「流行語」タグアーカイブ

第37回新語・流行語大賞、ノミネート語30勢揃い【連載:アキラの着目】

毎年、その年に流行したワードを発表する「ユーキャン 新語・流行語大賞」。

今年も「2020年 ノミネート語 30」が発表された。

そのノミネート語30は以下の通り。

No.01:愛の不時着/第4次韓流ブーム
No.02:新しい生活様式/ニューノーマル
No.03:あつ森
No.04:アベノマスク
No.05:アマビエ
No.06:ウーバーイーツ
No.07:AI超え
No.08:エッセンシャルワーカー
No.09:おうち時間/ステイホーム
No.10:オンライン◯◯
No.11:顔芸/恩返し
No.12:カゴパク
No.13:鬼滅の刃
No.14:クラスター
No.15:香水
No.16:GoToキャンペーン
No.17:3密(三つの密)
No.18:自粛警察
No.19:Zoom映え
No.20:総合的、俯瞰的
No.21:ソーシャルディスタンス
No.22:ソロキャンプ
No.23:テレワーク/ワーケーション
No.24:時を戻そう(ぺこぱ)
No.25:NiziU(ニジュー)
No.26:濃厚接触者
No.27:BLM(BlackLivesMatter)運動
No.28:PCR検査
No.29:フワちゃん
No.30:まぁねぇ~(ぼる塾)

半数くらいが新型コロナウイルスにまつわるワードで、他には今年の人気者や人気アニメ、人気ゲームがランクインしているのが、2020年の流行語ノミネート語30の特徴だ。

個人的にランクインすると思われたがランクインしていなかったワードは「ホカノマスク」(アベノマスクが不評で、他のマスクを着けることから使われたワード)、藤井聡太(将棋棋士・最年少で2冠達成)だ。

ちなみに、選考委員は50音順で、姜尚中氏(東京大学名誉教授)、金田一秀穂氏(杏林大学教授)、辛酸なめ子氏(漫画家・コラムニスト)、俵万智氏(歌人)、室井滋氏(女優・エッセイスト)、やくみつる氏(漫画家)、大塚陽子氏(「現代用語の基礎知識」編集長)だ。

これらノミネート語30の中から『2020ユーキャン新語・流行語大賞』トップテンが選ばれ、12月1日に発表される。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

2019年の流行語大賞をズバリ予想!【連載:アキラの着目】

タピオカミルクティー今年も残すところあと91日。

そろそろ2019年の流行語大賞について予想しておかなければならない(!?)時期に入った。

昨年2018年は「そだねー」が年間大賞に輝いたが、ニッポンニュースは見事に的中させた(2018年流行語大賞候補1:そだねー、2018年流行語大賞候補2:ダサかっこいい、2018年流行語大賞候補3:もぐもぐタイム、2018年流行語大賞候補4:奈良判定)。

今年は一体どのような流行語がノミネートされるのだろうか?

そこで毎年恒例になった、ニッポンニュースによる「2019年流行語大賞」をズバリ予想してみる!

2019年流行語大賞 候補1:闇営業

やはり現時点までにおける最もインパクトのある流行語は「闇営業」だろう。

所属芸能事務所を通さずに直接企業や人から芸能案件をもらうのは、以前からあった。
闇営業

しかし、その企業や人が実は反社会的勢力であったりすると、コンプライアンスが徹底した今日では「アウト」になってしまうのは当然のことだ。

では、所属芸能事務所を通した芸能案件だけをこなせばいいのではという、至極もっともな意見もあるが、そもそも売れていない芸能人には所属芸能事務所が芸能案件を振らないのだ。

ゆえに売れていない芸能人は食ってゆくために、”危ない橋”を渡ってしまうのだ。

「闇営業」は、そのような芸能界のシステムを根本から変革してゆかないと、根絶できないだろう。

こうした変革の期待も込めて、2019年流行語大賞の候補1番目に。

2019年流行語大賞 候補2:タピる

今年は昨年に比べ、猛暑が少なかったような印象だが、それでも冷たい飲料に飛びつくのは変わりがなかったようで、タピオカミルクティーが流行りまくった。

太いストローなのは、ミルクティーの中にゴロゴロ入っているタピオカを吸い込めるようにとの配慮。
タピオカミルクティー

しかし、タピオカミルクティーやタピオカを熟知していない人は、まず先にミルクティーを飲み干し、容器の底に溜まったタピオカを一気に容器を傾けて口に流し込んで食べたりして、ちょっとだけ腹持ちの良いミルクティーくらいにしか思っていないのかもしれない。

