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北海道弁をマスターして、北海道に行こう!【連載:アキラの着目】

日本狭しといえども、地域毎に方言やなまりが存在する。

この成立の理由には諸説あり、京言葉が、水面に石を投じて波紋が広がるごとく、徐々に地域に伝播し、地域に届いた頃には京言葉が進化しており、中央と地方の言葉の差異が生まれたこと、あるいは、かつて群雄割拠の時代があった日本において、隣国(今でいう隣接した都道府県)に情報を盗み取られないように各地域毎に独自の方言が発達したこと、等々がいわれている。

そうした様々な要因が挙げられる中、北海道だけは幕末-明治期以降に開拓された新開地のため、独自の方言がないかと思いきや、実は方言が存在するのだ。

北海道弁 標準語
こわい 疲れる、体がつらい・だるい
とうきび とうもろこし
ないち 本州
なげる 捨てる
なまら すごく
ねまる 座る
まかす (大量に)こぼす
~しょ ~でしょう

多少覚えてから北海道に行くと道民に思われ、観光客っぽく見られないかもしれない。

北海道

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

雪要らずのインドア雪合戦!!【連載:アキラの着目】

雪国の風物詩ともいえる雪合戦。

積雪の白い平原で、手ごねした雪玉を相手めがけて投げ合うのは、誰しも経験があるはず。

しかし、そんな白い平原でしない雪合戦もあるのだ。

それが室内で行なうインドア雪合戦だ。

インドア雪合戦とは、体育館内のコートに設けられたシャトーやシェルターと呼ばれる木製の壁に身を隠しつつ、雪玉に見立てた、ストローパイプが詰められたお手玉を相手めがけて投げ合う”雪合戦”だ。

インドア雪合戦 札幌市中央区役所HPより引用
インドア雪合戦
札幌市中央区役所HPより引用

1チーム5人制で行ない、相手コート内に立つフラッグを奪ったり、相手選手にお手玉を的中させて、勝敗を競い合うのだ。

今冬では11月26日(日)9時15分から札幌市中央体育館にて「第16回中央区インドア雪合戦大会」(主催:札幌市中央区スポーツ推進委員会・札幌市中央区)が開催され、札幌市中央区内の小学生15チーム約120人が参加した。

インドア雪合戦をすることによって、チームスポーツの楽しさやチームワークの大切さを遊びながら学ぶことができるのが、この競技の良いところだ。

インドア雪合戦 札幌市中央区役所HPより引用
インドア雪合戦
札幌市中央区役所HPより引用

選手としてプレイするのも楽しようだが、観るだけでも楽しいようで、「もっと前に出ろ!」、「シェルターのすぐ上を狙え!」という大きな声援が体育館内を飛び交っていたとのことだ。

雪がない地域でも楽しめるインドア雪合戦は、まだまだ競技人口が増える可能性を秘めている。

インドア雪合戦 札幌市中央区役所HPより引用
インドア雪合戦
札幌市中央区役所HPより引用
FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

北海道といえばコレ! ハスカップのお土産【連載:アキラの着目】

北海道ならではのお土産というと、「白い恋人」だったり、六花亭の「マルセイバターサンド」、函館ワインや小樽ワイン、富良野ワイン、池田ワインといった地ワイン、また昔からの定番・木彫りの熊などがある。

もちろんこれらのお土産も全然素晴らしく、良いものなのだが、ちょっといつもとは異なるお土産を、と考えているのならば、ハスカップのお土産も良いだろう。

ハスカップについては前々回でのこのコラムで触れているので、ここではハスカップについての説明は省略するが、ハスカップは本州以南では見かけない果実なので、ハスカップ関連のお土産をあげると、かなり珍しがられるはずだ。

北海道ハスカップチョコレート
HOKKAIDO ハスカップキャンディ
北海道はすかっぷグミ
北海道ハイボール ハスカップ

そのうえ近年の、果実・野菜に対する飽くなき甘さの追求により、酸味は敵とばかりに酸っぱい味が壊滅の危機(!?)にさらされている。

筆者のような酸味のある果実を食べたい人間も世間にはそれなりに存在し、ニーズやウォンツがあるので、酸味がウリである、このハスカップのお土産をあげると、結構喜ばれたりする。

周囲に甘党ならぬ”酸党”の人間が多い場合は、迷わずこのハスカップのお土産をあげよう!

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

白いのか?黒いのか?白いブラックサンダー【連載:アキラの着目】

ここ数年、企業の枠を超え、異ジャンル企業同士によるコラボ商品を頻繁に目にするようになった。

これまでには、湖池屋と日清がコラボした「ポテトチップス 焼そばU.F.O.濃厚ソース焼そば味」があったりした。

そんなコラボ商品の潮流に乗るかのごとく、登場したのが「白いブラックサンダー」だ!

白いブラックサンダー

この「白いブラックサンダー」、商品名だけを目で追うと「白いのか、黒いのか、どっちだ?」と誰もが疑問を抱くネーミングなのだが、実際に現物を見ると「なるほど、そういうことか」と納得してしまう商品だ。

それもそのはず、北海道銘菓として有名な「白い恋人」と、今や全国レベルで支持されている「ブラックサンダー」のコラボ商品というだけあって、ブラックサンダーを白い恋人と同じホワイトチョコで表面をコーティングしているから、「中=黒」、「外=白」になり、「白いブラックサンダー」となるのだ。

「白いブラックサンダー」は、大抵の札幌にあるみやげ物店では取り扱っているはずなので、気になる人は手に取ってみることをおすすめする。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

おすすめの北海道限定商品!【連載:アキラの着目】

北海道には、北海道だけでしか販売していない商品がある。

「北海道限定」と但書きがある商品がそれなのだが、その「北海道限定」の中でも、FJ時事新聞編集部がおすすめする商品を今回はご紹介しよう!

