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「忍者の里」伊賀地域発展のため忍者の歴史・文化を研究&発信、国際忍者研究センター【連載:アキラの着目】

全国各都道府県に最低でも1つはある国立大学。

私立大学に比べ、お硬いイメージが先行したり、無難なことしかやっていない印象のある国立大学だが、実はユニークな研究をしている国立大学もあることはある。

中でも三重大学は、「忍者の里」伊賀地域の発展のために国際忍者研究センターを設立、忍者の歴史や文化を研究しており、その成果を広く国内外に日々発信しているのだ。
国際忍者研究センター

具体的な主活動としては、忍者や忍者の史資料に関するデータベースの構築や、史資料に関する調査研究がある。

忍術書の内容を科学的に実験検証したりなど、文系理系各専門分野の教員が一致協力し、以下に挙げる忍者研究の活動を進めている。

(1)忍者に関する学術的・学際的な研究活動
(2)忍者研究を基盤とした教育活動
(3)忍者に関する学術的な情報交流と情報発信活動

これら研究以外でも、忍術・忍者を身近に感じてもらうためか、ブログもこまめに更新されている。

研究にだけ没頭してりゃあいいんだ、という研究者気質に陥っていない”バランスの良さ”も兼ね備えられている方々ばかりの印象だ。

忍者研究に関する情報をいち早く入手したい人にとっては、実に重宝するサイトだ。

■国際忍者研究センター
http://ninjacenter.rscn.mie-u.ac.jp/

■ブログ|国際忍者研究センター
http://ninjacenter.rscn.mie-u.ac.jp/blog/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

愛宕神社(忍之杜)境内にある忍者神社(三重県伊賀市)【連載:アキラの着目】

三重県伊賀市上野愛宕町にある愛宕神社(「阿多古神社」とも表記)。

天正伊賀の乱で灰燼と帰した社殿を修験者・小天狗清蔵の勧進により再興され、その勧進を知った藤堂高虎公が多額の資金を提供し、現在の愛宕神社本殿が創建された。

その愛宕神社の境内には忍者神社が鎮座している。

再興から約400年の平成29年、「ニンニンニン」で「忍者の日」ということで2月22日に、伊賀市が「伊賀流忍者発祥の地」として忍者の歴史や精神を国内外に広めるべく「忍者市」を宣言した際に、忍びの先人「雉子の御霊」と修験者「小天狗清蔵坊の御霊」が奉斎され、忍者神社「忍之社」が創建されたからなのだ。

鳥居の脇にわかりやすい「忍者神社」の立て札が、物珍しい神社名と、思わず手裏剣を投げつけてしまいたい綺麗な木目の板であることから、忍者神社はインスタ映えスポットとして人気上昇中だ。

忍者神社(三重県伊賀市) 愛宕神社(忍之杜) – 伊賀忍者ゆかりの神社仏閣 ご朱印めぐり 伊賀忍者回廊から引用
忍者神社(三重県伊賀市)
愛宕神社(忍之杜) – 伊賀忍者ゆかりの神社仏閣 ご朱印めぐり 伊賀忍者回廊から引用

忍者神社ということで、世界的にも人気のある忍者にまつわることから、ご丁寧にも日本忍者協会公認の「忍者ゆかりの神社仏閣での参拝方法」案内板も掲げられている。

日本忍者協会公認の「忍者ゆかりの神社仏閣での参拝方法」案内板
日本忍者協会公認の「忍者ゆかりの神社仏閣での参拝方法」案内板

英語・中国語での説明もしっかり書かれた案内板は、忍者が参拝するイラストも交えており、これを観て参拝方法がわからない人はいないはずだ。

外国人にもやさしい神社といえるだろう。

忍者の里を訪れた際には、立ち寄ってみよう。

■愛宕神社(忍之杜) – 伊賀忍者ゆかりの神社仏閣 ご朱印めぐり 伊賀忍者回廊
https://www.igaueno.net/ninjaroad/?p=33

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