東京ディズニーランドが出現してから30年ちょっと。
東京ディズニーランドへの一極集中が強まり始めたのに伴い、各地の遊園地が苦戦し始め、企業体力のない遊園地はことごとく廃園の憂き目にあうようになって久しい。
そんな状況の中、いまだに大人気の地方遊園地がある。
それが今回のニッポンニュースで取り上げる、自称「懐かしさ日本一!」のるなぱあく(群馬県前橋市)だ。
自称「懐かしさ日本一!」のるなぱあく(群馬県前橋市)
自称「懐かしさ日本一!」とのことだが、実は誰がみても「懐かしさ日本一!」なのではないだろうか。
というのも、るなぱあくは懐かしさだらけの遊園地だからだ。
まず、るなぱあくの料金が、いつの時代の料金設定なのかと思ってしまうくらい安過ぎるのだ。
以下の乗り物アトラクションをご覧頂きたい。
これらの料金は、みな一律1回50円なのだ!
これらがみな一律1回50円とは、まさに昭和30年~40年代の料金以外の何ものでもなく、時間が止まっているかのようで、これが懐かしさを醸し出している。
2つ目が、富士急ハイランドのような絶叫系マシンやスピード系の乗り物アトラクションが一切なく、かつてデパートの屋上にあった、ほのぼのとしたミニ遊園地の遊具のような懐かしさが感じられるのだ。
3つ目が、時間が矢継ぎ早に流れる都会ではなく、せわしさから開放された地方に存在する遊園地だからこそ心が安らぎ、懐かしくなるのではないだろうか。
子育て中の親御さんたちも、昭和生まれでなかったりすることから、昭和レトロなものを新鮮に感じ、自ら体験してみたい、触れてみたいという願望や欲求もあるのかもしれない。
東京から高速道路で2時間かからない距離であるから、ちょっとだけ足を伸ばし、前橋のるなぱあくに出向いてみたらどうだろうか。
【前橋市中央児童遊園 るなぱあく LUNA PARK】
・所在地:群馬県前橋市大手町 3-16-3
・連絡先:電話 027-231-6774 ファクス 027-235-5010
・開園時間:9:30~17:00(3月1日~7月19日9:30~17:00、7月20日~8月31日9:30~17:00、9月1日~10月31日9:30~16:00、11月1日~2月28日)
・休園日:火曜日 ※但し、春休み・夏休み期間は開園
・入園料:無料
・駐車場:無料駐車場あり
・救護室・授乳スペース:あり ※管理棟スタッフに要声かけ
■にっぽんいち なつかしい ゆうえんち – LunaPark るなぱあく
https://www.lunapark-maebashi.com/
※料金は、平成30年9月28日現在のもの