街中を歩いていると、風変わりな看板やロゴマークに出くわすことがある。
よくよく見てみると、「ああ、なるほど!」と納得してしまうくらい上手にその特徴を表している看板やロゴマークもあれば、単純にデザインがわかりやすかったり、カッコ良かったりといった看板やロゴマークもある。
どの街にも必ず風変わりな看板やロゴマークがあるものなので、見落とさずに見ていると見つかるものだ。
当然ながら、札幌にもそうした風変わりな看板やロゴマークがあるので、紹介してみる。
まず1つ目。
我が家の建築には「WAGAYA」を、ということで、この家を模ったロゴマークなのだろう。
アニメ『サザエさん』のエンディング曲で、ホイッスルを吹くサザエさんに誘導されたサザエさん一家が、最後に入り込む家のようなデザインだ。
2つ目。
通常なら「炭焼居酒屋」と明記すべきところを、「居」を胃袋の「胃」にあえて変え、「炭焼胃酒屋」と表記している。
何やらただものではないような店に感じてしまうから不思議だ。
3つ目は美容院の看板で、櫛やハサミを店名のロゴマークにしているところがなかなか風変わりだ。
見てすぐに美容院もしくは理容店とわかる。
4つ目は、かなりインパクトのあるロゴマークだ。
たぶんこのロゴマークの、顎がふくよかな顔は、この店の店主なんだろうと容易に察しがつく。
5つ目の、北海道神宮の脇にある食堂の看板。
湯気の形が「米」になっていることから、おかゆだなと誰しもがわかる看板だ。
最後に質屋さんの看板なのだが、これもインパクト大!
文字を上手く配置したり、文字なんだけど文字とは認識させずに、1つの図形やオブジェとして認識させるような手法をタイポグラフィというのだが、まさにこの看板はタイポグラフィそのものだ。
圧倒されるような文字の大きさと、目に飛び込んでくるショッキングピンクのコラボが、嫌でも意識してしまう。
以上6つの看板・ロゴマークを見てきたが、普段意識しなかった街でも、ちょっとだけ意識して街を見回すだけで、意外と風変わりな看板やロゴマークを発見できてしまうこともあるから、まずは地元や勤務地周辺を見てみよう!