とにかく、女子中高生からおじさん、おばさんまで幅広い層が物珍しさで飲んでいたことから、タピオカミルクティーを飲むという意味の「タピる」が2019年流行語大賞の候補2番目に。

2019年流行語大賞 候補3:アンジュルム婚

蒼井優さんと山里亮太さんの結婚は、日本中を仰天させた出来事だった。

蒼井優さんと山里亮太さんは共通の趣味が元で親しくなったのだが、それがハロー!プロジェクト(通称ハロプロ)のアイドルグループ・アンジュルム。
蒼井優さんと山里亮太さんの共通の趣味「アンジュルム」

それゆえにスポーツ新聞のトップ一面には「アンジュルム婚」の文字が踊り、一躍アンジュルムが全国メディアで知られるように。

同じハロー!プロジェクト(通称ハロプロ)のアイドルグループ・℃-uteが解散してしまった現在、実力No.1のアイドルグループはアンジュルムと信じて疑わぬ筆者なのだが、まだまだ世間にその名前もパフォーマンスも知れ渡っていないのが実情なので、さらに有名になれるようにとの思いを込めて、アンジュルム婚は2019年流行語大賞の候補3番目に。

2019年流行語大賞 候補4:上級国民

基本的に流行語大賞は、負をイメージするものを選ばない。

よって、この「上級国民」は、流行語大賞に選出される確率は極めて低いと思われる。

ただし、親子の事故死を風化させないために、また「上級国民」をかばっているのではと思われるような、事故後の警察の対応、等々に対し、自省を促す意味で選出される可能性も全く否定はできないだろう。

以上、インターネット上での「下馬評」を元にし、さらにFJ時事新聞「ニッポンニュース」の独断と偏見で選出した流行語4選だ。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

2018年の流行語大賞をズバリ予想!【連載:アキラの着目】

今年も残すところあと156日。

そろそろ2018年の流行語大賞について予想しておかなければならない(!?)時期に入った。

昨年は「忖度」旋風が巻き起こったが、今年は一体どのような流行語がノミネートされるのだろうか?

2018年流行語大賞 候補1:そだねー

今年2月の平昌五輪で日本の”カー娘”(=カーリング女子)が銅メダルに輝いたが、その女子選手たちが競技中に発していたコミュニケーションワードの1つがこの「そだねー」だ。

日本”カー娘”(=カーリング女子)チーム
日本”カー娘”(=カーリング女子)チーム

通常の標準語だと「そうだね」と言うところを、第1音の「そ」を伸ばさずに早く言い、語尾を伸ばすイントネーションは、たぶん北海道特有の方言なのだろう。

この「そだねー」が大賞を獲ると、日本国民皆、心が和むのだが、2月という早い時期の流行語であることから、インパクトが弱まっており、その点ではやや不利だ。

2018年流行語大賞 候補2:ダサかっこいい

ユーロビート調の新曲『U.S.A』を引っ提げて、久々に第一線に躍り出たDA PUMP。

この『U.S.A』の振り付けで、片足ケンケンするダンスが「ダサかっこいい」と評判になったことから、「ダサかっこいい」も流行語大賞に食い込んでくるのではないかとみている。

ユーロビート調の新曲『U.S.A』を引っ提げて、久々に第一線に躍り出たDA PUMP YouTubeから引用
ユーロビート調の新曲『U.S.A』を引っ提げて、久々に第一線に躍り出たDA PUMP YouTubeから引用

「かっこいいダサい」だと、かっこいいように見えて実はダサい、ということになるのだが、「ダサかっこいい」は後ろに「かっこいい」がついているので、かっこいいのだ。

2018年流行語大賞 候補3:もぐもぐタイム

これまた日本の”カー娘”(=カーリング女子)に関係する流行語だ。

日本の”カー娘”(=カーリング女子)が、競技中のタイムでお菓子や果物をもぐもぐと美味しそうに食べていたことから、このタイムがいつの間にか「もぐもぐタイム」といわれるようになった。

