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空想地図を作るなら「だれでも空想地図がつくれる!空想地図キット」【連載:アキラの着目】

先日放送されたテレビ朝日系「激レアさんを連れてきた。」で架空の街の地図を趣味で約30年も描き続けている人として紹介された今和泉隆行さん。

過去にも「タモリ倶楽部」など数々のバラエティ番組にも空想地図の珍しさや凄さを取り上げられており、今和泉隆行さんは今やちょっとした有名人だ。

今和泉隆行さんの描かれている「空想地図」は現代美術作品として全国各地の美術館にも出展されているほど。

今和泉隆行さんは大学生時代に47都道府県300都市を巡り、日本全国の土地勘をつけた猛者で、都市や地図に関する情報を多様な人が認識しやすいような形で提供すべく、情報デザイン、記事執筆、社員研修等を現在は行なっている。

2015年には株式会社「地理人研究所」を設立し、地図を通じた人の営みを読み解いて、新たな都市の見方や伝え方を実践している。

今和泉隆行さんの描かれた空想地図は、実在する街の地図なんじゃないかと見間違えてしまうくらいの精緻さを持った地図で完成度が半端ない。

ここまでのリアルな空想地図を描くことは難しいが、でもキットの力を借りれば、ある程度の完成度に達する空想地図を作成することは可能だ。

そのキットが「だれでも空想地図がつくれる!空想地図キット」。

だれでも空想地図がつくれる!空想地図キット(地理人 作) 空想地図STORE ─空想地図と地図グッズ─ 販売サイトから引用
だれでも空想地図がつくれる!空想地図キット(地理人 作)
空想地図STORE ─空想地図と地図グッズ─ 販売サイトから引用

空想地図作家・地理人作の、都会から田舎までの典型的な地図模様や地図パーツと、山や海に使える色画用紙がセットになっており、誰でもそれらのパーツを切り貼りして空想地図を作成することができる。

空想都市に想いを馳せて、その都市に住む人々や地形、交通アクセスなどを重ね合わせれば、たちまち貴方だけの空想都市ができてしまうので、興味のある人はこの「だれでも空想地図がつくれる!空想地図キット」をゲットしてみよう。

【だれでも空想地図がつくれる!空想地図キット(地理人 作)】

・価格:¥700(税込)
※1回の注文毎に送料300円かかる

■だれでも空想地図がつくれる!空想地図キット(地理人 作) | 空想地図STORE ─空想地図と地図グッズ─
https://store.chirijin.com/items/23922295

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

女性”鉄ちゃん”タレント御三家【連載:アキラの着目】

世の中には鉄道ヲタク、通称”鉄ちゃん”と呼ばれる人達がいる。

従来の常識では”鉄ちゃん”は圧倒的に男性、それもかなり”濃い”人達であったのだが、ここ数年間でそうした”濃い”男性しかいないと思われていた鉄道趣味の領域において、新種なのか珍種なのか、いずれにしても女性の”鉄ちゃん”が出現するようになった。

それも自ら「私は”鉄ちゃん”だ!」と誰に憚ることなく、”鉄ちゃん”であることをプロフィールの1項目として公開している女性タレントが存在するので、3人取り上げてみたい。

1.豊岡真澄さん(ママ鉄)

自らのアメーバブログのタイトルを「豊岡真澄オフィシャルブログ『ママ鉄・豊岡真澄の連心通心』」としているほど、鉄道に首ったけな豊岡真澄さん。

豊岡真澄オフィシャルブログ「ママ鉄・豊岡真澄の連心通心」より引用
豊岡真澄オフィシャルブログ「ママ鉄・豊岡真澄の連心通心」より引用

豊岡真澄さんといえば、テレビ朝日系深夜番組『虎乃門』の名物コーナー『こちトラ自腹じゃ!』でアシスタントを務め、映画監督・井筒和幸さんと映画を鑑賞し、井筒監督から上手にコメントを引き出していたことで知られている。

厳密には、結婚を機に現在は芸能界を引退され、1ママさんになられているので、タレントではないのだが、女性”鉄ちゃん”の先駆け的存在なので、ご紹介した次第だ。

豊岡真澄さんは、”鉄ちゃん”でも鉄道に乗ることをメインにしている「乗り鉄」で、車両にも造詣が深いことで知られている。

■豊岡真澄オフィシャルブログ「ママ鉄・豊岡真澄の連心通心」
https://ameblo.jp/masumi-toyooka/

2.市川紗椰さん(モデル・タレント)

市川紗椰さんといえば、大抵の人はモデルの人だなという認識だろうが、この方も”鉄ちゃん”だ。

かと言って市川紗椰さんは、”鉄ちゃん”として全く知られていないということではなく、テレビ番組でことあるごとに鉄道について語ったり、テレビ朝日系『タモリ倶楽部』の鉄道企画の回では、ゲストとして何回か呼ばれている。

市川紗椰さんも「乗り鉄」であり、また鉄道ダイヤにも詳しい「スジ鉄」(鉄道ダイヤには多くの直線が引いてあり、それを”スジ”と呼ぶことから)でもある。

一人旅をする際には必ずその土地の鉄道に乗って楽しんでいるとのことだ。

Saya Ichikawa Official Web Site『from the planet nerd』より引用
Saya Ichikawa Official Web Site『from the planet nerd』より引用

