした、国内初「救出救助コーナー」
東京消防庁<防災館・博物館><立川防災館>から引用

リアルな造形により震災現場を再現した空間で、要救助者の捜索から救出までの行動を体験することができる。

また、寝室や事務室を想定した室内空間での体験も可能だ。

対象者を中学生以上に設定しているので、残念ながら小学生だと体験できない。

これ以外にも、テーブルの下で本物そっくりの地震の揺れを体験できる地震体験室(対象年齢:3歳以上)や、大型スクリーンに映し出された火災映像を模擬消火器で消火する消火訓練室(対象年齢:小学3年生以上)、いざという時の胸骨圧迫心マッサージ法やAED取扱要領などを学べる応急救護訓練室(対象:小学4年生以上)もある。

テーブルの下で本物そっくりの地震の揺れを体験できる地震体験室 東京消防庁<防災館・博物館><立川防災館>から引用
テーブルの下で本物そっくりの地震の揺れを体験できる地震体験室
東京消防庁<防災館・博物館><立川防災館>から引用
大型スクリーンに映し出された火災映像を模擬消火器で消火する消火訓練室 東京消防庁<防災館・博物館><立川防災館>から引用
大型スクリーンに映し出された火災映像を模擬消火器で消火する消火訓練室
東京消防庁<防災館・博物館><立川防災館>から引用
いざという時の胸骨圧迫心マッサージ法やAED取扱要領などを学べる応急救護訓練室 東京消防庁<防災館・博物館><立川防災館>から引用
いざという時の胸骨圧迫心マッサージ法やAED取扱要領などを学べる応急救護訓練室
東京消防庁<防災館・博物館><立川防災館>から引用

いずれのアクティビティも本番さながらで、応急救護訓練室には等身大の訓練用人形が用意され、この人形を押しながら、救助の手順や要領などを体験しながら理解を深めることができるのだ。

実際に使わないに越したことはないが、しかし、いつ何時どこで災害に直面するかわからない日本だからこそ、その時に慌てずに善処できるよう、こうした体験や訓練は重要なのだ。

高尾山の往きか帰りに立ち寄るのにちょうど良い立川なので、オススメのスポットだ。

■東京消防庁<防災館・博物館><立川防災館>
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/hp-ttbskan/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099