日本”カー娘”(=カーリング女子)チーム もぐもぐタイム
日本”カー娘”(=カーリング女子)チーム もぐもぐタイム

「おやつタイム」ではなく、「もぐもぐタイム」というところに、彼女らの食べる様子が目に浮かびやすくなっている。

2018年流行語大賞 候補4:奈良判定

日本ボクシング連盟の元会長だった山根氏が、会長就任中に自分の出身地と同じ奈良県の選手を勝たすために、試合スタッフたちに判定を甘くするような指示をした疑いがあることから、この一連の疑惑判定をメディアは「奈良判定」とよんだ。

この「奈良判定」が流行語大賞を獲る確率は前述の3語に比べ、かなり低いだろう。

以上、インターネット上での「下馬評」を元にし、さらにFJ時事新聞「ニッポンニュース」の独断と偏見で選出した流行語4選だ。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

2017年の流行語大賞を予想してみる【連載:アキラの着目】

毎年、自由国民社がその年1年間に発生した「ことば」の中から、世相を軽妙に映し、多くの人々の話題に上った新語・流行語を選ぶのが「流行語大賞」だ。

ノミネートされた数々の言葉の中には、感動的なものもあれば、えげつないものもあったりして、話題に事欠かない。

今年2017年はまだ3ヵ月ほど残しているものの、現時点における流行語大賞の候補ワードを挙げてみたいと思う。

1.忖度

元々「忖度」という言葉を知っていた日本人は、全体の割合からすると少数だったであろう。

しかし、森友問題が連日ニュースやワイドショーで報道されるにつれ、今ではかなりの日本人が「忖度」を知るに至った。

忖度の意味は「他人の気持をおしはかること」であるのだが、実際に世間では頻繁にこの言葉が使われているかは不明だ。

忖度

2.一線を越えてない

「SPEED」元メンバーの今井絵理子参院議員(自民党)が妻子持ちの橋本健神戸市議と不倫したことが、これまた連日ニュースやワイドショーで報道された。

その釈明で「橋本氏に好意は持っているが、彼はまだ妻帯者。一線を越えていない」と語ったことから、一躍流行語大賞の候補に躍り出た「一線を越えてない」。

「一線を越えてない」となまじ言ったばかりに、むしろ「では”一線”とは具体的にはどういったものなのですか?」といった質問が報道陣から突っ込まれることになったりで、説明になっていない言葉だ。

「一線を越えてない」はノミネートされるだろうが、流行語大賞にはならないと思われる。

一線を越えてない

3.●●ファースト

小池都知事が「都民ファースト」と頻繁にメディアに対し口にしたり、またそれを名称とする政治団体が結成されたり、利己主義的なトランプ大統領の政策を「アメリカファースト」とよんだり、やたらと世間でも「●●ファースト」が多用されるようになった。

4.デートなうに使っていいよ

声優の山寺宏一さんのTwitter上での投稿がきっかけとなり、ハッシュタグに「○○とデートなう。に使っていいよ」というのが2017年初夏から夏にかけて流行した。

2017年9月現在でも、”流行遅れ”を承知の上であえて「デートなうに使っていいよ」とSNSに投稿する人もまだいるので、堅調ながらも2017年末までは需要があるのではなかろうか。

デートなうに使っていいよ

5.記憶にない

事件・事故を起こした者や、国会の答弁などでも頻繁に使われるようになった「記憶にない」。

元を遡れば、1976年に衆議院予算委員会における「ロッキード事件」の証人喚問で故小佐野賢治氏が「記憶にございません」と発したのが最初のようだ。

よく巷間で言われるのが、「(事件や事故等を)やっていないのならば、『やっていない』と言い切ればいいのに、『記憶にない』と言うのは、やっているってことじゃないか」ということ。

まさにその通りなわけで、「記憶にない」が発せられた時点で、極めて黒に近いグレーだなと誰しも思ってしまう言葉だ。

以上、異論はあると思うが、2017年の流行語大賞にノミネートされそうなワードを挙げてみた。

残り3ヵ月で、これらを超えるインパクトの流行語が出てくるのか、気になるところだ。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099