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安政三年「千代田区復元図」を千代田区全世帯へ戸別配布!【連載:アキラの着目】

千代田区は、同区内の施設案内図の裏面に安政3年(1856年)の「千代田区復元図」を作成し、千代田区の全世帯へ配布する取り組みを始めた。

千代田区が千代田区全世帯へ戸別に配布する安政3年(1856年)の「千代田区復元図」
千代田区が千代田区全世帯へ戸別に配布する安政3年(1856年)の「千代田区復元図」

「令和という新しい時代を契機に、区内の今昔や千代田区ならではの深い歴史を通じて、区の魅力に気軽に接して頂きたい。」という千代田区役所広報広聴課・市川主事(区内在住)の千代田区への想いから実現に至ったもの。

令和元年11月1日~22日までの期間で、千代田区民の暮らしに役立つ総合生活情報誌「ちよだインフォメーション」に安政三年「千代田区復元図」を同封し、千代田区全世帯へ戸別に配布する。

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を控える来年度には、2年毎に改訂している「ちよだインフォメーション」英語版でも、安政三年「千代田区復元図」を国内外から訪れる観光客に紹介したい考えとのことだ。

「古地図を見ていると、レガシーは『残す』ものではなく『残る』ものだと改めて感じる。この取り組みを含めて、オリンピックを見据えて実施している様々な取り組みが、レガシーとして残っていくことを期待している。」と石川雅己千代田区長は話した。

全く何もなければ、観光客からは見向きもされないが、千代田区にはこうした歴史的遺産が数多くあり、観光資源となりうるので、それを住民自ら自覚するきっかけに安政三年「千代田区復元図」はなることだろう。

また、安政三年「千代田区復元図」を参照しながら千代田区内を散策すると、思わぬ発見や気付きがあるかもしれない。

【千代田区復元図 概要】

・年代:安政3年(1856年)
・サイズ:A1(蛇腹折A4仕上げ)
・発行部数:50,000部
・配布先:千代田区内全世帯
・配布方法:2年に1度発行の「ちよだインフォメーション」に同封、11月1日~22日までの期間に全世帯へ戸別配布
・発行日:令和元年11月1日(金曜日)

【問い合わせ】

・政策経営部広報広聴課報道担当
・〒102-8688 東京都千代田区九段南1-2-1
・TEL.:03-5211-4172
・FAX:03-3239-8604
・MAIL:chiyoda@city.chiyoda.tokyo.jp

■千代田区ホームページ – 安政三年 千代田区復元図を全戸配布!~江戸古地図から歴史あふれる街を再発見!~(令和元年11月1日配信)
https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/kuse/koho/pressrelease/h31/r111/r11101.html

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099