前回に引き続き、今回も「知っておくと便利な災害時の知恵」を取り上げる。
その第2弾として災害時におけるインスタントトイレの作り方をご紹介。
まずは段ボール箱を用意し、上になる部分をカッター等で楕円にくり抜く。
くり抜いた穴に、昨日の「水の運び方」でも登場した、大きめの透明ビニール袋を2枚重ねて段ボール箱にかぶせる。
ビニール袋をかぶせ終わったら、細かく千切った新聞紙を吸収剤代わりに入れる。
これでインスタントトイレ(簡易トイレ)の出来上がりだ。
インスタントトイレ(簡易トイレ)を使用した後は、消臭剤を投下し、空気を抜いて封をして、固く縛ってから廃棄すれば問題なしだ。
断水により水洗が使用できなくなった自宅トイレでも、この方法は使える。
やはり、地震災害時には、飲料水&食料とトイレの確保が極めて重要だ。
トイレは今回紹介した方法で簡単に作ることができるので、上下水道の復旧までこのインスタントトイレ(簡易トイレ)でしのげるかと。
今後また、災害時に役立つ知恵があれば、取り上げてゆきたい。