いろはす天然水「北海道限定 ハスカップ フレーバー」

全国で販売されている、いろはす天然水。

しかし、このいろはす天然水には北海道限定の味が存在する。

それは、いろはす天然水「北海道限定 ハスカップ フレーバー」だ。

いろはす天然水 ハスカップ フレーバー

ハスカップをよく知らない人のために簡潔に説明すると、ハスカップとは、スイカズラ科スイカズラ属の落葉低木で、和名はクロミノウグイスカグラ(黒実鶯神楽)。

ハスカップという言葉自体は「枝の表面になるもの」という意味のアイヌ語だ。

ハスカップの実には、ブルーベリーの何倍も多いといわれているビタミンCやアントシアニン(眼に良いとされる物質)が含まれ、そのうえ鉄分・ビタミンE・カルシウムも豊富に含まれている。

そのためか、ハスカップの実は昔から「不老長寿の秘薬」ともいわれていた。

そんなハスカップのフレーバーは、柑橘系とは異なる、丸みのある酸味といえばいいのか、とにかくその酸味が口に流し込んだ直後から、口内に香り立つ。

最初にこの、いろはす天然水「北海道限定 ハスカップ フレーバー」を新千歳空港の売店で購入した際に、店員のおばちゃんから「このハスカップ フレーバーを珍しがって、一度に7、8本まとめて買う人もいるんですよ~!」と言われた。

それくらい熱狂的な人がいるくらいの、いろはす天然水「北海道限定 ハスカップ フレーバー」だ。

キリンガラナ

キリンガラナも北海道限定の炭酸飲料だ。

キリンガラナ

ガラナというあまり馴染みのない言葉がネーミングに使われているので、どのような味なのかまったく想像がつかず、それゆえに購入に至ってしまうのだが、いざ飲んでみると、ドクター・ペッパーっぽい味というか、チェリー・コークっぽい味というか、とにかくほんのりケミカルな香りが漂うようなテイストだ。

因みにガラナとは、アマゾン川流域が原産地の、ムクロジ科ガラナ属のつる植物。

ガラナの種子には、豊富なカフェインやタンニンが含まれ、ガラナ種子からアルコール抽出したエキスは疲労回復や滋養強壮に用いられている。

なので、キリンガラナの”役どころ”は、ユンケルなどの滋養強壮ドリンクが出現するまでのオロナミンCに酷似しているような印象だ。

「北海道」ブランドに我々は弱い

今回は、いろはす天然水「北海道限定 ハスカップ フレーバー」とキリンガラナの「北海道限定」を取り上げてみたが、根底には「北海道」ブランドに弱い我々がいるからこそ、「北海道限定」に飛びついてしまっている現実があるのではないかと。

筆者に限ってみれば、商品名に「北海道」が付いているだけで、”体感品質”が約3割増しになっているくらいだ。

貴方も「北海道限定」を探してみよう!

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

街で見かけた風変わりな看板・ロゴマーク ~札幌編~【連載:アキラの着目】

街中を歩いていると、風変わりな看板やロゴマークに出くわすことがある。

よくよく見てみると、「ああ、なるほど!」と納得してしまうくらい上手にその特徴を表している看板やロゴマークもあれば、単純にデザインがわかりやすかったり、カッコ良かったりといった看板やロゴマークもある。

どの街にも必ず風変わりな看板やロゴマークがあるものなので、見落とさずに見ていると見つかるものだ。

当然ながら、札幌にもそうした風変わりな看板やロゴマークがあるので、紹介してみる。

まず1つ目。

我が家の建築には「WAGAYA」を、ということで、この家を模ったロゴマークなのだろう。

風変わりな看板やロゴマーク

アニメ『サザエさん』のエンディング曲で、ホイッスルを吹くサザエさんに誘導されたサザエさん一家が、最後に入り込む家のようなデザインだ。

2つ目。

通常なら「炭焼居酒屋」と明記すべきところを、「居」を胃袋の「胃」にあえて変え、「炭焼胃酒屋」と表記している。

何やらただものではないような店に感じてしまうから不思議だ。

風変わりな看板やロゴマーク

3つ目は美容院の看板で、櫛やハサミを店名のロゴマークにしているところがなかなか風変わりだ。

見てすぐに美容院もしくは理容店とわかる。

4つ目は、かなりインパクトのあるロゴマークだ。

風変わりな看板やロゴマーク

たぶんこのロゴマークの、顎がふくよかな顔は、この店の店主なんだろうと容易に察しがつく。

5つ目の、北海道神宮の脇にある食堂の看板。

湯気の形が「米」になっていることから、おかゆだなと誰しもがわかる看板だ。

風変わりな看板やロゴマーク

最後に質屋さんの看板なのだが、これもインパクト大!

風変わりな看板やロゴマーク

文字を上手く配置したり、文字なんだけど文字とは認識させずに、1つの図形やオブジェとして認識させるような手法をタイポグラフィというのだが、まさにこの看板はタイポグラフィそのものだ。

圧倒されるような文字の大きさと、目に飛び込んでくるショッキングピンクのコラボが、嫌でも意識してしまう。

以上6つの看板・ロゴマークを見てきたが、普段意識しなかった街でも、ちょっとだけ意識して街を見回すだけで、意外と風変わりな看板やロゴマークを発見できてしまうこともあるから、まずは地元や勤務地周辺を見てみよう!

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099