■Saya Ichikawa Official Web Site『from the planet nerd』
http://saya-ichikawa.com/blog/

3.廣田あいかさん(アイドルグループ「私立恵比寿中学」元メンバー)

以前はアイドルグループ「私立恵比寿中学」のメンバーとして活躍していた廣田あいかさん。

STARDUST - スターダストプロモーション - 廣田あいかのプロフィールより引用
STARDUST – スターダストプロモーション – 廣田あいかのプロフィールより引用

この方も筋金入りの”鉄ちゃん”で、やはりテレビ朝日系『タモリ倶楽部』の鉄道企画の回では、ほぼ呼ばれるほどだ。

直近に出演した『タモリ倶楽部』は、昨年11月24日放送回『タモリ電車クラブ山手線一周ツアー(ただしプラレールで)』前編・後編で、タカラトミーの鉄道玩具・プラレールによる山手線の再現度合いにはしゃぐ姿が全国に放送された。

廣田あいかさんも「乗り鉄」で、路線図が描かれた「乗りつぶしノート」というノートを購入し、そのノートに自分が乗った路線をマーカーで塗っていく作業を日々しているのだとか。

■STARDUST – スターダストプロモーション – 廣田あいかのプロフィール
http://www.stardust.co.jp/section3/profile/hirotaaika.html

以前は、日陰的な趣味として見られていた鉄道趣味であり、”鉄ちゃん”だったが、豊岡真澄さん、市川紗椰さん、廣田あいかさんらによる”啓蒙活動”により、最近では鉄道趣味、”鉄ちゃん”が日向(ひなた)的趣味になったようだ。

今後も彼女らの”鉄ちゃん”活動に注目してゆきたい。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

関東VS関西! うどんの境い目【連載:アキラの着目】

関東のうどんと関西のうどんとの大きな違いは、つゆの色

うどんといっても、関東と関西で異なるのは、いうまでもない。

関東のうどんと関西のうどんとの大きな違いは、やはりつゆの色やその味だろう。

関西の人の中には、関東のうどんはうどんではなく、”うどんもどき”だと過激な発言をする人も。

筆者の両親は西の人間で、筆者自身は関東生まれの関東育ちなので、関東と関西どちらのうどんも、うどんと思っているし、それぞれに良さがあると思って食べている。

作り手側の店の人たちも、自分たちの味に自信や自負をもって、各々関東のうどん、関西のうどんを作っており、レシピや食材までこだわっている。

うどん

関西風うどんは関西うどんではない

しかし、最近は地域・場所に関係なく、関西うどんを提供している店もある。

そうした店も大別すると2通りあり、他の地域・場所でも関西うどんを広めるんだ、という使命感みたいなものから提供している店と、そうした使命感とは無縁で、とにかく醤油等の調味料をケチって、原価を下げ、粗利を増やしたいがために関西うどんを提供している店がある。

他の地域・場所にある全部の関西うどんの店がそうだとはいわないが、「関西風うどん」と謳っている店は、要するに、関西うどんではありませんよ、関西うどんに似たものを提供していますよ、ということなので、正真正銘の関西うどんが出てくることを期待していたらダメと言っておこう。

これと似たようなもので「手打ち風うどん」もそうで、手打ちうどんではありませんよ、ということなのだ。

関東うどんと関西うどんの境い目

話が逸れてしまった。

こうした関東うどん、関西うどんという異なる種類のうどんがあるのは誰しもがわかっているが、ではどこまでが関東のうどんで、どこからが関西のうどんなのかは不明で、小学生の頃からなんとなく気にはなっていた。

その気になっていたことを、もう今から17年前の2000年12月22日放送回『タモリ倶楽部』(「さよなら20世紀SPECIAL」テレビ朝日系列 90分拡大SP)で検証していたのだ。

それは、山崎邦正(当時。現・月亭方正)が、東海道新幹線の各駅にある立ち食いうどん屋に行き、うどんのつゆをペットボトルに採取し、つゆの濃さを調査するというものだった。

採取したつゆが入ったペットボトルを順番に並べ、つゆの濃さが「関東」から「関西」、すなわち黒いつゆから白いつゆに変わる駅を探ったところ、米原駅(滋賀県)が白いつゆで、まさにその境い目だったのだ。

リアルタイムでその回の『タモリ倶楽部』を観ていた筆者は、そうか関東うどんと関西うどんのつゆの境い目は、米原だったのか、と長年疑問に思っていた謎が解け、嬉しかったことを思い出す。

まとめ

うどんが最も関東と関西の違いを表すのに適したサンプルになりやすいことから、筆者はその違いを確認するために、必ず関西に行った際にはうどんを食べている。

やはり関東で「関西風うどん」を食べてもいいのだが、やはり本場で本物の関西うどんを味わった方がいいかなと。

その逆で、関東で関東うどんを食べるべきだ。

もっとも、関西で「関東風うどん」の店を見つけることはまずないと思われるが。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099